人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
◎母里太兵衛(もり たへえ)
「ランサーのサーヴァント、母里太兵衛。
世界と人の未来への勝利、呑みとってみせましょう」
真名:母里 太兵衛
クラス:ランサー
性別:女性
身長:197cm
体重:87kg
出典:史実(ぐだぐだ時空)
地域:日本
属性:混沌・善・人
特技:酒の大呑み
好きなもの:主君・仲間・日本号・酒
苦手なもの:主君や仲間を侮辱されること
◎ステータス
筋力:A 耐久:B 敏捷:B+
魔力:C+ 幸運:B 宝具:B+
◎スキル
・対魔力:C+
魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、
それ以上のランクのものは効果を削減する。
サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
・心眼(偽):B+
直感・第六感による危険回避。
虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。
視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。
・黒田八虎:A
くろだはっこ。
黒田長政に仕えた精鋭「黒田二十四騎(くろだにじゅうよんき)」の
中でも特に重用された精鋭中の精鋭の呼称。
母里太兵衛もその一人でその勇猛さと剛力と優れた槍術で
同じ黒田八虎で義兄弟の栗山利安(くりやま としやす)と
共に黒田軍の先手両翼の大将を務めた。
「騎乗」「勇猛」などの複合スキル。
・フカ:A+
酒豪である太兵衛が呼ばれたあだ名。
どんな酒でも、どれだけ飲んでも酔いはしても
決して平常心と判断力を失わない。
二日酔いにもならない。
また毒への抵抗力と解毒力が強化される。
あとなぜか酒を呑むと「心眼(偽)」が強化される。
◎宝具
・『呑み取り日本号(のみとりにほんごう)』
ランク:A+ 対人宝具
太兵衛が操る全長10尺6分余(321.5cm)、
穂(刃長)は2尺6寸1分5厘(79.2cm)もある大身槍。
刃部分には倶利伽羅龍王の浮き彫りが施されている
力強さと美しさを兼ね備えた名槍で本多忠勝の「蜻蛉切(とんぼきり)」、
「御手杵(おてぎね)」と並ぶ「天下三名槍」のひとつ。
太兵衛が福島正則から呑み取ったことから
「呑み取りの槍」とも呼ばれる。
槍でありながら「正三位(しょうさんみ)」の位を賜っていることから
攻撃に「神性」を宿すことが可能でオン・オフもできる。
また持ち主のステータスの魔力とスキル「対魔力」も強化される。
・『酒嵐八虎・黒田舞刺(しゅらんはっこ・くろだぶし)』
ランク:B++ 対軍宝具
「酒は呑め呑め~ 呑むならば~♪
日本一(ひのもといち)のこの槍で~♪
勝鬨すらも~ 呑み取って~♪」
槍の名手であり酒豪でもある太兵衛だからこそできる槍の舞。
大盃満杯の酒を軽々と呑み干し、
顔を赤らめて気分よく歌いながら日本号を振るう。
酔いながら繰り出される槍術は自由奔放かつ柔軟にして迅速。
動きがあまりに不規則で読みづらい。
発動してから数ターンの間、筋力と敏捷が強化される。
また酔っているためか殺意などが読み取りづらく、
スキル「先の先」などが効いたり効かなかったりして
とてもやりづらい。
◎能力
宝蔵院胤舜、可児才蔵にも劣らぬ槍術の使い手。
戦の経験も豊富で戦術にも長けている。
どれだけ飲んでもほろ酔い程度で
平常心を失わないので
悪酔いしたサーヴァントへの対処をよくしている。
◎真名
本来の名は母里友信(もり とものぶ)で
太兵衛は通称。
苗字の読みは黒田家では「ぼり」で
子孫は現代でも「ぼり」を使用している。。
江戸幕府の文書などには誤って「毛利」と表記され、
ややこしいことに本人も訳あって一時期「毛利」と
改姓していたために毛利太兵衛と表記されることも。
元々の姓は曽我(そが)だが
母方の母里(もり)家が戦で壊滅し、
それを惜しんだ主君・黒田官兵衛の勧めで
母里姓を名乗るようになる。
父である曽我一信が官兵衛の父の与力である関係から
太兵衛も若い頃に官兵衛に仕えるようになる。
剛力で槍術に優れた勇将である太兵衛は
初陣以来、常に先鋒を務めた。
しかし太兵衛の強情な性格を案じた官兵衛は
太兵衛の同僚で落ち着いた性格の栗山利安と
義兄弟の契りを結ばせ、「利安を兄として敬い、
助言は必ず聞くように」と命じた。
太兵衛と利安は黒田軍の両輪として活躍し、
共に先手両翼の大将を務めた。
官兵衛が荒木村重に捕らえられ、
官兵衛裏切りの噂が流れても官兵衛への忠誠は揺らがず、
同僚の井上之房、利安と共に有岡城に潜入して
官兵衛を救出している。
その後も官兵衛に従って各地を転戦。
常に黒田軍の先手を勤めて多くの戦功を上げ、
九州攻めの豊前宇留津城攻めでは
一番乗りの戦功を上げた。
人材マニアの秀吉は太兵衛の武勇を称賛し、
官兵衛に「太兵衛を自分の家臣にくれ」と頼んだが
官兵衛は断っている。
官兵衛が息子の長政に家督を譲った後も
常に黒田軍の先手として活躍。
朝鮮攻めにも長政に従って従軍。
文禄の役では先手を勤め、
慶長の役の稷山の戦いでも戦功を挙げた。
関ヶ原の合戦では官兵衛の妻である光姫、
長政の妻である栄姫を大阪城下から脱出させて
豊前・中津城に帰還。
官兵衛の九州制圧戦に従い、
石垣原の戦いで使者を務め、大友義統を降伏させている。
生涯で挙げた首は76。
黒田家家中では最も多い。
文禄・慶長の役の休戦中、
太兵衛は長政の使者として福島正則を訪ねた。
酒豪で『フカ』とあだ名される太兵衛に長政は
「酒好きである正則公が酒を勧めてきても決して呑むな」と命じ、
太兵衛も使者として赴くのだから端から呑む気は無かった。
長政が案じたとおり、酒を呑んでいた正則に飲めと勧められるが
太兵衛は決して酒に手をつけない。
しかし正則は大盃に酒を満たし、
「これを飲み干せたなら好きなものをやろう」と言って
強引に飲ませようとし、ついには
「この程度の酒を飲めないとは、黒田の武士は腰抜けだ」
「黒田の武士は酒に弱く、酔えば役に立たない」などと罵倒する。
己のことはともかく主君や仲間まで馬鹿にされた太兵衛は
大盃になみなみと注がれた数杯の酒を一気に飲み干した。
呆気に取られる正則に太兵衛は正則が所有する
日ノ本屈指の名槍「日本号」を所望する。
「武士に二言は無い」とさらに言われ、正則は仕方なく
太兵衛に日本号を差し出した。
この逸話が現代にも伝わる民謡・黒田節の元になっている。
江戸城の普請で天守台の石垣を担当。
ねぎらいとして家康から刀を与えられたが
そのときにもらった書状の宛名が「毛利」と
誤って記されていた。
長政は家康に気を使って「しばらく姓を毛利にしてくれ」と
太兵衛に命じ、太兵衛はしばらくの間「毛利太兵衛」を名乗った。
これが「毛利太兵衛」と今もときおり表記される理由。
ぐだぐだ時空の太兵衛は女性。
太兵衛の体躯と強さを惜しんだ官兵衛が
そのまま育て、自分に仕えさせることを進言した。
黒田軍は全員が女性と知っていたが
太兵衛の強さから誰も女性扱いしなかった。
あと太兵衛を女性扱いしたら
男である自分達は立つ瀬が無いというのも理由。
妻がいて子供もいる。
妻が大友宗麟の庶子の娘で
それ経由で入手した魔術の道具でいろいろやって
子供ができたらしい。
◎人物
本名は『母里友信』なのだが
『母里太兵衛』の名のほうが有名なので
そちらが真名になっている。
一人称は「私」。
日に焼けた肌に長い黒髪をした野生的な美女。
鍛えられた筋骨隆々とした体躯をしていて
胸など女性らしいところもとても立派。
性格は豪放磊落で明るい性格。
それでいて役目や節度には忠実。
情が深くとても主君・仲間思いで自身のことはさほど気にしないが
主君や仲間が馬鹿にされれば怒りを顕にする。
頑固な面もあり、官兵衛や利安などでないと
意見をなかなか変えないこともある。
女性扱いされることは全く望んでおらず、
されると照れたりはしないが戸惑う。
日本号を自由自在に操って戦う。
その背には大盃が括りつけられている。
戦いでは勇猛果敢でありながら戦機を感じ取るのに長け、
伏兵などの戦術もうまく使いこなす。
酒好きで鬼を相手にしても引けを取らない。
しかし太兵衛本人としては量を呑むよりも
自分の気分に合わせて酒の味と香りと
その場の雰囲気を味わいながら
呑むことを好んでいる。
そのため悪酔いして周りに迷惑をかける相手には
誰であろうとけっこう容赦が無い。
酔っても平常心を失わないため、
悪酔いして絡んだり暴れたりするメンツを
主に肉体言語でおとなしくさせる。
荊軻のいる酒の席には高確率で同席させられ、
いないときは荊軻が酔って暴れだすと
いの一番に呼び出される。
◎人間関係・サーヴァント関係
・黒田官兵衛
生前に仕えた主君。
今も厚い忠誠心を持っていて
官兵衛も太兵衛を今も強く信頼している。
太兵衛は「大殿(おおとの)」と呼び、
官兵衛は「太兵衛」と呼んでいる。
苦労性なのを心配して率先して手伝いをしている。
官兵衛が秀吉の「太兵衛を家臣に欲しい」というのを断ったのは
自分の手元から太兵衛を手放すのが普通に嫌だったのと
女好きの秀吉が万が一にも太兵衛に手を出すのではと
主君の女癖を一切信用していなかったから。
「大殿のおかげで私は黒田武士として活躍することができました。
今も本当に感謝しています。
お力になれることがあるならどうぞおっしゃってください!!」
・栗山利安
黒田家に仕えた同僚にして義兄弟。
太兵衛は「善助(ぜんすけ)」と呼び、
利安は「太兵衛」と呼ぶ。
黒田家臣の序列第一位で
太兵衛と同じく黒田二十四騎であると同時に黒田八虎でもある。
豪快で強情な太兵衛と異なり冷静沈着で柔軟な性格。
同僚としても義兄としても深く信頼していて
強情な太兵衛も利安の助言は素直に聞き入れる。
利安も太兵衛を信頼すると同時に暴れん坊で頑固者の
義妹として可愛く思っている。
なおどちらも恋愛感情は皆無。
「善助がいたからこそ、私は存分に暴れられた。
本当に頼りにある義兄(あに)だよ!!」
・竹中半兵衛
官兵衛の同僚で肩を並べる天才軍師。
太兵衛は「半兵衛殿」と呼び、
半兵衛は「太兵衛殿」と呼んでいる。
互いに戦国に生き、
表向きは男性とされた女性ということもあって仲が良い。
官兵衛が囚われていたとき、
信長を謀って幼い長政を助けてくれたことを
とても感謝している。
「若殿を助けてくださったこと、
本当に感謝しています半兵衛殿!!
その恩義を返すため、
私にできることならなんでもおっしゃってください!!」
・黒田長政
官兵衛の嫡男で官兵衛が隠居したのちに仕えた。
太兵衛は「若殿」「長政様」と呼び、
長政は「太兵衛」と呼んでいる。
長政は頼りにしつつも太兵衛の頑固さに辟易していて
太兵衛も長政の遠まわしな物言いに呆れている。
史実でもそれで2人は揉めている。
「長政様はねぇ・・・・なんか遠まわしで回りくどいんだよねぇ。
いやそれが長政様らしさでもあるんだけどね・・・・」
・織田信長
戦国時代の第六天魔王。
信長は「太兵衛」と呼び、太兵衛は「信長公」と呼ぶ。
戦国とはいえ、幼い長政を殺そうとしたことを今も気にしていたが
とりあえず文句をぶつけてそれですっきりし、
それ以降は仲良く酒盛りしたりしている。
信長は太兵衛の体躯に呆れつつも
その強さを称賛している。
「大殿のことを信頼しなかったこと、
長政様を殺そうとしたことへの文句は言い切りました。
もうこれきり。あとは呑みましょう信長公!!」
・豊臣秀吉
官兵衛が仕えた主君。
官兵衛の苦労の大半の元凶なので
あまり好ましく思っておらず、
「あれ」とか「猿」とか呼んでいる。
「大殿、あれ(秀吉)を日本号で刺したら駄目ですか?」
・荊軻
悪酔するので
高確率で太兵衛が止めに入る。
なお高確率で肉体言語で沈めるので
目を覚ました荊軻は頭や腹に
微かな痛みが残っている。
「またですか・・・・駄目ですよ荊軻殿。
酒は周りに迷惑をかけずに楽しく呑むものですよ
(凄みのある笑顔)」
・藤丸龍華
楽園カルデアのプリティドラゴンガール。
武の強さと女性の可愛らしさを両立させる龍華を
とても可愛がっている。
龍華も太兵衛の強さと肉体を称賛し、
よくそのお胸を堪能しつつ可愛がってもらっている。
「なんとも可愛らしい若い武士(もののふ)ですね。
その可愛らしさも強さも貴女の努力の賜物ですねリッカ
(微笑んでリッカを撫でる)」
・福島正則
秀吉に仕えた猛将。
同じ酒豪である太兵衛に酒を無理強いして
結果的に名槍「日本号」を呑み取られるという
不覚を取った。
「酒は楽しむもの。
無理強いするなど無粋ですよ正則殿。
日本号、確かに呑み取らせていただきました♪」
・太兵衛の妻
大友宗麟の庶子である娘。
太兵衛曰く「可愛らしく前向きで行動的な性格」。
性別関係なく太兵衛という存在を愛し、
太兵衛との子供を望んで
父経由で入手した南蛮渡来の魔術道具や薬を使って
太兵衛といろいろして太兵衛の子を妊娠・出産した。
夫婦仲はとても良い。
続きます!