「私は私の仕事をするだけです。別に、誘われてなかったとかそういうのじゃないです」
「・・・そういうのじゃ、ないのだわ!!あわれむな――!!」
ジグラット
「王よ!部員の皆様が言っていたカルデア一行がついに!」
「いよいよか。だが待ちわびていたのはあちらも同様のようだ。総ての力にて排除を目論んでいるな」
「援軍を早速・・・」
「よい。乗り越えられなくばそれまでよ。――その手並み、拝見させてもらおうではないか」
「さて、余計な無駄話や会話はいらない。君達は此処で死に、ウルクは後に攻め落とされる。うん、実に無駄のない結末だ。――では、さようなら。わざわざ遥々お疲れ様。君達は――此処で無様に終わるのさ!」
エルキドゥの身体に宿りし何者かは侮蔑と嘲笑と共に最上級の宝具を生成し、空を埋め尽くす
【人理を取り戻すために戦う者がこんな矮小であったとは・・・だが、女神が虫けらに全力を出しては沽券に関わる。――無造作に、無慈悲に殺してやろう】
髪をもたげ、無数の光線を放つ体勢に移るおぞましき女神。複合神性
「オホホホ!日頃の行いが悪すぎてもうダメみたいねギルガメッシュ!同情なんてしてやるものですか!因果応報!次に召喚されたら善行を積み上げるのね!ま、アンタには土台無理な話でしょうけど!」
嘲笑しながら宝石に魔力を装填し、一斉掃射の準備に入る金星の悪魔イシュタル。どうやら辺りを気にせず、まっすぐ英雄王を狙ってきているようだ
「個人的な要望で申し訳無いのですがそこの太陽お姉さん!あなたとは後で是非とも語り合いたいのですがよろしいでしょうか!」
ケツァル・コアトルと呼ばれる女神に言葉を飛ばすリッカ
「先輩!?」
(!・・・――『後で』と言ったわね。・・・もしかして、あの子・・・)
一瞬、理知的で理性的な面を引き出され思考を巡らせるも、直ぐ様笑顔となる、陽気な女神
「解りました!ルチャドーラは如何なる挑戦も受けて立ちマース!南の密林の奥、エリドゥで待っています!生きていたらまた会いましょウ!チャオ~☆」
リッカの言葉に陽気に応えながら、凄まじい速度で戦線を離脱しカッ飛んでいく謎の女神。その速さは、通常の物理法則を完全に無視していると言っていいほどであり、凄まじい迫力、勢いである
『女神、戦線離脱!あぁいや、全員女神なのか!リッカ君!ナイスだでもどうしよう!?』
「チッ、頭の中まで筋肉が詰まっていたか。肝心なときに使えないものほど困った手駒はないな」
「そうか?我の見立てではヤツが最もマシだと結論が出ているのだがな。貴様のような紛い物に顎で使われているとは。神々も堕ちたものよ」
ハッ、と嘲笑いギルガメッシュがエルキドゥと呼ばれる何者かを挑発する
『――ギルガメッシュ。彼は、エルキドゥでは・・・』
「――いいだろう。末期の言葉はそれでいいんだね?・・・では――さよならだ!」
瞬間――放たれる。最上級にして無数の宝具の雨霰。最高傑作としての兵器として作られたエルキドゥ。その身体を変換させて落とされる――英雄王と全く同じ戦闘スタイルの戦法――
【これで滅びるならば、それまでだったと言うこと――大地の肥になるがいい・・・!!!】
蛇の頭より放たれる光線。憎しみと復讐にてねりあげられたおぞましき一斉掃射。一つあたれば人体は致命傷を被る驚異の熱線・・・!
「今回ばかりは泣いて謝っても許さないわ!――一斉射撃!冥界の深淵で反省するのねコンチクショー――――!!!!!」
私怨と怒りの絢爛射撃が撃ち放たれる。最大級の魔力と宝石を織り混ぜしその優雅な絨毯爆撃が、カルデア一行に襲い掛かる――!
『どれもがまともに受けたらサーヴァントでももたない!みんな!なんとか――!!!』
ロマンの言葉より早く――全ての行程は終了した
最上級の宝具に晒され、全てを融かす熱線を浴びせられ、魔術的な至高の弾丸を浴びせられ、大地は跡形もなく抉られ、街の廃墟であった場所には惨劇たる破壊の痕が生々しく穿たれている
「――人間の造った都市が吹き飛んでしまうのは残念だけど・・・仕方無い。カルデアを、アイツを仕留められるのならば安いもの――」
エルキドゥを名乗る何者かが、嘲笑と、――僅かな感傷を見せたその時――
「ほう?誰が誰を仕留めたのだ『キングゥ』。その程度の微風で倒せるものなぞ、ウルの軟弱者ども程度だろうよ」
威厳と王気に満ち溢れた声音が、惨劇地点から高らかに響き渡る
「――な・・・!?」
砂煙が上がり、現れしは――人類の希望、カルデアの勇者達
「ギャラハッドさん、お力・・・ありがとうございました!」
『
【はじめて使ったかもしれない!ありがとう!アキレウス!】
英雄王を挟み、マシュと背中合わせでリッカが展開させしは『
「攻撃、殲滅性能は上がってはいるが・・・索敵と状況判断が話にならんな。それでエルキドゥとは笑わせる。――その滑稽さ、キングゥたる貴様の名に相応しい道化ぶりよ」
王の落胆と侮蔑に、その端整な顔を歪ませ怒りを示す
「何を――母さんから貰った名前を侮辱する気か、旧型の分際で・・・!」
「馬鹿にするとも。致命的なまでに詰めが甘い。――貴様らがなんとしても始末すると決議したならば、ここは躊躇いなく宝具を開帳し、――天の鎖の威を示し。我等を抹殺すべきだったのだ」
(・・・随分おしゃべりな金ぴかね。私達を見ていても不快さは隠さなくても怒ったりしていない?むしろ、常にニヤニヤしているなんて・・・コイツ、本当にギルガメッシュなの?こんな上機嫌な金ぴか、見たことな――)
そして、王は――告げる
「我等に狙いをつけ、取り囲んだその把握能力は認めてやろう。我等が状況を把握できず、不意打ちにて果てる可能性が生じる『此処』こそが、我がウルク、特異点攻略の明暗の刹那であった。ある意味で、この特異点の最難関ですらあった――・・・残念だったな、おぞましき汚物ども」
スッ、と。王がバヴ=イルを手にし、高らかに掲げる
「貴様らは詰めを誤った。貴様らが手をかけるべきは『我』ではなく『マスター』であったのだ。虫けらと嘲笑いながら、龍を虫と侮った愚昧どもよ。此処に――人類の存続、我等の勝利、ウルク第五王朝の繁栄は確約されたことを、我が名に懸け宣言してやろう!戦くがいい!貴様らはたった今女神の座から転落し――」
同時にそれを、空間を引き裂かんとばかりに――
「『我等』に蹴散らされる
一息に、縦一文字に引き裂く――!!
《祈れ、エア!お前の祈祷と願いに、『英雄神』は応えよう!!》
――はい!!・・・我等が道筋を切り拓く原初の神性よ、此処に、その神威を示してください・・・!
エアが手を合わせ、天に祈りを捧げる。――そして、其は、起こった
【――これ、は】
始めに起こったのは、『風』であった。風が吹き、巻き起こり、嵐となりて、英雄王の周りを、リッカ達を守護せんと巻き起こる
「ちょ、この風、どういうこと!?この神気、――ギルガメッシュ、アンタ・・・!!」
イシュタルの顔に浮かぶ、驚愕と瞠目。――そう、有り得ない。そのような事、有り得る筈が無いのだ
有り得ない。ギルガメッシュが『神』を呼ぶなど
有り得ない。ギルガメッシュに力を貸す『神』がいるなど
有り得ない。ギルガメッシュがウルク以外に『都市』を定めるなど
・・・有り得ない
「アンタ――ギルガメッシュじゃ・・・――っ、あぁあぁあぁあっ――!!!」
真実に至る前に、剥き出しかつ『原初』の神性が巻き起こす風に巻き込まれ、成す術もなく吹き飛ばされていくイシュタル
「ふはははははははははははははは!!駄女神め、飛んでいきおったわ!これからが本領だと言うに、幸運なのか不運なのか解らん奴よな!」
「――震えが、止まらない。この神威、この神気。――まさか、そんな・・・」
エルキドゥを名乗るものは本能的に理解した。此より訪れるものが何なのか。自分達にとって、『何者』であるのか
・・・――そして、その賢しさ、聡明さこそが隙となった。なってしまった
「ガッ――――!!?」
貫通、そして牙突。キングゥと呼ばれし者の胸から腕が貫通し、鮮血が飛び散る
「いけないなぁ。戦場にいるのに油断や慢心をしていては。こんな風に、後ろからさっくりいかれてしまうからね。・・・ふふっ、聞いてるかい?ギル」
同じ声音、だが、雰囲気がまるで異なるその響きに、マシュとリッカは顔を輝かせる
「エルキドゥ!!」
「エルキドゥさん・・・!!」
その呼び掛けに、血に染まっていない左手を振り応える
(何処いってたんだいエルキドゥ!?)
「君達より速くレイシフトが終わってね。三分の暇があったからやることをやっておいた。メソポタミアに蠢く魔獣の九割を駆除、山にあった要塞みたいな鮮血の神殿の生産プラントを破壊。囚われていた人達の救出と誘導、エビフ山に建てられていたよく解らない神殿を取り合えず半壊。――そして」
グリィ、と右手を捻り、引き抜く。ズボリ、と生々しい音を立て肉がかき混ぜられる音が響く
「聖杯回収――うん。やれることはだいたいできたと思うな」
「お、まえ――返せ、それは・・・母さんを、目覚めさせる、ため――」
力の限り腹パンし、キングゥを気絶させ、活動を一時的に停止させる
「母さんに会いたいなら会わせてあげるよ。――君が望む答えを、くれるんじゃないかな」
【キングゥ!――おのれ!母の嘆きが聞こえぬは貴様らの狼藉か!】
身を捩る巨大なる女神。だがエルキドゥを捕まえるにはあまりにも愚鈍極まる。振り上げられる尻尾を片足で跳ね返し、英雄王の隣に降り立つ
「はい、聖杯だよ。界聖杯があるからまだ特異点は消えないけど、あちらにあるより此方にある方が有利な筈さ」
「ふははははははは!!御苦労!そして残念だったな!先程駄女神が無様に飛んでいったぞ!貴様にこそ見せてやりたい光景であったのだがなふははははははは!!原初の神の威では仕方無き事か!」
王に聖杯を手渡し、フォウを撫で、姫にウィンクを飛ばすエルキドゥ
――良かった、御無事で・・・
(ビックリさせないでほしいな!心配はしてなかったけどさ!)
「あははっ、ごめんごめん。じゃあ――本題といこうかな」
エルキドゥは頷き合うと、空へ飛翔し、マッハの速度で天へと駆けていく
「『
天空に、エルキドゥが変化せし天の鎖が伸び、そこから一つの『神体』を引き下ろし、顕現させ、神威を地上に下ろす
【――馬鹿な、そんな、馬鹿な!たかが人間が、サーヴァントが・・・『ソレ』を味方につけるというのか!?そのような、無法が、道理が・・・!】
「貴様らがしているのだ。我等がやり返すになんの弊害があろう。――光栄に思うがいい。アレは我が、貴様らを抹殺、殲滅するために作り上げた秘中の秘。――我に対策を講じさせた栄誉を噛み締め地に墜ちるがいい」
いよいよもって嵐が最大限に高まる。同時に、ティグリス、ユーフラテスの河がうねり、猛るように氾濫し、休眠状態であった魔獣『のみ』を呑み込み、洗い流し、一掃していく
その洪水はメソポタミア全土を呑み込む『意志持つ洪水』となり、正しき生命でなきもの、先のない生命であるものを洗い流していく
・・・顕れしは、超々々弩級戦艦。人類が遥か未来で建造し、星の彼方に至るための希望の方舟
――否。今は、希望を運ぶ舟に非ず。無限の魔力、神代以前の太古の地球にすら生存を可能とする『神体』。あらゆる人類の叡知を積み込み誕生した、人類が果てにたどり着く最新の『ロマン』
《エア、唱えよ。お前の祈りこそが――降臨の契機となろう!!》
静かに頷き、両手を合わせ、エアは祈りを捧げる
――彼の頭髪、それは御柳、彼の頬髭、それは扇、彼の足首、それは林檎の木、彼の男根、それは蛇、彼の腹、それはリリス太鼓、彼の頭骸骨、それは銀、彼の精気、それは金……。此処に来るは、世界を造りし神々の王。天地を引き裂き、あらゆる苦難を切り裂く『英雄達の神』。此処に来たれ。その神威を示し、困窮に在りしメソポタミアに光と力を!
エアの魂が白金色に輝きを放つ。その輝きが天に伸び、蒼き空を穿ち、黄金の戦艦へと叩き付けられる
「此処に!我が至高と認めし魂の祈りは天に届く!!その決議を以て、天命よ、ここに王権を示すがいい!!――さぁ、降臨の時だ!!」
瞬間――マルドゥークが『転神』する。白金の輝きの中、黄金の戦艦は神威を示すにふさわしき形態をとる
逞しき腕が顕現し、雄々しき脚が顕現し、中心に七色のエネルギーコア『トゥプシマティ』が輝き、四本の
全長、現在は60メートル。自在に偉容を変え、その神威を示す。君臨せしは王が従えし神の中の神。原初の母すら引き裂いた唯一絶対にして始まりの神。――英雄の中の英雄神――
「拝謁し!頭を垂れよ!!これが最強の英雄神!!我がゴージャスの究極なる姿!!!人間どもがたどり着きし究極の遺産!!原初の空より来たりて!尊き祈りを胸に、我等は威風の神を興す!!」
――その名も!『
王の言霊に応え、クラッシャーが開き、総ての生命を畏怖させ神すら逃げ仰せる叫びが響き渡る――!
「控えよ下郎!!我を、我等を!!――何者と心得るか!!」
・・・此処に。人理の存続は確定する
此こそ、英雄王と英雄姫が、六つの世界を巡り、手にした――絶対勝利の鍵也――!!!
「黄金の・・・ジェネシックガオガイガーだーっ!!」
「・・・・・・これが、英雄王の、力・・・」
『うん!凄い!なんと言うかもう凄い!水爆とか、超魔力炉心とかチャチなものじゃ断じてない!ソコにいるのは正真正銘の『神』だ!神の力を下ろした『神体』だ!ははははははは!笑うしかないや!女神なんて怖くない!其処にいるのは、原初の母すら下した『神々の王』なんだから!』
『これが・・・マルドゥーク・・・』
思い思いの感嘆と感想を漏らし、圧倒される一同
【――・・・・・・・・】
見下ろす側から、あらゆる意味で見上げる側に貶められた女神が絶句する
「さて――形勢は此処に覆ったわけだが」
むんず、と指にてゴルゴーンをつまみ、引きずりあげる
【ッ、離せ!このような、ガラクタに――!】
「ガラクタかどうか、試してみるがいい。――貴様が賜りし権能、封じさせてもらおうではないか」
そして、左手の指を――
【がふっ――!!!】
腹に突き刺し、貫通させる。血へどを吐く巨大なる女神。――その神威が、みるみるうちに低下していく
「聖杯も奪い取った、神々の権能も剥奪した。――もはや貴様などなんの驚異にもならん。だがあえて貴様は殺さぬ。破滅の引き金は、我等が然るべき時に引く。――貴様はもはや、只の一つも子を為せぬ母胎となったのだ」
ぐったりと弛緩する女神を離し
「神殿にて残り少ない余生を送るがいい。それくらいの自由は、見果てぬ復讐の妄想程度は赦してやろう」
【き、さまぁあぁあ――!!】
「ではな。――恨むならば、我がウルクに仇なした浅慮を呪うがいい」
『
「ふむ。――我が地を荒らしていた魔獣は流され、駄女神は吹き飛び、キングゥとやらは捕獲。聖杯は手中にあり、復讐の女神は最早瀕死。――南米の女神と何を話していた?」
「たぶん、あの女神とは話ができるかなって!肉体で!」
「ふはは!ならばよい!――マルドゥークに乗り込め!このような寂れた廃墟ではなく、我が城塞都市に行こうではないか!!」
マルドゥークの掌に一同が乗り、眼を輝かせ空中に飛び上がる。その先導にはエルキドゥが担当し、共に飛行する
――ワタシ達は、間に合ったのでしょうか・・・?
《フッ。少なくとも――お前の祈りは、我に確かに届いていたぞ》
――はい!
(これは確かに慢心なんてハンデなきゃ駄目だわ。勝負にすらならないもん)
《何度も言っているであろうが。慢心は、我の無自覚な慈悲である、とな!ふははははははは!!ははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!》
蒼き空、緑の大地。悠々と飛ぶ、黄金の巨神
此処に――絢爛なる英雄記が始まる。完全無欠の結末を求めて――
「飛んでる!飛んでる!!すごーい!!」
「――(圧倒されている)」
『ギルが敵じゃなくて、本当に良かった・・・』
――この世界を、王の時代を、必ず取り戻してみせる!
『英雄神か・・・うん!僕たちの守護神にピッタリだね!』
「――さて、どんな冒険が待っているのかな?」
人理を臨む彼等こそが――勝利の鍵だ!!
半壊した鮮血神殿
【がはああっ――!!】
【・・・お、のれ・・・おの、れ・・・】
エビフ山の神殿
『粉々に破壊された神殿に、余すことなく魔獣の亡骸と臓物が積まれている』
「なんじゃこりゃあぁ――!!?」
ジグラット
「――――(絶句)」
「――――(絶句)」
「王よ!顕れし巨神が、此方に向かってきます!同時に魔獣が、ほぼ一掃され――王?」
「マルドゥークだと!?ふざけすぎだ!反則の中の反則ではないか!!原初の神性を持ち出してくるとは反則にも程があろう!遊びの欠片もないではないか!何を想定しているのだ!よい!ジグラットに客人を通せ!あの戦力・・・遊ばせていてはメソポタミアがもたぬ!」
「は、はっ――!」
「おぉ、おぉ・・・我等の滅亡が覆される日が、ついに・・・」
「泣くなシドゥリ!しかし・・・えぇい!『姫』を余すことなく有効活用しよって!確かにかの魂の祈りなら祭祀に相応しかろうな!何かに祈りなど捧げぬ数多の我には取れぬ奥の手・・・業腹だが認めてやらねばなるまい!」
――くしゅっ・・・
《風邪か?いかんな、あまり魂を冷やすな。冥界に招かれては話にならぬ》
――ありがとうございます、王・・・
(ボクを、ボクをもふるんだエア)
――あったかい・・・ありがとう!復活!
「見えたよ、あれがウルクだ」
「――じょ」
「城塞――!?」
マルドゥーク倉庫
「くそ、くそ・・・不覚をとった・・・まさか、こんな・・・」
『・・・キングゥ』
「――、な」
『・・・こうして、話が出来ることを、喜ばしく思います・・・』
「――母さん・・・!?」
どのキャラのイラストを見たい?
-
コンラ
-
桃太郎(髀)
-
温羅(異聞帯)
-
坂上田村麻呂
-
オーディン
-
アマノザコ
-
ビリィ・ヘリント
-
ルゥ・アンセス
-
アイリーン・アドラー
-
崇徳上皇(和御魂)
-
平将門公
-
シモ・ヘイヘ
-
ロジェロ
-
パパポポ
-
リリス(汎人類史)