人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
ライズオブローニンにいた破壊和尚じゃないか!!
◎武田物外(たけだ ぶつがい)
「塩辛小僧(しおからこぞう)と呼ばれた儂が調停者(ルーラー)とはなぁ。
まったく、人生なにがどう評価されるか分からん」
真名:武田物外
クラス:ルーラー
性別:女性
身長:178cm
体重:80kg
出典:史実(ぐだぐだ時空)
地域:日本
属性:混沌・中庸・人
好きなもの:俳諧
苦手なもの:武者修行者の相手
◎ステータス
筋力:A++ 耐久:B 敏捷:B
魔力:B 幸運:B 宝具:B
◎スキル
・真名看破:B
ルーラーとして召喚されることで、
直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及び
ステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては
幸運判定が必要となる
・神明裁決:B
命令やペナルティを執行するため、
管理を担う聖杯戦争に参加するサーヴァントへ
絶対命令を下せる特殊な令呪を全員に対し二画ずつ保有する
・対魔力:B+
魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、
それ以上のランクのものは効果を削減する。
サーヴァント自身の意思で弱め、
有益な魔術を受けることも可能。
・天性の肉体:B
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
このスキルの所有者は一時的に
筋力のパラメーターをランクアップさせることが出来る。
さらに鍛えなくても筋骨隆々の体躯を保つ上、
どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
環境変化による肉体の影響を受けず、
常に最高の状態が保たれる。
・不遷流柔術:EX
ふせんりゅうじゅうじゅつ。
不遷とは物外の法諱(いみな)。
物外が創始した柔術流派で
柔術以外にも杖術・鎖鎌術・十手術・剣術・薙刀術を伝える。
「心眼(真)」、「無窮の武練」「宗和の心得」の効果も併せ持つ。
獲物が如意や托鉢用の木椀二つであっても、
相手が壬生狼と恐れられた新撰組の隊士、
果ては近藤勇であってもその武は決して揺るがない。
・物外の雨乞い:B
農民に雨乞いを乞われた物外が見事に雨を降らした逸話が
スキルとなったもの。味方の体力を回復する。
雨乞いの手法が大分、というかかなり脳筋なためか
物外自身の筋力を強化する効果もある。
◎宝具
『怪力不遷・拳骨和尚(かいりきふせん・げんこつおしょう)』
「儂の拳骨は、ちいと痛いぞ?」
ランク:B 対人宝具
物外の武芸と「拳骨和尚」の異名を体現した宝具。
凄まじい速さの棒、十手、刀、薙刀、薙鎌、鎖鎌による鋭く強力な連撃。
さらに掴んで投げを打って地面が大きく振動するほどの力で叩きつけ、
最後に大地が大きくひび割れるほどの力で拳骨を喰らわせる。
これを受けた相手は継続的にダメージを受け続ける。
「拳骨和尚」とは逸話から付けられた物外の異名。
◎能力
典型的?な殴ルーラー。
ルーラーに該当するのは江戸滞在中に刀のこじりが当たったことが
原因で真剣勝負の決闘に及んだ会津、肥後の侍を調停したことと
第一次長州征伐の調停役を務めたから。
肉弾戦だけでなく棒、十手、刀、薙刀、薙鎌、鎖鎌も扱え、
武芸にとても優れている。
また凄まじい怪力を持っている。
◎真名
武田物外。
幕末の曹洞宗の禅僧であり武術家。
5トンの釣鐘をひとりで軽々と動かすという怪力の持ち主で
「拳骨和尚」とも呼ばれる。
寛政7年3月に伊予松山藩士の長男として生まれる。幼名は寅雄。
寛政11年に松山の松山の龍泰寺の小僧となるが、
この時既に誰の手にも負えないいたずら者だった。
12歳のときに観光という和尚に引き取られ、弟子として広島に移る。
この頃から夜は道場に通って武芸修行に励み、多くの武芸を習得。
土地の言葉で「塩辛(=腕白)小僧」と呼ばれるようになる。
別の寺に移った3年後に遊び仲間同士の口論から
大がかりな合戦を計画するも事前に発覚。
一方の旗頭であった物外は勘当、放逐される。
なお合戦場所とされた茶臼山を役人が検分すると
陣立てや地雷などの仕掛けが本格的であることに驚き、
「塩辛小僧」こと物外を役所へ呼び出して取り調べると、
物外は『太閤記』を読んで工夫したと答えたという。
放逐された物外は托鉢修行しながら儒教を学び、
雲水となって各地を遍歴。
27歳の頃に山口瑠璃光寺で長老となり、
後の長州藩の志士達と交流。
34歳で広島の尾道済法寺住持となる。
71歳で隠居するが第一次長州征伐の調停役を依頼されて奔走。
孝明天皇に召されて、直接に願書の意を奏上する機会を得る。
物外には怪力の逸話が数多くある。
・雲水の頃、永平寺の釣鐘(重さ5トン)が誰かによって下ろされていた。
朝夕の行事の合図の鐘を鳴らすことができず、
困った雲水たちが総がかりで吊り直そうとしたが、鐘はびくともしない。
そこへ物外が現れて「うどんをごちそうしてくれたら上げてやる」と言い
雲水たちが了承すると独りで軽々と鐘を持ち上げて
元の位置に釣下げた。
最初に釣鐘を下ろした犯人はもちろん物外で
その後もうどんが食べたくなると釣鐘を下ろしておいたという。
・雲水の頃、寺に寄食している雲水たちと
役僧たちとで大喧嘩になった。
これを取り鎮めるために寺の大旦那が兵を差し向けるが
兵の誰ひとりとして物外にかなう者がなく、
片っ端から物外に本堂に投げこまれ、
入り口の扉を閉められてしまった。
寺には3人がかりでないと動かないほどの大木魚があったが、
このとき物外は独りでこれを投げつけて割れ目を作ったという。
・江戸に滞在中、物外は古道具屋で見つけた碁盤を気に入る。
物外が「手持ちが無いから後で買いに来る。
それまで他人に売らないでくれ」と頼むと店主は
「手付け(前金)でもいただければ」と答えた。
「わかった」と物外は碁盤を裏返して殴りつけ、
「これでいいだろう」と碁盤を見せると拳骨の痕が付いていた。
これが「拳骨和尚」と呼ばれる由縁。
ちなみに芝近辺に出没する三人組の辻斬りを懲らしめたりもしている。
・済法寺の和尚の頃、物外の力業を見たいという文人画家の前で、
物外の腰に船のとも綱を巻き付け、
4人の相撲取りがこれを力の限りに引っ張ったが
物外はビクともしなかった。
・日照りが続いたときに農民たちに雨乞いを頼まれた物外は
済法寺の鐘をはずして村の海岸にかつぎ出し、
二隻の船の間に鐘を繋いで海上に浮かべ、17日間昼夜を分かたず
祈願した上で、今度は褌ひとつで鐘の竜頭に手をかけ、大喝して、
二、三間も遠くの沖へ投げ込んだところ、雨が降り出したという。
それからも日照りがあるたびに農民たちから
雨乞いを頼まれるようになった。
・九州からやってきた武者修行者と対面してお茶を喫み、
雑談をしていたところ、武士はいきなり手にした茶碗を
鷲づかみにして砕いてみせた。
物外が自分の茶碗を指3本で3度回し、
指先で茶碗を微塵に砕いて見せると、武士は降参して帰った。
・物外が中庭の掃除をしているとき、
ひとりの武者修行者が訪ねてきて
「物外和尚は御在宅か」と聞いてきた。
またかと面倒くさくなった物外は「ただいま和尚は不在です」と答えて
左手で高さ2尺余(約60cm以上)、幅3尺(約90cm)、
長さ7尺(約2m)ほどの花崗岩の手水鉢の一角をもち上げ、
右手の箒で石の下のゴミを掃き出した。
見ていた武士は驚いて退散した
・船着場の仲仕たちと賭をして、米俵16俵を一肩で担いだ
・尾道から大坂に向かう荷船を海中で引き留め、
舞子の浜まで引き上げて乗せてもらった
物外は怪力だけでなく頓智と優れた武芸の逸話も持つ。
・備後三原城主が床の間の掛軸を変えるために
絵師を呼んで絵を描かせた。
絵師は太陽を背に羽ばたく一羽の雁を描きあげたが、
城主は「雁は群れをなして飛ぶもの。
一羽で飛ぶとは謀反の兆しであり縁起でもない」と激怒。
絵師も家臣も困り果ててしまったところに参殿していた物外が現れ、
その絵に「初雁や またあとからも あとからも」と賛を入れた。
物外の賛を読んだ城主の機嫌はたちまち直り、
絵は無事床の間に飾られることになった。
・京の町で托鉢中、新選組の道場を覗いていた物外に
隊士が目をつけ、からかい半分で強引に道場に連れ込んだが、
物外は手にした如意(孫の手のような形をした仏具)で
隊士たちをコテンパンに叩き伏せてしまった。
「君たちの手に負える坊様じゃない」と言って一部始終を見ていた
近藤勇が出てきて名乗り、竹刀での立ち合いを望んだ。
しかし物外は「坊主に竹刀は似合わんでな。
如意がいやなら、この椀でお相手しよう」と托鉢用の木椀を
二つ取り出した。
近藤とこの反応に腹を立て、それならばと槍を取る。
物外は右腕を正眼に突き出し、左腕は斜めに振り上げた。
指先で一つずつ、木椀の糸底をつまんで構え、
「さあ、どこからでも突いておいで」と挑発。
いくら酔狂な坊主でも抜き身の槍を見れば震え上がるだろうと
思っていた近藤はさらに怒り、
大喝とともに槍をくり出すが、物外は軽々と身をかわし、
突き出された槍のけら首を木椀で挟み込んだ。
近藤が引こうが、突こうがまったく動かない。
満身の力を込めて引っぱると力の動きを察した物外が木椀をはずす。
近藤は自分の力で二、三間も後ろへ飛ばされ、
道場の床板に尻餅をついた。
なお俳諧を嗜み『壬子扁大』という句集もある。
◎人物
fate世界では女性。
父親である藩士は妻が「子供を多く望めない」と言われていて
最初に生まれたのが女の物外だったので男と偽った。
寺に入れたのも後で男の子が生まれたための厄介払い。
女性とバレなかった、というよりも物外の体躯となにより
放たれる雰囲気や気配が強者すぎて周囲は女性とは思えずに
誰も物外の性別について口にも出さず気にもしなかったから。
一人称は「儂」。男言葉で話し簡素な男用の法衣を身にまとう。
肩で切りそろえた髪に日に焼けた見事な筋肉をした
筋骨隆々の体に女性らしい立派な胸と尻、太ももをしている。
ちなみに神や妖の血が混じっているわけではない
出自は普通の人間。
性格は大らかで明朗快活。
自分のことを女性とは思っておらず、
扱ってもらおうとも思っていない。
風呂はちゃんと女性のほうに入る。
僧侶としての常識もあるが逸話でも分かるように
己の欲求に正直で清濁併せ呑む生臭坊主。
「般若湯」と称しての飲酒は平気でする。
俳諧を嗜み、頓智を効かせられるほどの
教養と風流を介する心もあるが
己の力業でどうにかできると判断すると
なんの躊躇もなくその怪力で物事を推し進める
脳筋寄りの思考回路をしている。
逸話通りの怪力と武芸の持ち主で鍛錬も欠かさない。
ただ武芸者からの挑戦は多かったので辟易していて
鍛錬はともなく他者との武での勝負事に最初は乗り気にならず、
相手の本気を感じてやっと本気で受けて立つ。
そうなると武芸も怪力も一切の加減をしない。
◎人間関係・サーヴァント関係
・近藤勇
新撰組局長。
槍を振るう近藤を木椀二つで手玉に取ってみせた。
物外は「武は自分に及ばないが人としての器はとても大きい」と
評している。
なお近藤は物外の性別に気づかなった。
・高杉晋作
幕末長州藩の志士。
物外が第一次長州征伐の調停に奔走してくれたことに
とても感謝している。
fate世界では面識があり、
晋作は「若い頃の物外に出会って過ごしたかった面白い人」と言い、
物外は「これからの世に必要な面白い男」と評した。
出会ったのが老齢の頃だったからか晋作は物外の性別に気づいた。
・土方歳三
新撰組鬼の副長。
近藤が負けたと聞いて興味を持っていた。
サーヴァントとして出会ったときに「これは近藤さんでも勝てない」と
その実力を見抜く。
互いに俳句を嗜んでいるのでよく交流しているが
土方はよく目線を物外の胸元に向けている。
物外も物外で土方の視線の先をわかっているが気にしていない。
・沖田総司
人斬りサーの姫。
近藤が勝てなかったと聞いて「どんな化物か」と想像していた。
サーヴァントとして物外と出会い、いろんな意味で化物だと理解した。
ときおり手合わせしたりお茶したりと仲良くしている。
一度吐血して倒れたときに手当してくれ、
それがとても優しく丁寧なことに驚いた。
・岡田以蔵
勝負を仕掛けるが武芸と力で負ける。
あまりに鮮やかに投げられ、なにが起きたかわからなかった。
あと組み付かれたときの胸の感触にドギマギしてしまった。
物外は「見込みのある剣士だ」と以蔵の実力を評価している。
・お竜
物外に「生まれる時代間違えてないか?」と本気で言い、
物外も「そうかもしれんな」と笑った。
雷電タメエモンさん、ありがとうございました!