人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
夜勤明けなので、休息してから本編開始します!
真名:錦木千束/井ノ上たきな
・クラス:
・立ち位置(案):味方
・性別:女
・CV:安済知佳(千束)/若山詩音(たきな)
・出典:『リコリス・リコイル』
・地域:日本・東京都
・属性:中立・善・人
・ステータス
千束…筋力:C、耐久:C、敏捷:A、魔力:E、幸運:C、宝具:A
たきな…筋力:C、耐久:B、敏捷:B、魔力:E、幸運:C、宝具:A
好きなもの:人助け、甘いもの、水族館、洋画、たきな、喫茶リコリコとその仲間達、町の人々(千束)/千束、喫茶リコリコとその仲間達、合理的なこと(たきな)
嫌いなもの:人殺し、勝負に負けること、注射(千束)/無駄なこと、吉松シンジ(たきな)
・スキル(共通)
対魔力 E
アーチャーのクラススキルだが、彼女達の生きる世界の現代社会には魔術など存在しない為、申し訳程度のクラススキル。
魔術の無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動 A+
マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。
A+ランクであるためマスター不在でも行動できるが、多大な魔力消費が伴う場合はマスターの存在が必要不可欠。
エージェント「リコリス」の任務として、長期間の単独行動を可能とする。
気配遮断 A
サーヴァントとしての気配を断つ能力。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
騎乗 D
乗り物を乗りこなすための能力。騎乗の才能。Dランクでは大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
リコリスは基本的に車の運転ができる。
コンビネーション C
特定の人物と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを表すスキル。
Cランクならば、どれほど苛烈な戦場でも目線一つで互いの行動を把握、最適な行動を取る。
心眼(真) B+
修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
・スキル(千束)
予測回避 EX
千束が持つ常識外れの回避能力。視界が有効な状態であれば、自身に向けられたあらゆる攻撃を回避する。
非常に優れた反射神経と相手の発砲タイミングを読む洞察力からなる高度なスキルであり、相手の服や筋肉の動きを見て次の行動を予測することができる。じゃんけんも「最初はグー」で始めた時点で次の手を読まれて千束には勝てなくなる。ただし、視界を奪われたり予想外の奇襲をかけられたりすると、その回避能力を十全に活かせなくなることが多い。
不殺主義 B+
相手を殺さず無力化する千束の主義。彼女に「人殺し」を命じることはできない。
ただし、殺さないだけで、死なない範囲であれば敵を痛めつけることには躊躇がない。
また、人ならざる敵、あるいは「なんとしてでも倒さなければならない相手」に対してはこの限りではない。
射撃 C+
銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
千束の場合は「
・スキル(たきな)
射撃 B+
銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
たきなは基本的な射撃能力では千束よりも優れている。
狂化 E++
理性と引き換えに各種ステータスをアップさせるスキル。
普段は理性的かつ合理的な性格であり何の影響もないが、千束の命の危機が絡むと発動され、場合によっては半ば暴走気味になることも。
・武器
拳銃:彼女達の世界における日本の独立治安維持組織『DirectAttack(通称:DA)』のエージェント「リコリス」のメインウェポン。千束とたきなにおいても主要武器であるが、彼女達はそれぞれ専用の拳銃を使っている。
‣千束の拳銃:オリジナル品。モデルと思われるのは「デトニクス・コンバットマスター」1976年。千束の方針で非殺傷弾を使うため命中率が悪く、それを補うためコンペンセイター(マズルブレーキ)兼ストライクフェイスをフレームに装着しており、またグリップセーフティーを取り付ける改造がされている。基本的に近接戦闘に特化した銃。
‣たきなの拳銃:S&W M&P99L(ミリタリー&ポリス)。シルバースライドモデル。スミス&ウェッソン社が2005年に発売したオートマチックピストル。サイレンサーを使用することもある。
PKM:7.62×54mmR弾仕様のソ連製汎用機関銃。ある任務でたきなが敵から奪って使用したものだが、これで生け捕りにすべきだった敵を皆殺しにしたことで、たきなは喫茶リコリコに左遷されることとなった。
・宝具
『
ランク:B~A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50人
千束とたきなによるコンビネーションアタック。決まったパターンはないが、基本的には千束が突っ込んで距離を詰め、たきながそれに合わせるか援護するかが多い。
一糸乱れぬ連携攻撃で、的確に撃ち込まれる弾丸が敵を制圧する。
ただし、千束の方針もあって基本的に「殺人」に繋がることはない。
『
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:3人
千束とたきなが属する喫茶リコリコのメンバー、およびその店そのものを召喚・展開する宝具。
固有結界のようなものではなく、その場に店そのものを召喚する、あるいは既に存在する建物やスペースなどを喫茶リコリコの店舗に改装することができる宝具である。
場合によっては、移動販売車形式で展開することも可能。
召喚されるメンバーに関しては、店長のミカ、店長補佐兼裏方の中原ミズキ、店員兼ハッカーのクルミがいる。ミカとミズキ、クルミは基本的にバックアップで、特にクルミは世界一と呼ばれるほどの超絶的なハッカーの技術を駆使して千束とたきなをサポートする。また、ミカは戦闘を行うこともできかなりの実力者であるが、普段は杖を使っておりそのことを隠している。
・概要
日本の独立治安維持組織「DA(Direct Attack)」所属の少女エージェント「リコリス」の一員。DAは秘密裏に日本の治安を守ってきた組織であり、犯罪者や犯罪を目論む人物をリコリスが極秘に抹殺する(表向きは事故として処理される)ことで日本の治安を維持している。これにより、その世界において日本は8年連続で世界一治安の良い国…とされてきていた。
また、DAおよびその前身となる組織は江戸時代からずっと続いていたらしく、少年・男性エージェントの「リリベル」も別系統で存在している。
ただし千束とたきなは、その中でも支部の1つ(しかも千束の不殺方針もあって左遷支部的な扱いである)の「喫茶リコリコ」に所属している。店員(所属メンバー)は、千束とたきなに加え、DAで教官をやっていた男性である店長のミカ、DA情報部にいた店長補佐の中原ミズキ、そして後から加わったハッカーの少女(?)クルミがいる。
同支部はDAの支部でこそあるものの明確にその気風は異なり、リコリスの任務も請け負うものの基本的には町内の手伝いなど地域に根差した活動を主としている場所であった。
千束は、喫茶リコリコの自称看板娘。町の人々に親しまれる一方で、DA中でも最強とされるリコリスでもある。3つの等級に分かれているリコリスの中では、当然一番上の「ファーストリコリス」。
本編開始の10年前、東京の象徴であった電波塔をテロリストが占拠した「電波塔事件」を、当時7歳でありながらたった1人で解決したという伝説的な功績も持つ。
また、生まれつきの疾患の関係で、心臓は全置換型の人工心臓に置き換わっている。これを援助したのは、
一方のたきなは、当初DA本部に所属する「セカンドリコリス」であったが、ある任務で人質にされた同僚を救うために、待機命令を無視して、捕縛して情報を聞き出すべきであった目標を皆殺しにしてしまったことがきっかけで、左遷命令を受ける形で喫茶リコリコにやってきた。
千束は、リコリコに転属となったたきなを受け入れて当初から近い距離感で接しており、ハッカー「ウォールナット」(のちにリコリコに属し「クルミ」を名乗る)の護衛任務等を共にしたのち、DA本部にて直談判の結果にもかかわらず復帰の道が断たれたたきなを、言葉を尽くし励ましている。その言葉を受けてたきなも、喫茶リコリコやそこでの日々に、徐々に自分の居場所を見出していくようになっていく。
その後はたきなとも徐々に親密になっていき、まともな私服も女性用下着もなかったたきなを買い物から始まるデートに連れ出すなどしていた。
ある日、松下なる老人が東京観光のガイドをリコリコに依頼し、千束とたきなでそれに取り組むものの、殺し屋「サイレント・ジン」の襲撃を受けた。
二人はリコリコの仲間達と協力しつつそれを退けるが、松下は千束に、千束がアラン機関の支援を受けた身であることを持ちだしつつ、ジンを家族の仇だと言って殺すよう迫る。
千束がこれを固辞すると、松下は突如動かなくなる。…ジンは松下の家族の仇ではなかった。どころか「松下」なる人間はそもそも存在せず、彼は自分でまともに動けない薬物中毒の末期患者の身体を、他者が遠隔操作していたにすぎなかったのだ。
その後、真島という男を主犯とするテロリスト集団にリコリスが何人も襲撃され千束も標的となったが、たきなやリコリコの仲間達の機転と連携によって危機を脱する。
ちなみにこの時、一時的に千束とたきなは同居していたが、この同居を続けるかどうかのじゃんけんで、たきなは「『最初はグー』をやめろ」という仲間達のアドバイスを受けて初めて千束に勝っている。
この事件の後、真島の情報を本部に提供する千束とたきなであったが、リコリコに戻るとミカが誰かと会員制高級バーで待ち合わせをしていることを知る。喫茶リコリコ閉店の危機と勘違いした千束は、クルミに会員カードを偽造してもらい潜入。
だがそこでミカが会っていたのは吉松シンジであり、ミカと吉松は、ミカがDAの訓練教官であった当時、吉松が幼い千束の才能に目を付けたころからの付き合いだった。
千束がDA本部を出たのは、名前も告げずに去っていった「アラン機関の恩人」を探すためだったのだが、それが吉松だと知り彼に感謝を告げる。が、吉松は「支援者と接触してはならない」というアラン機関のルールを持ちだして立ち去るだけだった。
この翌月頃、リコリコの経営が赤字であったことを見かねてたきなは経理に名乗り出る。彼女の立ち回りもあって(提案した新メニューの外見が「アレ」だったという問題はありつつも)経営は黒字転換。
その後に、千束がなかなか行きたがらない定期健診に行くことになったものの、千束が住むセーフハウスに真島が侵入。その場は千束自身の能力もあって何事もなく済み(というか映画トークで盛り上がったりもした)、千束は真島もまた「アラン機関」の援助を受けた身であることを知る。
またこの時の一件以来、たきなは千束に「3コール以内で出なかった場合は危険と判断して次のワン切りですぐに向かう通知とする」と宣言している。
…この後、ようやく千束は定期健診に向かったのだが、そんな彼女に魔の手が迫っていた…。
千束は、吉松の秘書・姫蒲によって人工心臓に過充電を受け、人工心臓の充電機能を破壊されてしまう。その場は、先の「ワン切り」で駆け付けたたきなに救われるものの、千束は「余命残り2か月」を宣告される。
「元々長くなかった」とその場は何でもないように振る舞う千束だが、やはりたきなと気まずくなってしまう。その後、DA司令の楠木から呼び出され真島討伐作戦への参加を命じられる千束だったが、たきなのDA復帰を条件とし返事を保留する。
リコリコに戻った千束は、今度はたきなからデートに誘われる。ゲーセン、ショッピング、おやつ、水族館(は臨時休業だったので釣り)と二人での時間を楽しむ二人だったが、その後に二人は別々の道を行くことになる。
千束は、リコリコの仲間であるクルミやミズキが、千束が助かる道を模索していると知ると、「自分のことで時間を取らせたくない」とリコリコ閉店を宣言。親代わりだったミカとの時間を楽しみつつ、そこでミカからようやく、千束を助ける条件が「千束を最強の殺し屋に育てること」だったと明かされるも、隠し事を謝罪するミカを千束は許した。
その直後、楠木から、真島討伐作戦の現場である新電波塔「延空木」に来るよう命じられた千束は、同時にウォールナット(クルミ)に敵愾心を持つハッカーであり真島の協力者・ロボ太から、吉松を旧電波塔に捕らえていることと、延空木に行けば吉松の命はないという脅迫を聞かされる。千束はミカとともに、吉松救出に向かった。
一方のたきなは、晴れてかつての念願であったDA復帰を果たしたが、既に千束のことしか頭にない彼女にとってそんなことはどうでもよくなっており、千束を助ける手段を探すために真島討伐作戦に参加。他のリコリスとともに延空木に乗り込むものの、待ちぼうけをくらってしまっていた。
旧電波塔に着いた千束は単独で突入し、真島の部下らを撃退しつつ吉松のもとに到着。だがそこに、延空木にいるはずの真島が現れ、千束と交戦。暗い視界の中、聴覚を頼りにして相手の攻撃を察知する真島に対して不利をとる千束。だがその時、近くにあった携帯が鳴り、それが「3コール切り」と「ワンコール切り」だったことで千束は何かを察する。そしてそこに、窓のシャッターを破り…たきなが駆けつけた。
…時は少し遡る。千束が真島討伐作戦に参加していると後から知ったたきなは楠木から、千束及びミカと連絡がつかなくなったことを知り、一度リコリコに戻る。そこでリコリコ閉店を知り、また二人の携帯を発見。楠木に、この件に真島が絡んでいる可能性と、千束と吉松の関係性を話す。
ともあれ他のリコリスたちのもとに戻って作戦に参加したたきなであったが、作戦中にクルミから、「2つ目の人工心臓」を持つ吉松が旧電波塔で捕らえられていることを伝えられる。これで万事解決…と喜ぶクルミだがどうにも腑に落ちないたきなは、千束救出のために旧電波塔へと向かうことを宣言。元バディであったファーストリコリス・春川フキから「ここで離れればもうDAには戻れない」と言われる。しかし既に覚悟を決めていたたきなは揺るがず、以前左遷の原因となった事件でたきなが救ったリコリス・蛇ノ目エリカの後押しとたきなへの謝罪もあって、最終的にはフキの許可の元で、旧電波塔に向かっていたのだった。
合流した二人はそのコンビネーションで真島を捕らえることに成功。さらに吉松の救出も遂げるが、当の吉松は千束に依然として、人殺しをするよう仕向ける。
…そして、吉松は手に持つケースの中にあった2つ目の人工心臓を、今は自分の体内にあると宣言。自分を殺して取り出すしかない…と、千束を「殺しの天才」として完成させるために自分の命を使おうとしていた。
当然千束はこれを拒否するが、千束を救うことしか頭にないたきなが代わりに吉松を殺そうとする。たきなは吉松の秘書・姫蒲に妨害されつつも吉松を狙うが、寸前で千束が止め、その間に吉松は逃げ出した。
「心臓が逃げる」と叫んで半狂乱に吉松を狙い、また千束に死んでほしくないと泣き崩れながら想いを吐露するたきなを宥めた千束は、延空木にてリリベル(男性版リコリス)に襲われている他のリコリスを救援するため、ミズキやクルミと合流して延空木に向かう。…秘匿されていたリコリスの存在とその任務(=殺人による秩序維持)が、真島の計画によって露見してしまった為、リコリスを消すべくリリベルが派遣されていたのだ。
二人は真島の部下達を蹴散らし、また、自身のセーフハウスに侵入したリリベルを何度も撃退している千束が駆けつけたことでリリベル達も撤退。
だが、帰り際のエレベーターにて再び真島が現れ、千束以外がエレベーターで脱出。千束は再び真島と1対1の状況に入る。
真島は「時限装置」を作動させ、それを爆弾だと察した千束は真島と交戦。
一方のたきなは、先の襲撃で負傷していたリコリス・乙女サクラの救助と千束の援護を両立させるため、フキに「サクラを救えるのはフキだけで、千束を救えるのは自分だけ」と告げ、サクラをフキたちに任せて自身は「独断専行」という形で千束の援護に向かう。
とうとう人工心臓に本格的な不調を起こして不利に陥る千束だが、たきなが駆けつけたこともあって再起し、真島を延空木の展望台から叩き落して勝利。自身も落下しかけるがたきなに救助された。
…ちなみに、時限装置の正体は打ち上げ花火であり、また世間に露見しかけたリコリスの存在やその作戦行動は、クルミのハッキングによって「延空木開業セレモニーのイベントの一環」…ということで誤魔化された(この世界の日本国民が純粋過ぎるともいうが)。
…それからしばらく。千束がいない喫茶リコリコではみな千束を懐かしんで寂しがっていたが、たきなは任務で宮古島を訪れていた。そこでターゲットと交戦するが、その正体は…千束であった。
実は千束は、ミカが吉松を殺して手に入れた新しい人工心臓を移植されて生存していたのだが、それを知らない当人は「自分はもうすぐ死ぬ」と思い込んで逃亡。冬であった作戦当時から、桜の咲く時期まで逃げおおせていたが、かつてのリコリコへの依頼人が撮った写真に小さく映り込んでいたため、居場所が露見したのだった。
人工心臓交換によって、とりあえず向こう十数年は生きられることが分かった千束は先の人生に迷いを見せるが、たきなの「諦めてたことから始めたらどうか」という言葉に一念発起し、ハワイ旅行を決断。
こうして、喫茶リコリコ一同はハワイ旅行を決行。現地で移動販売店を営みながらリコリスとしての依頼も受けているようであった(ちなみに、孤児でありパスポートがない千束やたきながどうやってハワイ渡航を成し遂げたのかは不明)。
何はともあれ、こうして彼女達の日々は続いていくのだった。
・外見
二人の共通項として、衣服(霊衣)の中に「リコリス制服」がある。上半身は長袖、下半身はミニスカートの、「女子高生の学生服を思わせる格好」になっており、これは「都会に紛れ込む少女の格好として最も不自然でないもの」とされている。
千束:黄色みがかった白色の髪をボブカットにし、左サイドだけ巻き髪にして赤いリボンをつけている少女。瞳は赤色。鍛え上げられた肉体であるがゆえにスタイルは良く、特に胸の膨らみは制服の上からでもわかるほど。ちなみに、ファーストリコリスである千束のリコリス制服および喫茶リコリコ制服は赤色。
たきな:長い黒髪の少女で、瞳は紫色。普段の髪型はストレートだが、和風の制服である喫茶リコリコの制服着用時はツインテールにしている(セットは千束の手伝いあり)。ちなみに、セカンドリコリスであるたきなの制服着用時はツインテールにしている(セットは千束の手伝いあり)。ちなみに、セカンドリコリスであるたきなのリコリス制服および喫茶リコリコ制服は青色。
・人物
千束:活発かつ自由奔放な明るい少女。17歳。自他共に認める刹那主義者でもあり、「やりたいこと最優先」が基本方針。だが達観して飄々とした一面もあり、本心を隠すことも多い。
自身の中に確固たる軸を持ち、それ故にこそ人助けや人の幸せのための努力ができる人物。
とはいえ親しい仲に対しては年相応の無邪気さもあり、また勝負事になると負けず嫌いかつ嗜虐的な面も顔をのぞかせる。
そして、任務中の殺人が許可され自他共に人命軽視されているリコリスの中では珍しい不殺主義者でもあり、「命大事に」がモットー。
たきな:クールで真面目だが、その中に強い上昇志向と熱さを秘めている少女。16歳。合理性を追求するがそのあまりに手段を選ばず、それ故に周りからネガティブにも見られやすい。また不器用でもあり、目標達成の道が完全に閉ざされると折れてしまう脆さもある。
当初は、喫茶リコリコで手柄を挙げて、当初いたDA本部に戻ることだけを目指していたが、一度その道が途絶え、千束の言葉を受けてからは、喫茶リコリコに居場所を見出すようになっていった。
千束の不殺主義に倣っているが、「悪人は殺すべき」という考え自体は変わっていない。
また、リコリスとしてのみ長らく過ごしてきた影響で少女らしい趣味というものがなく、千束が半ば強引に買い物に連れ出してようやく夏服と女性用下着を得たものの、その夏服を冬までずっと着続けたりもしていた。
互いの関係:凸凹コンビな相棒。普段は千束がその賑やかな振る舞いでたきなを振り回しているが、たきなの真っ直ぐなアプローチに千束がたじろぐこともある。
たきなは振り回されつつも千束を非常に大切に思っており、彼女の命の危機には即座に駆け付け、ある相手にはその凶暴性を剥き出しにしたことすらある。一方の千束も、たきなを「相棒」「一生懸命な友達」と評して大切にしており、たきなに会えたことを「嬉しい」と面と向かって言ってもいる。
明確な恋愛感情のような描写こそ作中ではなかったものの、深い絆で結ばれたコンビ。
・関連人物
ミカ:喫茶リコリコの店長。千束にとっては育ての親でもあり、二人の絆は非常に深く強い。ミカは千束の意思を尊重したために、千束を「殺しの天才」に育てたかった吉松と反目・決別することになった。たきなもまた、上司(店長)としてミカに敬意を向けている。
中原ミズキ:喫茶リコリコの店長補佐兼裏方。千束とは互いに軽口を叩き合うほどの長い付き合いである。自他共に認める酒好きかつ自由人だが任務の裏方としての能力は高く、また千束の人となりにも理解を示したり、たきなを彼女なりに思いやって気遣ったりもしている。
クルミ:喫茶リコリコの店員兼居候である少女で、その正体はインターネット黎明期から活動する最強のハッカー「ウォールナット」。「クルミ」もあくまで仮名で、少女の見た目ではあるが年齢・本名など全てが不明。千束に対しては彼女が起こすハプニングに呆れつつも興味を抱いており、たきなに対してはその頑固さに納得しつつも頭を悩ませることも多い。なお、たきなが左遷される原因となった事件には、かつてクルミが依頼を受けてDAのセキュリティにアクセスしハッキングしたことが絡んでいたが、そのことをたきなに謝罪した際には「あれは自分の行動の結果であってクルミのせいじゃない」と赦されたほか、真島確保の協力を求められて快諾している。
春川フキ:たきなの元パートナーであるDA本部のファーストリコリス。たきなが独断専行で命令違反を起こしたことから怒って決別しているが、その後の模擬戦や共闘を経て、ある程度関係性は氷解している。また、千束とは犬猿の仲であり口喧嘩が絶えないが、同時に互いをよく理解している喧嘩友達のような関係でもある。たきなの左遷後は、別のセカンドリコリス・乙女サクラとバディを組んでいる。
蛇ノ目エリカ:セカンドリコリス。たきなが左遷されるきっかけとなった事件で敵に人質にとられており、たきなに敵ごと機銃掃射されるが自身は運よく助かった(一応たきなはエリカを救うつもりではあった)。エリカ本人はたきなを恨むどころか「自分のせいで左遷された」と気に病んでいる様子であり、真島討伐作戦の際にようやく直接謝罪することができた。
吉松シンジ:あらゆる分野の天才を見つけ出し支援する「アラン機関」の一員。秘書として姫蒲という女性を従えている。千束にとっては人工心臓を援助してくれた命の恩人であり、彼からもらったフクロウのペンダント(=アラン機関に援助を受けた「アランチルドレン」の証)を大事に持っていたほか、当初は感謝の念を懐き彼を探すためにDA本部を出たほどであった。ただ、後に彼の目的が「千束を殺しの天才にすること」であると知り、かつそのために自身を殺させようとしたことで決別。フクロウのペンダントを突き返したほか、のちに彼が遺した「2つ目のフクロウのペンダント」を海に投げ捨てている。たきなは当初は特に何とも思っていなかったものの、彼が千束の命を危険にさらし寿命を削ったことや、その後の千束への扱いなどによって強く憎むまでに至り、しまいには自分の手で彼を殺そうとまでした。なお吉松自身は、恐らくミカによって殺されている。
真島:平和一辺倒の日本の現状を嫌い、「バランスをとる」ことに執心して破壊活動を起こすテロリスト。千束とは当然敵同士だが、同じ海外アクション映画マニアであるなど趣味が合う面もある。また、実は千束同様のアランチルドレンでもあった。最後の戦いで千束に敗れるも、重傷を負いつつ生きて密かに暗躍を続けているようである。
楠木:DA司令官の女性。たきなを左遷したのも彼女であり、その裏には何か思惑があったのではないかと考えられるが現状不明。千束に対しては表向き悪評ばかり述べるものの高く評価してもおり、千束の側からも秘密主義に難色を示されてはいるが敬意も持たれている。
アナザーガタックさん、ありがとうございました!