人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
名前 舩坂弘
クラス キャスター
ステータス
筋力 C 耐久 B 敏捷 C 魔力 B 幸運 EX 宝具 ?
クラススキル
陣地作成 D++
魔術師として自らに有利な陣地工房を作成可能。
彼の場合、書店を構築する。
道具作成 EX
魔力を帯びた器具を作成可能。
彼の場合、宝具の効果もあり、様々な物の作成を可能とする。
保有スキル
高速読書 EX
魔術の詠唱を高速化させる能力。強力な大魔術の詠唱を一工程で成し遂げる。
ただし、本に書かれたものに限定される。
逆に言えば、本に書かれてさえいれば魔力の許す限り魔術を行使する事を可能とする。
自身にNPチャージ、アーツ性能、強化成功率上昇を付与する。
商才 A
本来は巧みな話術で商談を有利に進めるスキル。
舩坂弘は日本で初めて多層階すべてを本の売り場とする書店を開業し、経営した事でこのスキルを所持している。
天賦の叡智 A
並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。
肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、A~Bランクの習熟度で発揮可能。
舩坂弘は武道にも精通している。
また、書店経営や書籍を多数出版する等、文武共に優れた才能を発揮する。
宝具
知識の集積場(本のデパート)
ランク:E~A++ 種別:????
レンジ:???? 最大捕捉:????
舩坂弘の固有結界。
舩坂弘自身は魔術師ではないが、心象風景として刻み付けた生前に理念を実現した日本初の多層階すべてを本の売り場とする書店、本のデパートを強靭な意思の力により固有結界として具現化してみせたもの。
基本的な能力としては舩坂弘が目にした書物を複製し、貯蔵するというもの。
また、書店なのでかなり詳細な情報が必要になるが実在した書物の複製品の取り寄せ(召喚)も可能。
特徴としては書店なので、書物を取り引きで譲渡する事が可能(無償は不可)、なくなった書物は魔力を使用する事で即座に複製する事が可能、また書物は魔力を使用する事で同じ物を複数同時に複製する事も可能。
舩坂弘は知識の集積場によって作られた本を読む事で実在したものなら一時的に本に描かれた魔術、武術、技術を習得して使用する事ができる。
ただし、神代の魔術や対人魔剣級の絶技、SF技術は使用不可となっている。
攻撃として使用する場合、スペルブック系モンスターを大量に召喚し、敵に一斉に攻撃を仕掛ける。
自身に宝具威力、アーツ性能、バスター性能、クイック性能上昇を付与し、敵全体に防御無視攻撃を行う。
解説
戦後に日本初の本のデパートと呼ばれる多層階すべてを本の売り場とする方式の書店を開業した経営者舩坂弘。
舩坂弘は大戦中に捕虜として捕らえられ、ペリリュー島、グアム、ハワイ、サンフランシスコ、テキサスと終戦まで収容所を転々と移動し、帰国後は戦後復興の中、戦争での強烈な体験から、この眼で見てきたアメリカのあらゆる先進性を学ぶことが、日本の産業、文化、教育を豊かにすることではなかろうかとの思いから、書店経営を思い立つ。
弘は渋谷駅前の養父の書店の地所に僅か一坪の店を開き、帰って来た戦死者としての余生を、書店経営で社会に捧げたいとの思いにぶつけた。
この行動が日本で初めての試みとなる、建物を全て使用した本のデパートの創設へ繋がった。
また、慰霊碑の建立の為に自身で書籍を執筆・出版しており、書籍『英霊の絶叫』のあとがきに、アンガウル島に鎮魂の慰霊碑を建立することが自らの生涯を賭けた使命と記した。
これは後に同書を読んだ人々からの義援金の助力もあって実現し、以後、戦記を書いてはその印税を投じ、ペリリュー、ガドブス、コロール、グアム等の島々にも、次々と慰霊碑を建立した。慰霊碑の慰文には、「尊い平和の礎のため、勇敢に戦った守備隊将兵の冥福を祈り、永久に其の功績を伝承し、感謝と敬仰の誠を此処に捧げます」と、刻み込まれている。
慰霊碑を建立後、今までの著作や後に執筆した本から更なる印税を得るも、「世界の人々に役立ててもらいたい」との考えから、自分では使うことなく、全額を国際赤十字社に寄付している。
書店経営の忙しさの中でも、アンガウル島での収骨慰霊を毎年欠かさなかった。後年に遺族を募り慰霊団を組織し、現地墓参へ引率し、パラオ諸島原住民に対する援助や、現地と日本間の交流開発に尽力する。長年のあいだ戦没者の調査と遺族らへ連絡など、精力的に活動して人生を捧げた。
そんな舩坂弘が楽園カルデアに助力する理由は、世界を救った楽園カルデア内に若者達の学舎(夏草昇陽第二学園)があると知ったからである。
未来ある若者の知識を学ぶ機会の為、楽園カルデアに助力する事を決心。
教師役として立候補している。
ちなみに、宝具の効果により、例え門外漢の教科の授業であろうと、教科書と専門書を用意すればその教科の授業をこなす事が可能だったりする。
また、宝具効果は一度使用するだけでは一時的な習得にとどまるが、何度も読み込む事で徐々に舩坂弘自身の知識・能力として昇華される(格闘技・武術等実践が必要なものも存在する)。
舩坂弘はキャスターの中では作家型キャスターに分類される。
しかし、同じ年代を生きたハユハ(シモ・ヘイヘ)やルーデルがこの事を聞くと何故か非常に困惑した表情となる。
舩坂弘は教師役である間はある事柄に関連する書籍を読む事を避けようとする。
あまりにも相性が良すぎる事が問題の様だが……?
名前 舩坂弘
クラス バーサーカー
ステータス
筋力 A 耐久 EX 敏捷 C 魔力 B 幸運 EX 宝具 EX
クラススキル
狂化 E-
狂戦士のクラス特性。
本来は理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。
しかし、舩坂弘の場合、狂化のメリット及びデメリットはほとんど失われており、会話による意思疎通すら可能。
これは生前に地形を利用する事で敵軍の動きを限定、数で勝る敵軍の先遣隊を全滅させたり等、知略にも優れていた事に由来する。
気配遮断 B
サーヴァントとしての気配を断つ能力。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
単独行動 EX
マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。依り代や要石、魔力供給がない事による、現世に留まれない世界からの強制力を緩和させるスキル。
舩坂弘は米軍司令部を爆破する為に単独で拳銃1丁を持って数夜這い続けることにより、前哨陣地を突破し、4日目には米軍指揮所テント群に20mの地点にまで潜入した事により獲得している。
保有スキル
鬼の分隊長 EX
勇猛、狂化、無窮の武練の複合スキル。
左足と両腕を負傷した状態でも、拳銃、銃剣、短機関銃を駆使して敵を複数撃破する等、鬼神の如く奮戦を続けた舩坂弘の異名でもある。
自身に攻撃力、クリティカル威力、スター発生率、スター集中度上昇、自身が受けた累積ダメージ(回復してもカウントはリセットされない)に応じて自身に宝具威力上昇を付与する状態を付与する。
戦闘続行 EX
名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」、「窮地における生命力の強さ」と表現される。
不屈の意志 A
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。
不撓不屈 EX
超人的なタフネス及び精神性。発動時には、パラメーター内の耐久のランクを一時的にA++ランクにまで上昇させる。
自身に重複可能なガッツを付与し、ガッツ発動時に体力最大値上昇、体力自動回復、確率でガッツの回数を消費しない状態を付与する。
天賦の叡智 A
並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。
肉体面での負荷(神性など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、A~Bランクの習熟度で発揮可能。
舩坂弘は特別銃剣術徽章、特別射撃徽章、剣道教士六段、居合道錬士、銃剣道錬士など、武道・射撃の技能に習熟し、更に地形を利用して敵の侵攻ルートを限定する事で敵軍に甚大な被害を与える等、知略にも優れている。
宝具
不死身の分隊長
ランク:EX 種別:対人宝具
レンジ:0 最大捕捉:1人
由来:絶望的な戦況にあってなお、拳銃の3連射で米兵を倒し、米兵から鹵獲した短機関銃で2人を一度に斃し、左足と両腕を負傷した状態で、銃剣で1人刺し、短機関銃を手にしていたもう1人に投げて顎部に突き刺すなど、奮戦を続けた事で付けられた舩坂弘の異名。
また、他にも舩坂弘の逸話も複合され宝具へと昇華している。
騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)と類似した性質を持っており、手にした武器、兵器を自らの宝具とする事が可能。元がランクの無い物ならDランク相当、Dランクより上の物ならそのランクのまま、自分の支配下に置く。対象としては戦闘機・爆撃機等の乗り物は除外される。
ただし、銃座等を操作するのであれば対象となる。
他にも7回もの重傷を負いながら蘇生したりして生還した逸話や、手榴弾6個を用いて敵司令部を巻き込んで自爆しようとした逸話も複合されている。
自身に重複可能なガッツ、体力が0になった時に敵全体に舩坂弘の体力×宝具威力×6の固定ダメージを与える状態を付与し、敵全体に人属性特攻攻撃を行う。
解説
鬼の分隊長・不死身の分隊長の異名で呼ばれ、米軍に勇敢な兵士と称えられ、日本の公式な戦史である『戦史叢書』に、個人としては唯一、個人名として登場する軍人舩坂弘。
キャスター舩坂弘が宝具知識の集積場を使用し、自身が登場する戦記等の書籍を読み込む事で軍人としての全盛期へと霊基が変化した姿。
耐久がEXとなっているが舩坂弘の場合、純粋な防御力は銃弾が一応通用する程度には人間の範疇に収まるものだが、苦痛への耐性は常軌を逸しており、意識を失わない限りあらゆる苦痛を跳ね退ける事を可能とする。
また回復力も異常に高く、足に負った手の施しようがない筈の重傷でも1日で足を引き摺りながらとはいえ歩ける程度に回復し、首に銃弾を受けて昏倒し、米軍に戦死と判断されるも米軍の野戦病院で3日後に蘇生する程である。
総合的な生存能力はクー・フーリンにもひけを取らない(幸運値込みなら勝る)。
1941年3月に宇都宮第36部隊へ現役で入隊し、直後に満洲へ渡り斉斉哈爾(チチハル)第219部隊に配属される。斉斉哈爾第219部隊は宇都宮歩兵第59連隊を主体とした部隊で、仮想敵のソ連軍侵入に備えてノモンハン付近、アルシャン、ノンジャン、ハイラル一帯の国境警備隊として活躍する。
舩坂弘は第59連隊第1大隊第1中隊(通称石原中隊)擲弾筒分隊に配属され、アンガウル戦時は15人を率いる擲弾筒分隊長として指揮する。
当時から剣道と銃剣術の有段者で、特に銃剣術に秀でた。チチハルの営庭で訓練中に陸軍戸山学校出身の准尉から、「お前の銃剣術は腰だけでも3段に匹敵する」と保証される腕前だった。
舩坂弘は擲弾筒分隊長であったが、中隊随一の名小銃手として入隊以来射撃で賞状と感状を30回受けていた。
斉斉哈爾第219部隊で「射撃徽章と銃剣術徽章の2つを同時に授けられたのは後にも先にも舩坂だけだ」と専ら有名であった。
戦況が悪化して1944年3月1日に第59連隊へ南方作戦動員令が下命され、4月28日にアンガウル島へ到着する。南方動員令の下命時に舩坂は除隊の目前であったが、大隊主力と共にアンガウル島に上陸する。舩坂弘は23歳で、中隊では一番の模範兵と目されて部下から人望も厚かった。
アンガウル島の戦い
アンガウルの戦い (Battle of Angaur) は第二次世界大戦におけるパラオ - マリアナ戦役最後の戦いで、舩坂弘は多大な戦果を上げる。
日本側の兵力は1400人強なのに対し、押し寄せるアメリカ側は25000人。
それを崖を背にする事で米軍による背後からの攻撃を防ぎつつ侵攻方向を限定する事で弾幕を張る等して先遣隊を全滅させた。
舩坂弘自身も擲弾筒と臼砲で米兵を200人強を倒している。
後にこの事を知った米軍は崖を艦砲射撃で破壊し、地の利を失わせるという方法で解決してきた。
水際作戦で中隊が壊滅する中、舩坂は筒身が真っ赤になるまで擲弾筒を撃ち続け、退却後は大隊残存兵らと島の北西の洞窟に籠城、ゲリラ戦へと移行した。
3日目に米軍の攻勢の前に左大腿部に裂傷を負う。
米軍の銃火の中に数時間放置されたのちに、ようやく軍医が訪れるも、傷口を一目観て自決用の手榴弾を手渡して立ち去る。
瀕死の重傷を負いながらも舩坂は包帯代わりに日章旗で足を縛り止血し、夜通し這うことで洞窟陣地に帰り着き、翌日には左足を引き摺りながらも歩けるまでに回復した。
その後も瀕死クラスの傷を負うも、動くことすらままならないと思われるような傷でも、数日で回復しているのが常であった。 これについて舩坂弘は「生まれつき傷が治りやすい体質であったことに助けられたようだ」と語っている。
舩坂弘は絶望的な戦況にあってなお、拳銃の3連射で米兵を倒し、米兵から鹵獲した短機関銃で2人を一度に斃し、左足と両腕を負傷した状態で、銃剣で1人刺し、短機関銃を手にしていたもう1人に投げて顎部に突き刺すなど、奮戦を続ける。
その姿を見た部隊員らは不死身の分隊長・鬼の分隊長と形容したという。
しかし、食料も水もない戦場の戦いは日本兵を徐々に追い詰め、洞窟壕の中は自決の手榴弾を求める重傷者の呻き声で、生地獄の様相となる。
舩坂弘もまた腹部盲貫銃創の重傷で這うことのみが可能で、傷口に蛆虫が涌くありさまを見て、蛆に食われて死ぬくらいなら最早これまで、と思い自決を図るも手榴弾は不発する。
しばらく茫然として自決未遂の現実に「なぜ死ねないのか、まだ死なせて貰えないのか」と、深い絶望感を味わったという。
戦友も次々と倒れ部隊も壊滅するに及び、死ぬ前にせめて敵将に一矢報いんと米軍司令部への単身斬り込み、肉弾自爆を決意する。
手榴弾6発を身体にくくりつけ、拳銃1丁を持って数夜這い続けることにより、前哨陣地を突破し、4日目には米軍指揮所テント群に20メートルの地点にまで潜入していた。
この時までに、負傷は戦闘初日から数えて大小24箇所に及んでおり、このうち重傷は左大腿部裂傷、左上膊部貫通銃創2箇所、頭部打撲傷、左腹部盲貫銃創の5箇所であり、さらに右肩捻挫、右足首脱臼を負っていた。
長い間匍匐(ほふく)していたため、肘や足は服が擦り切れてボロボロになっており、さらに連日の戦闘による火傷と全身20箇所に食い込んだ砲弾の破片で、幽鬼か亡霊の如き風貌であった。
舩坂は米軍指揮官らが指揮所テントに集合する時に突入すると決めていた。当時、米軍指揮所周辺には歩兵6個大隊、戦車1個大隊、砲兵6個中隊や高射機関砲大隊など総勢1万人が駐屯しており、舩坂はこれら指揮官が指揮所テントに集まる時を狙い、待ち構えていたのである。
ジープが続々と司令部に乗り付けるのを見、右手に手榴弾の安全栓を抜いて握り締め、左手に拳銃を持ち、全力を絞り出し、立ち上がった。
突然、茂みから姿を現した異様な風体の日本兵に、発見した米兵もしばし呆然として声も出なかった。
米軍の動揺を尻目に船坂は司令部目掛け突進するも、手榴弾の信管を叩こうとした瞬間、左頸部(首)を撃たれて昏倒し、戦死と判断される。
駆けつけた米軍軍医は、無駄だと思いつつも舩坂を野戦病院に運んだ。このとき、軍医は手榴弾と拳銃を握り締めたままの指を一本一本解きほぐしながら、米兵の観衆に向かって、「これがハラキリだ。日本のサムライだけができる勇敢な死に方だ」と語っている。
そして3日後息を吹き返した。
当初は情をかけられたと勘違いし、周囲の医療器具を壊し、急いで駆けつけたMPの銃口に自分の身体を押し付け「撃て!殺せ!早く殺すんだ!」と暴れ回った。
この奇妙な日本兵の話はアンガウルの米兵の間で話題となり、舩坂の無謀な計画に対し、大半はその勇気を称え、「勇敢なる兵士」の名を贈られた。
元アンガウル島米軍兵であったマサチューセッツ大学教授のロバート・E・テイラーは、戦後舩坂宛ての手紙の中で、「あなたのあの時の勇敢な行動を私達は忘れられません。あなたのような人がいるということは、日本人全体の誇りとして残ることです」と、讃辞の言葉を送っている。
その後、数日の捕虜訊問を経て、舩坂はペリリュー島の捕虜収容所に身柄を移される。
このとき既に「勇敢な兵士」の伝説はペリリュー島にまで轟いており、米軍側は特にグンソー・フクダ(偽名)の言動には注意しろと、要注意人物の筆頭にその名を挙げるほどになっていた。
なお、捕虜となっても弘の闘志は衰えず、ペリリューに身柄を移されて2日目には、瀕死の重傷と思われていたことで監視が甘かった状態を利用し、収容所から抜け出すことに成功。
1kmを潜んで行って日本兵の遺体に辿り着き、弾丸入れから抜き取った小銃弾の火薬によって、米軍弾薬庫爆破に成功している。
爆破後は来た道を戻り、翌朝の点呼に何食わぬ顔で参加している。
そのために捜査にも拘らず弾薬庫爆発の原因は判明せず、記録では爆発は原因不明となっていた。
その後、米軍飛行場への放火を試みるが、フォレスト・ヴァーノン・クレンショー伍長によって取り押さえられた。
この伍長は敬虔なクリスチャンの家に生まれ、人を殺すのが嫌であるから大急ぎで日本語を勉強して通訳に回して貰ったという温厚な人物である。
しかし、身長190cm・体重94kgという巨漢であり、いくら弘でも栄養失調気味の状態で敵う相手ではなかった。
彼は2度に渡って弘の脱走を阻止したが、そのことを上官に報告しなかった。
そして「貴方はもう十分頑張った。もう死ぬことを考えてはならない。生きて日本に帰り、国の立て直しに力を尽くせ」と繰返し説いた。
敵である自分に真摯に向き合おうとするクレンショー伍長に対し、弘も次第に心を開き、2人の友情は戦後まで続いた。
戦後に帰国した後、彼が真っ先に行った事は「舩坂弘之墓」と記された墓標を抜く事であった。
というのも帰国する1年3か月前にアンガウル島守備隊は玉砕したと戦死公報が実家へ届いたからである。
帰国するまで戸籍上で死亡扱いされており、故郷では当然戦死したものと思われていた。
しばらくの間は、周囲の人々から「幽霊ではないか」と噂されてしまっていた。
ボロボロの軍衣で生家に戻り、先祖に生還の報告をしようと仏壇に合掌すると、真新しい位牌に「大勇南海弘院殿鉄武居士」と記されており驚いたという。
宝具不死身の分隊長について
この宝具は自爆未遂の逸話も含んでいる為、体力が0になった瞬間に手榴弾が6個召喚されて起爆する。
逸話通りにすれば阻止は可能だが、方法は首を銃撃するというものなので、基本的に阻止されない。
また、ガッツが付与されている場合、起爆後にガッツが発動する為、余計に回数を消費する事はない。
武装に関しては新しいものを取り入れ様とする考えがあるので、最新式の銃やその改造品を用いる。
たまにエミヤやエジソンと改造談義をしている姿も目撃される。
サーヴァントとして
実はバーサーカー以外にもセイバー、アーチャー、ランサー、アサシン、プリテンダーにも適性があったりする。
聖杯に懸ける願いはないが、親友クレンショー伍長が信じたものがあの様な偽神であっていい筈がないと思っており、パパポポと首を挿げ替える事を望んでいる。
この姿だと教師役に向いてないと思っており、普段はキャスター霊基となっている。
もちろん、生徒の危機等必要とあればこの霊基となり、危険を排除してくれる。
ちなみに、教務日誌を読むとキャスター霊基に戻る。
ヘビーアームズさん、ありがとうございました!