人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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冥界

「落ち着け我。まだ慌てるような時間ではない。物陰に隠れ、瞑想し。気配遮断EXに至るのだ」

(何かのはずみで死んでしまったとはいえ、未だ魂は健在だ。望みはある。カルデア一行に・・・エアに、愚かな我に懸けるのだ)

「しかし、我を知らずに暗殺するとは姑息よな、卑劣極まるぞ、エレシュキガル――!」



「「「乾杯!!」」」


「いやぁリッカがやってくれたぜ!今日は祝いだな!めでてぇめでてぇ!」

「パンクラチオンとは違う派手な動き、受け身。きっちりマスターできましたね」

「気が気では無かったが・・・よくやってくれたな、リッカ」

「よし!じゃあ次はマリーを鍛えるか!」

「はい。弟子贔屓はよくありませんからね」

「早速メニューを組むか」


『Aaaaaa、Aaaaaa・・・~』

「嬉しそうだね、母さん」

『人が、神を越える。うれしい、うれしい・・・』

「・・・そう、だね」

(・・・人類に拒絶されても、あなたはそう言えるのか。・・・あなたの、望みが・・・何となく、解ってしまうな・・・)

『必ず、彼らなら、きっと・・・Aaaaaa』


マルドゥークの斧、南米の善神

嵐と炎のルチャリブレマッチより、半時のエリドゥ

 

 

 

「で、だ。改めて状況を把握するとしよう。我等がマスターの奮起により・・・」

 

 

「女神ケツァル・コアトルが仲間になった!以上デース!」

 

朗らかに笑う、陽気な太陽神ケツァル・コアトル。リッカと解り合いし太陽の化身が楽しげに挨拶する

 

 

「勿論、その他の事はおいおい察していくから不要よ?英雄王ギルガメッシュ、そして――」

 

キラリ、と『エア』に向けてウィンクする

 

『挨拶ができなくてごめんなさい。あなたの声援、素敵でしタ!グラシアス!』

 

――グラシアス、ルチャドーラ!

 

ノリノリで挨拶を返す、熱き情熱を学んだエアであった

 

(メキシカン・・・タコスの国だね、うん)

 

「そうか、ならばよい。我等の目的は・・・あの斧。巨大なマルドゥークの斧である」

 

 

――其処に在りしは、いや『其処に屹立』せしは、マルドゥークが天地を引き裂くために使いし斧。大陸と同じ重さを持つ、人が持つには敵わぬ超巨大な斧だ

 

 

「・・・アレを運び出すことも出来ないことはないが、マルドゥークの脚を止めるわけにはいかぬ。――早急にウルクに帰らねばならぬからな」

 

「?ユカタン?」

 

――それは、その。麻婆が、賢王の口に・・・

 

『?』

 

――とと、とにかく!ケツァル・コアトル様の領地にあるのならば、また取りに来るとしてでも・・・今はウルクに帰るために、マルドゥークを使用したい、と言うことですね、はい!

 

 

『・・・訳ありなのね?解りました。あのマルドゥークの斧は私が何とかしましょう』

 

ケツァル・コアトルはその様子を見、静かに納得した様子でピースサインを送る

 

その思慮深さと理解の早さは、今は本当にありがたかった。深々と頭を下げる

 

「何ギルガメッシュと見つめあってるのよラテン系。ソイツにアピールするのは止めておきなさい。最低、最悪に趣味が悪いんだから」

 

イシュタルがそんな二人の様子に苦言を呈し、口を尖らせる

 

「ははは、根に持つなイシュタル。貴様にそう言われてしまうと我も恥じ入るばかりよ」

 

「全然心が籠ってないわね、美の女神を袖にしたあんたなんか見る目無しよバーカ!」

 

《何と品のない・・・田舎の町娘ですらもう少し教養を持つと言うのだ。メソポタミアの神々は何故コレを神に祭り上げたのか・・・》

 

いー、と口を変え威嚇するイシュタルの微笑ましい様子に嘆きを隠せぬ王

 

――自由奔放なのですね、イシュタル様は

 

《うむ。我の苦労も解ろう?こやつがウルクの都市神なのだぞ?聞いて驚け、こやつがウルクを護ったことなど一度たりともない!》

 

(断言したよ・・・)

 

「(かの魂のことは内緒なのね。なら私もそう振る舞いましょう)こんにちは、イシュタル。はじめましてかしら?随分と燃費の悪い出力をしているようだけど?」

 

チャオ、と手を振るケツァル・コアトルにもまた、呆れた視線を送るイシュタル

 

「いろいろあるのよ、そこのバカ金ぴかのお陰でね。気を抜くとカラダが弾き飛ばされそうなんだから。――まぁ、何度か打ち合った敵同士だけどね」

 

「ヤ!もう仲間よ、仲間!冷たいネ、イシュタル!もっと笑いなさいな。太陽みたいに明るく明るく!」

 

「余計なお世話よ。むやみやたらに輝くとか上品じゃないでしょ。輝きは誰よりも眩しく、されどその恩恵を受けられるのは選ばれた人間のみ――それが美の女神の在り方と言うもの。アナタみたいに常時ピカピカしないの」

 

《ほざきおるわ。飼い牛に縁を切られた分際で》

 

(いつコイツ間違いに気付くかな~。楽しみだな~)

 

――けれど、神の矜持を直接聞けるのは凄いことです。含蓄があると信じ聞きとどめましょう

 

嗤う王、呆れるフォウ、真摯に頷くエア

 

 

『FUUUUU――――』

 

・・・何故か独りでに排熱したマルドゥークには、触れないことにする

 

 

「ふぅん。性質に似合わず慎ましいのね。それが素?それとも人間(うつわ)の影響?どちらにせよ謙虚さを覚えるなんて、アナタにとっては神生に一度あるかないか。その幸運、祝福するわ。いい出逢いをしたようね。アナタも――英雄王、アナタも」

 

――はいっ!

 

《――フッ。否定はすまい。する必要もないのだからな》

 

満面の笑みでエアはうなずき、王もまた、笑いながら頷くのであった

 

 

「その上から目線止めてくれる?人間の文化に毒されたのはそっちの方でしょ。何よルチャリブレって。アナタのやってることはスペースシャトルをカートにしているようなものよ?真面目にレースやってる連中からすれば、人理焼却以上に傍迷惑な存在だって気付きなさい?」

 

「えー、ソウデスカー!?スペースシャトルとか強そうな飛び技デース!」

 

 

「誉めたんじゃないの嫌みだっつの!ダメねこの女神、脳までプロレスウィルスに冒されてる」

 

(オメーはDNAにうっかり塩基配列が刻まれてるけどな)

 

《む、今の切り込み、そこはかとなく無銘の切れ味を感じたな》

 

――も、もう本当に、本当に突っ込みはお許しください・・・

 

顔を覆いながら丸まってしまうエアであった・・・

 

 

「姉妹みたいだね、姉さんとイシュタル」

 

「はぁ!?」

 

『いや、あながち間違いでもないのでは?二柱とも金星を司るという性質を持っているんだから。女神イシュタルは明星、つまり金星の女神だけど、ケツァル・コアトルはアステカ神話の明けの明星の具現、破壊神トラウィスカルパンテクートリ神と同一視される』

 

「なんて?」

 

「トラウィスカルパンテクートリ神デース!ヘンテコな名前デスネ!」

 

 

『ま、つまりどちらにも縁があるのさ』

 

「ちなみにマルドゥーク神は木星を司る神である。木星権限を使用すれば更なる強大な権能を振るえるが――後の楽しみにしておくか」

 

「マルドゥーク神・・・ティアマト神を倒した太陽神にして呪術、農耕、そして英雄神・・・」

 

「あまたの側面を持つ貴様と似たようなものだな、翼ある蛇よ」

 

「誰もいなかったから、全部自分でやる必要があったの。世代を重ね、適応した神が出てきたらそちらに任せていたわ。――英雄王の本気が伺えるわね。かの大神を、力を丸ごと下ろすなんて」

 

 

「原理はそこな女神とそう変わらぬ。相応しき器を用意し、尊き魂に祈祷させ、神の力を擬似的に再現する楔、要石とする。カルデアを都市に定めてな。マルドゥークを討ち果たしたければカルデアを破壊するしか無いわけだが・・・まぁ、有り得ぬな」

 

(・・・尊き魂?コイツに限ってそんな魂のアテがあるってこと?いやいや、無いわよ。コイツが認めるなんてどんだけよ。英雄王に英雄神が認める魂なんて人類史に一人いたら奇跡なくらいよ、ていうか私が見逃すはずないし)

 

――くしゅっ

 

《節穴にうっかりとは最高の道化よな、獣よ》

 

(コイツ逆に好きだわ~)

 

王と女神達のトークは続く。異種と、異神の語らいには積もる話があるのだ

 

「ますますもって興味深いけれど・・・今は本題に戻りましょう。私の後ろにあるマルドゥークの斧なんだけど」

 

「くぁ――――!!そういう露骨なスルーとかどうかと思うニャ、私は!」

 

先程から存在を認められなかったジャガーなる何かが抗議の声を上げる

 

 

「あらあら?フェアリーの声が聞こえるヨ。やっぱり古い時代にはそういうのもいっぱいネ☆声はすれど姿は見えず。これを人間(あなた)たちは妖精の声と呼び慣わします。はい、そういう事なのでスルーしましょう。私にも、皆さんにも、何も見えませんね?ね?」

 

「悪魔か貴様は!ここ!私はここニャ!若干影が薄かったけど立派にレフリーやった私を無視するのはやめニャ!」

 

「アディオース、アディオース。(誰もいません見えませんみたいなジェスチャー)」

 

――ジャガーは精霊だったのですね・・・

 

ポカンとする一同に、ジャガーの抗議は続く

 

 

「酷い!ジャングルで出逢っていらい、身を粉にして働いてきた私にこの仕打ち!ククルん(ケツァル・コアトルの呼び名ククルカンの事ニャ)私がサボると殺しにかかってくるし、私がボイコットしてると殺しにかかってくるし、私が遊んでると殺しにかかってくるし!もしかして、私の事嫌いなのかニャ――!?」

 

「ハァイ、大嫌いデース!ジャガーとか滅びなサーイ!」

 

笑顔で首をかっきり、サムスダウンジェスチャーを取るケツァル・コアトル

 

「ケツァル・コアトルさんとは思えない、真っ向からの全否定です・・・」

 

『まぁ、それは仕方無いと思うよ・・・』

 

『ジャガーマンはオルメカ、アステカ等の中南米地域で奉じられた神霊なの。ジャガーは戦いと死を象徴する。ジャガーマン。すなわち『ジャガー人間』はしばしば中南米神話に登場する最高神の一柱、テスカトリポカの一側面に関係深いとされているの』

 

「あの異次元ミサイル撃ってくる戦車かー」

 

『で、そのテスカトリポカという神はケツァル・コアトルのライバルなのよ。善の頂点ケツァル・コアトル、悪の頂点テスカトリポカ。神話上、このテスカトリポカにケツァル・コアトルは殺されてさえいるわ。その結果、ケツァル・コアトルが大切に育てていた文明は、消えてしまったの』

 

オルガマリーの捕捉に、リッカは深く頷く

 

「姉さんが嫌うのもやむ無し。悪のボスだったんだ・・・」

 

「蜘蛛糞ヤロウなんかより、リッカちゃんが悪のライバルだったらよかったのに・・・龍の方がカッコいいですシ?」

 

「死と再生はワンセット!ジャガーだからって悪いわけではニャいのだ!」

 

瞬間、ケツァル・コアトルは見るものを震え上がらせる形相にてジャガーマンを睨む

 

「――――あ?殺すわよ、本気で」

 

「すみません止めてください。ククルんの本気にらみとか夜中トイレ行けなくなりますマジで。・・・まぁ、こんな感じでククルんに虐待を受けてきた憐れなジャガーの精霊だったのニャ・・・」

 

《ジャガー・・・虎聖杯・・・なんだこの記憶は。たいがーなころしあむなど我は知らんぞ》

 

ジャガーマンを見て、謎の電波を受信する英雄王

 

(覚えとけよ。セイバーと日常過ごしてるのそれしかないぞ)

 

――セイバーさんと仲良くなれる世界!行ってみたいですね・・・!

 

「せっかく生け贄ゲットしても心臓食べられないし・・・ククルんマジギレするし・・・」

 

「当然です。私の前で生け贄なんて許しません。拝領はあくまで伝承保菌の際、一度きり。それ以外の生け贄の儀式は不要なもの。生け贄の儀式そのものを楽しみにしていたテスカトリポカのやり方は、私とは相容れないものです。これ以上ジャガーと話しているとくびり殺してしまうので、話を戻しますね♥」

 

アッハイ、となる一同

 

「マルドゥークの斧の運搬は私に任せて。密林の蔦でロープを作り、翼竜たちにウルクまで運ばせましょう。三百匹のチームを三つ。それでローテーションを組ませます。三日ほどかかるけど、それで大丈夫かしら?」

 

「うむ。アレを運搬できるだけで丁度よい。マルドゥークに余計な負荷をかけず温存できると言うわけか。日頃の行いがよいせいか状況は好転するばかりよな。ふはは!」

 

ケツァル・コアトルの口笛にて、大量の翼竜が集まり、編隊を組始める

 

「その為には、マルドゥークの斧を神々から護るために配置された神性特効の石像が厄介なんだけど・・・」

 

「――あぁ、それは大丈夫。たった今、駆除したよ」

 

軽いノリで現れるはエルキドゥ。大量のスプリガンの首をねじきり、二桁の頭をチェーンで繋げたエフェジーをニコニコしながら持ってくる

 

「流石は我が友、仕事が早いな」

 

「急がなきゃいけない理由もあるからね。――味覚の齟齬を入れていなかった僕のミスだ。昏倒ですんでいればいいんだけど」

 

てへっ、と舌を出すエルキドゥ。可愛らしくはあるが・・・左手に持つものが持つものなため、恐ろしい

 

「お見事デース!後はウチの子達が三日三晩徹夜でやってくれマース!!」

 

 

「よし。今すぐ帰還を・・・と言いたいが、最早今は夜間。ウルクの民を騒がすのも上手くはない。ここで睡眠を取り、明日の早朝、ウルクに舞い戻るぞ!」

 

――・・・

 

(気持ちは逸るけど、今は焦らないこと。大丈夫さ。この世界の死は『無』だ。麻婆食って魂が砕けるはずはない。落ち着いていこう。エア)

 

――そうだね。落ち着いて、ね

 

 

・・・どうか、深淵に落ちておりませぬようにと、エアは星空に祈りを捧げたのであった・・・




深夜・エリドゥ


「・・・・・・見張りの交替はまーだだよ」


「ギク・・・。勘、いいじゃない。振り向きもせず、いきなり話し出すのはどうかと思うけど。それとも、私の気配が気に入ったということかしら?」

「素敵な気配だしね」

「――・・・そ、そ、そう。・・・あなた、いちいち言い回しがカッコいいのだわ」

「そう?」

「そうよ。・・・今日は、あなたを労いに来たの。また、新しい女神を仲間にしたようね。よくやったものだわ。誉めてあげる。ほんと凄いわ。でも何故かもやもやするのだわ。ちょっと頬っぺたつねらせて(むにー)」

「いふぁいいふぁい」

「・・・もやもやが消えた・・・不思議な効果ね、記録しておきましょう。本人に攻撃するともやもやが消えると。・・・さて。ケツァル・コアトルはああ見えて三女神最強の女神よ。・・・知ってる?」

「骨の髄まで」

「そ、そう。あなたたちが何を想定しているかは知らないけど、力を借りるとよいのだわ。もうゴルゴーンは死にかけで何もできないし、聖杯もないし。・・・あなた達の力は、メソポタミアの全てになりつつある。それなら、きっと・・・」

「?」

「――何よ、その体・・・傷だらけじゃない!火傷、切り傷、痣・・・古いけど、痕がこんなに・・・!」

「ん、あー。まぁ、色々とね」

「こんな傷だらけで、ケツァル・コアトルと戦っていたの・・・!?」

「昔の傷だよ。大丈夫大丈夫」

「大丈夫に見えないから心配しているのだわ!あぁ、なんてこと・・・こんなに綺麗な肌が、こんな・・・」

「――・・・」

「女子として、あるまじき扱いなのだわ・・・!休みなさい!いいから今は!休む!傍にいてあげるから!」

「はーい」

「夜は長いから、話があるなら聞いてあげるのだわ。特異点の話とか、聞いたげる」
 
「――じゃあ、特異点冬木の話からかなぁ」


「――あの金ぴか、本気出すとこんなに凄いのね・・・消えたの、そのスパルタなんとかって人だけじゃない!後は皆笑顔で・・・アイツ、そんな上機嫌なんだ・・・よっぽどの勇者や天然じゃなきゃ、話にもならない暴君なのに・・・!」

「あははっ。私達みんな、ギルの事は頼りになる素敵な王様だって思ってるよ」

「頭でも打ったのかしら・・・いや、泉に投げ込まれたのかしら?・・・あ、ごめんなさい。話し込ませちゃったわね。でも・・・楽しかった!」

「冒険、好き?」

「――好きよ。大好き。アナタの道行きは、皆が笑っていた。それでいて、どんな理不尽も蹴散らされていた。アナタも・・・『理不尽を押し付けられながら、逃げなかった』」

「・・・?」

「・・・アナタの人生は、とても辛い事ばかりだったと思う。とても苦しいことばかりだったと思う。皆は、それを称え、誉めるかもしれないけど・・・私はこう言うのだわ」

「・・・」

「本当に、お疲れ様。あなたにとって当たり前の事でも、それは本当に、本当にすごいことなのよ。真っ直ぐ進める人間は、本当にすごい。――ギルガメッシュが御機嫌なのも納得ね。あなたは、人間の躍進の見本みたいなんだもの」

「・・・そうかな」

「そうよ。私が保証するわ。あなたは誰にも負けない、頑張りやさんだってね」

「じゃあ、いつか一緒にいこう」

「え?」

「一緒に、冒険しようよ」

「・・・私に、そんな自由・・・」

「・・・」

「・・・いえ、生き方に・・・正解は無いものね。いつか、そんな、生き方を・・・私もしてみたいと思う」

「その時は、一緒にね」

「うん!また、会いたいのだわ!リッカ!」

「うん。また会おうね、『イシュタル』」


「・・・また、か・・・」


ウルク門前

「あぁ、皆様!お帰りなさいませ!ですが・・・あぁ、なんという・・・」

「――?どうしました?巴さん?」

「・・・どうか、お気を強く持ってお聞きください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ギルガメッシュ王が、お亡くなりになられました」


――・・・・・・・・・――――――

《えぇい!気を確かに持てエア!老体にて麻婆を食らったのだ、解りきっていたことであろう!》

――賢王が、そんな・・・

「本当に死んでしまうなんて・・・悪いことをしてしまったな――」

玉座


『レンゲを持ちながら硬直する王』

「なにこの状況・・・」

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