人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
今日は早めに寝て肉体とメンタルを回復させ、明日から本編を再開していこうと思います…
「―――おっと、申し遅れましたね。私は古明地まなみ……
名前・真名 古明地まなみ
クラス ビーストIF/
出身 幻想郷(楽園時空と交流のある幻想郷)
性別 女性
出典 東方Project(二次創作)
属性 混沌・悪
身長 159cm
体重 精神存在として変動あり
好きなモノ 妹達(さとり・こいし)、先代巫女、他者の心を弄ぶこと
嫌い・苦手なモノ 妹達を傷付けられること、物理的な殺傷
ICV 生天目仁美
設定担当 環星党
ステータス
筋力E 耐久D 俊敏A 魔力EX 幸運C 宝具EX
概要
古明地姉妹の真の長女で、かつて旧地獄や妖怪の山に住む妖怪達から恐れられた白子(アルビノ)の覚り妖怪。八雲紫や摩多羅隠岐奈と共に幻想郷を創った賢者の一柱でもある。
妹のさとりやこいしと異なり、心を読むだけでなく思うがままに操る能力を持つ。それ故に同族である覚り妖怪からも忌み嫌われていたが、彼女自身はその現状を苦痛に感じていなかった。
ある日、妹である古明地こいしが、自らのサードアイを閉ざしてしまう。
姉として、覚として、まなみはそれを予期していたはずだった。
こいしの苦悩を、沈黙を、あまりにも鮮明に感じ取れてしまっていたが故に―――何も言えなかった。何もできなかった。
だからこそ、サードアイが閉じられた瞬間、世界から最愛の妹の心が完全に断絶された瞬間、彼女は自らの存在の核を失ったかのような喪失感に包まれる。
この身を貫く痛みが、誰のせいでもないと理解していながらも……まなみは暴走する。
旧都に蔓延っていた心無い嘲笑や偏見、妹を傷つけた冷たい視線。それら全てが、彼女の標的となった。
まなみの能力―――心を操ること。
それが狂気と化した時、どれだけ多くの魂が壊れていったのかは、今となっては誰にも分からない。
まなみの慈愛が、優しさが、理性が、一本一本剥がれていく。
彼女はまるで、己の痛みを他者に再現することでしか癒やせない獣のように、人の心を食い散らかした。
そんな姉の姿に、さとりは恐怖した。
かつて自分を守ってくれた、尊敬すべき姉が、心を壊していく光景。
それを目の当たりにしながら、何もできない己の無力。
そして決断する―――
姉を、地霊殿の最深部にある封印の間へ幽閉することを。
まなみは何も言わなかった。
怒ることも、悲しむことも、拒むこともなく……ただ、微笑みながら、両の瞼を閉じた。
「……あなたの心が、そう望むのなら―――それもまた、愛の一つの形だから」
そうして彼女は誰の記憶からも姿を消し、現世との繋がりを断ち切った。
今から約十数年前に封印の間を訪れた先代巫女と交戦し、己の能力を正面から打ち破られ敗北した。
ただし娘を身籠っていた先代が『目の前の敵を討ち滅ぼす』ことではなく『まだ見ぬ我が子と共に生き延びる』ことを選んだため間一髪で生還、その後は互いに交流を重ね、無二の親友となった。
なお、先代巫女が命を落とした後はショックで再び精神世界に引きこもってしまった模様。
物質世界との接続を閉ざし、精神世界の深淵を揺蕩う白子の覚り妖怪。
瞳を閉じ、静寂の中で眠りながら、触れられない心への執着を抱き続ける。
それでもなお、古明地まなみは壊れてなどいない。
彼女は今も深い眠りの底で、ゆっくりと微笑んでいる。
全てを操る者として、いつかまた目を開けるその時まで―――
保有スキル
【対魔力A】
魔術への耐性を得る能力。妖怪の賢者なだけあって、現代魔術では掠り傷一つ付けられない。
【狂化EX】
理性を奪いパラメータを上昇させるスキル。彼女は確固たる意志を持ち意思疎通も可能だが、内なる本能に忠実であることを選び、意識的に抑制しない選択を取っている。そのため、理性を有したまま暴走状態に近い行動を続けることができる。
【サードアイEX】
第三の眼。覚り妖怪に特有の読心器官。彼女のサードアイは読心だけでなく、多種多様な精神干渉を可能とする。
【メンタル・イーターEX】
サードアイから派生した特殊スキル。どの様な規模・構造の生命であろうと、心(恐怖)を持つ者全てに強力なダメージを与える。即死効果を伴わないのは慈悲や罪悪感などではなく、死んで無間地獄に堕ちることすら生温い程の恐怖を永遠に味わわせるためである。
クラススキル
【獣の権能A】
対人類とも呼ばれるスキル。心を支配されることに恐怖や願望を抱く全ての存在に対し、高い支配力を発揮する。知識形態が異なっていようと意思の疎通・意味の疎通を可能とする。
【単独顕現A】
単体で現世に現れるスキル。既にどの時空にも存在する在り方を示すため、即死攻撃や時間操作系の攻撃に対し耐性を持つ。
【ネガ・マインドEX】
可能性の獣 ビーストIF/
知的生命体の持つ普遍的無意識を根底から狂わす彼女の獣性。知能を持つ全ての存在の精神を狂わし・改竄し・破壊することのできる恐ろしい権能。
もし彼女がビーストとして完全に羽化したなら、それは知的生命体の内側からの破滅を意味する。
宝具
【精神を操る程度の能力】
ランクEX 種別:概念宝具 レンジ:無制限 最大捕捉:集合的無意識下で接続された全存在
古明地まなみが持つ『程度の能力』。覚り妖怪の基本である読心能力だけに留まらず、行動操作・記憶改竄・感情操作・暗示・催眠・洗脳・念話・心象の具現化・精神空間に対する介入など、他に類を見ない程に広範な干渉を可能とする。相手が『自分に関する情報』さえ持っていれば無制限のアクセスを可能としているため、一度捕捉されたら決して逃げることはできない。
【
ランクA 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:自分のみ
普段は閉ざされている両の瞳を見開くことで集合的無意識の深淵から無尽蔵のエネルギーを引き出し、現実世界における能力の制限を完全に解き放つ宝具。『全てのモノには心が宿る』という理由で非生物すらも精神操作の対象となっており、後述の侵食固有結界を発動することも可能。
ただし開眼すれば勝負が成立しなくなってしまうため、開眼状態の維持は5分以内に留めている。
【
ランクEX 種別:対界宝具(結界) レンジ:不定 最大捕捉:不定
開眼状態でのみ発動可能な古明地まなみのラストワードで、現実の
容姿
先天性のアルビノ体質で肌や毛髪の色素が薄く、黒系の衣装を身に付けていることが多い。何かと貧乳扱いされやすい妹達と異なり、胸のサイズはかなり大きいようだ。
東方原作では極めて稀*1な糸目属性の持ち主。深紅の瞳を輝かせるサードアイは常に見開かれており、そこから伸びる6本の白いコードの接続部位は胸元の1本を除き判明していない。また、サードアイを開き両の瞳を閉ざしているため、両の瞳を開きサードアイを閉ざしたこいしとは対の関係になっている。
人物像
丁寧で物腰柔らかな口調、謙虚かつ自嘲気味な言動が特徴。何があっても決して落ち着きを失わない図太さも備えており、10点満点の自己評価で『無限』と答える程の自信家でもある。
「―――たったの11点で満足するとでも?」
幻想郷の賢者としては穏健革新派寄り。物理的な殺傷に強い嫌悪感を示しており、人間に何かしらの危害を加えることもない。また、精神系の異変や里の人間の故意による妖怪化が発生した時は、霊夢や紫が気付く前にそれらの不穏分子を人知れず処理しているという。
「いえ、私は何もしていませんよ?」
妹達には深い愛情を注いでおり、お燐やお空といったペット達からも強く慕われている。ただし他の妖怪に対しては理不尽極まりない存在らしく、旧地獄や妖怪の山に住む妖怪達は未だに彼女のことを恐れているという。
「もう大丈夫よこいし。お姉ちゃんはいつでも、あなたたちの味方だからね」
高度な知性や狡猾な戦略性、幻想郷トップクラスの情報処理能力を備え持つ超頭脳派。1000年以上前に単独で八意永琳の居場所を突き止め彼女と接触、その後永琳の記憶から本物と全く同じ成分・効果の『ジェネリック蓬莱の薬』を具現化した実績の持ち主。また、1000年以上経ってから本人にその薬を見せつける性格の悪さまで備わっている。
「永琳様の薬には到底及びませんが、もし良ければ私が作った薬も見て頂けないでしょうか?」
一見すると複雑に思えてしまう彼女の精神性だが、そんな彼女の行動原理は『誰かの心を自分のものにしたい』ただそれだけ。殺しを極度に嫌っているのも慈悲や罪悪感からではなく、単に『殺せばそれ以上弄れなくなるから』に過ぎない。
「誰かの心を操り、弄び、支配し、私のものにする……ただ、それだけの話よ」
だがしかし、古明地まなみは愛なき羅刹などではない。
彼女は心を愛しているからこそ、誰かの心を操り、弄び、支配し、己のものとする。
それこそ人が甘味を嗜み、輝く宝石を欲するように―――
―――以上の本質から、彼女は資格を得た。白子の覚りなど忘れられし名。
基は人の幻想が生んだ、人類を最も恐怖させる大災害。
名はビーストIF/
有り得ざる人類悪の一つ、『嗜欲』の理を持つ獣である。
交友関係
【古明地さとり】
実妹。歪んだ愛情を注ぎ続ける存在。彼女を恐れながらも見捨てなかった唯一の家族であり、まなみにとってその『拒絶』すら甘美な執着の証明となっている。さとりの行動の裏にある優しさと苦しみを知るがゆえに、より深く依存している。
【古明地こいし】
もう一人の最愛の妹。彼女が心を閉ざした原因が自分にあることを理解しており、その『欠落』を自分のせいだと感じている。こいしの無意識の中に自分がまだ存在していることが、まなみの存在意義の一端となっている。時折、彼女の夢に現れては淡く触れる―――それは干渉であり、祈りでもある。
【火焔猫燐、霊烏路空】
かつての愛しいペット達。引きこもる前は毎日のように世話を焼き、母のような慈しみを注いでいた。今もなおまなみを心から慕っており、彼女自身も静かにその思いに応えている。
【先代巫女】
唯一、まなみの精神を真っ向から打ち破った人間。精神干渉に抗い、真正面からまなみを倒した存在であり、彼女の中で敗北と救済が同時に結晶した記憶として残っている。まなみにとって『失った宝物』であり、同時に『永遠に届かない光』。
復活を知った時は狂喜乱舞し、久方振りに心からの笑みを浮かべた。
【博麗霊夢】
亡き親友(先代巫女)の血を引く者。霊夢を傷つけることは、まなみにとって先代への冒涜であり、自らの心を傷つける行為でもある。そのため、まなみは霊夢を『守るべき存在』として距離を取りつつも密かに干渉している。ただし、霊夢が『力』として対峙するならば容赦はしない。
【八雲紫】
幻想郷の賢者同士。理念も方法論も異なるが、どちらも『守る』という行為の裏に恐るべき手段を隠している。お互いを完全に信頼していないものの、その不信すらも計算に含めて最善を模索する。紫にとってまなみは『予測不能な狂気』、まなみにとって紫は『境界の向こうから覗く影』。
【霧雨魔理沙】
人間でありながら、まなみに恐れず向き合う者。その軽薄で無鉄砲な態度に一見嫌悪感を抱いているようでいて、その裏にある善性や真っ直ぐさを見抜いている。
まなみにとっては理解不能な可能性の象徴であり、時に観察対象、時に興味の対象となる。
【ドレミー・スイート】
夢世界の管理者で、共に
【茨木華扇】
妖怪の山時代からの飲み友達。仙人としての自制の裏に潜む妖怪性を、まなみは見抜いている。
「右腕を失う前の方が、味に深みがあって好きでした……ふふっ、冗談ですよ♡」
【八意永琳】
月の頭脳。第一次月面戦争の時に接触、すぐさま永琳に捕縛され即断で殺されかけた。
蓬莱の薬の製法を記憶領域から盗み出した件は、彼女にとって最大級のトラウマになっているらしい。
「―――わざわざ月に攻め込まずとも、月の頭脳から記憶を盗み出した方が簡単ですので」
【魂魄妖忌】
白玉楼の先代庭師。彼と精神世界で対峙した時には引き分けた。
彼もまた先代巫女と同じく、自身を超えうる存在だと感じている。
「あと数寸だけ避ける角度が違っていれば、私の頸は斬られていたでしょうね」
【温羅(異聞帯)】
異世界の鬼神。自分が妖怪の山で活動していた頃から面識を持っている。信奉者を増やすための八百長を温羅に持ち掛けて当然のように断られ、金棒の一撃を間一髪で回避したことも。
今なお苦手意識を抱いているが、その破天荒さにはある種の気楽さも覚えている。
【妖怪系・悪魔系サーヴァント】
精神と欲望に満ちた存在は、まなみにとって格好の捕食対象。
「あなたが何を信じようと、私にとってはただの素材に過ぎません……ふふっ、いただきます♡」
【ニャルラトホテプ】
外なる邪神。存在の本質においては共鳴する部分もあるが、まなみ自身は彼を『理解不能な気まぐれの集合体』として距離を置いている。
いつの間にか娘を拾い父親になっていたことに関しては、内心驚きを隠せていない。
環星党さん、ありがとうございました!