人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜   作:札切 龍哦

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虎はなにゆえ強いと思う?


マテリアル〜天下人すら惚れ込んだ、天下御免の傾奇者〜

『此の鹿毛と申すは、あかいちょっかい革袴。茨隠れの鉄兜、鶏のとっさか立烏帽子。前田慶次の馬にて候!!』

 

 

クラス:ライダー

 

 

真名:前田慶次郎利益

 

 

出身:日本

 

 

出典:史実・花の慶次

 

 

性別:男

 

 

属性:混沌・善

 

 

身長・体重:197cm・96kg

 

 

ステータス:筋力B 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運A

 

 

クラス別スキル

 

 

騎乗:B+

 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並みに乗りこなせる。また馬に限り、、野獣ランクのものまで人並み以上に乗りこなせる。

 

 

対魔力:D

 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

 

 

固有スキル

 

 

負け戦こそ戦の華よ:A

 ライダー自身が好む戦の在り方。圧倒的有利な勝ち戦など、参加するのも馬鹿らしい。圧倒的不利な状況の負け戦こそ、自分が腕を振るうに足る戦場なのだから。

 

 

 勇猛、直感、殿の矜持を兼ね備えた特殊スキル。圧倒的不利な状況であればある程、ライダーの戦いぶりは輝き、如何なる逆境であろうともライダーはこれを跳ね返してみせる事だろう。

 

 

傾奇御免状:A+

 ライダーが天下人こと関白秀吉と対面を果たし、天下人を前にしながらも傾奇貫いて見せたライダーに心打たれた秀吉が与えた書状。『いつ、どこで、誰が相手であろうと傾く事を許す』事を天下人が太鼓判を押して認めた証。いつ、どこで、誰が相手であろうと己らしくある事を貫き通す…それこそが傾奇者である。

 

 

 このスキルを持つライダーは、自身に対するあらゆるデバフを無効化する。如何なる状態異常であろうとも、傾奇者の行く道を阻む事は出来はしない。…因みにこれに類似したスキル・宝具を持つサーヴァントはもう一騎いる。ドイツの『空の魔王』その人である。

 

 

穀蔵院一刀流:A

 ライダー自身が自らの刀法に名付けた流派がスキルとなったもの。…名付けた、とは言うがこれはライダー自身の諧謔であり、真っ当な流派と言う訳ではない。

 

 

 戦場で生まれ育ったライダーが鍛え、磨き続けた『型なき流派』…ただ、太刀行きの速さとそこに篭められた力だけが勝負を決する戦場の刀法。堅固な鎧すら叩き割る、猛獣並みの剣であり槍である。

 

 

 

宝具

 

 

『では行こうか、松風…これより我ら修羅に入る!!仏に遭わば仏を切り、鬼に遭わば鬼を切る!!』

 

 

『松風』

ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:100人

 ライダーが『友』と信頼を預け、その背に跨り共に戦場をかけた愛馬。かの征服王の愛馬たるブケファラスと同じく英霊馬に昇華された英霊にして宝具と言うべき存在である。

 

 

 灰色の鬣を持つ、黒毛の巨馬である松風に騎乗して突貫し、敵中を縦横無尽に駆けまわりながら、手にしている朱槍を振り回して敵陣を切り裂く。

 

 

『大武辺朱槍(だいふへんしゅそう)』

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~6 最大捕捉:1人

 朱塗りされた三間柄の長槍。常識や権力に捕らわれない『傾奇者』として名を馳せたライダーの象徴。

 

 

 この宝具によって怪我を負った相手の保有するスキルのランクを低下させる。どのスキルがどの程度低下するかはランダムであり、最大E-ランクまで低下するが、スキルが完全に消滅することはない。

 

 

 ディスペルは不可能で、効果を解除するためには槍を破壊するか、使い手であるライダーを滅ぼすしかない。

 

 

Weapon 

『無銘:刀』

 ライダーが戦場において振るった無銘の太刀。伝承において慶次は天正9年に熱田神宮に一振りの刀を奉納したとされている。

 

 

『無銘:短刀』

 ライダーが太閤秀吉との謁見を果たした時に腰に差していた短刀。関の刀工に鍛えさせた厚重ね南蛮鉄で作られた、刀身が鉈を思わせるほどの厚みを持っており、並の人間では振るうどころか持ち運ぶのですら困難な代物である。

 

 

能力:日本において最も有名な戦国武将の一人であり、天下御免の傾奇者。鉄条入りの皆朱槍を振るう豪勇も凄まじく、自身に対するあらゆるデバフを無効化できるスキルと、状況が不利であればあるほどに自身を強化できるスキルを保有し、また松風に跨っての蹂躙撃破と言う宝具を持ち合わせた強力なサーヴァントである…のだが、ライダー自身がやる気にならないと戦闘を行わないと言う致命的な欠点もあり、マスターや陣営によっては一切戦闘に参加する事のない超問題サーヴァントでもある。

 

 

解説:戦国時代にその名を遺す武将の一人であり、同時に天下御免の傾奇者としてその名を遺した人物。

 

 

 織田信長に仕えた武将の一人である滝川一益の一族であり、その後前田利家の兄である利久の養子となった。加賀百万石を打ち建てた前田利家とは義理の叔父・甥にあたるのだが、やがて彼の下を出奔。その後は京で浪人生活を送る傍ら、連歌会に参加するなど文人との交流も深めた。

 

 

 やがて上杉景勝とその腹心である直江兼続との知遇を経て上杉家に仕官。北の関ヶ原と謳われる『長谷堂の戦い』において撤退戦で殿を務め、追撃を仕掛けて来た最上勢を撃退すると言う手柄を挙げた。その後上杉家が会津米沢30万石に減俸されるとこれに付き従って米沢近郊の堂森に移り住み、米沢藩に仕えた後隠棲した。

 

 

 隠棲後は兼続とともに「史記」に注釈を入れたり、和歌や連歌を詠むなどして過ごしたとされる。

 

 

 戦国時代において優れた武勇を持つ者にしか手にする事の出来ない『皆朱槍』を手にするほどの武勇を持つ一方で、当代随一の風流人としてもその名を遺した前田慶次であるが、彼を語る上で外せないのが『傾いた』エピソードである。

 

 

ーそれは利家の下を出奔する前の事。ある時慶次は利家を自らの館に招き、風呂を沸かしたので入るように促した。これを受けた利家も早速湯船に入ったがそれは冷水であり…激怒する利家を尻目にそのまま松風に乗って駆け去った。

 

 

 …このほかにも上杉家に仕官をした際に初目見えに泥の付いた3本の大根を持参し、「拙者、この大根のように見た目はむさ苦しいが、噛めば噛むほど滋味の出る男でござる」と言ったり、『大ふへんもの』と書いた旗指物を挿しているのを見た上杉家の武士達が『わが武功赫々たる上杉家に仕えて日の浅い貴殿が、何故、大ぶへん者(大武辺者)などというふざけた旗を指しているのか!?』と詰ったのだが、これに対し慶次は『貴殿は田舎の方ですかな?かなの清・濁をご存じないと見える。拙者は浪人して貧乏である故、大ふべん者(大不便者)と書いた旗を指しておる次第で』と笑って言った逸話などがある。

 

 

人物:黒い長髪をポニーテールにした髪型に、水色の瞳を持つ威風堂々とした風貌の男性。身の丈六尺五寸(197㎝)の鍛え抜かれた屈強そのものと言える体躯を、衆目を集めるであろう緋色の甲冑を纏っている。腰には無銘の太刀と短刀。そして手には彼の象徴と言える皆朱槍を握りしめている。

 

 

 日本史上、最も絢爛たる安土桃山の動乱期を疾駆した、戦国一の快男児。自由をひたすら愛し、命を賭した遊びを楽しんだ当代きっての傾奇人。

 

 

 戦場を駆け抜けたいくさ人として戦場にて相対したならば、その相手を全霊を以てこれを迎え撃つ…のだが、マスターに命令されたりすると途端にやる気をなくすし、自分達が圧倒的に有利な状況になってもやる気をなくして勝手に離脱する事もしばしば。当然令呪などで強制的に命令しようとしても特殊スキルで無効化するなど、サーヴァントとしてはかなり扱いにくい一騎。

 

 

 逆に圧倒的劣勢と言える状況になった時にはやる気を出し、状況を覆してみせるのは間違いないのだが…その為、楽園カルデアに召喚されたとしてもすぐに戦力になるとは限らないと言う、ある意味珍しいサーヴァントでもある。

 

 

 平時の時は日記を付けたり、茶道や連歌を愉しむ一面も。戦国時代の日本出身のサーヴァントであるのだが、ぐだぐだ時空の信長達とは違い、異なる世界の戦国時代の日本出身のサーヴァントである。コロッセウム特異点においても、古今東西の英雄豪傑達と刃を交えてみようと言う好奇心から参戦を決意した。

 

 

知名度:☆5

 その生涯は基本的に後世の創作物によって作られる事が多く、その生涯と実像は謎に包まれているものの、今もなお現代に多く残る豪快な逸話の数々は、日本人であれば誰もが聞き及び、知らぬ者がないと言える大英雄である。

 

 

人物関係

 

 

前田利家:ライダーにとって義理の叔父にあたる人物。慶次の奔放さに頭を悩ませ、 りつける事も多かったものの、そんなライダーの事を甥として気にかけていた。因みに水風呂の逸話は事実だったとのこと。

 

 

『何?水風呂の逸話って本当にあったのかだと?……だっはっは!!その通りよ!あの時の叔父御の姿は痛快だったぞ!!』

 

 

奥村助右衛門:前田利家に仕えた武将の一人であり、柴田勝家から『沈着にして豪胆』と驚かせしめた剛の者。ライダーにとっては莫逆の友と言える人物である。

 

 

『助右衛門と俺は幼い頃からの親友でな。末森城の戦いでは、城主となっていたあ奴の助太刀に赴いたのよ。あの時は中々に骨の折れる戦だったぞ?』

 

 

直江山城守兼続:上杉景勝を支えた腹心であり、ライダーにとっての終生の友。主家である上杉家が米沢に減俸になった際にも、ライダーに共に来てほしいと頼み込み、ライダーもまたそれを受けて米沢に骨を埋める事となった。

 

 

『兼続…あいつと過ごした日々は、今も思い起こす事が出来る。まことに…良い日々であった』

 

 

織田信長(ぐだぐだ時空):ライダーが出会った、別の世界線の織田信長。初めて出会った時には目を丸くしたものの、次の瞬間には豪快に笑い飛ばし、そして『女であっても信長公は信長公であったか!』と感心していた。その後は度々ノッブの茶室を訪れては茶を愉しむ関係となった。

 

 

『おう、信長公!久々に茶でもいかがかな?何ぃ?よくもまあちょくちょく来るものだと?だっはっは!!なーに、生前は信長公と気さくに顔を合わせる事が出来なかったものでな!世界は違えどもこうして信長公と茶を愉しめるようになったのだ!少しは目こぼししてくれると助かるぞ!!』

 

 

リッカ:コロッセウム特異点においてライダーが戦った相手であり、後にマスターと認める事になった少女。相対した時には彼女の事を一人の武士として認め、全力を以て迎え撃った。一方のリッカも全力を以て挑み、これを打ち負かしてみせたものの、流石の彼女もその一撃は肝を冷やしたとのこと。




ふかやんさん、ありがとうございました!
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