人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
引っ越ししたらしばらくマテリアルは紹介できなくなるのがやや物寂しくありますね…。
すこし早いですが、皆様毎日投稿を支えていただきありがとうございました!
晁蓋(ちょうがい)
「晁蓋と言う。仲間からは晁天王(ちょうてんのう)とも呼ばれた。
梁山泊の皆のこと、知っていてくれるなら嬉しい」
真名:晁蓋
性別:男性
クラス:セイバー
身長:179cm
体重:81㎏
出典:『水滸伝』
地域:中国
属性:混沌・悪・人
好きなもの:仲間・武芸
嫌いなもの:悪政・圧政
◎ステータス
筋力:B+ 耐久:B 敏捷:C
魔力:C 幸運:D 宝具:B+
◎スキル
・対魔力:B
魔術への耐性を得る能力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、
それ以上のランクのものは効果を削減する。
サーヴァント自身の意思で弱め、
有益な魔術を受けることも可能。
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
・騎乗:B
乗り物を乗りこなすための能力。騎乗の才能。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、
生物・非生物を問わない。
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は
乗りこなすことが出来ない。
・托塔天王:A+
たくとうてんのう。
スキル名は晁蓋の渾名から。
筋力を強化する効果を持つ。
また晁蓋の死後に梁山泊に百八星の豪傑達が揃ったとき、
百八星より上の梁山泊の守護神として祀られたことから
このスキルが霊基補完を果たし、
他の存在と融合しなくてもサーヴァントとして成立している。
・托塔天王のカリスマ:C++
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。
団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
かなり個性豊かな梁山泊の面子を
見事にまとめあげたカリスマを晁蓋は持っている。
特に梁山泊の好漢達は能力向上の効果が高くなる
・陣地作成(梁山泊):B
好漢達が集う梁山泊を結成する。
梁山泊以外は作れない。
Bランクなのは百八星全ての好漢が揃う前に
晁蓋自身は亡くなってしまっているから
・晁天王の霊験:C
ちょうてんのうのれいげん。
晁蓋は死した後、自身の後を継いで
三代目頭領となった宋江の病を夢枕に立って知らせたり
自身を毒矢で殺した史文恭(しぶんきょう)が
梁山泊と戦って敗れた後に逃走するのを妨害するなどの
霊験を起こして梁山泊の皆を助けた。
敵の敏捷、スキル『仕切り直し』などの効果を低下させる。
◎宝具
『梁山泊之守護天王(りょうざんぱくのしゅごてんのう)』
ランク:B+ 対軍宝具
「托塔天王の刃、受けてみよ!!」
「我が武は敵を屠る刃に、
我が魂は同志を護る盾とならん。
『梁山泊之守護天王』!!!」
朴刀(ぼくとう)の達人である晁蓋が繰り出す
超高速で鋭く強力な八つの斬撃。
敵全体に大ダメージを与え、
同時に数ターンの間、味方全体の耐久を上昇させる。
◎能力
朴刀(日本の長巻に似た形状の中国の刀剣)を
自由自在に匠に操り、力も強い。
逸話からかモーションでは朴刀での攻撃に加えて
宝塔を出現させて敵に投げてぶつけたり
叩きつけたりする。
無頼漢タイプをまとめ、率いることにも長けている。
◎真名
晁蓋は中国の四大奇書のひとつ
『水滸伝』に登場する好漢のひとり。
晁蓋が名主を務める村の隣村の谷川に
妖怪を鎮めるための宝塔が建てられたが
そのせいで晁蓋の村に妖怪が集まってしまい、
それに怒った晁蓋がその宝塔を強奪して
一人で担いで持ち帰ったことから
『托塔天王』という渾名を持つ。
もしくは『鉄天王(てってんのう)』。
仲間達からはよく晁天王(ちょうてんのう)と呼ばれた。
体格がよく逸話通りの怪力の持ち主で
武術に長け、特に朴刀の達人。
梁山泊の二代目頭領。
分別ある性格で三代目頭領の宋江と同様に
義侠心に厚い。
柔和な宋江と比べると厳格で少々怒りっぽい。
ちなみに年齢は30代後半から40代前半で独身。
元々は東渓村の名主で
身分、貧富など気にせず誰とでも分け隔てなく接し、
困ったものがいれば必ず手を差し伸べ、
頼ってくるものがいれば屋敷に泊めて路銀も出すなど
義侠心に厚い好人物という評判は世間に広く知られていた。
あるとき、鄆城県の都頭(警備隊長)の雷横が
屋敷に訪れ、近くの廟で不審な男を
捕らえたことを知らせに来た。
晁蓋は雷横達をもてなしているすきに
興味本位で捕えられた男に会いに行く。
男は劉唐と名乗り、
儲け話があるのでそれを晁蓋に持ちかけに来たと語る。
興味を覚えた晁蓋は劉唐を自分の身内と偽って
雷横に釈放させ、旧知の呉用と共に
劉唐の話を聞く。
劉唐は北京大名府の留守居役・梁世傑が、
舅であり宰相の蔡京に10万貫という
莫大な誕生祝い品(生辰綱)を贈ると知り、
結局は賄賂でありその金の出所は
民から搾り取った不義の財だから奪ってしまおうと考え、
義侠心に厚い晁蓋なら手を貸してくれると思って
訪ねようとしたと語る。
不正を行い、民を苦しめる悪役人を
元々嫌っている晁蓋は呉用と共に話に乗ることにし、
漁師の阮小二・阮小五・阮小七兄弟、
道士の公孫勝、博打打ちの白勝を仲間に加える。
呉用の策略で兵長の楊志が隊長を務める輸送隊を
棗売りと酒売りに変装してしびれ薬入りの酒を呑ませて
見事に強奪に成功する。
しかし一部始終を晁蓋の屋敷の食客が見ていて
報奨金欲しさに役人に密告。
白勝が捕えられ、拷問されて全てを白状してしまう。
しかし役所の役人の中に晁蓋の義兄弟で
後に梁山泊の三代目頭領となる宋江がいた。
宋江は他の役人達に先んじ、
晁蓋に会って梁山泊まで逃げるように伝える。
その後、追手として雷横と同僚の朱仝が
派遣されるが晁蓋を尊敬する2人は
晁蓋達をわざと見逃す。
無事に梁山泊に辿り着いた晁蓋達だが
狭量で小心者な梁山泊の頭領である王倫が
晁蓋に頭領の座を奪われるのではと考えて
晁蓋達の入山を拒否し、追い払おうとする。
そのことに元禁軍の指南役で
悪役人に冤罪をかけられて梁山泊に逃げこんでいた
林冲が異を唱える。
林冲自身も入山するときに王倫から
無理難題をふっかけられ、
王倫の頭領としての在り方に失望と不満を持っていたため
王倫を殺し、晁蓋を新たな頭領として迎え入れる。
ここから梁山泊はただの山賊ではなく
悪役人、圧政と戦う好漢達の集団へと変わっていく。
ちなみに雷横も朱仝も楊志も後に
紆余曲折を経て梁山泊に仲間入りする。
頭領となった晁蓋は梁山泊の取り纏めに務め、
各地の情報を集めて好漢達を招き入れたりを行い、
江州で宋江が死刑に処されると知ったときは
自ら梁山泊の軍を率いて救出に向かった。
このときに晁蓋は頭領の座を宋江に譲ろうとするが
宋江は丁重に断る。
ここから晁蓋が梁山泊の防衛、
宋江が外征を担うようになり、
晁蓋が軍を率いて出陣することは無くなった。
なお晁蓋本人は幾度も出陣しようとしたが
頭領になにかあったらと心配する周囲が止めていた。
あるとき、曾頭市の曾家が
梁山泊を討ち取って名を上げようと考え、
曾頭市の子供達に梁山泊を馬鹿にする歌を歌わせ、
頭領達を収監する監車を作っていることを知る。
激怒した晁蓋は周囲が止めるのも聞かずに出陣するが
罠にはまり、曾家の武術指南・史文恭の毒矢を受けてしまう。
なんとか梁山泊に帰還したが
己の寿命が尽きたことを悟った晁蓋は
「史文恭を討ち取ったものが次の頭領に」という
遺言を残して息を引き取った。
晁蓋の死後、百八星の好漢達が揃うと
忠義堂というお堂の奥に
百八星より上の梁山泊の守護神として祀られた。
また夢枕に立って宋江の病を知らせたり、
梁山泊に挑むが敗れた史文恭の逃走を妨害するなど
霊験を示した。
◎人物
一人称は「私」。
丁寧だが気さくな口調で話す。
赤を基調とした簡素な大陸の服を着ている。
体格は筋肉質でがっちりとしていて
顔も野性味と落ち着きが同居するイケオジ。
普段は闊達で大らか。
義侠心に厚く困った人を見過ごせない性格。
分別もあり観察眼も鋭いため
それが見せかけや演技ならすぐに見抜く。
器がとても大きく身分、出自、外見など気にせずに
誰とでも気さくに接する。
しかし厳格でもあり叱るべきときはしっかりと叱る。
少々怒りっぽいところがあり
特に自分が大切にしている仲間、場所が
害されたり馬鹿にされたりすると怒って
即座に大胆な行動に出て周りが止めても止まらない。
『静』寄りも『動』寄りな性格。
初期の梁山泊に集った博打打ちや在野の学者、
漁師に犯罪者、冤罪をかけられた元軍人や役人など
事情も個性もバラバラな好漢達が
晁蓋を頭領として認め、尊敬し、慕ったのも
腕っぷしや武術の強さ以上に
その器の大きさと少々怒りっぽいという
人間臭さを好まれたから。
生前に面識のある好漢の多くが
姿や性格が変わっていることを気にせずに
あっさりと受け入れている。
素直でなかったり不良っぽいところがある
サーヴァントの扱いに長けていて慕われやすい。
武術を好み、豪傑達との親交を好んでいるので
楽園カルデアでは多くの英霊達と親交を深め、
武に長けた者達と共によく修練に励んでいる。
気前も良く子供サーヴァント達に
よくお小遣いを上げている。
なおスキルに『鬨の声・梁山泊』などが無いのは
特殊スキルなのに加え、
晁蓋が「揃うべき百八人の好漢達を結集させた宋江こそ
真の梁山泊の頭領」と思っているため。
◎人間関係・サーヴァント関係
・宋江
晁蓋が死んだ後、梁山泊の三代目頭領となった
同志であり義兄弟。
互いに名前で呼び合う。
晁蓋は宋江こそ上に立つべきと頭領を譲ろうとしたが
宋江も晁蓋こそ上に立つべきと思って辞退した。
義侠心に厚いのは同じだが
宋江は柔和で『静』寄り、晁蓋は厳格で『動』寄りな性格。
それでも互いを信頼し合っている。
宋江が最終的に朝廷に帰順し、
平和な天下のために戦うも
最後は悪役人に毒を盛られ、
李逵と共に亡くなったのを知り、
あいつらしいと感慨深く頷いた。
「そうか・・・・どこまでもお人よしでそのくせ頑固な
あいつ(宋江)らしい最後だ」
・李逵
宋江と共に仲間入りした
二丁斧を操る梁山泊随一の暴れん坊。
晁蓋は「李逵」と呼び、李逵は「晁蓋の旦那」と呼ぶ。
晁蓋は李逵の女子供や無関係の人間すら見境なく殺す
暴れぶりを度々叱りながらも
宋江へのいじらしいまでの一途な忠義に感心していた。
李逵も宋江や戴宋ほどではないが
晁蓋の人柄と器の大さを認めていて頭が上がらず、
無自覚だが叱られるのを父親にされてるようだと
ちょっと嬉しく感じていた。
楽園カルデアでもやりすぎると叱られている。
「宋江の死出の旅の供、よく務めてくれた。
義兄弟として礼を言わせてくれ李逵」
・戴宗
宋江、李逵と共に仲間入りした
神行法を操る道士。
晁蓋は「戴宗」と呼び、戴宗は「晁蓋殿」と呼ぶ。
伝令や探索など裏方仕事で活躍した戴宗を
晁蓋は今も頼もしく思っていて
戴宗も晁蓋の頭領としての器を認め、
その元で活動できるのを嬉しく思っている。
楽園カルデアでは李逵も交えてよく話していて、
晁蓋亡き後の苦労を語っている。
「お前の神行法はやはり頼りになるな。
ここでもその神速で頼むぞ戴宗」
・花栄
梁山泊の同志である弓の名手。
晁蓋は「花栄」と呼び、花栄は「晁蓋殿」と呼ぶ。
宋江の親友であり弓だけでなく
様々な局面で活躍する花栄を晁蓋はとても信頼し、
花栄も晁蓋の人柄と器の大きさを認め、
全身全霊でその力を振るっていた。
楽園カルデアでは晁蓋が亡くなってから
宋江を支えた大変さをよく話している。
「お前もまた宋江を支えてくれたか花栄。
苦労をかけた。ありがとう」
・九紋竜エリザ
梁山泊の同志である棒術の名手と
それと融合しているサーヴァント。
晁蓋は「史進」「エリザ殿」と呼び、
史進は「晁蓋殿」、エリザは「ちょうがい」と呼んでいる。
史進の姿が変わり、エリザと融合していることを
晁蓋はあっさりと受け入れ、
「義に厚いお前らしい」と史進を褒め、
エリザに「粗忽なところがあるが史進を頼む」と頭を下げた。
史進は晁蓋に褒められて喜び、
エリザも一発で晁蓋に懐いた。
「史進、エリザ殿と仲良くするんだぞ。
エリザ殿も史進とこれからも力を合わせて欲しい」
〇呼延灼
梁山泊の同志である双鞭の名手。
晁蓋は「呼延灼」と呼び、呼延灼は「晁蓋殿」と呼ぶ。
生前と姿も性格も激変した呼延灼を
晁蓋はなにも気にせずに受け入れ、
生前は宋江と晁蓋の人柄に感じ入って
梁山泊入りした呼延灼は
そのことにも大感動している。
晁蓋は呼延灼の精神不安定なのを
見事にフォローしている。
「お前の双鞭と連環馬の冴え、また見れるか。
頼りにしているぞ呼延灼」
〇燕青
晁蓋が亡くなった後に梁山泊の仲間となった好漢。
晁蓋は「燕青」と呼び、燕青は「晁蓋の旦那」と呼ぶ。
生前に面識は無いが晁蓋の仇である
史文恭を討ち取ったのが燕青の主人である
盧俊義であるため、
そのことで感謝を述べて付き合いが始まった。
李逵と長く行動を共にした燕青に晁蓋は
「あいつの短気は大変だっただろう」と労い、
燕青は話に聞いていた以上の晁蓋の器の大きさに
感心し、これは頭領の器だと認めている。
なお晁蓋も周囲が止めるのを聞かずに出陣して罠に嵌り、
あげくに毒矢で殺されているため
燕青の盧俊義への愚痴を聞くと
自分もそうだったなと反省している。
「李逵との旅、苦労も多かっただろうに。
すまないが、ここでもあいつを頼むぞ燕青」
雷電タメエモンさん、ありがとうございました!