人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
リッカ「これ……!」
?「冠位の剣士。それを目指すのなら……きっとこれは、力になる」
リッカ「あなたは……?」
?「今は、匿名希望の雷様。それだけ、覚えてくれたらいい。───いずれ、また」
「………石の、剣…?」
「楽園カルデアにおいて、グランドセイバーとなるサーヴァントを選定する場を設けます」
「この騎士王、アルトリア・ペンドラゴンの擁する『ラスベガス・プリドゥエン』に、我こそはと思う方々は奮ってご参加ください。勿論、観覧、歓楽のカジノ施設も充実してお待ちしております」
グランドセイバー選定の儀。既に界聖杯サーヴァントとして見立てられた騎士王の名代たる剣の頂点を選定するため、
今!『英霊水着剣豪七番勝負』が幕を開ける!
「なりてぇ………!!」
グランドセイバー、即ち剣の頂点!
そんな偉大なる称号に、この者が立ち上がらないはずが無かった!
「グランドセイバーに!なりてぇなァ〜〜〜〜〜〜!!!」
征夷大将軍、坂上田村麻呂!最強の称号にしてカルデア一の剣士、『グランドセイバー』になるため英霊水着剣豪の場に殴り込み!
「リッカ!鈴鹿!アテルイ!!オレはなるぜ、剣の頂点ってやつによ!!」
「あー、まーアンタならいいか。アタシもセイバーだけど譲る譲るー」
「その為にはマスターたるリッカの指揮は絶対必要不可欠ってもんよ!頼むリッカ!オレに力を貸してくれ!!」
「オッケー!日本人が世界一の剣士になる!最高のロマンじゃんね!」
田村麻呂と共に、グランドセイバーを見極める『水着獅子王』となった騎士王に辿り着くため全ての水着剣豪を打倒せよ!
「英霊水着剣豪さえ倒せれば、何人で挑んでもいいみたい!だから私個人が助っ人をチョイスしたよ!」
「助っ人その一、桃子です!グランドセイバーの道、先駆けとなりましょう!」
「助っ人その二、温羅だぜ。カジノとかに使う種銭稼ぎは任せとけや!」
「うぉおこいつは頼もしすぎるぜ!桃太郎に大名鬼神!田村麻呂も合わさり超最強ってやつじゃあねぇかぁ!!」
「このメンツで!最強の騎士王に挑みに行こーっ!」
「「「おーっ!!」」」
田村麻呂、桃子のグランドセイバーに至らんとする道のりは遠く険しいもの…!
サバゲー、フィギュアスケート、突然増える姉や高級カジノの全てを乗り越えなくば道は開けない!
「力押しだけじゃダメってことかぁ……!オレ、賭け事あんまやらねぇ堅実タムーラなんだよなぁ…」
そしてこのカジノにて、田村麻呂は自らを磨き上げ……。
『マスター。田村麻呂はその格、腕前共にグランドセイバーに相応しい存在です』
『ですが彼は、自らの内側で霊基を完璧に分かってしまっている。大明神の彼と、大将軍の彼に』
『その状態では…。冠位の霊基に、彼自身が耐えきれないかもしれないのです』
特殊な霊基たる田村麻呂を、皆で打ち直し鍛え上げるが使命となる!
「鈴鹿と神話を駆け抜けたオレ。アテルイと日本の未来を駆け抜けたオレ。天か人かってだけで、どっちもオレには変わりはねぇさ」
「それは違う。それは『どちらでもない』という事なの。田村麻呂」
「桃子……」
「あなたはどちらの存在でもある。だけどそれを、貴方自身が認められていない。八方美人と優柔不断じゃ、グランドセイバーには至れない」
「い、言ってくれるじゃねぇか…!」
「共に冠位に至るというなら、そんな半端は許さない。獅子王に至るまでに答えを見つけて。あなたが、どんな田村麻呂であるべきなのかを」
ライバルにして仲間の激励…。
「温羅さん!異世界、異聞帯からの天涯孤独と聞き及びました!辛い思い、哀しい思いをたくさんしましたね!」
「ジャンヌ嬢ちゃん?な、なんかノリが違くねぇ?」
「もう大丈夫です!私がファミリー即ち家族!『姉』になって差し上げますから!」
「何言ってんだ嬢ちゃん!?」
「えーい!『姉ビーム』!!」
皆に迫りくる『姉なるもの』…!
「田村麻呂が覚醒しないと、獅子王には絶対に勝てない。マスターとして、腕の見せ所だよ」
「あなたは……?」
「……一般通過、雷様。今はそうとだけ。またね」
謎の支援者の助言を受け付けながら、ラスベガスを駆け抜けろ!
「田村麻呂。神話のアタシに合わせるとか、人のアテルイに合わせるとか…そんな無駄に律儀な事、必要ないし!」
「えぇ。あなたはあなたよ田村麻呂。どちらのあなたではなく、どちらもあなた」
「真面目だろうと、ふざけてようと!アタシらが惚れた田村麻呂には変わんないし!思いっきりやんなって!マジで!」
「えぇ!どんなあなたであろうと、あなたは私達の輝ける星であることに変わりはないのだから!」
「────へへっ。人でも神でも、最高の嫁に恵まれちまったなァ!!」
【────────】
そして現れし、【剣豪天魔】!宮本武蔵ちゃんにそっくりな彼女は、果たして何者か!
「桃子!元グランドセイバーとして、しっかり手本と道を付けてやりな!」
「温羅……」
「日本一の兵ってのはお前さんの事だ。大将軍に世界を救ったマスターにとって、最高の剣に決まってんだろ!」
「────うん、解った!」
「後でしっかりお話聞かせて貰うからね、武蔵ちゃん!」
「はい!えぇあぁいや今の私は伊織某で武蔵だなんてご存知がなくてですね!?」
最後に待ち受けし、カルデアにおいて最強の『剣士』たる者。
「よくぞ此処まで辿り着きました。セイバーを名乗るものに相応しき奮闘、心より讃えましょう」
最大最強の『界聖杯』の所持者が1人、騎士王アルトリアが立ち塞がる!
「あんたさんを乗り越えりゃ、ここにいる皆に恥ずかしくねぇ立派な田村麻呂のお墨付きって訳だな…!」
「リッちゃんのため、日本のため、皆のため。グランドセイバーに至る道を拓く!」
「よろしい。その信念こそ剣士の故です」
キャメロット、並びに妖精国にて存分に示された騎士たちの王…
その背後の座をめがけ、夏の剣豪同士の試合が始まる!
「グランドセイバーに至る最後の試練。真なる剣士を見極める最後の関門となりましょう」
夏イベント第4弾〜英霊水着剣豪七番勝負・開眼大和国将軍兵!
「行くぜぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」
「いざ、尋常に────!」
「────勝負」
引っ越し先にて、執筆予定!
アマテラス「グルルルルル……」
武蔵「本当に……ほんっとーに………!申し訳ありませんでしたぁ……!」
ルゥ「おいひー!」
イザナミ「このようなうどんが!あなや天才!?」
将門公「夏故無礼講はある程度は佳し。…しかし」
日本武尊「なんともまた、大胆な器の使い道があったものよ…」
騎士王「成る程。流石は水着剣豪を退けし覇者達。素晴らしい力です」
田村麻呂「……!!」
騎士王「では私も。全力に本気を乗せて応えましょう」
桃子「アレは………!」
リッカ「円卓の騎士の、武器たち…!?」
騎士王「些か、習得に時間がかかってしまいましたが…。プリンセスとCCAには感謝しています」
温羅「おいおい、そんなんありかよ…?」
騎士王「さぁ、ここからが…」
「────本当の、冠位認定の為の戦いです」