人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

340 / 2529
【ンンンンン・・・ンンンンン!!】

【どうした、リンボ】

【いえ、いえ、いささか、いやかなり、厄介な事が起こりまして。この下総の防人が、召喚されたようで】

【・・・あの守護者が、だと?】

【然り、然り、その通り。アレらは我等の計画には使えませぬ、利用できませぬ、堕ちませぬ。我等一切鏖殺の宿業すらもはね除けるでしょう!時の時勢、時の支配、時の朝廷にすらはね除け我を通した彼、彼、彼!それが悪霊、バーサーカーで無く!怨霊、アヴェンジャーで無く!偉霊、英霊、神をその身に宿す平定者として顕現を成されたならば!それ確かに、確実に、間違いのなく!我等が悲願を阻むでしょう!ンンンンン、ンンンンン・・・!!】

【・・・我等、英霊剣豪を以てしてもか】

【少なくとも、今ありし宿業を総てあてがい、相討ちに持ち込めるならば良しでしょう。討ち取るには分が悪く、利用も叶わぬまさに、まさに―ィイ・・・!】

【・・・】

【お任せください。かの霊には、枷、がついております。かの枷を使い、かの霊の役目を終わらせてしまえばよろしい】

【・・・成せるのだな、リンボ】

【無論。『下総の大霊』。その亡霊が眠りし霊脈に、彼等は必ずや赴きますれば・・・かのルーラー、役目を終わらせ、消滅させて御覧に入れましょう・・・】


【衆合】

【なんや、インフェルノはん。どないしたん?】

【黒縄を・・・見かけませんでしたか?悩んでいるような素振りが見えたので、えぇ、そんな悩み、燃やして差し上げようかと】

【止めとき止めとき、殺されますえ?この一件、【あの子は、私が討つ。手を出すものは私の敵】なんて・・・破綻しきってるのかそうならへんのか・・・よくわからんわぁ・・・】

【そうですか・・・残念です。源氏の愛娘・・・目の前で焼いてみたなら、どんな反応をするのか見物だったのですが・・・】

【それならうちも、とろかしてみたいよって・・・うふふ、あの年増、どんな反応をしますやろか・・・うふふ、うふふ・・・】


赤毛のじいちゃま

「おぬい、田助!怪我ぁねえか!」

 

 

歩きに歩いて二時間ほど。ルーラーとリッカの健脚にて大幅に時間短縮されたどり着いた、おじいちゃまと呼ばれる者の庵、本拠地のようなものに脚を運んだ四人を待っていたのは、鍛え上げられた肉体、上半身の裸身を露にした・・・

 

 

(・・・青年にしか見えないんだけど・・・)

 

赤毛の、どう見繕っても二十歳くらいの外見年齢の、威勢のいい御方にしか見えないといった所感を抱くリッカ。こんないい身体をした、若々しいお爺ちゃんとか何それ怖い。お爺ちゃんの定義が乱れる

 

『奴もまた、英霊なり。契約者なき、彷徨せし者。移し身に現れし影法師に他ならず・・・真っ当なりし人に非ず』

 

ルーラーの補足に、成る程と頷く。そういう事なら合点はいく。となると彼は・・・何かしらの依代を得た、疑似サーヴァント辺りなのだろうか?

 

「じいちゃま!大丈夫だよ!あのね、りゅうじんさまと、つよーいおさむらいさまが護ってくれたんだよ!」

 

「だーぅ♪きゃいきゃい!」

 

「・・・てめぇら、そいつは本当か?追い剥ぎ、野盗、なんてこたぁ・・・」

 

『非ず。我等義憤と正義、大義の御旗の下、我が日ノ本の宝を守護したに過ぎず。また、その志に微塵たりとも虚為を挟まぬ者なり』

 

「えっと、私達は自分達の心のままおぬいちゃんと田助くんを助けただけで、見返りその他諸々、御礼は不要という事なのです、はい」

 

ルーラー様の言いたい事をなんとなく把握できるようになってきたので、自分なりに翻訳して伝えてみる。この格式と威厳に満ちた物言いは、誤解されるのはあまりに無念だと思うから

 

「そうだよ、じいちゃま!りゅうじんさまも、おさむらいさまもうーんと強いの!ぴかーと光って、ごわーってなるの!」

 

「だーぅ!きゃっきゃう!」

 

「・・・そうかぃ。そいつぁ、助かった。そうかい、子供は宝か。分かってるじゃねぇか。分かってるじゃねぇか・・・」

 

うんうんと頷き、そして・・・

 

「おぬい、この馬鹿たれ!」

 

「えっ・・・」

 

ピシャリ、とじいちゃまと呼ばれる青年が、おぬいを叱り飛ばす

 

「此処に来る時はととさまかかさまと一緒に来いって言ったろが!あやかしめいた連中に襲われたんだろ?」

 

「う、うん・・・黒いのに・・・」

 

「たまたまこの連中がいたから良かったものの、下手すりゃおぬいも田助も賽の川原のご厄介だった所じゃねぇか!おぬいと田助、いなくなっちまったらととさまもかかさまも死んでも死にきれねぇぞ!」

 

「・・・ごめんなさい・・・」

 

「きゃう・・・」

 

真摯に諭すように叱るじいちゃま。それが身を案じたものとしっかり伝わり、頭を下げるおぬい、田助

 

(しっかり叱る。うんうん。何が悪いかを伝えなきゃ分からないもんね)

 

『子は、正しく健やかに育つべし。叱咤も、称賛も、正しく在るべし。男子は健やかに、女子は華やかに、艶やかに育つが良し』

 

うんうんと頷く漆黒と黄金の武者にオレンジ色の女子

 

(・・・ルーラー様、女子も健やかに育ってもいいですか・・・)

 

『正道を外れなくば、それもまた是なり』

 

(ありがとうございます!!)

 

「・・・ほれ、見せてみろ。物分かりのいいおぬいがわざわざ内緒に来たってんだ。(オレ)に仕事を持ってきたって腹だろうがよ」

 

「!じいちゃま!これ!」

 

じいちゃまの言葉に目を輝かせ、懐から櫛と茶碗を取りだし、じいちゃまに渡す

 

「・・・ったく、バカ野郎め。こんなおんぼろの為に無茶ぁしやがって。こんなもんで腹痛めた子供亡くしちまったら、親としちゃ死んでも死にきれねぇだろうがよ」

 

これを直すためだけに、母と父の気に入りの品を思い無茶を通した二人の心意気に、じいちゃまと呼ばれる男は深く呟く

 

「直せる?じいちゃま」

 

「おう、あたりめぇだ。新品にしてやる。だがその前に飯だ飯。おぬい、朝食の準備しろ。腹一杯な」

 

「はぁい!」

 

『使命、果たせり。ますたぁ。いざ、旅路を続け帰路へ至らん』

 

(はい!)

 

おぬいと田助の無事を見届け、二人はそっと踵を返すが・・・

 

「おぅ、あんたらには世話を焼かせちまった。詫びや代わりとは言わねぇが・・・いっちょ食っていけ。朝飯の時間にゃ丁度いい」

 

じいちゃまの言葉に顔を見合わせるルーラーにリッカ

 

(・・・この時代、誰かに振る舞える程食料なんてありませんよね・・・)

 

『飢え死には身近なり。・・・嘆かわしき。あまりに無体・・・悲嘆、悲哀尽きまじ・・・』

 

モノに飽和した現代日本ならいざ知らず・・・今は昔の日本だ。おぬいちゃんと田助、じいちゃまが食べるだけでもギリギリだと思う。ルーラー様の分も含めると、食べ盛りな私が穀潰す訳にはいかないと思う。おぬいちゃんと田助は、今が一番栄養が必要な時期なんだ。私が我慢、遠慮しなくてどうするのか

 

「わ、私はいいです!皆さんで食べていってください!」

 

『同意也。血肉を成すは幼児の責務。我等、阻むこと赦されじ』

 

そう断ったが、じいちゃまはハン、と鼻を鳴らす

 

「舐めんじゃねぇや、こちとら刀鍛冶。そちらの尋常じゃねぇ侍さまはともかく、てめぇみてぇな大和撫子を食いっぱぐれさせるほど落ちちゃいねぇよ」

 

「大和撫子・・・??」

 

「おめぇさんだよ。鍛えに鍛えられた、惚れ惚れするような良い身体しやがって。そんな身体を飢えさせて骨と皮にするわけにいくかよ。いいから上がってけ」

 

「ーーーッン~~~!!!!!」

 

無言のコロンビアにて天を仰ぎしリッカ。微妙に女子に対する称賛のニュアンスではないが、嬉しいことに代わりはない

 

「そっちの侍さまもよ、上がっていってくれや。互いに真っ当な血肉にはならねぇが、人の形をしているうちには飯を食う。そういうもんだろ」

 

『ーー・・・・・・』

 

「おさむらいさま!一緒に食べよう!」

 

前掛けをつけたおぬい、関東のルーラーをご飯に誘う。190はあるその偉容、畏怖させし巨体を小さく丸め、リッカを見やる

 

『・・・食らうべし。食ではなく、厚意を是とし、歓待の心を尊ぶがよし』

 

「食事じゃなくて、もてなしてくれるという気持ちを汲み取れって事ですね」

 

『是なり。人と人の交流、繋がりこそ泰平の世に生まれし宝の一つなり』

 

ルーラーの言葉に頷き、頭を下げる

 

「では・・・ご厄介になります!じいちゃまさん!」

 

「おう、食ってけ食ってけ。このご時世に無償奉仕たぁ気に入った。そちらの侍武者さんも少しは楽にしていけよ」

 

『我等、共に厚意に預かるものなり、で、あれば・・・』

 

 

「おいしぃ・・・おいしいよう・・・」

 

「だうー、きゃい、あぅー」

 

おぬいと田助には、ルーラーが提供せし食材と釜にて拵えた特上の飯が振る舞われる。鮭に、白米に、ジャガイモの味噌汁。どれも日ノ本の恵み故、ルーラーは容易くそれを手にし、振る舞うことができる

 

「お侍さまは大したもんだ。食材調達も出来るとはなぁ・・・」

 

『藤原の真似事也。であるが、幼児の笑顔と幸福が在るならば・・・拘り、立場の差など些末なり』

 

自らは粥と味噌汁、たくあんを僅かにすすり、おぬいと田助の食事を目を細めて見つめている

 

「おぬいちゃん、田助くん。私のしゃけもあげるよ~」

 

リッカも自分のおかずをおぬいたちに分け与え、ご飯をかっこむ

 

「え・・・りゅうじんさま、いいの?」

 

「私が食べるより、おぬいちゃんが食べてくれた方が幸せなの。・・・」

 

 

いいのですよ、リッカ。私の分も口にしてくださいな。ええ、宜しいのです。我が子が幸せそうにご飯を口に運ぶ・・・それに勝る幸福など無いのですから

 

 

「・・・母上」

 

「?りゅうじんさま?」

 

脳裏に母の言葉を思い出していたリッカは我に返り、笑顔を浮かべる

 

「何でもない何でもない!ほらほら、食べて食べて。幸せに、幸せになるのです・・・田助くんもねー、食べたいよね~」

 

「きゃっきゃう!」

 

「ほら、遠慮しなくていいんだよー」

 

「・・・うん!ありがとう、りゅうじんさま!残さず食べるね!」

 

「偉い!好き嫌いは駄目だからね!」

 

微笑ましくじゃれあう、三人の子供たち。その様子を、真紅に浮かぶ眼で愛おしげに見つめるルーラー、そして、頬を緩めるじいちゃま

 

楽しい団欒は、笑顔のままに過ぎるのだった・・・

 

 

~ 

 

「~♪~♪」

 

お腹いっぱいになったおぬいが、上機嫌になりながら皿の片付けを行い

 

『・・・』

 

「きゃっきゃう♪あうー♪」

 

ルーラーが、田助のおしめを取り替えている中向き合うリッカとじいちゃま

 

「なぁるほど。この世界の住民じゃねえとは装いで分かるもんだがよ。藤丸リッカ・・・か。そんで、てめぇの世界に帰りたいってぇ訳か」

 

ふぅむ、と赤毛のじいちゃまが顎に手を当て考え込む

 

「まだ、異変は小さいものみたいだし・・・カルデアに一旦帰ってから、準備を整えてまた来たいなぁと考えてます」

 

「あぁ、まぁな。俺もここらに召喚されて間もねえからよ。踏み言ったこと、事情は大して知らねぇが・・・まぁ、自己紹介くらいはできらぁな」

 

茶を飲み干し、何でもないように名を告げる

 

(オレ)ぁ、千子村正。村正っていやぁ、徳川によくやっかみ入れた刀の銘があるだろ。あれの刀工の出が儂だ」

 

「ムラマサ!?妖刀村正ですか!?」

 

ゲームに詳しいなら知っている名前だ。妖刀村正・・・ウィザードリィとかの最強武器、体力が減れば減るほど強くなる刃、有名なその村正が・・・彼!?

 

「え、でも若すぎるような・・・」

 

「そいつぁそうだ。この器は儂のもんじゃねぇ。村正はな、確かに刀は作りに作ったが偉業は特に成し遂げちゃあいねぇんだ。誰も救ってねぇし百人切ってもいねぇ。だからな、足りねぇんだ、霊基ってヤツがな。だから・・・儂と似た生きざま、似た精神、似た末路を辿った輩とくっついて英霊になったってわけよ」

 

疑似サーヴァント。つまるところ、彼もまた特殊な事情で此処にいると

 

「まぁ来歴はどうでもいい。儂の作る刀が、儂のもんかっていう自負がありゃあそれでいいんだ。セイバーなんて肩書きに、刀工の鍛冶場があるのもまぁどうでもいいこった。人の手ならざる神様の手で喚ばれた今、それなりに出番は来るんだろうよ」

 

「ほへぇ~。とりあえず私は名乗った通りです。藤丸リッカ。座右の銘は意思があるなら、神様とだって仲良くなるです」

 

「おぅ、言うじゃねぇか。神様とだって仲良くなるとは吠えやがる。だがまぁ、そんな魅力は・・・ありそうだな、おめえさんには」

 

先程から誉められてばかりである。嬉しい反面くすぐったさがリッカを襲う。そして・・・

 

「んで、だ。今日か明日まで、此処に泊まってけ」

 

「ファッ!?」

 

村正の提案は思ってもおらぬ意外なものだった。その真意を聞いてみたら、その関心は手にする刀・・・童子切安綱であるという

 

「罷り間違っても、てめぇみてえな年頃の女が振り回せる業物じゃねぇ。日本の刀剣でも最上位に位置する国宝、その一振りがそいつだ。そいつを儂に預けろ、手入れしてやる」

 

「あ、手入れ・・・」

 

「なんでそいつをてめぇが持ってんのかは言わなくてもいい。そいつがてめぇの傍を離れたくねぇといってんのは伝わるし、てめぇもそいつを何より大事にしてんのは見りゃあわかる。・・・だがよ、てめぇ、大丈夫なのかよ?」

 

「?」

 

「そいつに染み付いてるもんもそうだ。そいつにゃ、べっとりと想念、情念の類いが詰まってる。怨念に近い業と言ってもいい。・・・正直に答えろ。てめぇは大丈夫なのか?」

 

不思議なことを聞くものだと思いながら、首を縦に振る。母上の想いが、怖いと言うのだろうか?

 

 

「そうかよ。・・・分かった。おぬいと田助を助けてもらった礼だ。刀の一本、打ってやる」

 

村正の突拍子もない提案に、目を見開くリッカ

 

「いくら名刀でもな、酷使が過ぎるんだよバカ野郎。余程上手く振って斬ってるんだろうが、一本の刀にしちゃ血を吸わせ過ぎだ。長く付き合っていきたいんなら、相棒になる刀も用意してやれってんだ」

 

「相棒の刀・・・つまり、二刀流?」

 

そう聞いて思い浮かぶのは、武蔵ちゃんの豪快な剣技であり、その笑顔だ。・・・今は何をしてるんだろうなぁ、武蔵ちゃん

 

「そんなとこだ。小太刀から大太刀まで打ってやるから、好きなのを持っていけ。・・・条件としちゃあなんだが、おぬい達を里まで連れていってやってくれ。また、襲われねぇ保証はねぇから」

 

村正じいちゃまの言葉に頷く。それを聞いて村正は立ち上がり、白い上着を肩にかける

 

「よし、なら仕事だ。なぁに、今は怪異もそう騒がしくはねぇ。なんならのんびりしていけ。それくらいは赦されるだろうさ。あ、刀は置いていけよ。心配するな、ばっちり手入れはしといてやるから」

 

「私の母上を、よろしくお願いいたします」

 

深々と頭を下げる。離ればなれは辛いけど・・・いつか壊れる前に、潰れてしまうより、余程いい

 

「おう。・・・しかし、天下五剣の一つを手入れできるたぁ・・・刀鍛冶冥利に尽きるってもんだなぁ・・・」

 

そういって仕事場に引っ込む村正じいちゃまは、とても嬉しそうで

 

「じいちゃま、嬉しそう!」

 

「だね!」

 

「きゃっきゃう!」

 

『取替、完遂也』

 

ルーラーもまた、おしめを取り替えられて嬉しそうであった




庵・裏にて

『・・・』

『慰霊碑』

「これは・・・」

『・・・怪異に奪われた魂を、慰めるモノ。慰霊の石碑なり』

「ルーラー様が?」

『世にまだ不穏蔓延りし有り様、未だ我が守護が至らぬ不徳の成すところ。その為に奪われた生命・・・悔やめど、悔やみきれず。せめて祈る。無念と悔恨、僅かにも癒されん事を、穏やかに旅立たんことを。』

「・・・」

『死した後にこそ、平穏を。迷える魂、正しき地へとたどり着かん事を・・・』

「・・・私も、手を合わせていいですか?」

『・・・魂の手向けとならん。・・・ますたぁ、隣に座りて手を合わすべし』

「はい、ルーラー様」


鍛冶場

(とは言ったものの・・・天下五剣に比肩する刀なんぞ、一日そこらで作れるかどうか・・・!)

(切れ味では敵うべくもねぇ。なら・・・切れ味でなきものを切る。その境地に至る・・・その境地を見る刀を造る)

(・・・挑むだけの価値は、ありそうじゃぁねぇか・・・!)

どのキャラのイラストを見たい?

  • コンラ
  • 桃太郎(髀)
  • 温羅(異聞帯)
  • 坂上田村麻呂
  • オーディン
  • アマノザコ
  • ビリィ・ヘリント
  • ルゥ・アンセス
  • アイリーン・アドラー
  • 崇徳上皇(和御魂)
  • 平将門公
  • シモ・ヘイヘ
  • ロジェロ
  • パパポポ
  • リリス(汎人類史)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。