人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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久し振りのプレシャス補充回です。落ち込んだとき、やるせないとき、ネタが思い付きすぎてどれからやるべきか悩むとき。エア達を描写すると本当に癒されます

そんなわけで、どうぞ


【異世界では、アポクリファコラボが始まったらしい。俺は皆に不快な思いをさせていないだろうか】

「なぁに、心配はござらんよ。人間生きてるだけで他人に迷惑をかける生き物でござるゆえ、ジーク殿が別段気負うことでもござらぬ」

【そうか。・・・感謝している】

「?」

【此処で長い時間を一人で過ごすのは・・・辛くない、と言えば嘘になる。貴方の言葉は、俺にとって救いだ。端的に言えば・・・楽しいというやつかもしれない】

「それは重畳。どうも拙者は世話焼きのお節介故、曇っている御仁を見ると放っておけないのでござるなぁ」

【・・・だが、申し訳無くもある。あなたは、真理を求め世界を旅する筈だったのに、俺に付き合わせてしまい・・・】

「なぁに、拙者は所詮虚ろな亡霊。時の流れなど在って無いようなもの。何より--」

【?】

「--価値あるものが下を向くのは、拙者どうしても赦せぬのでござるよ。そなたを迎える誰かが来るまで、話し相手にならせてくだされ」

【・・・ありがとう。⬛⬛⬛⬛】

「単なるお節介ゆえ、礼は不要にござる。もし、何かあれば・・・我が親友に頼るでござるよ。我が、人生の同志にして、我が生涯の宝物・・・」

【藤丸、リッカ・・・彼女も今や、邪龍だと聞く。・・・不興を買わないよう、礼節を身に付けなくては】

「では、まずはコミュケーション力を鍛えましょうぞ。なぁに、時間は無限にあるでござるゆえ--」

【あぁ、よろしく頼む】


真理--其処にただ在る、大切なもの

「んん~♪ん~♪ん~♪」

 

カルデアの一室、英雄王の自室。あらゆる施設が備わり、豪奢を極める楽園の中でも最も豪華にて快適な空間たる、王の中の王たる者が居を構える一室。

 

一室・・・とは言うもののその間取りと部屋は広大で、時空歪曲、空間置換などを駆使したその最大の広さは12LDKにも亘る一つの大豪邸の様相を呈している。此処には王とエア、そしてフォウしか住み込んでいない。あまりに広すぎて迷うからだ。応接間、リビング、寝床、キッチン書斎、玉座の間大浴場遊戯場・・・広大な間取りを完全把握できるエアや王がいなくばまともに望む部屋に行けないのである。フォウは単独顕現を駆使しワープで乗りきっている

 

そんな部屋と言うか大豪邸のキッチンにて、エプロンを付け鼻唄を歌いながらコトコトシチューを煮込み、バターケーキを作るは人類最新の英雄姫エア。王に寄り添う唯一無二の姫にして、ギルガシャナ=ギルガメシアの名を冠する魂だ

 

王から賜りし賢王の衣装に身を包み、プラチナ細工で編まれたエプロンを付け、出来上がったシチューとバターケーキをよそいつつ、部屋へと運んでいく。ちょうど今は午後三時のおやつ時。王とフォウで一息入れようとエアが自主的に製作したものだ

 

《掃除は終わっているようだな。料理も作り家事炊事もこなすとは大したものよ。マスターとは似ても似つかぬな。こうも真逆に位置するとは中々に因果なものよ、ふはは》

 

英雄王は魂にて、ひょいとバターケーキを摘まみ食いし口に運ぶ。無言で嗜む事こそが、その味の美味さを何より雄弁に物語っているが故に。その様子を見て満足げにエアは微笑む

 

「リッカちゃん程、ワタシは強く生きられません。比べるまでもなく、互いに誇る生き方を貫いているのですよ」

 

ワタシは、大切な人に寄り添うのが好きで、リッカちゃんは誰とでも仲良くなれる生き方を好む。其処に差は無い。いや、究極的に言えば全てに差は無く、全てに価値があり、全てが在るだけで尊いのだ。優劣など付けられない。少なくとも自分はそう信じている

 

《そうか。ある意味でお前の秤は何処までも平等よな。決める、という点では押しが弱いが》

 

「その役割は、王だけのものですから。ワタシはただ、この世の全てでもっともっと愉悦がしたいのです!」

 

ふんす、と鼻を鳴らすエアに笑みを浮かべながら、それ以上告げることなくバターケーキをもう一つ口にする

 

「あぁ!ダメですよ王、フォウの分が!」

 

《む?これは獣の分であったか。すまぬ赦せ、美味ゆえ手が逸った。赦せエア。なに・・・ヤツにはダイエットさせるがよかろう》

 

悪びれなく笑う王の言葉に異を唱える事なく、減ってしまったバターケーキを憂う。美味しく食べてくれたのは嬉しいので、そこは誇らしいとグッとガッツポを行う

 

「うぅ、ワタシの分を半分こで納得してくれるかなぁ・・・」

 

楽しみにしてくれていたから、後で追加で作ってあげようとも決心するエアであった。どのみち、生地をまた蔵より選別することになりそうだ・・・

 

 

「フォ~ウ~。お待たせ~。おやつのバターケーキとシチューだよ~」

 

ひょいっと、居間にて待機するフォウに料理を拵えたエアが顔を出す。笑顔にて机に料理を並べるエアを見て、フォウが歓喜の声を上げる

 

(出来たよエア!出来たんだ!)

 

フォウはいつになく興奮していて、パソコンの前でぴょいんぴょいん飛び跳ね、全身で喜びを露にしている。余程嬉しいのだと一目で解るその様子に、王が声をかける

 

《発情期か?今更に過ぎよう。ネットサーフィンにて好みの雌でも見つけたか?》

 

(マーダーすんぞオメー!違うよ!カルデア大冒険日記が出来た、完成したんだよ!チマチマやって、ようやく編纂が終わったんだ!)

 

「本当!?」

 

それはとても嬉しい事だ!前々から取り組んでいたフォウのカルデア大冒険日記、それがいよいよ完成だなんて!何より嬉しいのは・・・

 

「これで、皆の旅路がカタチになって残るって事だね!やったぁ!凄く、凄くおめでたな事だね!ワタシも嬉しい!やったねフォウ!」

 

確かに残るものがある。皆の旅路と研鑽が、こうして形となって手に取れるものとなる。それが、本当に嬉しい。

 

良かったね、マスター、マシュ、ロマン。ダ・ヴィンチちゃんにスタッフの皆、シバにゃん・・・

 

《ほう。第七部に分けられた構成か。粘土版で無いのが些か残念だが・・・》

 

王は早くも手に取り、中身を検分している。そのフォウ入魂の冊子に、ぺらぺらとページを捲り目を通している

 

(第七部+最終巻の時間神殿な。コラムや写真、名場面ピックアップを重ねたプライミッツ・ベストセレクションと言ってもいい。我ながらいい仕事だと思うよ!)

 

《お前も手にとって見よ、エア。こやつめ、中々に凝った編纂をしおって。小生意気にも飽きを来させぬ構成に仕立てて来ているではないか》

 

倣うように手に取り、中身を拝見してみる。・・・これは確かに、素晴らしい出来だ!

 

冬木の決戦から始まり、バビロニアのティアマトの決戦まで、事細かに写真とコラム付きで描写され、活躍したサーヴァント、旅の日取りや所感、最後に撮影した記念写真で締め括られ、それが冊子にて区分され、七冊に分けられて作成されている。それぞれ、王が異なる構図にて表紙を飾る豪華仕様だ。これは、いい!スゴくいいものだ!

 

「くすっ・・・」

 

フォウのソムリエ魂を生かした、女体コラムも完備されている。それぞれの女体サーヴァントのスリーサイズやボディライン、胸の型の分類や張りやカタチ、ボディの黄金比を追求した凄い熱意を感じる別冊子にて編纂されている

 

・・・あれ、ワタシの評価がないような?

 

(エアの情報はボクだけのものなんだ!)

 

ふんす、と胸を張るフォウにやっぱり笑みがこぼれ、くりくりとあごをくすぐる。幸せそうに目を細め、喉を鳴らすフォウ

 

親友に、特別扱いしてもらえるのはとても嬉しい。彼の中に自分がいてくれることを実感し、喜ばしい気持ちに胸が満たされる思いだ。笑みも溢れちゃうというものである

 

「ありがとう、フォウ。本当にお疲れ様!」

 

前々からやっていた事だ。彼はいつも言っていた。この旅路を、永遠に残すものにすると。その為に、この日記をつけると

 

その努力と成果が実を結んで、こうして立派な一冊の書物になった。その研鑽が、我が事のように誇らしく、喜ばしい

 

(ありがとう!でもこれは、キミやソイツのお陰でもあるんだけどね)

 

エアの言葉に、キューゥと喉を鳴らすフォウ。君達がいなかったら、この物語は綴ることは出来なかったと感慨深げに語る

 

(本当なら、ボクは何処かでキミ達の敵になるか、ゲーティアの前に消滅したマシュを助けるためにボクを投げ捨てなくちゃいけなかったからね。最後の編纂は・・・最悪出来ないことも覚悟していた)

 

あの人理の熱量は人間では堪えられない。マシュは消え去り、消滅を果たしていたと

 

(あのヘタレだって消えていただろうし、ボクもまた、一度きりの奇跡で倒される筈だった存在だからね。そうしなくちゃ僕はキミ達の前に立ちはだかる事になっていただろう。魔術師どもの美味しいエサもある事だしね。それを──キミ達が変えてくれた)

 

醜い怪物になる筈だった自分を、奇跡を代償に消える筈だった自分を。全てキミが、キミ達が覆してくれたと

 

(ボクは、キミに助けられたんだ。キミのありのままの美しさ、尊さが。ボクを、ボク自身も知らない未来へと連れていってくれた。七部作で構成されているというのはそう言う意味さ。ボクは、あそこで終わるとも覚悟していたからね)

 

それを──王と姫は変え、そして善き人々によって自分は助けられたと、星の獣は喜びと共に語る

 

(此はね、恩返しなんだ。ボクに未来をくれた皆に、ボクにかけがえのない絆をくれた・・・キミへのね。だから、こんなのも作れた)

 

スッ、とエアに一冊の本を渡すフォウ。それを手に取り、開いたエアを感嘆が包み込む

 

(ボクの、ボクによる、キミの為の一冊だ。無銘の頃からのキミ、名前を得たキミ、尊いキミの全てを、それに詰め込んだ)

 

其処には、エアが過ごし、エアが積み重ねてきた日々の総てが記されていた。フォウの言葉も、想いもふんだんに添えた世界で一冊しかない、エアのためだけのもの

 

表紙は・・・ゲーティアに捧げた、至尊の一撃を放つ瞬間のエアの一瞬を使用している。それらは、フォウの想いの総決算だ

 

(キミがキミでいてくれて、ありがとう。ボクはキミに出逢えて、本当に幸せだ。そして・・・ボクはこれからも、ずっとキミと一緒にいたい)

 

ピョイ、とエアの肩に乗り身を寄せ、視線を交わす。星の海を表すような深い瞳に、姫の表情が写される

 

(ボクがボクのままで、キミやギルと色んな未来が見たい。ボクは、キミの愉悦を見ていたいんだ。これからもキミが歩む道筋を、一緒に歩いていきたい)

 

それは、嘘偽りのないフォウの願いであった。星の獣は、今ようやく自らの願いのために生きる未来を歩み始めたのだから

 

(いいかい?ボクみたいな可愛くて魅力的で最高のマスコットが、キミの傍にいても?)

 

《おい、其処は謙遜するところであろうが》

 

王の突っ込みを受けながら、エアは静かに頷く

 

「ワタシの方こそだよ。フォウと、離れたくない」

 

ワタシが無味乾燥な頃から。・・・・・・・・・その、歯に衣着せぬ物言いの頃から傍にいてくれた大切な親友。王と同じくらい、自分に無くてはならない存在だ

 

フォウがいてくれたから、今のワタシが此処に在る。その事は、ずっとずっと旅の中で痛感していた事だ

 

そして、今のワタシを作ってくれたのも、フォウ。人と、人の触れあいの大切を教えてくれた、人生の道しるべがフォウなんだ

 

人は、総ては在るだけで尊い。世界の総ては、ただ在る事こそが奇跡であり、真理なのだ。こうして触れあうこと、語り合うこと。それが未来を、明日を、歴史を紡ぐ大切な一時となり、ずっとずっと続いていく

 

こうした気持ちでいられるのも・・・フォウがずっと自分を支えて、一番近くで語らってくれたからだと、ワタシは信じている。王は偉大と敬愛で、フォウは身近さと親愛でワタシを導いてくれた

 

ワタシにとって、世界と同じくらい・・・フォウはかけがえのない存在になっているんだ。だから、離れたくない。離れ離れになんてなりたくない。なるつもりもない

 

「ワタシの方こそ、あなたにお願いします。ずっと、ワタシと一緒にいて。王に寄り添うワタシを、ずっとずっと傍で見守っていてほしいから」

 

・・・思えば、この指輪と、フォウ。そして、英雄王の傍らこそが。自分の執着なのかもしれない。

 

これだけは、絶対に。誰にも渡せない、渡すことのできない・・・ワタシだけの、大切な誇りであり、かけがえのない宝物だと、心から信じることが出来るのだから

 

「だから、これからも・・・ずっとよろしくね、フォウ。一緒にいっぱい愉悦しよう!これからも、ずっとずっと!」

 

その輝くような笑顔に、心から頷き同意を示し跳び跳ねるフォウ

 

(ありがとう!この世界の総て、全部を楽しむまでボクはキミの傍にいるとも!ずっと、ずっとだ!)

 

「うん!必ず、ツーリングするんだもんね!」

 

いつか、星の海を駆け抜ける約束を交わし、未来への希望とする。それを為し遂げるまで、成し遂げても、ずっと共に

 

《フッ、星の産み出した獣すらも手懐ける者などそうはいまい。その在り方も遠くに来たものよ。・・・故にこそ、我はより厳格に世界を査定せねばならん》

 

はしゃぐ二人を見据え、王の瞳は遥か未来を見る。汎人類史と呼ばれるこの発展と可能性の世界の王は、何れ来る異聞帯の存在の是非を問う

 

《未だこの世界の価値は出ず、裁定の刻には程遠い。人はあらゆるモノを産み出し続け、エアはこの世界の総てを以て愉悦を楽しんでいる。我が裁定へと辿り着くべき世界、それに手を出すと言うのならば--我は最早、慈悲など示さぬ》

 

我が愉しみ、姫が楽しみ、人が紡ぐ世界。それに仇なすもの、悉く塵に還し、一掃せんと目を細める

 

袋小路に至ったならそれで良し、平行世界に可能性を見出だすならそれもよし。だが--我が庭たる世界に害を成すのなら手ずから滅ぼすのみ。その場に至りし者ごと消し飛ばすのに容赦はせぬと王は静かに裁定を下す

 

《何れ滅ぶか、我の手にかかり滅びるか。それくらいの自由はくれてやろう。我が前に立つまでに、己の末路は定めておけよ、剪定される者共よ》

 

世界を背負うが王の責務なら、背負う世界を害するモノを滅ぼし、剪定するも王の役割にして責務。そこに情も、酌量も挟まる余地はない。生き残るべきは自らが在る世界。その決定は絶対だ

 

・・・だが、同時に確信する事もある

 

《恐らくお前は、素直に剪定されし者を無価値と断じることはすまいよ》

 

その優しくも慈しみに溢れた尊重が、有り得ざる世界といって即座に覆る筈もなし。何かしら、価値を見出だすのだろうといった確信が、確かにあるが故に、王はまた静かに頷く

 

《それでよい。誰の目にも止まらぬ枝葉の世界。他ならぬお前が告げてやれ。死に行く者に、お前の人生には確かな価値と意味が在ったと告げるように》

 

例え、剪定される世界だとしても。其処に至るまでの奮闘や努力、生存のための戦いを尊重できるのは世界で一人だけだと、王は信を置いている

 

《それがお前の生き様なのだ。何憂いなく貫くがよい。それを阻むもの、曇らせるもの。悉く我が粉砕しようではないか。故に──》

 

フォウとはしゃぐエアを、目を細め見つめる

 

《思うままに生きるがいい、エア。他ならぬ我が赦す。お前のその在り方こそ、我が至宝たる所以であるのだからな》

 

かつて、極点にて真理に至った魂を信じ・・・王は微笑み、やがてくる未来に想いを馳せるのであった──




そして、翌日・・・


「と言うわけで、フォウが書いてくれたこの大冒険日記の朗読会を行います!」

[随分と急だな。余程気が逸ったのか]

『えぇ、女の子はそう言う生き物よ。やりたいことは、何より先にやってしまうの』

「ラーメスが来る前の旅路・・・とても楽しみ。私、心して聞かせてもらいますね」

「プリンセスも、淡白な頃があったと?にわかには信じられませんね・・・」

「ゴージャス様のお側にいただなんて!毎日が輝いていたのよね!素敵!ええ、とても!」

「皆、集まってくれてありがとう!楽しんで、やっぱり楽しんでいってね!じゃあまずは・・・」

(友達もこんなに増えて。・・・本当に良かったね、エア)

《見回して見ても理解に及ぶ豪勢な顔触れよな。我が姫の交友に相応しいではないか。こうでなくてはな》

「ではまずは冬木から!そう、ワタシは王の戦闘スタイルが解らず四苦八苦し、キャスターのクー・フーリンに教えてもらった際には魂にアーチャーは弓矢を使わぬものと刻み込まれ・・・」

「ふふ、良かったねギル。彼女がいれば、君の総ては安泰だ」

《まだまだ快楽や未知の恐怖に接しておらぬ以上、目は離せぬがな。まぁ--隙の一つや二つはあった方が愛らしいと言うものよ》

「セイバーに追い詰められた王!そんな時ワタシはネバギバの精神で鎖を手に取り竜殺しの原典を選別し、死に物狂いで--」

姫の会合はその後も、朝から日がくれるまで続いたのだった--

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