人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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歌舞伎町

まだ死んでません「終わった・・・終わったぞ・・・!缶詰になった甲斐があったな、中々の出来映えだと自画自賛してやる!よし、俺は寝る!」

モンテ・クリスト「駄目だ、赦さん。我等の出番は間も無くだ。翔ぶぞ、支度しろ」

「えぇい、休ませもしないとは!本当に『ヤツ』の目論みは上手く行くんだろうな!」

「当然だ。我がマスター、我が共犯者。我が主が在る限り、必ず我等は馳せ参じなければならん。我等こそが、最後の鍵なのだ」

「どこまでも情の深い輩だな!ジャンヌオルタもそうだったが、愛を知らなくば復讐など考えぬ、と言うことか!」

「クハハ!良くわかっているな童話作家!――さぁ行くぞ」

『???』

「今こそ・・・計画成就の時だ!!」



登頂バレルタワー

悪性都市、新宿。壁に阻まれ、中央には銃身、バレルタワーが屹立する架空と虚構、退廃に満ち溢れた世界より切り離されし土地。世界になんら影響をもたらさず、そして同時にまもなく滅亡を迎えんとする土地。その終焉の地の中心、悪が渦巻く中核にリッカ達が足を踏み入れる。悪性の汚泥を操る人類最悪のマスター、堕ちた暴君たるアルトリア・オルタ。高らかにマスターの道を切り拓く『龍』の魔女、ジャンヌ・オルタ。悪辣な教授の善なる側、モリアーティ。至高にして賢者の概念シャーロック・ホームズ。それらが一堂に会し、厳かに建てられたバレルタワーのゲートを潜る

 

「この最上階に、モリアーティがいる」

 

リッカが確信を以て上部を見上げる。かつて訪れた時に感じた気配が最上部にある。網膜に宿りし獣の紋様が、人の悪意の在処を見抜く。悪性しか在らぬこの有り得ざる土地に放り込まれた事による能力の強化か、はたまた人類悪としての力が更なる高みへ、深淵へとリッカを誘ったのか。リッカの眼は、悪意の在処を厳かに映す。それが答えるのだ。かの悪のカリスマは、近くにいると

 

「色々言いたいことはあるけど、答えはシンプルな方がいいわね。――燃やす」

 

「気を付けろよ突撃女。モリアーティは無駄に悪辣かつ蜘蛛のように狡猾だ。貴様はいつのまにか罠に嵌められて退場など・・・クッ、笑えんからな」

 

「笑ってるじゃない!!」

 

「いやーすまない!悪巧み大好きだからネ!理屈や理論で分かっていてもやってしまうブレーキの無さが問題だ!それはさながらバラエティドッキリのように!責任を以て悪の私の計画を潰しに行こう!」

 

「こいつも腹立つ!いいわよもう、悪も善も皆燃やしてやるわ!こんな場所にいられないわ、私とリッカは帰らせてもらうから!」

 

「じゃんぬ!それフラグ!フラグだよ!」

 

「えっ!?」

 

だが、今更悪の本拠地に殴り込みをかけ怖じ気付く程彼女らは清廉かつ初々しくはない。彼女らは世界を救う側であり悪を抹殺する悪なのだ。これは彼女らなりの円陣。自然体の証左なのである

 

「・・・・・・」

 

ホームズは注意深く辺りを観察する。伏兵、隠蔽魔術、トラップの類いは見受けられない。この階層に悪辣な罠は仕掛けられていない。かつて招く、と言った言葉と行動に嘘は無いようだ。問題なく進行すると目の前にはエレベーターと高い高い最上部に繋がる螺旋階段があり、どちらも使ってよいと言わんばかりに無防備設置されてある。エレベーターは問題なく整備され、起動と上昇に支障は無いと推定する

 

「・・・では、向かうとしようか。何、たどり着きさえすれば簡単な事だ。モリアーティをバレルタワーの頂上からライヘンバッハすればいい」

 

「落とすと言いたいのか!落とすと言いたいのかホームズ君!!道中の方が難しいラストダンジョンなどと言われてたまるか、頑張れ悪の私!必ず倒すのは確定だが、せめてホームズ君は道連れにしてやってほしい!」

 

「はははは、肉シートある限り私は不滅さ。それでは早速――」

 

宿敵にして今は仲間であるモリアーティと軽快かつ小粋なジョークを飛ばし合い、念のために率先してエレベーターに近付き動作確認しようとした瞬間――

 

「――!!」

 

直感にて弾かれるようにリッカの前に躍り出るアルトリア。その剣にて、リッカを狙撃した恥知らずの弾丸を打ち払う。それは何処より飛来した何者かに撃ち込まれたもの。そして魔力にて編まれた必殺の弾丸。それは紛れもなく・・・

 

『魔力反応!狙われているぞ、サーヴァントだ!』

 

速やかに行われる連射。撃ち放たれる無数の弾丸、アルトリアがそれらを薙ぎ払い、じゃんぬがリッカをカバーし、モリアーティが狙撃ポイントを逆算し棺桶の魔弾にて迎撃の弾幕を張る。それらが開戦の狼煙となり、バレルタワー内部に破壊音と炸裂音が木霊し鳴り響き響き渡る

 

「レディ・リッカ、どうやら肉体鍛練になりそうだ。脚の筋肉が更に付くが大丈夫かな?」

 

【見た目は維持してるけどもう胸とお尻以外はピンク筋肉なので無問題です!皆、階段で登るよ!】

 

即座にリッカはホームズの意図を理解し、危険地帯の離脱と目的の達成を主眼とする。仲間の皆が速やかに対応してくれる間に戦況の悪化と停滞を防ぐ。増援や援軍が来る前に打開し、上に至らなければならないのだ。故にこそ、真っ先に駆け抜ける。マスターとしての力、判断と決断を即座にリッカは行使し答えを選ぶ

 

ホームズが先導し、モリアーティが背後をカバーする。アルトリアとじゃんぬはリッカの脇を固め、リッカはただ疾走する。この新宿における最後の幕が上がる。全てを終わらせるために、全てを護り、救うために

 

階段を上りながら銃撃を続け、そして、リッカ達が完全に入り口から離れた頃に・・・その銃撃を放っていたサーヴァントは静かに見下ろし、嘲笑う

 

「これで仕事の一つは果たした。世界を救いしマスターでありながらこんな場所で朽ち果てるとは愚かにも程がある。悪は潰えるもの。お前も例外ではないんだよ、藤丸龍華。ここで――惨たらしく絶命するんだな」

 

その声音は、聞くものが一度耳にすれば即座に何者かを察する声。悪辣に嗤う、腐り落ちた鉄心の嘲弄と頑弄。失墜した正義の代行者の独白が、冷たき鉄の塔へと消えていった――

 

かけのぼれ ひげをしとめろ けものかな

 

 

疾走する一同、階段を駆け上る者達。フロアに差し掛かる度、その仕掛けられた罠・・・創作が牙を剥く

 

『目の前にエネミー、スプリガン反応!・・・いえ、違います!これは・・・!』

 

その場にいたのはスプリガンに極めて酷似しながら、豪奢なる王冠とマントを纏った王者然としたエネミー。それを見て、リッカは即座に思い出す。かのシェイクスピアの言葉、【創作を利用されている】という言葉を

 

【マシュ!シェイクスピアで有名な王様で検索してみて!多分これも・・・!】

 

『はい、先輩!そのスプリガンは『リア王』!娘に騙され、孤独と狂乱の内に果てた王、リア王です!』

 

リア王。シェイクスピアの四大悲劇の一つ。悪辣なる娘を重用し、誠実なる娘を信用しなかったが為に孤独なる狂死と悲劇を迎えた王の作劇。それらが目の前に立ちはだかり、行く手を阻んでいる

 

「物語が実体化したことによる防衛エネミーとして活用されているようだ。これもある意味幻霊と言えるだろう。しかし・・・」

 

振り上げるリア王の杖。その一撃は見るからに重く破壊力を備えた一撃だと把握が可能である。ともすれば、フロアごと破壊してしまい兼ねないほどに

 

「させるか!」

 

その巨人がごとき一撃を、アルトリアが聖剣で受け止める。振り下ろされた怪力と質量を魔力放出で受け止め、リッカ達の前衛を担当する。重量のせめぎあいに踏み込むフロアの床に足がめりこみ、拮抗に全体が揺れる

 

「レディ・リッカ。速やかな排除を心掛けよう。巨体に惑わされてはいけない。『感覚』と『接地』を見抜き、狙うべきだ」

 

ホームズは一歩引き、静かに戦況を俯瞰しパイプを吸ってリッカにヒントを渡す。答えではない、マスターとしての洞察を促しながらアドバイスを贈る

 

【感覚・・・接地!――モリアーティ!魔弾のミサイルでリア王の『顔』を撃って!】

 

ホームズの態度から、此処は直接戦闘ではなくマスターとして振る舞う事を求められていることを察したリッカは即座に指示を飛ばし仲間達の戦術を指揮するマスターの立場に自分をシフトさせ、指示を飛ばす

 

「ご指名だ、頑張ってくれモリアーティ!私はほら、キャスターだから戦闘能力がね」

 

「君の終生のライバル兼教授兼狩人がめっちゃ奮闘しているんだがネ!?だが他ならぬ相棒(バディ)、マイガールリッカちゃんの頼みだ、喜んで奮うとしよう!」

 

【頑張ってパパー!】

 

「アラフィフパワー全開だぁ!!このアルティメットダンディにかかればリア王なんぞの一つや二つゥ!!」

 

娘(仮定)を手に入れたアラフィフはそれはそれは鮮烈に輝いた。銃弾をおぞましく精緻かつ正確照準にて放ち目と耳と鼻を吹き飛ばしミサイルをぶっぱなし、顔面を粉々に砕いた後にフルオートモードにてリア王の接地、つまり『脚』を撃ち放ち滅多撃ちにし崩壊させる。バランスを崩し自重がそのまま自分に転化される形となり傾く。その瞬間こそは好機であり、必殺の勝機

 

【じゃんぬ!今!!】

 

「えぇ!――汝の道は、既に途絶えた!起きなさい、【ピエール・コーションズ】!」

 

【【【【【【タスケテー!!!!!】】】】】】

 

大量に設置された灰より編み込まれしピエール・コーションズ。触れれば爆発するその趣味嗜好が反映された爆弾がリア王に殺到し、触れた瞬間、汚ぇ花火が巻き起こり四大悲劇の王が爆炎に焼き滅ぼされ、厳かに潰える。リッカは生成した自分のファーで覆いしっかり火の粉からも護る。消滅を確認し、一同は頷き合い更なる上層へと登る

 

「り、リッカ君!君のバディ、パパは頑張ったヨ・・・!優しい労りをおくれ、マイガール・・・!」

 

【パパナイスぅ!ナイスぅ!】

 

「がはぁっ――!!!背中がっ、腰がっ――!」

 

運動部直伝の渾身の背中叩きにて労われるモリアーティ。そんな様子を一同は緩やかに容認しスルーした後に走り出す

 

「ハッ、嘗めんじゃないわよ。こちとら地力が違うのよ地力が!素敵なマスター見つけて出直してくるのね!」

 

「リア王か・・・確かブリテンの王だったか」

 

「あんなデカい図体のお爺さんより、私はアンタの方がいいと思うわよ?少し血色が悪すぎますが」

 

「フン、誉めているつもりか。仕方あるまい、貴様には帰ったらポテトSサイズをやろう」

 

「Mにしなさいよ其処は!?」

 

「モリアーティ、コカ・コーラはいるかな?いい響きだと思わないかコカ・コーラ」

 

「ホームズ君!未成年の前でそういう生々しい豆知識は止めよう!」

 

軽快な言葉と疾走する脚は止まることなく。中腹にさしかかるポイントまで、彼等は雷鳴の如く疾走する・・・!

 

 

 

【我はマクベス!我は無敵なり!余は無敵なり!しかして我は死ぬ!我は運命に潰された轢死体だ!】

 

次に現れしはシェイクスピア四大悲劇における『マクベス』。魔女の予言、暗殺の自責、恐慌と狂乱に堕ちた王の物語の具現

 

「邪魔だ、無敵など踏み潰すまで――!」

 

莫大な魔力放出にて斬りかかる。それはあくまで乱雑で、煩雑でありながら膨大な一閃。当然受け止められると踏んでいたアルトリアだが、その予想は覆される

 

 

「・・・何?」

 

その一撃は容易くマクベスを――打ち砕いた。防ぎはした、受け止めはした。だがそのまま、反転した光に飲み込まれマクベスは滅んだのだ。そのあまりの呆気なさにポカンとした表情を浮かべる騎士王、じゃんぬ、リッカ

 

『リア王は凄い再現度だったが、ロミジュリやマクベスは微妙だったね?急造感が拭えない・・・というか普通に弱い!』

 

『マクベスは実在の王でしたから、調整が難しかったのかもしれませんね!』

 

「ま、どちらにせよそのシェイクスピアがヘボ作家で助かったわけだ!万事すべてサイオーホース!――ん?なんだネこの地響き」

 

口は災いの元。要らんことを呟いたモリアーティに反応しフロアの向こうより現れしはリア王、その数三体。一様に槍を持ち、モリアーティを強く睨み前進してくる・・・!

 

「何これ悪意しか感じない!?私だけを殺すリア王!?衝撃!リア王は三人いた!?」

 

「最適解を教えよう。其処の教授を生け贄に捧げるのさ。リスクカットにはそれが一番だとも」

 

「鬼かネ君は!?」

 

『あー、シェイクスピアは典型的な『自分の作品大好き』なタイプの作家だからね・・・この手の作家の作品を批評するなら、一生呪われるのを覚悟することだ!』

 

【批評と言えば、オルガマリーも言ってたっけ。誰かを貶す作品を書いている作者は、自分への批判や批評を極端に嫌う傾向にあるって】

 

「私は全てを読んでから批判するぞ。それはもう徹底的にだ。例えば小説サイトなら評価が低い作品を探し最新更新まで読み進める。そして直ぐ様描写不足や矛盾点をひたすらにあげつらうのだ。作品の質の向上を願った批判なのだが、大抵非公開や更新停止になるのが悩み処だ」

 

「今そんな議論どうでもいいわよ!ったくもう、リッカ、宝具使うわね!喋ってないで」

 

【オッケィ!焼き尽くしちゃってよ!アルトリア、今度小説サイトスコップしようね!】

 

「良いだろう。稚拙な文章、壊滅的な構成、そして言動が香ばしい作者。それらを生暖かく堪能する喜びをお前に教えてやろう・・・!」

 

「君達は何の話をしているのかネ!?」

 

「嫌よ嫌よも好きの内。ジャパンには含蓄のある言葉が数多ある。流石はZIPANGだ」

 

「『卑王鉄槌(ヴォーディガーン)!』」

「『吼えたてよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)』!!」

 

アルトリアの魔力の奔流、そしてじゃんぬの火焔がリア王を焼き払い吹き飛ばす。最高の作劇を消し飛ばす愉悦をアルトリアは覚え、余計な手間を取らせたモリアーティへの憤怒をたぎらせ、いよいよ最上階の道を切り開く

 

「余計な!事を!言わなくて!いいってんのよこのアラフィフ!!」

 

「いだだだだだだごめんなさい言葉のあやですもうしません!」

 

『愛弟子かぁ・・・そう言えば愛弟子もロマニも、シバにゃんもいない管制室、寂しいものがあるなぁ。何だかんだで楽しかったから、いたなら楽しめただろうにね』

 

【だね。・・・魔術協会で大丈夫かな、マリー】

 

『大丈夫です、私達の所長なのですから!何があろうと、必ず帰ってきますよ!』

 

【だね!さぁ皆、行くよ!最上階はすぐ其処!モリアーティを、やっつけよう!】

 

「「おー!」」

 

「リッカ君が音頭を取ったらすっごい素直!」

 

「・・・・・・」

 

『?どうかしたかい?ホームズ』

 

「・・・あなたは、フリージアという存在をどう思いますか?」

 

『?謎の協力者だが、味方と信頼するには十分だと思うよ。なんというか『絶対に悪事に染まりきれない』感じがなんとなくするからね』

 

「・・・いえ、それならいいのです。どのみち、全ての真実は間も無く明かされるのですから」

 

一同は最上階へ脚を運ぶ。全ての黒幕が待つ、その銃身。その最上階へと・・・

 

 

 




悪の教授「・・・来たか。そして、また会った、と言ったところか?藤丸龍華」

黒曜の龍【そだね。そして、これが最後だ】


雪華の盾『こちらが悪のモリアーティ・・・さん』

善の教授「さん付けは不要だよ、悪なのだし」

情愛の業火「代わり映えのしない面ね。全然面白くなさそうな、面白味のなさそうなツラよ。こっちのモリアーティの方が何百倍もマシって感じね」

「じゃんぬ君!!デレブームが、デレブームが来てる!?」

「うざい、寄るな。臭い」

「ぐっふっ!!」

秩序の暴君「どんな怪物かと思えば。さしてこちらと変わらぬな」

「変わらぬさ。善など所詮、一過性のもの。私自身、驚いている。私に善心が存在し・・・ましてそれが敵対するなど」

「ふはははは!全くその通りだとも!同じ気持ちだ!驚きが止まらない!未知だらけだ!」

真理の探偵「当然、私も驚いている」

【モリアーティは大事な仲間で、戦友だよ】

「・・・懐かれたものだな、私。だが私は、自らの善心などに興味はない。ただ蹴散らすだけの代物だ。私にとっての解析対象は・・・其処のマスターのみだ」

【――・・・】

「君が新宿に残り、皆と困難を乗り越え、そして私の前に現れる。それは断じて運命などではない。むしろ計算され尽くして辿り着いた状況だ」

「――・・・どう言うことよ。あんたの掌の上、そう言いたいわけ?」

【必然なの?】

「必然だ。――そうとも、これでようやく・・・」

「・・・・・・。・・・ふむ」

「さぁ、藤丸龍華。全人類が産み出し癌細胞にして世界終焉の特効薬(ワクチン)よ。宇宙には既にあの小惑星が飛来している。魔弾の射手の力でね。私があの弾丸を定めた以上、あれは寸分違わずこの『銃身』に装填される」

【・・・・・・】

「私は死にたくない、死にたくないが・・・ある一点において、私は自分より星の破壊を優先する。――これが新宿幻影事件の終焉だ。・・・私を倒し、解いてみせるがいい、藤丸龍華!」

【――なら、行くよ。貴方の野望を、此処で・・・!】

「レディ・リッカ」

【!】

「ならば――此処は私が行こう」

【ホームズさん!?】

「・・・やはり立ちはだかるか、ホームズ」

「当然だろう。――最後の見せ場は、貰っていくとしようか」

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