人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜   作:札切 龍哦

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「すまない。通らせてもらっても構わないかな?」

「ハイハイどーぞ~。皆、マナーを護ってくれて助かるにゃ~」

「そーら毛布だ。寝ろ寝ろ」

「ありがてぇ!!スヤァ」

「⬛⬛⬛⬛⬛」

『大丈夫かな』


シャルルマーニュ「あ、おーいコンラー!」

コンラ「はいっ!?こ、コンラに何かご用事ですか!」

「そんなにビックリするなよ。互いに不確かな存在のよしみで仲良くやろうぜ!」

「よしみ・・・、成る程!」

「んぉ?」

「シャルルマーニュさん!お願いがあります!コンラに、力を貸してください!」

「おぉお?まぁ取り合えずいいぜ!安請け合いはお手の物だからな!」

「わぁい!実はですね――」


不確定召喚――E

数時間の休憩を挟み、再び召喚室に皆は足を運ぶ。最低でも二セット、そして足りないと感じなければ三回に分けた召喚の儀なのだ。そう明言した以上、やらなければならない。たとえレア枠が優雅たれや原始呪術であろうとも十連を止める事が出来ないように、けして戦いから逃げ出すことは赦されないのである。王は背後に全力で前進することは許されるが、逃走や敗北は往々にして赦されないがゆえに

 

《触媒は分かりきっており、同時にそれが効果を発揮しアルトリアは招かれている。しかしそれらは我が望むアルトリアではない。これは深遠な哲学なようなものか?実際のところ・・・アルトリアとはなんなのだ?》

 

――王!鏡の中の自分にあなたはだぁれ?などと呼び掛けるような深遠の自問自答はお止めください!

 

(お前は誰だ!ボクの中のボク)

 

《フッ、案ずるなエアよ。我の正気度は99だ、発狂など罷り違っても有り得ぬわ。それに、見よ》

 

王は珍しく、帽子、キャップを被り一輪の白百合を手にしている。それらは・・・覚えがある。先程貰った・・・

 

《自らお揃いの帽子をアサシンのアルトリアめ、そして激励の白百合を白きリリィから貰い受けたのだ、これには割と我もにっこり。「勘違いしないでください。別にオーダーメイドの非売品だからといって、あなたに用意したわけではありませんから」という支離滅裂な言動、「挫けないで頑張ってください!私が揃うその日まで!」などとリリィに言われては立ち上がるしかあるまい。フ、オリジナルの他には好評なのがまた我の絶妙な箇所よ》

 

そう、なんだかんだでカルデアにいるアルトリア達の評価は悪いものではない。獅子王は実質カルデアNo.2ポジションで王を補佐しており、何よりエアの友人でもあり、メイドオルタもメイドとして奮闘している。リリィは単純に人を警戒しない、ヒロインXは王の部屋によく入り浸っていたりする。王を警戒し、距離を置くアルトリアはいないといっていい

 

オリジナルであるセイバーは・・・やはりあの時の別れが最後なのだろうか。あるいは、前から言っているようにあの時に、互いに出逢わぬ事を理解しながら・・・召喚の儀が惰性にならないようにセイバーさんは配慮し、出ぬと分かっていても王は召喚に挑み続ける・・・?

 

《こうなればセイバーの抱き枕を解放するしか他にないのではないか?我のコレクションにもあるぞ?アーチャーたる我の至宝であり我的には触媒以上の価値は無いが》

 

(セイバーの抱き枕って凹凸少なそう。抱き心地どうなの?)

 

《・・・言うまでもなく貴様は巨乳派だったな、フォウ》

 

(当たり前だろ。ボクが貧乳で認めていらっしゃるのはマリー・アントワネット陛下だけだ)

 

《うむ、マリーの貞淑さと華やかさは良い、実によいな》

 

(いい・・・)

 

二人の何だかんだな意気投合に笑い、エアは前を向く

 

・・・諦めない限りいつか来てくれるだろう。というかそろそろアルトリアシリーズのコンプリートに王手がかかっている。最後にどうなるかは・・・まぁ解らないが。いつか出逢える事を信じよう。この召喚の儀が続く限り、きっとセイバーさんはアヴァロンで待っている。まぁ、漢字は全て遠き理想郷なので辿り着けるかは未知数なのだが。辿り着けるのだろうか、そもそも道があるのかどうかは置いておき・・・

 

「さて、長々と待たせてすまぬな。召喚を始めるとするぞ。まだ縁は残っていよう」

 

杯をスタイリッシュに投げ蔵にしまい、指を鳴らして開幕を告げる。夢に想いを馳せるは此処まで。為すべき事を成さぬ者に成就せし夢はない。だからこそ王は戦うのだ。己のラックと運命に

 

「了解だよ。僕としてもどんなサーヴァントと縁を紡いだかはとても気になるからね。新宿かー。ナウなヤングでイケイケな特異点だったのかい?」

 

「ロマニ、それは死語と言うんだよ。ダ・ヴィンチちゃんも流石に世代ギャップで反応に困るなぁ」

 

「そ、そうかい?あはははは・・・ほ、ほら!召喚だ召喚!来るよ、霊基パターンは・・・ルーラー?」

 

身構える英雄王。エアの胸に挟まりふがふがと鼻を鳴らすフォウ。まさかクラス麻婆・・・!そんな不安と絶望を懐きながら召喚たるサークルを見守る。皆の視線を集め現れしは――

 

「ルーラー、シャーロック・ホームズ。新宿では別れの挨拶も出来ず、無惨な完全敗北を喫してしまったからね。反省と恭順の意味で、楽園に足を運ばせて貰ったよ。・・・探偵として、あるいはカルデアスタッフの一員として使って貰いたい」

 

現れたのは最高峰の探偵。解き明かすもの。その総ての謎を打ち払うもの。シャーロック・ホームズがこのカルデアへと現れたのであった

 

「ホームズだってー!!?え!?シャーロック!?え、新宿にシャーロックってどんな関係!?」

 

「報告書はちゃんと読みなさい、ロマニ・・・。・・・いらっしゃい?ホームズ。新宿では酷い醜態だったわね。此処に来たのは名誉挽回のつもり?」

 

「いやぁ、ははは。私の知りうる限り最も素晴らしい女性が敵に回られては形無しだ。モリアーティよりも厄介なのに私には見抜けない。・・・探偵としてではなく、君を支える為に来たのさ。それは敗者の責務であり、君への礼儀でもある」

 

「あらそう。律儀なのね。・・・さて、私はどちらだと思う?アイリーン?オルガマリー?」

 

「・・・『解らない』な。君だけだ。私がこの言葉を使うのはね。・・・と言うわけで、よろしく御願いするよ英雄王。私は安楽椅子に座る、新参スタッフだと思ってくれればいい」

 

「ふふっ。だそうよギル。安心して?素行不良は私が糺し、モリアーティはホームズが抑え、モリアーティはオルガマリーに何かを教える。素敵な三竦みが出来ているから」

 

その愉快なやり取りに笑いながら、王は滞在を認可する。謎解きの本質ならば王は遥か上にいるが、彼の宝具は破格の役割を持っている。王や姫と組ませれば・・・『出来ぬ事は無くなるといっていい』だろう

 

「じゃあホームズさん!また後でね!」

 

「あぁ。楽園・・・楽しみにするとしよう」

 

「で、では私が御案内を!しゃ、しゃ・・・シャーロック・ホームズさん!私、マシュ・キリエライトはあなたの大ファンで・・・!!」

 

アイリーンを宿したオルガマリーに恭しく一礼しながら、マシュがホームズを案内し退出する。だがしかし、エアはホームズの事で一つ気にかかり頭を捻っていた。キャスターではなく、何故ルーラーなのだろうか?

 

《ヤツの枷よ。キャスターではヤツは世界にとって都合の悪いことすらも暴き立て、行く末は神秘をも抹殺する。それを疎んだ世界がヤツにバランスを担わせる『調停者(ルーラー)』の役割を当て嵌め、無遠慮な推理を封じ込めたのだ。世界という織物の当事者から外した、とも言えような。ふはは、さぞかし息苦しかろうよ。同情を隠せんな?我はこれほどやりたい放題であるというのに制約など何一つついておらぬのだからな!》

 

(オマエが主役だと物語が成り立たないってそれ一番言われてるから!)

 

――あらゆるものを俯瞰し、総てを見定める・・・はっ!もしや英雄王にもルーラーの資格が!?

 

《調停など面倒極まるものを我は選ばぬだけだ、エアよ。維持ではなく裁定する。そちらが我の責務なのだからな。それに・・・我以外の決めた枠組みは壊す方が面白いのでな》

 

愉悦な笑みで告げるルーラーではない理由。即座に納得し王の言葉を受け入れる。確かに、世界であろうとなんだろうと。英雄王を本当の意味で『従わせる』なんて誰にも出来っこない。産み出した神々ですら出来なかったのだから。英雄王を裁けるのは、他ならぬ英雄王だけなのである!

 

(さぁエア!ご一緒に!)

 

――英雄王は、すごいのだ!

 

ふんす、と我がことのように胸を張るエアに気を更に更に良くし、英雄王は腕を組み玉座にて高らかに笑いを部屋に満たし、上機嫌となる

 

《であろう!であろう!ふはは!言葉を紡ぐだけでまろびでる我が威光が恐ろしいな!気分がよい!さぁ次よ!如何なるものであろうが拒みはせぬ!》

 

その調子で放たれし召喚。最早結果は大して問題ではない。何が来ようと楽園が磐石であるならば良い。そんなおおらかなノリで呼ばれしは・・・

 

「あいよ!そんな訳で、アサシン燕青だ!いやぁ、黙ってれば美男子って誉められてるのかね、アレ?」

 

現れたのは絶世の美男子にして、忠実なる従者にして無頼漢。梁山泊の天巧星、燕青が星見の船に降り立った。その絶世の美男子ぶりに、スタッフの数名から歓声が起こる程のいわゆるイケメンである

 

「よーマスターちゃん!新宿らへんで会ったのかな?いやぁ、縁を紡いでくれてありがとよ。無頼漢だがキチンとやることはやるぜ。てなわけで、よろしくな」

 

「うん!あ、燕青は変化禁止ね!カルデアでは化けずに、そのままでいること!」

 

「うぇっへへへ、そりゃあ厳しく嬉しい申し出だ。いいよぉ、俺は俺として、このカルデアで頑張らせてもらおうかな!」

 

「貴様は多芸であったな?其処の女子としての欠陥品を適度に矯正してやるがいい。舞踊に歌、何でもよい」

 

「酷いっ!?」

 

「あいよ!よろしく頼むぜ王様。俺、楽しみだったんだよね。此処は英霊でも噂の場所だ。縁かランダムかしかないから余計にな?」

 

ハイタッチを交わし、そして王に一礼を交わし、やがて職員たちに投げキッスを贈り賑やかに退出を行っていく闇の侠客。主はかつて止められねど。此処では決して自らの諫言を蔑ろにはされぬ確信を仄かに持ちながら、彼は笑顔を浮かべていたのだ

 

――軽い雰囲気の方でしたね。ですが、凄まじい鋭さと底知れなさを感じました・・・きっと、心強いアサシンとなってくれるでしょう。敵を拳で薙ぎ倒す・・・ん?アサシ、ん・・・?

 

(殴ルーラーとかいるし今更だよエア!まさかそういうの込みで呼ばれたんじゃないよね・・・)

 

《まぁ構うまい。いくら変装しようが我の前には意味を成さぬ。故に偽る必要は無いのだ、好きに過ごすだろうよ。さて、次で一区切りか》

 

最後に足を運ぶものは・・・かの三人を除き、全くの予想外であった

 

・・・だが、彼にとっては『当然』でもあったのだ

 

「――⬛⬛⬛⬛⬛」

 

その者は、憎悪を撒き散らす獣。そして、本来なら決して人間には靡かぬもの

 

「・・・狼王ロボに、首無し騎士・・・!?え、スリーピーホロウとセットなのかい!?どんな組み合わせかな!?」

 

『よろしくお願いいたします』

 

「あ、ヘシアンさん・・・プラカード・・・」

 

だが、此処にいる獣は・・・憎悪を為すために此処に来たのではない。彼は、王と、獣。そして姫に・・・歩みより

 

「――ウォンッ」

 

認識できる声にて、楽園の参列を告げた。これは、自分の意志で生じた召喚であると

 

「フ。よい、確かに盟約は果たされた。貴様の愛する地には何れ招いてやろう。そら、楽園の扉を開くがいい。貴様の愛するものが待っているぞ」

 

「・・・・・・」

 

――お逢いできた事に、心からの感謝を。狼王ロボ。これから、よろしくお願いいたしますね

 

(憎悪ととうとみの切り替えはボクに任せなよ。少なくとも君は此処では、忘れないよ。何もかもね)

 

「・・・ワン、ワン。ウォン」

 

人間に聞き取りやすく、また、はっきりと告げるような声音にて吠える。そして同時に

 

「――ぎゃふんっ!?」

 

軽くリッカにタックルをかまし、べしりと肉球をほっぺに叩きつけ、ロボはのしのしと召喚室を後にする

 

「私への扱いが辛辣だぁ・・・ロボぉ・・・でも、来てくれて嬉しい・・・」

 

「ごめん、僕の所感なんだけど・・・何で人間の召喚に応じてくれたんだい・・・?」

 

「フッ、さてな。強いて言うならヤツは人間ではなく・・・我等の召喚に応じたのだ、ロマン」

 

「?人間を効率よく排除できる、とか?」

 

「貴様の渾名はなんのためにあるのだリアリストめ!少しは詩的な感覚に身を任せてみぬかたわけ!」

 

「そんな事言われてもだね!?彼は人間を憎むものだし、なんでかなんてそれくらい・・・」

 

「まぁまぁ♥きっと、何処かしらで価格破壊が起きたのでしょう♪何処かしらで・・・ね?」

 

彼を以て召喚は一区切り。また、やがて仲間に想いを馳せる事と相成ったのである――

 

 

 

 

・・・ただ、顔を出したかっただけ

 

かの者達の唯一度の恩赦に、報いたいと思っただけ

 

そしてまた、自分が人間に疎まれていようが恐れられていようが、どうでもいいことだ

 

驚いただろうか?

 

自分が召喚に応えた事を、嬉しく思えてもらえただろうか?

 

あの王は、あの獣は、そして姿をみたことのないあの声の持ち主は、喜んでくれただろうか?

 

まぁ、解らないことだが。これで、あのカランポーの出来事の返礼には、少しはなったと信じたい

 

「・・・!」

 

「ワフ、ワフン」

 

『ワンワン!キャウ、クーン!』

 

 

・・・本当に、細やかな所感なのだけど

 

 

「「『――ワォオォオォオーン!』」」

 

こうしてまた、自分を呼んでくれたこと。愛するものを招いてくれたこと。そして、新たなる同胞となりうるものと、愛するものを触れ合わせてくれた事

 

総てを認める王。美しき白き獣、私を討ち果たし、あの新宿より解き放った龍。そして・・・清らかなる何者か

 

 

――あなたたちの力になれることを、私は・・・誇りに思う――




NG召喚

「どーも~!立川のジョニー・デップでーす!」

「立川のパンチでーす。いやぁ、ようやく此処にこれたって感じがするねー」


「あれぇ?召喚機の故障かな?こんなラフな人呼べたっけ?」

「(号泣)」

「えっ!?」

(ブッダ!ブッダ!ロマンが、ロマンさんが生きてるよ!生きてる!見たかった未来が此処にあるよブッダ!)

(落ち着こうね、イエス。私達はほら、休暇として遊びに来たんだからマナーを・・・)

「・・・・・・・・・」

(英雄王サマが物凄くおぞましいものを見るような目で私達を見ている・・・)

(ほら、解脱とか悟りとか、我欲第一な王様には対極に位置するものだから・・・)

――(くいくい、ぺこぺこ)

(あっ!エアちゃんがお辞儀して挨拶してくれてる!アガペー!アガペー!父さんが言ってるよ!千年王国に遊びに来てねって!)

(天上天下唯我独尊の言葉があらゆる意味で当てはまる二人だよね。一般的な意味で広まってしまった、『総ての中で自分こそが一番だ』とされる意味はギルガメッシュ王に、本当の意味たる『天上にも天下にもある総てのものは等しく大切だ』という、私が願った意味を体現してくれているエア姫に・・・ありがとうございます。解脱に至る前に、あらゆる世界を楽しんでね。あ、マーラに気を付けてね)

「さぁ!楽園を堪能しようよブッ・・・パンチ!夏休みシーズンに冬場だけどね!」

「うん・・・此処南極だけどね」



「やぁーマルタ君!元気してた?杖、大事にして」

「シッ!!シッ!!せぇい!!」

(・・・物凄くキレのあるボクシングやってる・・・いや、見てたけど。目の当たりにしたら凄い迫力・・・)

「あ、新入りかい?ようこそハレルヤボクシングジムに。楽しく神を賛美して汗を流そう!」

「モーセ君!?モーセ君も通ってるの!?拳壊すの止めてというか君スッゴい美形・・・」

「あ!入部志望の方ですか!ようこそボクシングジムへ!私は案内役のジャンヌ・ダルクです!毎日一万回、感謝のハレルヤを目指しましょう!」

「・・・父さんが言ってたなぁ・・・『右の頬を打たれた反撃にハレルヤを掛け声にしたパンチをするのは良くないって・・・』」

「あ、写真は如何ですか?」

「撮ります(キリッ)」

「貴方の特技はなんでしょう?」

「え?んーと。水とかを葡萄酒に変えたり、石をパンとかに変えたり・・・かな?」

「「「「「・・・――――えっ?」」」」」

「えっ?」



「良かったね、ラーマ君、シータちゃん・・・出逢えて本当に良かったね・・・」

「む、なんだか物凄く雰囲気が有り難い方だな・・・僕たちの為に涙を流してくれる。きっと貴方はよい人だ!」

「シータちゃん、ごめんね。原典はハッピーエンドなんだけど、当時の価値観や国民性からして、不貞や不潔への疑いはそれはそれは厳しかったから・・・後付けのバッドエンドなんて辛かったよね・・・」

「いいんです。優しい方。こうして・・・一緒ですから」

「良かったよ・・・心からギルガメッシュ王に感謝しなきゃ・・・アバター的にもヴィシュヌ神=ラーマくん=私みたいなところあるし・・・幸せにね・・・」

「???あぁ!たくさん幸せになるとも!もう離さない!絶対にだ!」

「はい、ラーマ」

「・・・貴方は、なんでしょう。物凄く、畏怖というか、なんというか・・・」

「あー、アルジュナ君。シヴァさんから伝言が・・・『授かりのCT長すぎ。お前が耐久して何が出来るんだよ。後即死とか安定しないし鯖に入らねーのでお茶濁すな』と・・・『お前カルナ抜きで話作れねーの?』だそうです」

「!?貴方は、まさか・・・」

「・・・まさか、貴方が来るとは」

「あ、カルナ君にも伝言が。『マスター運最高だから、一期一会を大事にしなさい』だそうです。スーリヤさんから」

「・・・!」



「いやぁ、素晴らしいね楽園!人を救う施設に偽り無し!最古の英雄王凄いなぁ!」

「あの極限状態からよく持ち直したよね・・・これもまた、人の力に他ならない。人間を彼が愛するの、とても良く解るなぁ・・・」

「私達も人理修復の為に力を貸してあげてもよかったかもね!パンチとロンゲが歩む!リッカちゃん人理修復の旅!」

「ははは。それは面白いけど・・・全く起伏も盛り上がりも生まれないと思うよ?

「そ、そうだね・・・水戸黄門の印籠見せびらかしてる助さんや角さんみたいなものだしね・・・」

「私達はただ見守るのみ・・・大きな宇宙のうねりにて紡がれる紋様を、涅槃にて見届けよう・・・」

「君、地味にfateに出てるよね!ズルい!」

「覚者だから・・・私じゃなくて覚者だから・・・じゃあ最後に」

「うん!最後に!」




リッカ「ふぁー、疲れたぁ――ふぁっ!?」

『隣人を、総てを愛しなさい・・・貴女自身を愛しなさい・・・』

「!?――!?」

『観ていますよ。貴女の歩みを。・・・揺るぎなく、進みなさい』

「――!・・・?」

「・・・あれ?――あれ?」

『はれるや ロンゲ』

『にるヴぁーな ぱんち』

「・・・なんだったんだろ?あ、でも・・・拝んどこ」

「弟子~!!なんか凄い有り難い気配したんだけど!?」

「帰ったよ?多分」

「ぎゃてぇ!?」

『堪能し、退去』




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