「フォウ(ぼくはたまたまマシュの胸に隠れていて事なきを得たよ。うん、たまたまね。他意はないよアイツの裸体はどうかだって?愚問だよ。話にならない。見せつけてくる美しさなんて願い下げ、そこにある言わずとも主張するたわわな美しさこそ、ボクが求める美しさだからね。とりあえず、清姫は破格のボディだ。あの齢でアレはとても、とてもビューティフルだね。気絶していたから仕方無くこっそり胸に潜ってみたけど・・・うん。察してほしい。ロリコンの気持ちが解る気がしたなぁ。ボクとしては、もう少し背があった方が抱かれやすくていいんだけどね。いや、当時を鑑みればかなり長身なんだけどさ)」
「先程は最終回とはいったが・・・まだまだ物語は続くんだ・・・紛らわしくてすまない・・・楽しみにしてくださる方には、本当に感謝している。ありがとう、すまない」
「フォウ!プキュークスクス(マーリンも悶絶してるみたいだし、僕にはメリットしか無かったよ。皆で言おう、マーリンざまぁwww)」
「これから先も、英雄王の旅路をよろしく頼む。――すまない。では、本編だ」
「フォウ!(これからもよろしくね。マスコットからのお願いだよ♪)」
「おのれ英雄王!散々ジャンヌを惑わせるとは!散会した今こそ好機!まずは貴様を監視して」
キャスト・オフ!!
「ファ――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「・・・間違いない、この輝きこそが(ry――私は、一体・・・」
「ちぇー、結局私は見れなかったなぁ」
なんとか致命傷で済んだ皆を介抱しながら、残念そうにリッカが拗ねる
「マシュが見せてくれないんだもん」
「ふっ、そういうな。初なヤツゆえ、お前の守護を第一にしたのだろうよ」
……ありがとう、マシュ。君は最高のシールダーだ
「あの、はい……次の機会は、人理を救った後、ということで……」
「溜めるな?まぁ我としては令呪を使われたら脱がざるを得んのだが……」
「ホント?今使っていい?」
「ダメです!だーめーでーすー!」
「フッ、身持ちの固い娘よ。――どうしてもと言うなら、マイルームにて、な」
「はーい!ほら、皆起きて」
「ゴージャス・……ゴージャス……」
「あんちんさま……あんちんさま……」
「マリー……マリー……」
『レフ……レフ……』
『これは酷い……大惨事じゃないか……』
「……武器を振るわずとも、人を破壊することは叶うのですね……」
――死屍累々の現状を見て、決意する。もう一度キャストオフするまでに、なんとしても自分を鍛えなくちゃいけない
なんとしても……カルデアと、皆の心は護れるようにならなくては……ううっ、まだ黄金の愉悦がまとわりついてるようなきがする……
「マスターとマシュは引き続き介抱を続けよ。カプセルの常連になっているジークフリートは我が受け持つ。――さて、田舎娘に連絡を取るとするか」
「はいっ、連絡機」
マスターから放られる機械を受けとる
「聞こえるか?首尾はどうだ?」
すぐにジャンヌと連絡がつながる。――心配と不安が入り交じった声音だ
『あの、何をなさったのです?音声しか拾えませんでしたが……』
――ジャンヌとマリーが別行動で本当に良かったと思う
「何、口喧しい駄竜二人に真なる美を教授してやったのだ。――まあ、格の違いを思い知り、精神が参ってしまった訳だが、な。ふはははは」
『……?こちらは無事、聖人、ゲオルギウスとコンタクトを取れました。きっとジークフリートの呪いを解除できます』
やはりそちらにいたか。安心する。自分達の犠牲は、無駄じゃなかった
『ご苦労であった。――マリーは無事だな』
気になり、尋ねる
ーあの予感、あの予見が……外れてくれればいいのだが
『はい。大丈夫ですよ。……マリーが、何か?』
「いや。――我達もすぐに合流する。無理をするなよ」
『あら、ゴージャス様!心配してくださるのね?』
華やかな声。マリーは無事のようだ
「うむ。貴様の命の使いどころ、間違えるなよ」
『はい!――ゴージャス様』
「うん?」
『また――逢いましょうね。必ず、必ず。もっともっと、貴方とお話ししたいもの』
……マリー?
「……貴様……」
『ふふっ、またベーゼをしたら、あなたは怒ってしまうかしら?――それじゃあ、またね。ヴィヴ・ラ・フランス!』
「待て、貴様なにを――」
言い終わる前に切れる通信
――無銘の自分でもわかる
先程の予感が、確信に変わる
彼女は――自分の想いに、殉ずるつもりだ――!
「――マスター、マシュ!ここは貴様らに任せるぞ!」
「え?ギル?」
「どうなさいました?英雄王!?」
「急用だ!少し外す!――早まるなよ、小娘――!」
――なんとしても、この予感を覆したい――!
――アマデウス、また、アナタのピアノが聞きたいわ!――――
ーあの言葉には――狂おしいほどの願いが詰まっていたんだ
一抹の寂しさと……彼女の決意と、覚悟
他愛ない言葉に込められた、万感の想いを――細やかな、仲間の願いを、少しだけでも、感じ取れた……!――
「チィ、ヴィマーナもマシンも未だ起動できぬか……!悪事には悪事が重なるものよ!――仕方あるまい――!」
ーー救いたい……!一緒に戦った、仲間を……!
終わりはある。終わりはあるのだろう。サーヴァントなら、依るべのない者は退去となるのだろう
「何をする気かはしらんがな……!我の赦し無くして失せるのは赦さぬぞ!」
――別れが避けられないのなら、いや避けられないからこそ……その別れは、笑顔と共にあってほしいから―――!!
「来ます!この感覚は、竜の魔女……!」
西側の町にいるジャンヌメンバーの下に、大量に飛来するワイバーン
「はやく撤退しましょう!私達だけでは、耐えることはできても、退けることはできない……!」
声をあげるジャンヌ。――だが、ゲオルギウス、聖ジョージは首を振った
「まだ、市民たちの避難が終わっておりません。私は市長に守護を任されました。それを棄てて逃げたとあらば、私は聖人でありたいという自分の願いすら果たせない」
「――それは……」
「ふふふ、ゲオルギウスさんは心も体も堅いのね」
マリーが笑う。華のように
「――ねぇ、その守護の役割、私に任せてくださらない?」
「マリー……?」
「……ジャンヌ。私はきっと、このために召喚されたの。敵を倒すでもなく、命を奪う為でもなく。生命を護り、救うために」
このフランスでできた『友達』の手を取り、可憐に微笑む
「私はマリー・アントワネット。今こそ私は、私の命を、正しき事に使います」
「・……待って、待って。マリー……!」
揺らがぬ決意と、覚悟を湛え
「アマデウスと……ゴージャス様に伝えておいて。ピアノ、やっぱり聞けなくて。――皆で唄う約束も……護れなくて、ごめんなさいって」
マリーは、白百合のように微笑んだ
「とっても、とっても――楽しかったって――伝えておいてね?」
「竜殺しも、英雄王もいない方を潰す!これよ、これが最高に頭のいい作戦だわ!」
「バイタルが弱っている職員がいる!英雄王め、味方への被害すら残すとは――!」
「アタシが人工呼吸、ヘラクレスが心臓マッサージで生命を繋ぐのだナ。人手不足ゆえ致し方なし。副作用で骨が逝ったらそれはつまりジエンド、介錯である」
「わぁ・・・大きい・・・彗星ですかね・・・?違う、違うな・・・彗星はもっと、バァーッてなりますもんね・・・」
「気付け用の麻婆豆腐をもちました!味見はまだですが・・・きっと皆の生命を繋いでくれます!」
「よし、ナガシこめ。鼻からな」
「待て!そんな劇物を薬に使うな――!!」
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