人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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ニトクリス「・・・・・・(そわそわ)」


オジマンディアス「気が逸るか、ニトクリス」

「えっ!?い、いえ、そのような!」

「良い。行け。余の気遣いをくれてやる。様子を見に行くがいい」

「は、ははっ。しかし──」

「余は存分に満たされている。お前の我が儘を容認するなど苦もない。・・・それとも、寛容より怒りを欲するか?」

「即座に行って参ります!!」

「・・・うむ。比類なき上機嫌など、ネフェルタリが身籠り子を産んだ瞬間の他に体験する日があろうとは。──フッ。勇者どもに楽園。まこと腹立たしい程に愉快である」


ネフェルタリ「フォウの毛並みは不思議ね。川の流れのような、風のような、虹のような・・・」

エア「首のところをね、こう、くいくいっとかいてお腹をさすりさすりしてあげると・・・」

フォウ「フォゥウゥ~・・・」

ネフェルタリ「まぁ。光になるのね!」

「うん!気に入られた証だよ、やったねネフェル!」

「嬉しいわ。モーセに借りた櫛と、シャナの教えの賜物ね。じゃあ次は・・・」

ギルガメッシュ《何を物思いに耽っているか太陽の。支度をせよ!ザギンにてエアとネフェルタリの召し物を買い占めるぞ!店舗もろともな!》

「──許す!!」


ファラオの真意

「感涙し、感嘆し、そして高らかに謳い上げなさい!我がマスター、藤丸リッカ!貴女はたった今、偉大なるエジプトの神秘に触れる光栄と奇跡を手に掴んだの!」

 

リッカを囲みし敵を、シミュレーションにて生成された崖なりし高所から摩訶不思議な方法で粉砕しながら語りかけるクレオパトラ。武器を使っておらず、飛び道具ですらない五体のみでどうやったのか華麗にエネミーを蹴散らしていく。崖より飛び降り、空中前転からの捻りを加えた着地体勢・・・そんな最中にも煌めき、輝きが力となって、物理的な干渉を行って敵対者を存分に蹴散らしていく

 

「そう!これがエジプト、ファラオのみに伝わる秘技にして絶技!美しければ美しいほどに、その美しさが力となる!選ばれし比類なき存在のみが身に付けることの叶いし、高貴なる女子の力の証!それ即ち──女子力!

 

何気ない目線、指の動作、体運び、ムーンウォーク、髪をかき上げる所作。その一つ一つが物理的な輝きを以て敵対者、不敬者を蹴散らしていく最美の闘法。超越のウルクアーツ、力のパンクラチオン、技巧の日本、高さのルチャに比肩する『美』の武術。その名も──

 

「そう!『ファラオ闘法』!!強く、美しく!そんな貴女が身に付けるに相応しき武術、アーツに他ならなくてよ!どうかしら!期待に胸を震わせてワクワクしているのかしら!どうなのかしら!」

 

「ぐっとポーズを取っただけで敵が爆散した・・・!まさか、全盛期ファラオ伝説!?すげぇ!」

 

その神秘に正しく感銘のリアクションを行いしリッカ。ポーズを取っただけで敵を倒せるという耳を疑うようなその拳法にも物怖じすることなく興味を示す。全く動じずなおかつ期待通りの反応が返ってきたクレオパトラは更に機嫌を良くし、ピシリと優雅にリッカを指差す

 

「大変良くてよ!妾も張り切って実践した甲斐があったと鼻が高いです。妾の鼻の高さは歴史を左右する高さなのだけど!」

 

「今のがファラオ闘法・・・!私も出来るかな、アレ美、ビシッとポーズを取るだけで敵を倒せるくらいの衝撃を出せるかな!」

 

「えぇ、私が保証します。ファラオ闘法とはまず心身の美しさが必要不可欠。見た目だけならずその在り方を問われるハイレベルな術。ですが問題はありません。何故なら貴女は妾の──こほん」

 

今はまだ言うべきではない事である。そう思ったのかクレオパトラはすすっと襟を正して指を鳴らし、シミュレーションの舞台を整える。荒れ果てた土地から、整理整頓されたフィットネス&スパルームへと様変わりさせ、いよいよその神秘を伝授させる段階へと移る

 

「さぁ、これを着なさい。まずはギリシャや日本のレッスンにてガタガタな身体、体幹や骨格のズレを矯正いたします」

 

『カエサル様絶対痩せさせ隊』と書かれたシャツを渡し、身体を動かし易い特訓ウェアにリッカを着替えさせる。自らもトーゥ!と空中回転にて着こなし着地と共に同じ格好にて、ピシリとポージングを披露する。その動作だけで輝きや煌めきが凄まじいまでに迸りリッカが目を庇う程にクレオパトラがきらきらしているのである。美の具現の視覚化されるほどの美麗さという超常現象をさも当たり前のように我が物とするクレオパトラに、同じ女性として畏怖を感じずにはいられない

 

「要するに!身体に溜まった疲れと傷を癒すところから!あまりにもがんばり屋なあなたの身体を徹底的にアジャストしてあげます!覚悟なさい勇猛かつパワフルな貴女!雄々しく存分に悶えて宜しくてよ!」

 

「お、おー!私、やってみるよ!物理的に美しさを叩き付けられる女の子になってみせる!」

 

そんな高飛車親切を真っ直ぐに受け止め、リッカが力強く頷きガッツポーズを行う。──その時だった

 

「──!?」

 

瞬間、シミュレーションルームに展開していたターゲット・・・障害物、壺や浮かんだカエサル脂肪イメージなる手製の浮遊物が粉々に砕け散る。ファラオ闘法の重要な要素『出来ると思うこと』『出来て当然と思うこと』が適用され、そういった事が出来るとリッカが認識した結果。ファラオ闘法にて放たれる『美しさ』に比肩する概念『凛々しさ』『雄々しさ』がガッツポーズを通して発露したのである。先のクレオパトラとの華やかなノックアウトと違い、粉々に粉砕された事が何よりの証拠である

 

「わ!?なんか壊れた!?」

 

「ま、マスター・・・貴女まさか!既に体現できるまでに『凛々しさ』を兼ね備えているというの!?それはまさか、男性版ファラオ闘法、『威光絢爛』の型・・・!?」

 

クレオパトラの提唱していた美を力とする女性の型とは異なり、その威光と武勇を示し敵対者に畏怖と死を与えるとされるファラオ闘法、男性が修めるとされる『威光絢爛』の片鱗を垣間見せたリッカに、驚愕を露とするクレオパトラ。本来ならば選ばれし者のみが会得せし神秘の、何故か男性部門の方に適性を表した目の前の存在に衝撃を受けるも、気を取り直して奮い立つ

 

「いいでしょう!ならば女子力の発露が叶うまで特訓を行います!ファラオ闘法、必ずやものにしてみなさい!男性の型もまた美しさが肝要なのだからこの際、型は問いません!美と武勇を示す在り方の女子がいてもよいはず!さぁ始めるわよリッカ!」

 

「よ、良くわかんないけど!おー!」

 

予想外な適正が発揮したが、やることは変わらない。世界に誇る美女、クレオパトラの洗礼をリッカは享受する事となる──!

 

 

 

きっかけが あればなかよし けものかな

 

 

「そう!ミリ、コンマ単位のボティバランスを意識なさい!そうです!相手を圧倒する美が内在することを意識すること!それが始まりにして奥義なのですから!」

 

「む、むむむ・・・!」

 

フィットネス、そしてポージング。鏡の前にて自らの得意とする角度を模索するという、今までの特訓とは一線を画する修行・・・否、『美容』の探求に面食らうリッカ。自らをこうしてまじまじと見つめ、相対するという機会はあまりなく、その上最も美しく見える場所を見つけ出せという全く新しい課題に、否応なく苦戦を強いられていた

 

「恥ずかしがってはいけません。自らを知らしめることは女性にとって何も恥ずべきことではないのです!さぁもっとアクティブに!そして自信を持って!トーゥ!」

 

「と、とぉーう!」

 

クレオパトラに習って言葉を発しポージングを行うリッカ。だがしかし、その行動と在り方のニュアンスには大きな隔たりがある。自身の美しさを確信しているクレオパトラといまいちピンと来ずにポーズを取るリッカ。素養の差がもろに発現し、美しさと武骨さ、華やかさと剛健さ。マリリン・モンローと本郷猛の共演めいた様相を露とする

 

「うぅん、むつかしいわね。リッカがいくら逞しいと言えど、美しさが無い筈は無いのです。美しくない者が研鑽に挑む筈は無いのですから。うぅん、どうしたものかしら・・・」

 

「世界三大美女に隣にいられるとッ、本気で美を競われるとッ・・・只でさえ無い私の女子らしさが粉々になっていく感覚を覚えるッ・・・!」

 

がっくりと膝をつくリッカ。今までの特訓とはまるで違う自らの素養そのものを問い掛けるものであり、自らに足りないものを突き付けられているに等しい美しさの在処。その概念の迷子ぶりに、手応えをまるで感じられないという始めての感覚に襲われる。美の拳法は果てしなく遠い──が

 

「でも、身体はずっと楽になったかも!」

 

数多の闘いと特訓にて、気付かないうちに溜まっていたダメージは徹底的に抜き取られた。リッカの身体に合わせたフィットネスや体操、マッサージを丹念に付きっきりでクレオパトラが行ってくれた為だ。その甲斐あって、まるで身体が羽毛のように軽やかで重力を感じさせない程に軽快に身体を動かせる。それもそのはず、話せない間クレオパトラが考えていた『マスターの為に考案したリフレッシュ』メニューであるのだから。はじめから、この流れにてマスターを労ることは確定事項だったのである

 

 

「えぇ、そうでしょう。妾は考慮してきました。まだ成人にて完成しきらぬ身体に負荷をかけ続けるあなたの事を。仕方の無いことと解ります。・・・世界を救うという大儀、マスターという役職の全うの為に、単なる美しさ。持て囃される美を求めるばかりにはいかないと。事情は完全完璧に理解しています。だからこそ私は考えました。美容、戦闘、女子!全てを一緒に極めればよいと!えぇ!だからこそのメニュー、ファラオ闘法!ファラオは敬われるものですが、けして暴君ではありません。きちんと誰かの事を考え、相応しきものに相応しき恵みを与える。その事実を伝えるためのフィットネスであること、理解していただけたようね!お利口!」

 

そう、その気遣いは優しき人のものだ。ファラオとは暴君ではない。怖いだけではない。それを伝えるための催し。ファラオ闘法もまた──美を究め戦えるようなリッカの目指す夢の手助けとして、伝授を志願したのだと。彼女は考え、そしてそれはリッカに伝わったのである

 

「・・・ありがとう。クレオパト──むっ!?」

 

輝いているクレオパトラにお礼を告げようとした瞬間──脇より感じた視線を受け、リッカは即座に動いていた。彼女を庇い、そして先程習った様にポージングを取る。あまりにも咄嗟だったので、美しさを顕すポーズではなく──

 

「オラァッ!!」

 

ジョジョの奇妙な冒険、表紙を主に飾るポーズ。有名にしてファンにも伝わる所謂『ジョジョ立ち』の指差しポーズを行う。左手をポケットに突っ込み、ビシリと指を突き付ける行い。視線の先を貫くようなそれは、ファラオ闘法との融合を見せ──

 

「はうっ!?」

 

視線の主を貫き、隠れていた所を引きずり出す。美しさを問うポーズはからきしであったが、ジョジョ立ちにて乗せたその力は凄まじく。物理的な拳の殴打がごとき衝撃を叩き付けたのだ

 

「おぉっ!人間讃歌凄い!ちなみにジョジョで見るべきなのは登場人物の覚悟や生きざまや在り方であってジョジョ立ちはあくまでアクセントである事を提唱したい!」

 

早くもリッカアレンジを加えて発露を見せたファラオ闘法、そしてその会得の早さに目を見開きながら、覗き込んでいた存在にもクレオパトラは驚くこととなる。褐色、そして耳、杖に青き髪の、──古きファラオ

 

「ニトクリス様・・・!」

 

「み、見つかってしまいましたか・・・!クレオパトラ、やりますね・・・!こんなにも早くファラオ闘法を仕込むとは!私も見守っていた甲斐があったと言うものです!」

 

えへん、と胸を張り、そしてチラチラとリッカとクレオパトラをみやるニトクリス。ファラオの矜持なのか、態度には出せど口には出さぬとばかりに目を泳がせ指をくりくりしている。

 

「?ニトクリス様?どうなさいました?何か、私がご粗相を・・・?」

 

「い、いえ。お二人はよくやっております。えぇ、其処に不純はありません。・・・えぇ、そうなのです。・・・えっと・・・」

 

──その態度にて、ポン、と手を叩き。クレオパトラに耳打ちする。それを受け、合点が行ったと手を打つクレオパトラがバック転を繰り返し新体操選手がごとき軽快さにて『ソレ』を手に取り、リッカに投げ渡しつつ、ニトクリスに手渡す

 

「はい!一緒にやろう!」

 

それはシャツ。このファラオ闘法伝授という名のフィットネスクラブ会員の証。クレオパトラが立ち上げた交友の場へ、ニトクリスを招き入れる

 

「わ、私はその!ファラオとして、同盟者との触れ合いを見守る為に・・・その・・・」

 

「・・・ファラオの取っ付きにくさに一役買っちゃって後ろめたい、とか?」

 

指摘され、顔色が紅白に変動するニトクリス。・・・そう、彼女はファラオという存在に、マスター・・・同盟者の敬遠を招いてしまった一因を担っているのではないかと考えていたのだ。誰よりもファラオの礼節を説き、ファラオの偉大さを提唱してきたからこそ・・・責任を感じていたのだ。ファラオを重んずるあまり、ファラオの疎遠を招いた自らの浅はかさに

 

「・・・本来なら、同盟者とファラオを繋ぐのは私の役割でした。ですが、クレオパトラに任せてしまった申し訳なさと後ろめたさで出遅れに出遅れ・・・私のできることは、もう・・・ですから、せめて見守ろうと・・・」

 

「うん!全然関係ないよ!」

 

「関けっ・・・!?」

 

そう。誰かが悪いわけではない。ただ噛み合わせが悪かっただけであるのだ。自分がファラオという存在を敬遠していだけに過ぎず、誰かに責任があるわけでもない。それに・・・

 

「クレオパトラも、ゆくゆくこうするのが目的で声をかけてくれたんでしょ?ファラオの皆と、もっと交流してほしいって想いから、こうやって気にかけてくれた。違うかな?」

 

このままの関係性を、クレオパトラという女性が憂わぬ筈はない。彼女は聡明にして賢明な女性であり、世界と運命に抗った才女。問題を先送り、ましてや放置などという手段を取る筈はないが故にこそ、こうしてアクションを起こしたのだとリッカは理解に至ったのだ。ニトクリスの態度と合わせ、導いた結論である

 

「それは、その・・・。・・・えぇ、その通りです。ファラオは敬い、礼を尽くすのが当然。だからといって、過度に距離を離されたりするのは率直に言って寂しいのですから!」

 

「ん。そこはごめんね!だからさ、これからはファラオとかマスターとか関係なく、一緒にフィットネスとかファラオ闘法やってみようよ!新しい付き合いとしてさ!ね、ニトクリス!」

 

その申し出は、共に過ごすことを願う提案。命令でも不敬でもない、対等かつ自然なるもの

 

「・・・えぇ!ファラオへの振る舞いに難儀していた御様子でしたので!クレオパトラの作ったこの機に、徹底的に教えて差し上げましょう!」

 

故にこそ、此処から始まる。ファラオ陣営とマスターたるリッカとの新たな絆の構築

 

「よーし!名付けて!ファラオ勉学同盟結成!じゃあ始めよっか!目指せ!女子力と、美しい自分を目指して!」

 

「・・・えぇ。本当ならもっとしっかりと準備をしてお伝えするべき事だったのですけれど。ニトクリス様の御厚意に乗じて、伝えたいことを言ってしまいましょう」

 

「?」

 

「いいですか、貴女は美しいのです」

 

「えっ?」

 

「疑問を挟まない!貴女は以前よりそう!ファラオ闘法も、あなたなら必ずものにできると信じているからです。何故なら、貴女は美しいのだから」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・────ホワイ?」

 

ちょっと意味がわからない、といいたげなリッカに、クレオパトラは畳み掛ける

 

「よく考えなさい。世界に名を轟かせる妾。そんな妾の隣で奮闘し、自らを磨くアナタ。輝く妾と、その隣で輝こうとするアナタ。・・・其処に、一片の醜さもありはしません。あるのはただ、『美しさ』のみです。何より──」

 

そう告げるクレオパトラは確信を告げる。文句ひとつ言わずに付き合った、御人好しの彼女に、告げるべき事を

 

「自信を持っていただけるかしら?妾は誰よりも美しいと自信を持っています。であるならば──いくら力強く、男性ファラオ闘法に足を突っ込むような存在であっても。『美しい妾を喚び出せるアナタが美しくない筈がありません』!」

 

「──!!」

 

「まずは自覚と自信を持ちなさい。アナタの女子力の研鑽は蜃気楼のオアシスを求めるものではなく、未だ未開拓の土地を進むものであるのだと!自信に満ち溢れしファラオ諸兄への触れ合いで、それを感じなさいと言いたかったのです!敬遠せずに!」

 

自信を持って。貴女は間違いなく美しい。無いものを求めるのではなく。アナタの財産を磨く為に奮闘しなさいと。クレオパトラは高飛車な親切を告げたのだ。まずは認めさせたかったのだ。その当たり前の事実を

 

「・・・ありがとう。クレオパトラ。ニトクリスも!私・・・やるよ!女子になるのも・・・自分に自信を持つのも!」

 

「えぇ。ファラオ・オジマンディアスもきっと同じ気持ちです。かのファラオは、アナタを常に気にかけておられるのですから──」

 

此処に、新たな集いが生まれる。威厳と労りに満ちたファラオ達との、新しい集いが──




翌日


リッカ「母上!行ってきまーす!」

「あら、今日も特訓ですか?御相手はどなたでしょう?」

「ふふん、『ファラオの集い』!シェイプアップしてきまーす!」

物陰

オジマンディアス「・・・フン。ファラオに甲斐甲斐しく気を遣わせるとは豪胆な輩よ。全くもって愉快なマスター、愉快なファラオ共があったものよな」

イスカンダル「わはは、奥ゆかしく良いではないか。ちとマスターは自己評価が低いきらいがあった。仲間には恵まれており王にも恵まれてはいるが、やや上の立場となるともな。あやつらはいいきっかけだろうさ」

オジマンディアス「華は咲き、風は吹き、太陽は輝く。それに疑問を持つものなどおらぬ。総てはあるがままに自然な美しさがあるというもの。クレオパトラめの言葉にて気が付けば上々。言って解らぬのなら・・・」

「不敬で処すか?そんなお主、アーチャー金ぴかみたいなこたぁ・・・」

「余が伝えねばならぬところであったな。ふむ──それも一興か!よし、伝えてやろう!!藤丸リッカ!余である!!


「うわぁぁあぁあぁ曲がり角から太陽王がぁあぁ!!??」


オジマンディアス「よい!これより御機嫌のめとギルガシャナとネフェルタリの衣装を見繕いにザギンへ赴くゆえ手短に伝えてやろう!華は咲き──」

イスカンダル「わはははははは!リッカのやつめはそれどころでは無いであろうさ!全く、愉快な場所に愉快な馬鹿が集まる良い場所だなぁ──!」

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