人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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ダユー「そう、足りないわ」

『男達の亡骸』


「殺しても、奪っても、満たされはしない、足りはしない。──でも、平気ね。次は無限にある。次は、代わりは無限にある。候補はいくらでもいる、代わりはいくらでもいる。常に新しいことが約束されている。──『既に持っているものは奪えない』。いま持っていないものの全てを、奪って奪って、奪いましょう。そして、奪ったものを心地よく投げ捨てましょう。あぁ、それはなんて幸せな──」


上空

ヒポグリフ「キョエー!」

シャルル「ライダーの面目躍如だなアストルフォ!父ちゃん嬉しいぜ!アッパラパーでも宝具に影響は無いもんな!」

アストルフォ「ヒポグリフ!急旋回!シャルル落としてやろうよ!」

デオン「待て!私も巻き添えになる、勘弁してほしい!」

シャルル「やってみろよアストルフォ!俺は落ちねぇぞ!カッコいいからな!!」

「意味わかんないし!暴れると重いんだから静かにしててよねもう!」

コンラ「わはーい!絨毯!空飛ぶ絨毯です!スゴい!飛んでいます!わはーい!」

シェヘラザード「お気に召していただけましたか?直接戦闘でお役に立てないのなら、その他の総てで献身を行います・・・落ちて死なぬよう、お気をつけください・・・」

コロンブス「ん~!生前には出来ない体験に経験!サーヴァントはこれだから止められない!また御宝が増えたよ、ありがとう!さぁ行こう!イースの街へ!」

リッカ「へー、コロンブスくんって思い出とかを大事にするタイプなんだ!」

コロンブス「うん!僕にとって、それが一番なんだ!新天地を目指すこと、旅をすることそのものが僕にとっての・・・ね!財宝や名声なんて二の次さ、だからこそ──」

「・・・?」

「ううん、なんでもない!さぁ見えたよ、行こう!イースへ!」

リッカ「うん!──どんな場所なのかなぁ?」

アストルフォ「垂直着陸急降下!!」

「うぉわぁあぁあぁあぁ!!?」

「シャルルにーさーん!?」


~ロンドン

オルガマリー「・・・皆、大丈夫かしら・・・さてと、まずは誰から連絡を・・・」


『捨てる国』イース

イース・・・淫蕩と背徳の都。コルヌアイユと言う国を善政にて納めし王、グラドロンがとある日森にて出逢ったとされる聖コランタンなる聖人に伝えられしキリスト教の教えに感銘を受けた王が、自らの国にその敬虔な教えを布教していた頃合いに・・・その教えを忌避し、束縛される事を嫌いし当時のグラドロンの娘、ダユーが自らの都市を欲し懇願させ、ダユーを溺愛していたグラドロン王がダユーの為に建造させし水都。ダユーもまた其処に移り住み自らの都市を名実ともに確定させた伝承に伝わる、実在すら不確かな伝説の水の都がそう呼称されている

 

ダユーは妖精の力を借り、海を行く商船から片端から財を略奪、簒奪しその富でイースは瞬く間に繁栄を極めた。そしてその裕福かつ満たされた環境に伴い、其処に住む人間は加速度的に堕落していき、あらゆる背徳と悪行が容認される悪辣と淫蕩の街へと成り果てた。あらゆる罪が、あらゆる罪業が行われるおぞましき都市、神と悪魔が共にその存在を滅ぼすと定めた都市。それがイースと呼ばれる都市の概要である

 

その最期は、あらゆる男と一夜を共にし飽きたら海に捨てて退廃の快楽に耽っていたダユーの下に神が悪魔を遣わし、ダユーを誘惑し洪水を防いでいたただ一つの水門を渡してしまい、イースは瞬く間に水中へ没し、ダユーもろともに海底へ、当時のままの姿で沈んでいるとされる。今尚海底のイースでは地上に戻るためのミサが行われているとされ、信仰なき民ゆえに正しき答唱が行われず何時までもミサが終わらぬゆえに、未だに浮上の目処が立たぬとされており、伝承は其処まで綴られている。その名を冠する水都、目の前に広がる都市を、リッカ達は旅人として目の当たりにしたのだが・・・

 

「ここが、イース・・・?凄い、水の都のイメージとは正反対なのに水の都なんだ・・・!」

 

リッカの言葉通りに、水がイメージする『流麗』『清澄』『清潔』といったそれらの印象は欠片も見られない。雑多に喧騒、誰もが整頓に無関心で成したことは成したまま。ゴミは其処らに捨てられ、あらゆるモノは手付かずのままに放り投げられ、水の上には投げ捨てられた廃棄物や家屋、死体すら浮いている有り様だ。誰もが顔をしかめ、通りすぎるような惨状に、その場に住む者のみが疑問を持っていない

 

「イースはその発展と共に、人の欲望と悪徳を存分に推進しました。成したいことを成したいままに、奪うことを我慢せずに、手にしたものに執着せずに。奪うことだけを推奨し、その幸福を以て国を成立させた統治を行っているのです。──頭目の名は、ダユー。伝説の公女、流動を良しとし、所得を悪とした海賊公女が、かの屋敷にて座しているのです」

 

シェヘラザードがその都を語る。悪徳と強奪を良しとし、その在り方を良しとする国土の定義と概要を、旅の案内として臨場感を以て言葉とするのだ

 

「怒号に悲鳴、賭け事の声、鼻に来るのは安酒と、血腥い匂い・・・うぅん、バイオレンスな街だなぁ!今すぐぶんどってクリーニング評論を掲げたいくらいだね、うんうん」

 

コロンブスは高揚半分、呆れ半分で楽しんでいるようだ。どのような場所であれ、たどり着いたからには品定め。徹底した価値の査定を行う根っからの商人気質。だがまずは綺麗にすることを掲げる辺り、真っ当な価値観が先に来ている事は確かである事に、ダ・ヴィンチちゃんは胸を撫で下ろす

 

「きったねぇ街だよなぁ。うわ見てみろリッカ、アストルフォ!毛布や机、ワイン瓶なんかまだ新品そのものじゃねぇか!勿体無い精神の欠片も無いのか!?もったいねぇ!」

 

シャルルの言葉通り、新品と見紛うばかりの調度品が無造作に打ち捨てられている。それらは捨てられているのかすら、放置されているのかすら分からない程に状態のいいものばかりであり、判断が難しくあるほどのものを、シャルルは苦々しげに指摘する

 

「ルーンで清浄すれば使えます!リサイクルしましょう!モノは大切にしなさいとババ様やフェルディアにいさまに教わっています!えへん!」

 

「その通りです、コンラちゃん。・・・これは不要になったというより、使用済みだから捨てたと見えますね・・・」

 

「・・・フランス貴族と酷似した醜悪な裕福さだ。贅沢の為の散財、浪費。生産性の無い放蕩。これはそれと似通った惨状だ・・・イースの伝承の再演、真のようだね」

 

第一の印象は良きものではないが、訪ねたばかりでは真実は見えてこない。旅は脚と目で行うもの。その国がどういったものであるのかは、自らの見聞で判断せねばならない。対決か共闘か、それを見定めるためにも・・・

 

「取り合えず支配者に会う前に街を歩いてみよっか。何か掴めるかもしれないしさ」

 

それは希望を含んだ物言いではあるが真理ではある。目の前に広がる景色が真かを見極めるために、一同は腐臭漂うイースの街へと歩き出す・・・

 

 

すてるだけ かえりはみない けものかな

 

 

 

「くそっ、ずらかれ!覚えてろよ!」

 

「ちっ!羽振りの良さそうな連中だったのにしくじりやがって!」

 

歩み、様々な場所を巡っていくリッカ達。その治安は最悪といっていいものであり、歩く度歩く度にスリや強盗、暴漢に金品や身ぐるみを目的とした喧騒を都合10回以上は繰り返した。街に入って歩いてから、まだ一時間も経っていないにも関わらずである

 

「財布とか持ってなくてよかったな、アストルフォ。お前はスラれるか落とすかしかしないからな。正解だ正解」

 

「どーいう意味さ!それにしても危なかったねー、まさか海に突き落とそうなんてしてくる強盗は初めてだったよ!」

 

「コンちゃん、大丈夫ですか?その、暴力的な風土は・・・」

 

「大丈夫です、マシュさん!酔ったケルトの戦士に比べたら可愛いです!」

 

「ケルト、恐ろしいな・・・これを上回る傍若無人とは。王妃がおらず本当によかった・・・」

 

そう、その有り様は野蛮や悪辣と呼称されるに相応しい。二束三文で身を売る娼婦、街角で殴り合いを行う酔っ払い、無気力に物乞いを行う浮浪者に、それを徒党を組んで狩る若者達。見る都度見る都度制止し、解決を図るのだが・・・助けられた側が金目の物を奪い取ろうとし逃げ出すような事象ばかりの現場に、リッカ達は何度も遭遇している

 

「う~~~ん・・・・・・」

 

そんななか、絶世の美貌を曇らせ髪を弄りながら思案に耽るはコロンブスである。その在り方を実行する存在を見定め、ポツリとこぼし所感を漏らす

 

「なんていうか此処、女の人がいなくない?少なくとも、僕にはそう見えるんだけどな」

 

「女の人がいない?さっきから何度も見てるじゃん?」

 

コロンブスの言葉を、リッカが問い返す。性別的な観点と言うなら、女性はむしろ圧倒的な比率ではあるが・・・

 

「いやいや、俺には解るぜコロンブス。ある意味リッカとは真逆の女ばっかりだ。なんつーのかな。コイツらを女と定義したら女に失礼っつーか・・・アレだ、『女の皮を被った男』にしか見えないってことだ!」

 

その指摘に実感を持たせる様な出来事は、其処らで散見されている。行く手に扉が開かれた酒場があり、其処で海賊の洋装を纏う女達が、安酒に身を耽り管を巻き下品な笑い声を上げながら酔しれているのだ

 

「フルハウス。これでアタシの勝ちだな。欲するモノは自ら奪え・・・教え通りにいこうか。約束だぜ、お前のオキニの赤毛もらうからな」

 

「はいはい。散々楽しんだ後だから別にいいぜ。自ら奪ったものは欲するな、だしよ。・・・でも負けたこと自体はムカつくな、やってらんねぇ。おい酒だ!酒持ってきな!」

 

怒号のままに、少年、少女の給仕にガラスの瓶を投げつけ要求を通す。怯えながら、おぼつかない足取りで酒を運ぶ彼等に・・・

 

「あうっ!」

 

「ハハハッ、悪い悪い。脚が長くてよ、ひっかけちまった」

 

「ギャハハッ!おとなげねー!」

 

別のテーブルの女海賊が脚をかけ、運んでいる少女を転ばせた。酒がぶちまけられ、ガラスが割れ、そして飛沫が女海賊の靴を濡らす。慌てて立ち上がり、掃除を始める少女だが・・・

 

「・・・このマヌケ!何溢してんだよ!靴が濡れたじゃねぇか!ガキだからってナメた仕事してんじゃねぇ!!」

 

「ひぃっ・・・」

 

その怒りのままに拳を振るう女海賊。咄嗟に少年がそれを庇い拳を受け、あどけない表情が鉄拳に歪み吹き飛ばされる

 

「あーあ、いい顔してたボウヤだったのにさぁ。歯が飛んだぞ、歯が」

 

血を吐き、うずくまる少年に駆け寄る少女の髪を引っ張り、顔を除き込み頬を叩く海賊。そのまま、へたりこむ少女に靴を差し出す

 

「ワビの入れ方は分かってるな?舐めろよ。丁寧にな」

 

「・・・う、ぅう・・・ひっく、ぐすっ・・・」

 

その状況に堪えきれなくなったのか、少女は泣き出してしまう。脚にガラスが刺さり、苦痛と出血もそれを助長させた。彼女らは褐色の肌で、虐げられる事を強要され、退廃に順応した親に売り飛ばされた兄弟であったのだ

 

「もうやだ・・・助けて、誰か・・・こんな場所・・・嫌、帰りたい・・・」

 

「オイオイオイオイ、泣かせんなよー。可愛そうだろー」

 

「チッ、ガキは困ったら泣きやがる。オシメは取れてんだろーが!テメェの面倒くらいテメェで見やがれ!」

 

「ご、ごめんなさい!僕が舐める、舐めますから・・・!」

 

「おうおういい心がけだぁ。じゃボウヤに頼もうかな?これだから肌の色が暗いヤツはこきつかわれんだよ。ボンクラどもがよぉ!」

 

その暴虐に晒される二人の子供。怪我をした少女に、そして尊厳を奪われんとする少年。その状況はあまりにも救いもない、おぞましきもの。それを見るものは、見世物を見るようなにやけ笑いと下卑た喝采を上げるのみである。鼻血を出し、涙を浮かべながら靴に舌を伸ばし・・・

 

「──あ、ぎゃっ、ぎゃあぁあ!?」

 

瞬間、その女の体が持ち上げられた。頭に手を伸ばされ、万力のような力で片手で頭蓋骨を締め上げられた女が、絶叫を上げる

 

「・・・悪いけど、私今本気で怒ってるから。ましてや子供いたぶって笑ってるような人間に、私が優しいと思わないで」

 

「なん、だてめ、ゴリラかよこの力・・・!は、はなせ・・・!」

 

「子供は未来の宝──大の大人が子供に手を上げるんじゃ無いッ!!!」

 

片手で持ち上げられた女が、次いで酒場の床に渾身の力で叩き付けられる。床がぶち抜かれ、顔面から突き刺さるその姿はまるで墓標のようだった。誰よりも早く、その蛮行をすがめた女が、バキボキと拳を鳴らす

 

「スリはいいし、不法投棄も国土の特色なら笑って流してあげるよ。郷に入らば郷に従え・・・なら私はゴミ掃除をしてあげる」

 

「な、なんだコイツ!何処のガキだ!」

 

「何訳わかんねぇ事言って──ぎゃあぁあ!!?」

 

大量に集まっていた女達を、怒り心頭となったコンラとマシュ、アストルフォとシャルルマーニュが叩き潰していく。冷静なデオンとシェヘラザードは、子供の手当てと治癒を先んじて行い保護を行う。コロンブスは笑顔でリッカに告げる

 

「思いきりやっちゃおうよ。こういう手合いはわからせなきゃダメなんだ。『征服者は必ず人生大失敗する』ってね!なんか未来の自分が女の皮を被ってるみたいでイライラするからさ!」

 

「弱いもの苛めしたいなら選手交替してあげるよ。こちとら逞しきリッカ系女子。私を倒せたら靴でも舐めるし土下座もしてあげる。その代わり──外道に手加減なんかしない。・・・殺しはしないけど・・・」

 

 

サーベルと銃を抜き、その迫力を放つ女に相対する。シャルルマーニュ達も応戦し、イースにおける初戦闘が火蓋を切る

 

「行くよ、皆。世の中には・・・死んだ方がマシって言葉があること、その身体で教えてやるッ!!

 

・・・そして、分かりきった結末を語る必要はない。一騎当千のサーヴァント達、そして怒りに燃える人類最悪のマスターに、チンピラかぶれの女海賊が敵う道理など無く。徹底的に折檻され、お仕置きされ抜き

 

「ごめんなさい!すみませんでした!」

 

「い、命だけは・・・!?命だけは助けてください!」

 

「ゆ、許してください・・・!」

 

「謝る相手が違うッ!!!」

 

「「「すみませんでしたぁっ!!」」」

 

土下座にて命乞いする海賊達を、酒場のマスターと少年少女に詫びさせ、楽園の女として、義憤のままに騒動をリッカは収めたのだった──




酒場、二階 

少女「ありがとう・・・ありがとう・・・!」

リッカ「いいのいいの、ああいうのは見過ごせない質でね。脚、大丈夫?」

少女「るーん?でなおしてもらった!」

コンラ「ケルトのルーンは万能です!えへん!」

コロンブス「とりあえず、見せしめで逆さ磔にしておいたからもう大丈夫じゃないかな?多分だけどね!」

マシュ「二人とも、特異点に招かれた方々なのでしょうか・・・」

少年「・・・突然穴が開いて、連れてこられたんだ。父さんは此処でなんとか店を開いたんだけど・・・殺されて、母さんは男の人と何処かに行っちゃって・・・」

少女「いい子にしてたら、帰ってくるからって・・・だから、私達・・・いい子にして、働いて・・・」

デオン「・・・」



母親「嫌よ、なんでせっかく捨てられたのに拾わなきゃいけないのよ!亭主も死んで、やっと新しい人生を始められるの!邪魔しないで!」

アストルフォ「何言ってるのさ!お腹を痛めて産んだ子供を、なんでそんな簡単に捨てられるのか分からないよ!」

「分からないわよね!毎日毎日面倒を見る大変さと面倒さが!産んだからって何よ、子供なんて邪魔なだけ、面倒見てもワガママばかり!自分の自由な時間も取れやしない!人生の無駄な荷物なのよ、子供なんて!」

「うーわ最低!産んだからには責任を持ちなよ!そういう未来予想も出来ないで子供なんか作らないでよ!あんたの腹から産まれた子供が可愛そうじゃん!」

「何よ、調子に乗って!とにかく、手にしたものは欲するながルールなの!一度捨てた子供なんて要らな──」

シャルル「馬鹿野郎!!!」

「!?」

「・・・尊厳まで捨てちまったら・・・人間には何も残らないだろうが!そんな常識も捨てちまったのか!あんたは!この国は!」

「・・・な、何よ・・・」

「・・・行こうぜ、アストルフォ。此処はどうやら、ダセェ奴等しかいねぇ国みたいだ。俺らがいるべき場所じゃねぇ」

「シャルル・・・」

「──の前に・・・」



リッカ「・・・よし、決めた。行こう、皆」

コロンブス「決めたって何をだい?マスター?何をするつもりなのかな?」

「決まってるでしょ。この国は奪うことを我慢しないのがルールなんでしょ?──奪いに行こうよ。全部」

マシュ「う、奪うとは・・・?先輩?」

コロンブス(ニヤリ)

「決まってるでしょ。──この国の在り方をまるごと全部ぶんどりに行く!!」

シェヘラザード「──対立、ですね。我が王。お気をつけて・・・」

「そう来なくちゃ!さぁ行こう!ダユーの館は、一番目立つ中央さ!」

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