ゴルドルフ「今までにないほどこのドクターが自己主張してくるね!?どれだけ好きなの魔法少女!?」
ロマン「大好きさ!ボクにはシバという妻がいるけれど、それとは別に魔法少女という概念に敬意を払っているからね!伊達にドルオタはやってないぞぅ!」
ムニエル(おっさん、そっとしておいてやってくれ。ドクターほら、ソロモンだろ?偶像崇拝・・・)
ゴルドルフ(あっ・・・)
ロマン「よーし皆!頼んだよ!メルヘンな特異点に負けるなー!」
ロマン自室
シバ「・・・魔法少女・・・ひわわ・・・そういったプレイがお好みなら、私もぉ・・・」
『おっと。これより暫し控えるがよい。女子の衣装替えだ、座して待つが礼儀であろう?』
七色の、そして漆黒の風が吹き荒れる直中。特異点より立ち上る女性達の輝きを邪魔立てさせぬとギルガメくんが厳かに黄金の進入禁止の線を引き雑兵を牽制する。其処より現れしは、特異点攻略にふさわしき力を身に付けた女性達の晴れ舞台。この叙事詩の一幕たる主演達の豪華絢爛なお着替えタイムなのだ。──魔法少女どころか最大級の異物である自分の立場と空気を理解し、湧き出す影たちを吹き飛ばす
『さぁ、財どもよ示すがいい。少女が星空に馳せるがごとき夢の具現。現実に折れぬ気丈なる理想の落とし子なる概念よ。その初変身、この我が見届けてやる!案ずるな!スポンサーに存分に魅力を売り込むがいい!』
尊大ながらも小さく縮み、それでも尚威厳と威光を失わぬ王が変わらぬ哄笑を上げる。多種多様、十人十色の変身バンクにキャッチーなエフェクト、飛び交う星やハートが目にきついほどの輝きを放ち続ける
デバイスに反応し、クラスカードを使用し正装を纏い転身するマスター・・・否、魔法少女達。その姿にありきたりや既知は存在しない。その全てが個性的かつゴージャスにして輝いているのだ。──故にこそ、その紹介と展開にカットや妥協は有り得ない
そう、一人一人に変身ポーズや変身バンクがあるのは御約束。例え物語が進むごとにカットされるとしても。──初変身には、それだけで一話を費やす価値がある。そう、例え物語が全く進まずとも。それには、費やし描写する価値があるのだ──!
『此処からは一人一人解説と文体を用意してやろう。映像はその鍛え抜かれた心と頭蓋に納めし脳にて想像するがよい!では行くぞ!メェエィク!!アーーッップ!!!!』
──此処からは、魔法少女達一人一人の変身シークエンスを魔法少女時空にてお楽しみください──
「クラスカード、インストール・・・!力をお借りします、レオニダスさん!」
なすび少女!いよいよ変身そして転身の瞬間!光輝く真紅、炎がごとき柱を立ち上らせいよいよマシュが変身するフォウ!
シールドからエフェクト、輝くリングが現れマシュを包む!そしていつものレオタードに紅蓮のマントが装着されデンジャラスなボディを強調するんだフォウ!こいつは実にデンジャラス!頭のネジも飛んでいるなすびが更なるデフォルトバーサーカーのようなスパルタの力を身に纏い、円卓とスパルタを繋ぐ魔法少女が此処に顕現するんだフォウ!
「魔法少女──マシュび☆シールダー!ランサーモード!変身完了です!」
右手に紫と朱の槍を握り、左手に円卓を所持した炎門と遠き白亜の城の守護者!デミ☆サーヴァントマシュの変身と転身が、今此処に完了したんだフォーウ!
フォ、げっふぉっ!・・・──ボクとしては一刻も早く25話分くらい放送してほしい!ほら、追加戦士ってそれくらいで参加するだろう?楽しみだフォウ!(ナレーション・フォウ)
「──
フリージアとアニムスフィア、その少女の所持する銃痕が大地を魔方陣として穿ち、天空にショーの始まりを告げる。スマートかつスタイリッシュな変身の合図と共にクラスカードをデバイスに読み込ませた後に厳かに弾丸を撃ち込む。──それこそが合図。善い子の皆には至純の福音、悪ガキ、エネミーには尻尾を巻いて逃げさせるデンジャー警報、悪いことは言わない、それが聞こえたのならサッサと逃げることだ。鼻の穴が一つになっちまうぜ!
ヒュー!こいつを見てくれよ!魔方陣が輝き出して所長をスッポリ、『アーチャー』のクラスを選んだオルガマリーをスマートでクールなスーツが覆っちまった!同時にアーチャーならこいつぁ外せねぇ。あのオッサンが使い倒した御機嫌な過重武装、そう!『ライヘンバッハ』さ!
さながらそいつぁ摩天楼を駆け抜けるスタイリッシュでハードな女デビルハンター、はたまた化け物を狩り宇宙を駆ける女バウンティハンター?放つ銃声は有象無象、世迷い言へ捧げる冥土の土産のレクイエム!
「魔法少女──オルガ☆フリージア。さぁ、私と一曲如何かしら?」
このレディと踊りたいって?それなら充分に気を付けな。下手すりゃ銃弾プレゼント、ノコノコ誘われた悪党どもは、あっという間にパニッシュしちまうハードでクールなビューティーガール!
──レディと嘗めてちゃ、火傷するぜ?(ナレーション・ムニエル)
「──行くわ。年季の違いを教えてあげようじゃない!」
我が妻、虞が戦闘の兆しを感じとる。『めるへん』なる状態に適した相応しき形態を取らんと『まじかるがーる』に変調するのだ
「変転!!マスク☆ド☆ビジン!やっチャイナ!」
おぉ、取り出したるはセイバーのクラスカード。仁にして忠義の将、蘭陵王の力を封じ込めしカードを使い今こそ変身を遂げるのだ。我が妻、虞や。その輝きを録画せん
見るがよし。生成された仮面を虞が纏い、その身体に変化が訪れた。仮面より光が形を成し、直ちにその玉体を衣が覆う。剣を差し、整然でありながら清澄なる戦装束。面を以て顕現せし、我が妻の剣客たる姿
「マスク☆ド☆ビジン!セイバーモード!さぁ、仙女たる私の手にかかりたい愚か者は何処かしら!」
我が妻、虞や。そなたの楽しげな姿は随時録画中である。その姿にて我が無念、此処に晴れたり。願わくばその笑顔と意気軒昂、永遠であらんことを(ナレーション・項羽)
んー、マスクと名乗るのは善いが蘭以外の形態でその名称はぶっちゃけ詐欺案件ではと朕心配(謎のルーラー、チン)
「行くわよ、名も知らぬけれど惹かれるあなた!アイリスフィール、モードチェーンジ!」
・・・彼女が変わる。よりにもよって僕の力だなんて何を考えているのか解らない。だが、使うことを合意したのなら筋を通すのが礼儀だろう
「クラスカード『アサシン』!フードのアサシン、ビルの解体や騙し討ちなら御手の物!」
簡素な手甲、血染めのフード。武装はキャリコ、コンテンダー、ナイフ、手榴弾・・・魔力がある限り弾薬に限りはない。彼女に扱えるかは不明だが・・・
「魔法少女!プリズマ☆アイリ!楽園のマスター、いえ!魔法少女として一生懸命頑張るわ!」
・・・まぁ、彼女なら上手くやるだろう。なんとなく、そんな確信を持っている。しかし・・・
・・・インナーが天の衣、其処にフードとは。露出が多すぎやしないだろうか(ナレーション・アサエミ)
~
「アルトリア~、へん、しん。とう」
流石は我が王、ノリノリですな
「クラスカード『セイバー』ベディヴィエール。なんだかとても使いやすそうでしたから」
流石は我が王、慧眼ですな
キラキラとしたエフェクトにも完全に気後れすることなく挑み、挑戦する・・・流石は我が王、クリエイティブですな
「シュタッ。目指すは遠き理想郷──誇り高きアーサーの生まれ変わり」
流石は我が王。オリジナル設定も完璧ですな。左手に聖剣。右手が銀碗とは・・・
「魔法少女、ブリテン☆アルトリア。マスターとしても魔法少女としても最優を目指します。最強でも最善でもありません。最優です」
流石は我が王。凝り性ですな。蟹でも使える必殺剣と今日は断食でござるの選択肢はこちらで破棄しておきましょう
「私はまだアルトリアのカードを三枚残している・・・この意味がわかるな」
流石は我が王、沢山ですな
(ナレーション アグラヴェイン)
【全力全開!意地があるの、女の子には──!!】
リッカが変わるわ!なんかこう、ばーっとなってぐわーっとなるわ!
クラスカードに込められし我等が力が解き放たれ、困難と窮地を乗り越える力となる。そう──光を飲み込み悪を倒す唯一無二の魔法少女が今此処に生誕すると意味を等しくするのだ!
【クラスカード!キャスター!行くよなのは!】
(゚∀゚ 三 ゚∀゚)!リッカの晴れ姿よ!もう筋肉女子だなんて言われないはずよ!見た!?見た!?
見るがいい!純白のバトルドレスが瞬く間に漆黒へと染まり行く様を!黒は何処までも深く、しかして決して澱みや穢れではあらず!そう!それは汚濁ではなく黒曜石が如くだ!
【あれ!なんかシンフォギアの鎧みたいになってる!?まぁいいや、変身完了!アジダハ☆リッカ!見参!!】
金色の装飾に漆黒のバリアジャケットを模したボディアーマー・・・どうやら魔王とそのデバイスをモチーフにリッカのイメージが昇華し、アーマーと変化したようだな。さしずめバリアメイルといったところか
何でもいいわ!リッカならなれるわ、カッコいい魔法少女に!行きなさいリッカ!誰かの後追いじゃない、自分だけの魅力を掴むために!
然り!思うがままに舞え!何故なら闇や黒もまた、追加戦士に必須な色なれば!なんら不足は無かろうよ!クク、ハハハハハ!!
(ナレーション じゃんぬ エドモン)
イリヤ「あわわわわわ・・・かっこよかったり中華だったりスタイリッシュだったり正統派だったり禍々しかったりで皆凄いよ!このままじゃ埋もれちゃう!私達ただの恥ずかしい女の子で終わっちゃう!行くよルビー!せめて、せめて魔法少女としてのアイディンティティは譲れない!!」
『いつになくやる気ですねー!その決意にお応えせずして何がステッキか!では!コンパクトフルオープン!境界回廊!最大展開!』
ロマン『おぉお!これが、これが正統派にして王道の魔法少女の変身──!』
くろひー『とうとみが深い・・・リッカたんが皆と魔法少女・・・とうとみが深い・・・』
『鏡像転送!準備完了!!──万華鏡回廊開放!』
ロマン『おぉおぉ!御約束の白塗りで全部見れない少女の全裸が変身バンク──!』
『王道・・・色褪せない王道・・・ありがとう、ありがとう・・・』
『カレイドライナー!プリズマ☆イリヤ!ここに推参ですー!さぁ敵役端役雑魚敵何処からでもどんとこいです!魔法少女としてイリヤさんとルビーちゃんがケチョンケチョンに──』
クロ「イリヤ、イリヤ」
「ほぇっ?」
マシュ「テルモピュライ!エノモタイア!ファランクス!突撃ー!!」
オルガマリー「成る程、空も飛べるのね・・・それにしても、この棺桶どうやって装填されているのかしら・・・」
アイリ「それー!手榴弾!手榴弾!はい、どーん!どーん!」
アルトリア「エクストリームアルトリアカッターの力を此処に──」
「マスクドビジン!──顔面開帳!今よリッカ!」
【ワールドエンドブレイカー!!(波動弾モード)波ァアァアーーー!!】
クロ「出る幕無さそうよ、あなた」
「か・・・火力過剰──!!?」
ギルガメくん『ふははははは!!頼もしい輩よ、これならば道中に心配はあるまい!』
(──そうでなくてはな。必ず出向いてやろう。中心のうらびれた城で、首を洗って待っていろ──)
『呼び出し音』
リッカ【ふぁ?ギルガメ☆タブレットに着信?】
『最初は、おかしなお菓子の国へと向かいましょう! ぎるがしゃな』
【姫様からのメッセージ・・・!?従うしかない!!】
イリヤ「う、うぅ・・・あっという間に戦闘が終わっちゃった・・・」
クロ「強く行きましょ、イリヤ・・・」
ギルガメくん『なんだ貴様ら、いつの間に変身していたのだ?』
「最早眼中にすらない!?」
『いやぁ~、とんでもない方々に力を借りてしまったかも知れませんねー!それでは皆様、次の投稿でお逢いしましょー!』
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