――カルデアの戦力を拡張し
――器の后(片方了承無し)を迎える
運命の召喚が始まった――!
「改めまして、清姫と申します。ますたぁ。よろしくお願いいたしますね……?」
着物と扇子、角を生やした高貴な雰囲気のバーサーカーが現れる
「きよひー!きよひーだ!」
「またその蛇女か。戦力に期待などはしておらぬが、下限にも限度があろう」
「まぁ、手厳しい。確かに私は蝶よ華よと育てられた身ではありますが、宝具のランクは貴方と互角ですわよ……?」
――本当か!?英雄王と互角!?
「ほう……良かろう。その言葉を信じ、カルデアに参ずることを許してやろうではないか。精々マスターに張り付けよ」
「うふふ、望むところですわ。信じる、という点に関して、私の右に出るものはありません……」
「よろしくきよひー!」
「はい、あんちんさま」
「……やはり蛇は邪道よな。蛇だけに。ふはは!」
「はい?」
――極東の島国、日本。いったいどんな魔境だったんだ……
「次だ!!」
気を取り直し、召喚サークルを起動させる
「バーサーカーはあまりお勧めしないんだよなぁ。強いんだけど魔力食べるし、言うこと聞かないし……ぶっちゃけヘラクレスがいるならそれで……」
「念には念、さ。気持ちのいいバーサーカーだっているかもだろ?」
ロマンの意見を補足するダ・ヴィンチちゃん
「それは、バーサーカーなのでしょうか?」
「知らぬ。そら、出るぞ」
光が収まり、現れしは
「――よう!俺は坂田金時!これから世話ンなるぜ。俺っちの事はゴールデンと呼んでくれ!」
筋骨隆々、みなぎる覇気と筋力を感じさせる巨漢の快男児が現れた……坂田金時?また日本の英雄!?
「ほう。ゴールデン……中々よい名を名乗るものよな」
「――ッッッ!!」
器を見た瞬間、硬直する坂田……ゴールデン
「ん?なんだ?我に何か言いたいことがあるのか?」
「――クール」
「なに?」
「……超絶クールじゃんよ……きらびやかに輝くゴールデンの中のゴールデン……!!」
「はい?」
感激に身を震わせている様子のゴールデン……がっと頭を下げる
「アンタこそ真のゴールデンキング!後生だ、サインをくれ!背中んトコにイカした感じでゴールデンなサインを!」
……え?日本の英雄だよねこの人。何だか横文字が多くないか?
「なんだ、話のわかるバーサーカーもいるではないか。我の威光を瞬時に見抜くとはな。やはり我は偉大だなふはは。マジックでよいな?」
かきかきと、『ギルガメッシュ』と書き込んでいく。地でいいんだ。満足げに頷くゴールデン
「Thank You!さて、俺っちのマスターは」
「私!」
「――……なんだよ」
プイッと顔をそらすゴールデン
「よ、よろしくな……おぅ」
「?どうしたの?」
「な、なんでもねぇ!ちかいっつの!」
「?」
「ははは、初々しくてよいではないか。小学校低学年か?精々仲良くやるがいい」
――日本とは……
「次だ!バーサーカーはこれで締めだな!」
「はい!サモンプログラム、スタート!」
光が放たれ、やがて収束する
「二連続で日本の英雄かぁ。次もかな?」
「――日本の事情はよく知らぬしどうでもよいが、バーサーカー多すぎではないか?」
頭おかしい人が多いってことなのか……?
「あはは、お国柄かな?――来るぞ!」
そこに現れたのは――
「新撰組副長、土方歳三だ。クラス?そんな事はどうでもいい。俺がある限り……ここが、新撰組だ」
洋風の戦闘服に身を包んだ、長身の剣士が立っていた
「また日本か……狂いすぎであろうが……」
「ワッザ!?ヒジカタ=サン!?」
驚くマスター。ゆっくりとみやる、土方と名乗る男
「お前がマスターか。……精々気張れ。諦めるな」
「は、はい!」
「新撰組……そういえば、貴様の知己がいたな。セイバー擬きの次はバーサーカー擬きか」
「……アンタは?」
「我はゴージャス、ギルガメッシュ。このカルデアを治めし王の中の王よ」
「そうか。――世話ンなる」
挨拶を返してくれた。……あれ?皆喋れるぞ?ヘラクレスさんも喋れたりするのかな本当は
「うむ、励めよ」
「あぁ、で、知己ってのは……」
口を開く前に、明るく騒がしい声が響き渡る
「どもー!ガチャってますか―!?課金は食事と同じ!ガンガン課金しましょー!それより見てください!ジャンヌさんと作ったくまの○ーさんのお面です!似合ってますか?似合ってますか!?物真似いきまーす!はぁいぼぉく○ーさん。はぁちみぃつたぁべた――」
「何してんだてめぇ……」
「――――はい……?ひ、土方、さん……?」
凍り付く空気、震えだす沖田
「知己ってのはてめぇだったか。随分楽しそうじゃねぇか。沖田」
「あ、わわわ。あわわわわわわわわわ」
「――まさか、腑抜けちゃいねぇよな……!?」
すらりと刀を抜く土方――ちょ!?
「何がプーさんだ舐めてんのか!!局中法度第一!復唱しろ沖田ァ!!」
「はいっっっ!!しし、『士道ニ背キ間敷事』!!」
「テメェのその様は不覚悟って事でいいな!!介錯してやる!――腹切れ沖田ァァ!!!」
鬼の気迫と、脱兎のごとく逃げだす沖田
「ままままま待ってください!!自由時間だから赦されているんですよぉ!!」
「言い訳は腹切ってから聞いてやる!!神妙にしやがれ!テメェ待ちやがれこの野郎――!!」
「ひぇええぇええぇえたすけてくださぁあぁあい!!沖田さんだけ扱い酷くないですかやだぁあぁあ!!」
「うぅううぅうぉおぉおおあぁあぁあぁあ!!!」
扉を蹴破らんばかりに、二人は退場していった……
「……」
「ギル……」
――なにも言うことはない
「……まぁ、バーサーカーにセイバーは期待しておらぬ。前向きに考えよ。意思疏通ができるバーサーカーでよかったではないか」
「そ、そうかなぁ……」
「手綱を握るはマスターたる貴様の仕事よ。我は知らぬ」
「次は……そうさな、アサシンにするか」
――とりあえず、賑やかにはなりそうだ
「⬛⬛⬛⬛⬛(最近のバーサーカー未来に生きてるな・・・)」
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