イスカンダル「おぉ坊主!お前と何処の余が戦っているアニメがやっていたのぅ!わはは!」
エルメロイ「ガフッ──!!」
山の翁【百貌の。首を出せ】
将門公『サーヴァントは別人、豆知識であるが故に待つべし』
あまこー「わふ!ワッフ!」
ヒロインX「聖杯呪われてましたね!気分はどうですかディルムッドの怒りさん!」
「・・・いや、その。申し訳ない・・・」
ランスロット「そうか・・・この物語は、王が曇るのを見守る物語・・・」
ヒロインX「そんなわけないだろ傍迷惑いい加減にしろカリバーーーーーッッ!!!」
「とぅはぁぁあっ──!!?」
ジル「救いは楽園にこそあったのです・・・リュウノスケ・・・」
アサミヤ「・・・・・・最後に残ったものは、あったんだろうか」
いよいよ見えてきた仕事の終わり。仕事とは後回しにすればするほど面倒になって投げ出したくなってしまうものである。
──後は、サーヴァントではない来客の皆様方の御部屋ですね!ラストスパート、頑張って参りましょう!
「うむ。ここで挫けては総てが水泡に帰す。画竜点睛とはマスターたるリッカの国の諺であったな。手抜きは赦されぬ故、最後まで完走するとしよう──!」
降って湧いた楽園は無く、都合よく現れる楽園もない。王にのみ赦された研磨、姫が支える責務を以て楽園の形は為る。──奮闘に奮闘を重ねた改築の儀も、締めくくりの時が迫る──
ニャルラトホテプ 銀河観測モニター付ルーム
【私は此処で、個人的に異なる世界からの襲撃、違反に備えるとしよう。この世界、この宇宙のものではない物体、物質を個別に観測した場合、すぐにカルデアに伝える事を約束するよ】
「異なる宇宙、或いは星の旅路に立ち塞がる脅威の観測か。先手を取れることは何よりの優位性だ。数多の貢物を楽園に捧げたが、貴様自身も有能であるとはな」
【私は不公平や平等とは真逆の存在でね。興味の持てない、持たない存在にはとことん冷淡かなげやりだが、信頼や楽しませてもらった相手への礼と奉仕は忘れない質だ。我が娘を迎えてもらった恩義に報いたいのも本当だし、この星が人間の星であってほしいのも本当だ。だからこうして、協力も惜しまないということさ】
──ニャル様を見ていると、邪神とは一体なんなのか、という疑問に行き着きます。情に溢れたお父さんにしか見えない、と言うのが正直なところで・・・
《それは我等がこやつの琴線に触れた側であるが故であろうよ。もしこやつの期待を上回れなかった場合、こやつはこの誠実さと勤勉さを敵意と殺意に変え我等の前に立ち塞がっていたであろう。我等が我等であるが故に事なきを得たに過ぎず、他の組織に潜り込んだこやつは正しく癌細胞、破滅の引き金として・・・》
【本当なんでもあるなー。お、ベオウルフステーキにエミヤ食堂か。今度ナイアに勧めてやろう】
《まさに、混沌の災厄よな。時限爆弾のようなものだ。こやつが飽きたと感じた瞬間が終わりなのだからな》
──ごくり・・・
ナイア 教会と二人暮らしの豪邸
「こ、こ、こんなにも素晴らしい土地を戴いてもよろしいのでしょうか・・・!?その、私はまだ新参者で、まずは雑巾がけやモップ掃除の雑用から始めるものと父から聞いておりましたから・・・」
「あの邪神、知識の教授が偏りすぎでは無いのか?・・・まぁ良い。雑用など不要だ邪神の娘よ。この楽園において、無駄なものはひとつとして・・・いや最近増えたような気もするが・・・」
──!?(゜ロ゜;
「一つとして無い!(裁定)その生きざま、その功績があればこそ楽園に脚を踏み入れるに至っているのだ。価値などは既に示されている故二度確かめるなど不要かつ無駄であろう?存分に羽根を伸ばすがいい孤高の女狩人よ。お前はそれだけの価値を既に示したのだ」
「ギルガメ様・・・!このナイア、心から感服いたしました!是非おと・・・あっ、こほん。是非、あなたの財として愛でていただければ幸いです!」
──ナイアちゃん!王の唯一無二たる友というエルのアイデンティティーを決して侵さぬという気遣いを発揮し財宝として認められた事を誇りにすることを即座に決断なさられた素晴らしい相手とのコミュニケーション能力!友達になりたいと言いつつ相手の都合を決して忘れない素晴らしき距離感とお心の持ち主!これにはエルもにっこりギルもフハハ(意味不明)!ワタシ感動致しました!差し出がましい様ですがどうか、どうかワタシとも友達になっていただきたく・・・!(以下早口)
《・・・前々から思っていたが、お前はウルク周りの話題となると饒舌かつ早口になるのだなエアよ・・・》
「はっ!?どこからか友達になってほしい交信が脳内に直接!?ど、どこに!?何処からでしょう!?」
「あぁすまぬな。たまに受信するプレシャス電波とでも思っておけ」
「プレシャス電波・・・!そういうのもあるのですか・・・!楽園、奥が深いです・・・!」
大十字九郎&アル 変わらぬ事務所
「すげぇ、まんまなんだな・・・!ありがとさん!これからすぐに馴染めそうだ!」
「それは何よりだ。ホムンクルスどもに話は付けてある故、存分にメイド業務に慣れるがいい」
「それだけは慣れねぇ!つうか慣れたら終わりだっての!」
「ふん、いるべき時にはいなかった貴様には相応しき転職先ではないか?無垢なる翼が泣いておる!お陰でかの邪神と娘に美味しい部分をほとんど・・・ぶつぶつ・・・」
「まずは契約したパートナーの御機嫌取りから始めるのだな。亀裂は肝心な所で響くぞ?我等のように、磐石な絆を築くがよい!」
──パートナーは、何よりも大切に、ですよ!それこそが、人の尊さの源泉です!
「そうだよな・・・ほら、アル?スイーツじゃんぬに行こうぜ!奢るから!な!」
「うにゅ~・・・」
オーマジオウ クジゴジ堂(完成済み)
【余りにも懐かしい。この姿になった若き日の私は、ついぞ此処へ戻る事は無かった・・・】
──オーマジオウ様は、過去への想いがとても強いのですね・・・
《図らずも同胞の歴史を奪い、仲間を得ず、そして世界が崩壊した時にしか至れぬ最高にして最善の魔王。・・・敵などおらぬであろうが、あまりにも哀しき強さよ。その強さで護るべき民も、より良くする世界も、仲間であり伝説であったライダー共も守れず、家臣すらも敵の密偵しかおらず、過ぎ去った日々を今に誇示し未来を貶める哀しき墓守でしか無いのだからな。あの姿は、常磐ソウゴという人間の挫折と敗北の象徴なのだ》
──平成の墓守・・・哀しき最善の魔王、オーマジオウ様・・・
【フハハ、その通りではあるがもう悲観する必要はない。若き日の私に、歴史と未来は受け継がれた。新しき時代と未来は示されたのだ。なればこそ、私はこうして歴史の幕より降りている】
「──いずれ顔を合わせる日が楽しみよな。若き日のそなたが、如何なる道を歩んでいるか・・・」
【心配する事はない。若き日の私の傍には、数多の友や仲間、平成の歴史が溢れているのだから。・・・歳を取ると、長話が過ぎるな】
「言の葉の一つや二つ、遠慮なく交わすがいい。歴史の墓守、平成の時代のなんたるかを語らせる相手すらいなかったのであろう?その覇道にはな」
【皆、死に絶えたからな。・・・よし、お前達に料理を振る舞ってやろう】
──そのお姿で!?直々にですか!?
【うむ。・・・私が忘れられなかったものは二つある。何故王になりたかったのかという始まりの記憶と・・・】
「────。」
【私を育ててくれた・・・おじさんの手料理の味だ】
~
ソウゴ君・・・ごめんよ。最後まで、君の事。何にも解ってあげられなかったね・・・
おじさん・・・!おじさんっ──!!
・・・・・・スウォルツゥウゥウゥウッ!!!
<祝福の刻──!!>
──変身ッッ・・・!!
<最高!最善!最大!最強王!!オォオマ、ジオォオウ──!!>
~
【・・・・・・いや、遠き昔の話だ・・・】
──わぁ!カレーですか!美味しいですよね、カレー!
「・・・叔父の味、か?」
【例え、いくら刻を経ようとも・・・変わらぬものはあるという事だ──】
自室
ギル「ふむ・・・これで終わりか?屋敷や城が多き、中々な業務内容であったな・・・」
──オーマジオウ様のカレー、美味しかったですね・・・次は、どんな冒険が待っているのでしょうか・・・
《さて、な。だが、確信を持てる事はただ一つ。・・・必ず其処には、未知と愉悦が待っているだろうよ》
──はい。それでは、次なる愉悦の戦いの前に・・・
《うむ・・・暫し、眠るとするか・・・》
エルキドゥ「お休み、二人とも」
フォウ(次の物語もきっと、楽しい筈さ!だからその為にも・・・)
《・・・・・・》
──すぅ・・・
(いい夢見てね!エア!あと、愉快な王様もな!)
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