インフィニット・ライダー 転生者は篠ノ之箒の双子の兄   作:汰灘 勇一

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第十一話「一夏VSセシリア 新たなフォーム」

「はあ・・・・・・」

 

 俺はため息をついた。何故かだって? それは今、俺のいる場所にある。

 

 今、俺がいるのはフォーゼのラビットハッチのような場所だ。

 

 ただ、ラビットハッチと違ってある場所は月ではない。どこだか分からない謎の空間だ。

 

 何故、このようなことになったのかというと、生徒会室に届けられた謎のスイッチが入った贈り物を本音が受け取り、同封されてあった紙に、『このスイッチを押して掃除道具入れに入れたら楽しいことになるよ~』と書いてあったとおりにしたら、こうなった。・・・・・・犯人は姉さんだろこれ。

 

 まあ、もうこれについてはいいだろう。今の問題は・・・・・・一夏とセシリアの試合だな。

 

「一夏君とオルコットさんの試合、どうなるだろうね~」

 

「そうだな。一夏の圧勝じゃね?」

 

 俺たち、IS学園仮面ライダー部は二人の試合をネオラビットハッチ(俺たちが今いる場所)で見ていた。

 

 ちなみに仮面ライダー部のメンバーは俺、一夏、箒、英里、十花、沙奈。オペレーター担当の刀奈、簪、本音、顧問の千冬さんだ。ここにいるのは一夏と、付き添いの箒と千冬さん以外全員いる。・・・・・・十花に沙奈、刀奈、簪、お前らは自分のクラスにいけよ!

 

「何で?」

 

「一夏は仮面ライダーの力を使えるだろ? 相手が第三世代だろうが第四世代だろうが、ISじゃあ、仮面ライダーには勝てねえよ」

 

「そうだよね~」

 

 一夏の白式、箒の紅椿は仮面ライダーの力と融合できる。融合と言っても、仮面ライダーの力をISの兵器程度の力にするだけだけどな。

 

 一夏はどのライダーの力を使うんだ? まあ、カブト以外の力だと思うが・・・・・・。

 

 

 

「一夏、どのライダーの力を使うんだ?」

 

「あ~さっきまでカブト以外の何かにしようかなって決まっていなかったけど、結局、ウィザードにした」

 

 俺は箒と会話しながら、試合開始の時間を待っていた。

 

「何でだ?」

 

「カブトはクロックアップがチートだし、やっぱり使い慣れてるウィザードの力を使うべきかなって思ったんだ」

 

「そうか・・・・・・」

 

 会話をしていると時間になり、俺はカタパルトへ向かう。

 

「箒」

 

「うん?」

 

「行ってくる」

 

「ああ・・・・・・勝ってこい」

 

「織斑一夏、白式行きます!!」

 

 俺は白式をまとい、アリーナへ舞い上がる。

 

「あら、逃げずに来たんですね」

 

 すでにオルコットがいた。

 

「当たり前だろ? 俺は仮面ライダーだ。ヒーローが逃げるわけにはいかないだろ」

 

「そうですの。あなたが仮面ライダーといえど、男が私に勝てるはずはありませんわ!」

 

 オルコットは完全に俺を見下している。あいつは勘違いしている。ISは確かに最強だ。兵器としてはな。

 

 だけど、しょせんは兵器。怪人には勝てない。怪人と戦えるのは仮面ライダーだけだ。

 

「それはどうかな? 戦ってみないと分からないぜ?」

 

『ドライバーオン』

 

 俺はウィザードドライバーを出現させた。

 

『シャバドゥビタッチヘーンシーン!』

 

「変身!」

 

 フレイム、プリーズ!ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!

 

 白式をまとった俺は魔方陣を通過して、白式が白式・ウィザードフレイムスタイルへと変化する。

 

 まあ、見た目はマスクのない白式の翼が生えたウィザードだな。

 

 俺の変身が完了したと同時に試合開始のブザーが鳴る。

 

「さあ、ショータイムだ!」

 

「ショータイムですか・・・・・・そうですね。あなたの無様なダンスのショーですわね!!」

 

 オルコットはいきなり、ライフルを放つ。・・・・・・武器も出してないのに攻撃か。

 

 俺はディフェンドのウィザードリングを取り出す。

 

『ディフェンド、プリーズ』

 

 俺は炎の防壁を生み出し、銃弾を防ぐ。

 

「っ!」

 

「・・・・・・イギリスでは武器を持たない奴にいきなり発砲するのが当たり前なのか? ずいぶんと野蛮な国だな」

 

『コネクト、プリーズ』

 

『コピー、プリーズ』

 

 俺はウィザードソードガンを取り出す。さらにコピーで増やす。

 

「次はこっちの番だな」

 

「一度、防いだぐらいでいい気にならないでください!」

 

 オルコットはビットを操り、光線を放つ。

 

 俺は冷静にウィザードソードガンをガンモードにして、弾丸を発射させ、ビームを打ち落とし、さらにもう一度銃弾を発射し、動くビットを追撃し、ビットをすべて打ち落とす。

 

「なっ!?」

 

「悪いけど、もう幕引きだよ。フィナーレだ」

 

 俺はガンモードにしてあったウィザードソードガンをソードモードにする。

 

「くっ!」

 

 オルコットは攻撃を避けようとする。

 

『バインド、プリーズ』

 

 俺は炎の鎖を作りオルコットの動きを封じる。

 

『フレイム!スラッシュ!ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!』

 

「フレイムスラッシュ!」

 

 炎をまとったウィザードソードガンでオルコットのシールドエネルギーを切り裂く。

 

『セシリア・オルコットシールドエネルギー0。よって織斑一夏の勝利です』

 

 

 

「・・・・・・一夏、手加減しろよ」

 

 俺たちはほぼ一撃でセシリアを倒した一夏に突っ込む。

 

 いくらライダーの力を使っているって言っても一撃で倒すなんて。

 

 俺は少し、あきれお茶を飲んでいる。ふと、そんな時怪人出現のブザーが鳴る。場所は・・・・・・港付近か。

 

「一夏、港付近に怪人が現れた。行くぞ」

 

『了解。俺も箒とワープしていく』

 

「分かった」

 

 俺は一夏に連絡を入れる。

 

「じゃあ、みんな、行くぞ」

 

『了解!』

 

 俺たちも走って港に向かう。

 

 

 港に着くと、ちょうど一夏と箒がワープしてきた。

 

「あれ? 今来たのか?」

 

「ちょっと、着替えていたんだよ」

 

「そうか・・・・・・」

 

 俺は今回の敵を見た。今回の敵は大量のグールとスターダスト。それにオリオンゾディアーツ、カマキリヤミーにクズヤミーか。

 

「・・・・・・さっさと倒すか。行くぞみんな! 変身!」

 

『変身!!』

 

 カメンライドディディディエイド!

 

 『シャバドゥビタッチヘーンシーン!』

 

 フォトンプリーズ! キラキラ、キラキラキラー!

 

 タカ・トラ・バッタ! タ・ト・バ! タトバ、タ・ト・バ!

 

 レ・ディ・ー 「フィ・ス・ト・オ・ン」

 

 十花は拳にイクサナックルを当て、ベルトにセットする。

 

 スカル!

 

 俺は仮面ライダーディエイド、一夏は見たことのない白いマスクに光の翼が生えたウィザードに英里はオーズに箒は仮面ライダークウガに変身する。十花はイクサに、沙奈は仮面ライダースカルに変身する。

 

「・・・・・・一夏、このスタイルは?」

 

「うん? フォトンスタイルって言って俺専用のスタイルだよ」

 

「そ、そうなのか・・・・・・」

 

 もしかして、このスタイルって・・・・・・

 

「狩らせてもらおうか……貴様の魂ごと!!」

 

「やっぱりかよ!?」

 

 俺は激しく突っ込んでしまった。やっぱり声優ネタか・・・・・・

 

 俺が突っ込んだ瞬間、校舎の方で爆発音が聞こえた。

 

「っ! 今の音は!?」

 

『士君! セシリアさんが炎の鳥のような化け物に襲われているの!!」

 

「何!? ってことはこっちは囮か!?」

 

 俺は刀奈の連絡に驚いた。俺たちはおびき出されたのかよ!

 

『そうだ。我々はフェニックスが新たなファントムを生み出すための囮に過ぎないのだよ』

 

「ちっ! 一夏! お前は今すぐセシリア・オルコットの所に行け! あいつが絶望したら救えるのはお前しかいない!」

 

「っ! 分かった」

 

『行かせるか!』

 

 一夏は光の翼を羽ばたかせ、セシリアの所に行こうとしたのをオリオンゾディアーツが妨害しようとした。

 

 俺はオリオンゾディアーツに向けて銃を向け、発砲する。

 

「一夏の邪魔はさせない。お前達の相手は俺たちだ」

 

 カメンライド、メメメテオ!

 

「お前の定めは俺が決める」

 

 俺はドライバーにメテオのカードをセットしてメテオにカメンライドする




やっと更新できました。今回は一夏とセシリアの戦いと、ウィザードのオリジナルフォームを出しました。フォトンスタイルは一夏の声優ネタです。

次回は一夏とファントムの戦い。『俺が君の希望になる』お楽しみに
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