インフィニット・ライダー 転生者は篠ノ之箒の双子の兄 作:汰灘 勇一
士SIDE
「ふう、何で俺がこんな目に」
休日、俺は英里に(無理やり)連れられて買い物に来ている。今日は一日、ゆっくりしているはずだったのに。今は、買い物をしてる英里を待っている。買ってるのが下着だからな。
のんびりまってると……遠くのほうから爆音が……。
「っ! 何があったんだ!? もしかして何者かが暴れている!?」
俺は気になり、爆音が聞こえたほうに向けて走り出した。
「おまたせー士君……ってあれ?」
買い物を終えた英里が店から出ると、士はそこにはいなかった。
???SIDE
「ああ! 何でこんな事になっちゃったの!?」
今日はなんとか簪ちゃんと買い物にこじつけた日なのに! なのに何で!?
「イーッ!」
何で変な黒装束の人たちに囲まれてるの!?
私は簪ちゃん、本音ちゃんを庇うように立っている。
「くっISを使えれば……」
「さあ、この少女達を連れて行き改造手術を行うぞ!」
蜘蛛のような男が現れた。
「お姉ちゃん……」
「大丈夫よ。あなた達は私が守る!」
死を覚悟して戦おうとしたその時、
「はあっ!」
「「イーッ!」」
どこからか現れた男の人が、黒装束の人たちを蹴り飛ばした。
「大丈夫か、お嬢さん方!」
「え、ええと、君は?」
「……悪い、自己紹介している余裕はなさそうだ。下がっていてくれ」
「は、はい……」
私たちは彼に言われたとおり、下がった。
「貴様、何者だ?」
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ! 変身!」
男の人はカードを取り出し、バックルと銃らしき者にに入れた。
カメンライド! ディエイド!
「さて、暴れさせてもらうぞ」
そういうと、彼は銃や格闘術で黒装束の人たちを倒していく。な、何者なの!
「あれは仮面ライダー?」
「えっ? かんちゃん知ってるの?」
「うん、悪い人を倒す正義のヒーロー……」
成る程、確かに言われてみると納得する。強いしかっこいい……。
って、今、私はカッコいいって言った?
男の人に向かって言うなんて……。
「さて、ショッカーと言ったらこいつらだよな!」
そう言い、彼は何枚かのカードをセットした。
アタックフォームライド! 仮面ライダー二号! ブイスリー! 仮面ライダーX! ライダーマン! アマゾン! ストロンガー! スカイライダー! ス¥パー1! ブラック! RX! ZX!
すると10人の仮面ライダーが出てきた。な、何なの!?
「そして、俺はこれだ!」
カメンライド! 仮面ライダー一号!!
彼がカードをバックルにセットすると、彼の姿はバッタの姿をした戦士へと姿を変えた。
「な!? 一号だと!? 他のライダーに変身する。貴様、もしや!」
「そうだ、俺は仮面ライダーディエイド! 全てを壊して全てをつなぐ者だ!」
彼……仮面ライダーディエイドがそういうと、九人のライダーは周りの黒装束の人たちと戦ったり、連れて行かれそうになった人を助けたりしている。
ディエイドは蜘蛛のような男と戦っている。
「どうした! 蜘蛛男! お前の力はこんなものか?」
「う、うるさい!」
蜘蛛男は糸を吐いたりして攻撃するが、避けられてしまう。明らかにディエイドが優勢だった。
「さて、これで終わりだ!」
ファイナルアタックライド! オールライダー! 仮面ライダー一号!
彼が二枚のカードを入れると、10人のライダーと、彼は飛び上がり、回転した。
「ライダーキック!!」
「ぎゃああああっ!」
ディエイドの蹴りは蜘蛛男に、他のライダーの攻撃は黒装束の人たちに当たった。
「ふぃ~」
彼は変身を解除した。そして、私たちは彼に駆け寄った。
「うん? まだいたのか? ……っ!」
彼は私たちを見ると驚いたような顔をした。
「……どうしたんですか?」
「な、何でもない!」
彼は頭を振って否定した。どうしたんだろう?
『士く-ん! どこにいるのかな!?』
『イー!』
『うるさい!』
スキャニングチャージ!
『ガタキリバキック!』
『イーッ!』
『ふふ、どこにいるのかな士君、出ておいで』
……遠くからおかしな声が聞こえてくるんだけど。
「やば! 悪い、俺はもう行くから!」
「待って、あなたの名前は!?」
声の主から逃げるようとする彼を止めて名前を聞こうとした。
「俺の名は篠ノ之士だ! 出来たらまた会おうぜ!」
「そ、そう! 私は更識楯……刀奈!」
彼は振り返り名前を教えてくれた。私も、名前を言おうとした。そうしたら、何故か本当の名前を言ってしまった。
「そっか。じゃあな刀奈!」
アタックフォームライド! インビジブル!
彼の姿は突然消えてしまった。……また、会えるよね。
「ふう、ここまでくれば」
「ミツケタヨ、ツカサクン……」
「げっ!?」
「モウ、ニガサナイヨ」
「まて、俺の話をき……ぎゃああっ!」
今回は楯無さん達とショッカーが出てきましたが、こんなんのでよかったでしょうか?
次回は一夏が帰ってきます。