宇宙世紀と言う激闘の中で。   作:吹雪型
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主人公達にもモビルスーツが!一体どんなモビルスーツが配備されるんだ?←おい!サブタイトルに!「それ以上はいけない」ムグッ


前期生産型RGM-79ジム

ジャブロー。其処は地球連邦軍の本拠地である。そして、ジオン公国軍が最も潰したいと思ってる場所だ。

 

『此方ミディア補給隊。着陸許可を頼む』

 

『了解した。暫し待機されたし』

 

そして遂にジャブローの入り口が開く。地面の一部が移動して滑走路が現れる。

 

『ミディア補給隊、着陸せよ。続いて戦闘機隊着陸せよ』

 

「スゲー、地下基地だと聞いてはいたけど本当に地下にあるんだ。ヤバイ!テンション上がって来た!」

 

不謹慎ながら地下基地や秘密基地とか聞いただけで胸熱である。こうして俺の任務は達成したのだった。

 

……

 

ジャブローの士官に基地内の説明を受ける。そして、あるお偉い様と出会う事になる。

 

「失礼します。レビル将軍、コートニー軍曹を連れて参りました」

 

「うむ、御苦労。下がって良いぞ」

 

まさか地球連邦軍最高司令官であるレビル将軍であった。この時俺はガッチガチに固くなってしまう。考えてみて欲しい。地球連邦軍最高司令官だぞ?地球連邦軍のトップな人が目の前に居るのだ。緊張しない訳が無い。

 

「さて、コートニー軍曹。君の活躍は報告書で読ませて貰ったよ。セイバーフィッシュでザクを1機、そして鹵獲したザクでザク3機を撃破。更にV作戦の為に宇宙からジャブローまで運んで来た」

 

「はっ!恐縮であります!」

 

「そう硬くならなくて良い。もっとリラックスしたまえ。私も硬くなってしまうよ。コーヒーでも淹れようかね?」

 

「いえ、大丈夫です」

 

取り敢えずソファーに座る様言われる。一回落ち着く為にソファーに座り深呼吸する。するとドアが開いて女性士官が入って来る。コーヒーを持って来てだ。

 

「どうぞ」

 

「あ、どうもです」

 

あぁ〜、正に華であり癒しである。レビル将軍はこんな美人を側に置いてるのか?だったら羨ましい。コーヒーを飲みながら思う…うげ、砂糖とミルクが無いぞ。

 

「落ち着いたかね?報告書の内容にはモビルスーツで歩行訓練もしてたそうだね」

 

「はい。ルナツーの表面を歩いてました。何回か転びましたが、最終的には走ったり飛び跳ねたりしました」

 

「成る程な。なら君は多少なりともモビルスーツは操作可能な訳だな。ならコートニー軍曹、君にはV作戦の為に力を貸して欲しい」

 

「了解しました。それで一体自分は何をすれば?」

 

「うむ。先ずはモビルスーツの転換訓練を受けて貰う。我々地球連邦軍にはモビルスーツが必要だ。だが、それと同時にパイロットも必要不可欠なのだ」

 

この後ある書類を渡される。その書類には連邦製モビルスーツRRf-06ザニーと書かれていた。

 

「これは連邦軍のモビルスーツですか!いや、しかしV作戦はどうなるのですか?」

 

「勿論継続中だ。このモビルスーツは色々欠陥が多くてな。とてもでは無いが実戦運用は出来ないと判断した。だが我々地球連邦軍にとってモビルスーツのノウハウを手に入れる為に作ったのだ。それと同時に転換訓練用として運用してる訳だ」

 

成る程な。V作戦とは別物のモビルスーツなんだ。こうして俺は戦闘機パイロットからモビルスーツパイロットの転換訓練を受ける事になった。

 

……

 

RRf-06ザニー。この機体を一言で言うならザクの猿真似である。部品の一部にはザクと共通点が有る。更にV作戦と違い予算不足とモビルスーツのノウハウ不足が合わさり中途半端な出来になってる。

ジャブローに来て五日後。遂にモビルスーツ転換訓練に出る。その時、何とも場違いな人と会う事になる。ザニーの有る格納庫に着くと一人の女性パイロットが座っていた。しかし、何と言うか…ちょっとギャルっぽい人だ。銀髪で耳にピアスしてる。翡翠色の瞳でちょっとツリ目気味だがキツイ感じはしない。後はスタイルが無駄に良いのだ。ノーマルスーツ着てるからスタイルが良く分かるのだ。いやー、眼福です。特にその巨乳とくびれは素晴らしいです!

 

「ん?あ、どもっす」

 

「あ、どもです」

 

然も態度めっちゃ軽い!何か懐かしい気分になる。

 

「貴方初めて見る顔だね。ザニーの訓練を受けに来たの?」

 

「そうです。貴女もですか?」

 

「そうよ。あ、名乗って無かったわね。私はレイナ・ラングリッジ少尉よ」

 

「シュウ・コートニー軍曹です。宜しくお願いします」

 

多分ラングリッジ少尉は士官学校出身なんだろう。年齢は俺と同じぐらいだし。それから少し待つと他の人達も次々と到着した。教官が来る間に自己紹介は済ませておいた。

 

「良し!お前ら。これよりモビルスーツ転換訓練を行う。先ずは昨日の訓練の復習からだ。歩行した後走る、跳ぶ、そしてブーストジャンプだ。では、先ずは…お前からだ」

 

「了解です」

 

早速御指名を頂きました。サッサとザニーに乗り込み起動させる。モニターから外部の状況を確認した後、ザニーを動かす。

 

「っ!此奴…動きが悪い?」

 

ザクの感覚で動かしたらやり難いのだ。と言うか操作性が悪いのだ。慣れるのに少し時間が掛かりそうだが。

 

(兎に角、歩いて走ってジャンプしてさっさと終わらせよう)

 

ザニーで歩行、そして走行を行う。そして目の前の障害物を跳んで行く。最後にブーストジャンプを使い高く跳ぶ。

 

『よーし、戻って降りて来い。流石ザクを独学で操作しただけは有るな』

 

「いや、分かりやすいメモ帳のお陰です。教官殿」

 

『ほう、その割には手慣れた感じが有ったがな。所で身体に違和感は無いか?気持ち悪いとか酔ったとか』

 

「いえ、大丈夫です。問題は有りません」

 

『そうか。なら戻って来い。次!準備しておけよ!』

 

こいしてザニーによるモビルスーツ転換訓練は進んで行くのだった。

 

……

 

そして本日の訓練が終了する。

 

「ねね、コートニー軍曹。軍曹は宇宙軍に居たんだよね?」

 

ラングリッジ少尉が話しかけて来る。

 

「そうです。宇宙軍に居た時はセイバーフィッシュに乗ってました」

 

「へえ〜、なら敵のモビルスーツと戦ったんでしょう?」

 

「勿論です。セイバーフィッシュで1機とザクで3機撃破しました」

 

「えっ!ザクに乗ったの?」

 

「鹵獲した物ですけでね」

 

「ふーん、だからザニーにもあっさり乗りこなしたのね」

 

別に乗りこなしたつもりは無いけどな。ザクより操作性悪かったし。

 

「色々教えてくれてありがとね。それじゃあ」

 

ラングリッジ少尉はそう言って去って行った。

 

「ザニーか。こんなモビルスーツで連邦軍は大丈夫だろうか?」

 

V作戦とは別物だと言ってはいたが不安は残るばかりであった。

 

……

 

宇宙世紀0079.5月17日、宇宙要塞ソロモンが完成。総司令官ドズル中将。

宇宙世紀0079.5月22日、地球連邦宇宙軍【ヘリオン作戦】開始。地球軌道上にいるジオン軍に攻撃を仕掛ける。翌23日まで続くが地球連邦宇宙軍大敗。この作戦以降ジオン軍補給艦隊に攻撃を行う事を中止する。

宇宙世紀0079.6月、ジオン公国軍【赤作戦】開始。目標東南アジア制圧。地球連邦軍はミディアや攻撃機による航空攻撃を敢行。6〜7月に掛けて戦いは続くが赤作戦は失敗に終わる。

宇宙世紀0079.7月、ツィマッド社のMS-09ドムが正式採用され量産開始。

地球連邦軍エネルギーCAP技術確立。今迄戦艦にしか搭載出来なかったビーム兵器の小型化に成功。

宇宙世紀0079.7月7日、新造艦ペガサス級2番艦ホワイトベース完成。またプロトタイプガンダムRX-78-1が完成。

同時にRX-78陸戦型ガンダムの計画実行開始。先行量産型を重要拠点に配備。更にモビルスーツ用の武器開発開始。

宇宙世紀0079.8月、サイド7にてガンダムの最終テスト開始。同月オーガスタ基地でRX-78NT1アレックスの開発開始。

陸戦型ジムの試作機完成。

同月、地球連邦軍太平洋残存艦隊がハワイ奪還作戦を開始。しかしジオン公国軍の水陸両用モビルスーツの反撃に遭い壊滅的な被害を受ける。

 

宇宙世紀0079.10月、俺達はモビルスーツ転換訓練を終えてからシミュレーター訓練に勤しんでいた。そして、遂に地球連邦軍の先行量産型モビルスーツが配備されたのだった。

 

……

 

俺はジャブローにちょっかい掛けてくる敵の飛行隊を何度かフライ・マンタで迎撃に出撃していた結果、一階級昇進して曹長になった。

 

「曹長〜。ねね、知ってる?私達にもモビルスーツが配備されるかもよ?」

 

「本当ですか?正直信じられないのが本音ですよ」

 

ラングリッジ少尉と一緒に食事を摂りながら話す。

 

「嘘じゃ無いって。それに、近々大規模な反攻作戦も開始されるし」

 

「大規模な反攻作戦?どんな作戦ですか?」

 

「ふっふっふ〜、それを知るにはまだまだ君には早いのだよコートニー曹長〜」

 

「ラングリッジ少尉、それ言いたかっただけでしょう」

 

えへっと言いながら舌をチョロっと出すラングリッジ少尉。その仕草はあざとい。あざと過ぎるが良い物だ。

 

(同性の友達とかいなさそう」

 

「い、居るもん!唯、みんなオペレーターとかの方に行ったけど…」

 

「あれ?俺口に出てましたか?」

 

「うん。バッチリ聞こえたよ」

 

こりゃ失敬と舌をチョロっと出して誤魔化す。

 

「上官侮辱罪で投獄させるわよ?」

 

「真顔で怖い事言わないで下さい」

 

どうやら俺にはあざといしぐさは駄目らしい。この後俺達モビルスーツパイロット達は呼び出される。

 

「諸君、今迄の訓練ご苦労であった。遂に諸君達にもモビルスーツを配備する事が決定した」

 

それを聞いた俺達に動揺が走る。遂にこの時が来たと。ジオンに今迄の借りを返せると。

 

「ほら、嘘じゃ無かったでしょう」

 

「本当でしたね。でもドヤ顔はやめて下さい。無性にイラつきます」

 

「ふっふっふ〜、悔しかろう?」

 

そして渡された書類に目を通す。其処には前期生産型RGM-79ジムが俺達の搭乗機となる事が書かれていたのであった。

 




陸戦型ジムと迷いましたが前期生産型ジムにしました。
ほら、ビームスプレーガン持ってるし!
因みにRX-78-2ガンダムの戦闘データは入ってません。なので後期生産型ジムより性能は若干落ちます。
後、陸戦型ジムは他の部隊にも配備されてます。


まあ、白い悪魔のデータが流用されたら…そりゃ強いわな

後、ヒロインの登場回でした。







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