宇宙世紀と言う激闘の中で。   作:吹雪型
<< 前の話 次の話 >>

46 / 69
明けましておめでとう御座います。今年も宜しくお願いします。

そして誤字報告と修正ありがとうございます。


ア・バオア・クー攻防戦1

宇宙世紀0079.12月31日8:10。

 

地球連邦軍は最初にソロモン攻防戦と同じ戦法を取る。ミサイルの弾幕の中にビーム撹乱幕発生装置を積んだパブリク戦闘艇による先制攻撃を行い、戦艦やア・バオア・クーのビーム砲台を弱体化させる。

 

『各機!散開しろ!敵に此方の存在がバレてる!』

 

『食い付かれてる!誰か!誰かッ!?』

 

『後退だ!一度後退してわああああ!!!』

 

しかしギレン総帥は直ぐに作戦を見抜き、瞬く間にパブリク部隊は壊滅的打撃を受けてしまう。

 

宇宙世紀0079.12月31日8:40。第2、第3大隊からモビルスーツを出撃させる。その中にはMS特殊部隊第27小隊ラングリッジ小隊も居た。

 

『全艦載機出撃開始!敵要塞に取り付き制圧せよ!』

 

艦艇から次々とモビルスーツ部隊が出撃する。そしてコア・ブースターや他戦闘機も順次出撃して行く。そんななか地球連邦軍艦隊に向け衛星ミサイルが撃ち込まれる。

 

『か、回避だ!回避しろ!』

 

『左舷第3艦橋被弾!連絡が取れません!』

 

『直撃です!これ以上艦が保たない!』

 

何隻もの艦艇が爆沈して行く。だが地球連邦軍の攻勢は止まる事は無い。

 

『連邦のモビルスーツ部隊Nフィールドより接近!かなりの数だ!』

 

『迎撃だ!連邦軍を叩き潰せ!』

 

『敵戦力の詳細を報告しろ。曖昧な報告等役に立たんぞ!』

 

Nフィールドは地球連邦軍、ジオン公国軍の両陣営のモビルスーツ部隊が入り混じる。

 

「この、当てれるもんなら当ててみろ!」

 

試作ジム改で機動戦を仕掛ける。敵も此方を視界に捉え攻撃をして来る。ミサイルや弾丸の攻撃を回避して反撃をする。

 

「この機動なら、これで」

 

ランダム機動を行いながらザクに対しロング・ライフルを撃つ。集弾率が高いのか殆どの弾がザクに直撃。ザクは爆散する。

 

『上方に敵機よ!』

 

レイナ中尉からの警告に上方に視界を入れて回避する。其処にはドムやザクが次々と接近して来る。それに対し味方ジム、ボール部隊も突撃する。

 

『ジオンめ。散々仲間を焼き殺しやがって。生きて帰れると思うなよ!』

 

『此処が踏ん張り所だ!連邦の攻勢を叩き潰せ!』

 

『くたばれ!ジオンのクソ共が!』

 

『地球連邦の圧政を此処で終わらせるぞ!ジーク!ジオン!!!』

 

お互い殺し殺され一瞬の光となり宇宙の塵となって消えて行く。

 

「ガルム1、3援護頼むぞ。正面の敵を俺に引きつける。」

 

『分かったわ。ガルム2任せたわよ』

 

『マジかよ。ガルム2死ぬんじゃ無いぞ』

 

一気に敵に向けて突撃する。

 

『各艦ガルム2の援護!砲撃始め!』

 

サラミス級からの援護射撃を受けて囮になる。

 

『あのジム度胸があるじゃ無いか。トマホーク隊も続くぞ。奴だけに良い所を取られるなよ!』

 

味方のジム・コマンド隊が続き、更に味方のジム、ジム改の部隊も追従する。

 

『敵部隊正面より接近!迎撃始めえええ!!!』

 

『モビルスーツ隊は敵を本艦に近づかせるな!』

 

ムサイ級、チベ級からメガ粒子砲が撃ち込まれる。ザクやドムに新型機と思われる機体も来る。

 

「くっ、遂に敵さんもビームライフルを持ち始めたか。だが、負けんぞ」

 

ビームやミサイルの弾幕を回避しながら新型機に照準を合わせて撃つ。しかし新型機は回避行動を取るものの間に合わず撃破される。

 

『新兵は後方に退がらせろ!艦の防衛に回せ!』

 

『これ以上ガキ共を前線に出すんじゃねえ!見殺しにする気か!』

 

ザクとドムが此方に接近。俺もシールドを構えてロング・ライフルを撃つ。俺の動きにジム・コマンド隊も合わせる。

 

『ほら!ビームの味は美味いか?』

 

『連邦の数が多過ぎる!注意しろ!』

 

『うがああああ!?!?』

 

『此方の方が練度は高いぞ!恐れず叩き潰せ!』

 

最早敵も味方も関係無い位の乱戦になる。

 

『第2次戦力を前線に回せ。前線を抜ける為なら艦隊防衛部隊も前線に回す必要も有る』

 

更にジムやボール部隊が前線に出る。中にはジム・キャノンも少数確認する。しかし、地球連邦軍の侵攻を阻む存在がNフィールドに居た。其奴は両陣営のどの戦艦より大きく前線のモビルスーツ部隊の補給と修理を兼ねている。又艦砲もかなりの威力が有り地球連邦軍の艦艇にも被害が出ている。

 

「此方【空母ドロス】。敵の侵攻は食い止めれている。各部隊、此処が正念場だ」

 

空母ドロスの艦長は味方を鼓舞しつつ戦況を的確に把握していた。このままならNフィールドは維持出来ると。

 

「艦長。司令部より命令来ました。空母ドロスは前進して前線を押し返せ。との事です」

 

「そうか。なら決まりだ。各艦艇に通達。空母ドロス前進する。共に前進し援護されたし。このまま連邦軍を押し潰す」

 

味方に通知した後、空母ドロスは前線を押し上げる。それに追従する艦隊。

 

『畜生!あの馬鹿デカイ空母から次々とモビルスーツが出て来るぞ!何機搭載してんだよ!』

 

『艦砲!敵巨大空母を狙え!』

 

『無理です。射程が足りません。更にビーム撹乱幕が散布されており威力が落ちます』

 

『ミサイルだ!ミサイルを撃ちまくれ!』

 

『モビルスーツ隊は敵巨大空母を撃破せよ。そうすれば敵の防衛に穴が開くぞ』

 

地球連邦軍も空母ドロスに狙いを絞り始める。だが、敵は他にも居る。

 

「下方より高速で接近する機影確認!熱源急速に上昇!来ます!」

 

「左舷全力噴射!」

 

サラミス級ロイヤルは回避行動を取る。その直撃ビームが真横を通り過ぎる。結果ロイヤルは回避した物の別のサラミス級にビームが直撃してしまう。

 

「対空弾幕!敵を本艦に近寄らせるな!」

 

アーヴィント中尉は直ぐさま弾幕を展開する様に指示を出す。そして味方艦隊もそれに追従する。

 

『へへ、此奴は鴨だぜ。食い放題だ!』

 

『ドロスの連中ばかりに任せられっかよ。対艦攻撃は俺達の役目だぜ』

 

『今更そんな弾幕何ぞ意味が無いわ!』

 

その時、3機のMA-05ビグロが地球連邦軍艦隊に向け強襲を仕掛けたのであった。








※この小説はログインせずに感想を書き込むことが可能です。ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。