和装ロリっ子も爺神と上手く打ち解け、ほぼ毎日のように、俺と、仲良くなったロリ神様に会いに来るようになった今日この頃。
爺神とロリ神様に色々と報告を済ませようとする間にも、興味津々な様子で和ロリに連れ回されること数知れず。
ある意味、自分で望んだ結果であるとは言え責任を取らされているようにも思えたりなんかして、反省していたのだが、元気そうな姿を見ると、後悔はないと思えた。
そして今は、生きてた頃の感覚で言えば冬の空模様。時期で言えばサンタが仕事するあたりであるが、一言で言えば俺は浮かれていた。
いや、だってさ。二人の会えない時間がですね、その、長かった(体感)訳ですしね。神様もね?多少はね?寂しがってくれてたりしていたのではないでしょうかね〜。
いやはや、参ったなこりゃ。両思いですねぇ(ドヤ顔
それに?神様の悩み事一つだけど解決してきたようなもんだからね?結果的にとは言えですね、好感度がもう少し上がっててもおかしくないのではないでしょうかね。
つーわけで聞いて見た。
「神様!会えなくて寂しかった分たくさんお話しましょうね!」
「いえ、別に。静かでとても快適でしたよ〜。」
神は死んだ!!!いや、目の前のこの方も神様だけれども。
いやいや、待て、餅つけ。あ、ヨイショ!
じゃなくて、落ち着け。そんな馬鹿な事は無い。これはいつもの照れ隠しだ。神様がツンデレなのはいつものことじゃ無いか。そうだ、そうに決まってる。きっと、お仕事疲れてるので虫の居所が悪いだけだ。
「神様!何でもお手伝いしますよ!俺が居ない間抜けた分の仕事も大変だったでしょう。また、バリバリ役に立ちますからね!」
「……もう一人の子をつれてきてくださったことには感謝してますけどね〜。正直に言って、貴方が居ない方が効率がですね〜。おっと、つい…、気にしないでくださいね。」
神様が冷たい……いつの間に氷の権能を習得したんですか。
「私は基本万能ですからね〜。」
あらゆる叡智を?
「凌駕してますよ〜。というか、まだ居たんですか?早く転生なさって…はくれないんでしたね。はぁ…。一人ぐらいなら消しても大丈夫ですよね(ボソッ」
「 神様!?怒ってます!?!?かなり怒ってますね!何でですか!俺、なんかしてしまいましたか!?」
と、ここまで来て神様の額に青筋が浮かんでいるのに気付く俺氏。ムカ着火インフェルノですねこれは。
「…自覚があるようでしたら、結構なんですけどね〜。はぁ…。」
…………嫉妬?
「死んでくださいますか〜?あ、いえ、既に生きてませんでしたね。」
物凄く大きな溜め息をつかれたのだが、どうしようか。
え?いや、待てよ?本当にどうしてだ?…アレか!寝顔写真撮って額縁に飾っといたのがバレたか!?いや、それとも、神様に内緒で男神達だけで賭け事してたことか!?それとも…いや、アレは違うだろうし…うーん
「へぇ〜そんなことしてたんですか。ふ〜ん。」
ガッデム!!!?カマかけましたね!?
「いや、貴方が勝手に自爆しただけでしょう…。それと、写真は没収です。」
ひどい!!もうあの写真に挨拶するのが俺の生き甲斐なのに!生きてないけれども。
「キモいですよ〜…普通に。というか、本人の前でよく言えますね〜。」
隠す必要ないですしおすし。
「そうですか〜。」
と、そこまで会話をして考え込むようにした神様を見て思う。
これ、もしやデレなの⁇もしかして、分かりづらいタイプのデレなのか!?神様にしては珍しい。ドライな返しか照れる感じじゃなくて、寝顔が見たいなら直接言いなさい的な奴なのか!!!?
コレは……萌え死にの可能性があるのでは?
で、神様、どうしたんです?
「いえいえ、どうしたら秘密裏に処理できるかなーと考えていただけですよー。」
いちよう聞きますけど、何をです?
「……無知とKYは罪なのですよ〜?そして、コレは以前にここへ来た人間からの受け売りなのですが、罪には(私からの神)罰を、です。」
どこから出たのか分からないが、 謎の倍率のハンマーを振りかぶるロリ。あ、普通にロリって言っちゃった。ロリ神様。
フッ…例え神様であろうとも、この寝顔写真は渡しませんよ。
振りかぶられ、飛んでくる無数のハンマーの軌道から逃げながら考える。
合法ロリにも更年期障害とかってあるのかな。
あ、攻撃が激しくなった。
そんな風に逃亡劇が始まって少し。
うん、しってた。怒ってたもんね。なわけないよね。煽りすぎて青筋が浮かぶ程度だったのに背後に仁王が浮き上がってきたね。煽ってたわけじゃないのに。
じゃあなんでだ?と思っていると、袖(の辺りイメージ)をくいくいと引かれ、和装ロリっ子が何かを言いたげにしていた。
「おい、主(ヌシ)よ。ストックが無いから話を進めるぞ?」
「唐突なメタ発言はひかえようか。」
今回の出番そんなんでいいの?
「いや、そんなことよりお教えいただきたく存じます…何卒、何卒。」
でないと、額縁抱えて逃走を図っている現在、つかまったら、仁王が実体化しかかってきた神様にぼっこぼこにされる。
今の神様には会話コマンドが無いだろうし。
「そうか、それは妾としてもありがたいぞ。早く爺のところでミカンとやらを食べたいのだ。」
あ、仲が良くて何よりだよ。それで?
「うむ。簡潔に言って、ヌシ、最近浮かれとって聞いていなかったじゃろうが、ウザかった。もう少しおとなしくせい。」
え…まじですか。
「うむ。というか主、顔を見て分かるから良いが、妾は読心出来ないんじゃから気をつけろよ?
ああ、そうじゃ。さっき連絡があって叩きのめされてた男神達に代わってあどばいすじゃ。
いべんととやらで浮かれるのは分かるがの。主が生きとった頃の感覚と神との感覚のズレは主の方がよく分かっとるじゃろ。
しつこいと本気でキレられるぞ?いや、嫌われるぞ?
ああ、もう、うるうるするでない!キモイわ!
妾からはもう無いが、爺からの言伝じゃ。
素直に奥義を使え、とな。それじゃあ、妾達は帰るので後は頑張るんじゃな。そろそろあの幼女も落ち着いたじゃろ。」
一気にまくしたてられて、反論も無いけど、涙溢れる頭で、一つだけ突っ込ませてほしい。
貴方も幼女です。
その後、冷静に考えて、倉庫から喋る鏡を取り出して来て聞いてみると、ここ最近の俺のウザさが映し出されていた。
サンタ服で周りをぐるぐると歌いながら歩き回り、トナカイ役で4つんばいの高速移動をしていたり、チラチラと神様に流し目を送っていたり。
結論。調子乗りすぎてましたまる。
その後めちゃくちゃ土下座した。
寝顔写真は燃やされてしまったけど、血涙を流し続けていたら、添い寝してくれたので満足した。
きちんと反省することとなったのだが、自分で思い返しても相当ウザかったのにも関わらず許してくれた神様がまじ天使すぎて辛かった。
眠すぎて限界……
とりあえず、メリーっす。