もしも八幡とあーしさんが運命の赤い糸で結ばれていたら   作:しゃけ式

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更新しようと思ったらUAが丁度20万を超えていました。テンション上がったので次話は早く更新できそうです(フラグ




23話

 緑だった木が綺麗に赤く色付き、あれだけ五月蝿かった蝉も鳴りを潜めた。冷たくなった風は容赦なく吹き付け、軽装で外に出たことを後悔する。昼食を食べた私は何かに促されるまま外へ出たが、別段何もすることがない。とりあえず電車に乗って定期圏内の適当な駅で降りたまではいい。問題はその駅の周りにモールはなければ簡単な娯楽施設もない。完全に降りる駅を間違えたというわけだ。

 

 

「にしても寒っ。あーし何で出てきたんだろ」

 

 

 周りに人がいないためふと独り言を漏らす。このまま突っ立っていても寒さが増すだけなのでひとまず歩き出した。近くには川が流れており、丁度自身の左側は河川敷になっている。スポーツ漫画だとよく見るあのテンプレートなやつで、しかしスポーツ漫画のように河川敷で黄昏ている学生は見当たらない。

 

 

(……てかここ前にヒキオがあーし見つけた場所じゃん)

 

 

 もうそろそろ1年前になる。あの合コンからもう1年も経ったと考えると何故だか少し怖くなった。あの頃はまだ恋愛感情はおろか友人関係だって築けてなかったはずだ。なのにヒキオの家に泊まったのは今考えてもどうかと思うけど、初めにあんなことがあったから今年の梅雨まで男女の間に友情が成り立っていたのだろう。友人の線引きが恐ろしく恋愛方面へ近かったからあれだけ仲良くなれた。今の状況もあと1年すれば変わるのかな。そんな楽観的かつ希望的観測は意味がないとわかりつつも、思わずにはいられない。

 

 ここから見た奥の空は黒雲が広がっていた。私の頭上は鰯雲がちらほら見えるだけで天気が崩れる気配はないが、それも数時間で終わるだろう。黒雲には物事を妨げるものみたいな意味があるけど、結衣にとったら私はやっぱり黒雲なんだろうか。

 ……いや、後押しして成功もしたんだからそんなことはないかな。むしろ白雲?でも積乱雲とかだったら結局雨降らしてるから一緒じゃん。何かこの思考めっちゃヒキオみたい。ここで1人で笑うまでが一連の流れで──

 

 

「あれ、生徒会長?」

 

 

「……一色です。一色いろは」

 

 

 その一色さんは河川敷に黄昏るように座っていた。先程のスポーツ漫画が頭をよぎるが、そんな冗談を受け入れられそうにない一色さんの顔は暗く沈んでいた。

 とりあえず私は少しの間を空けて隣に腰を下ろし、ポケットから煙草を取り出した。

 

 

「なんかあった?一色さんめっちゃ顔沈んでるし」

 

 

「いろはで良いです。……まあ、あったっちゃありましたね」

 

 

 煙草を手で覆い火をつけながら聞く。口を開くと少し顔が晴れた気がしたが、依然辛そうなのはそのままだ。私は煙を正面に吹き、しかし風のため煙の全部がいろはにかかった。

 

 

「ごめんいろは。座るとこ移動する」

 

 

 私が立ち上がろうと手を地面に置くと、それと同時にいろはは私を制止した。

 

 

「気を利かせなくて大丈夫ですよ。……その匂い、先輩と同じやつですよね。これだけは覚えてしまいました」

 

 

「まあヒキオに勧められたやつだからね。んで、何があったし?ヒキオ関連?」

 

 

 まどろっこしい聞き方は私には向いてないため直球で聞く。恐らくそうだろうと当たりをつけて言ったが、質問形式なのは流れでその問題を話しやすくするためだ。

 

 

「はい。実はさっき先輩を見たんですけど、隣に結衣先輩もいたんですよね。まあそれだけだとたまにあることだし別に気にしないんですが、結衣先輩が先輩と腕を組んで歩いてたんです。……これってそういうことじゃないですか?」

 

 

 私はその確認に何も言うことができず、小さく首肯だけする。というか結衣はまだ周りの人に言ってないんだ。確かに言いふらすことではないけど、少し意外に感じる。ということは雪ノ下さんにも言ってないのかな。そこまではわからない。

 

 

「そこで思ったんですけど、わたしと結衣先輩ってどこに差があったのかなーって。胸とかで決める人じゃないですし、ならやっぱり一緒にいた時間ですか?」

 

 

 一瞬そうかもと考えたが、断りそうだったヒキオを焚き付けたのは私だったことを思い出す。そんなことさえ忘れようとしている自分はさぞあさましいことだろう。いろはもそんな理由じゃないとわかっているような表情だった。

 

 

「でもそれだと厳密には雪ノ下先輩の方が確か長いんですよ。ならわたしはどこを直したら先輩に受け入れてもらえたのかな、とか考えちゃってたらこんなことに」

 

 

 とりあえず話し終えたいろははふう、と息をついた。初めよりは幾分ましな顔になったようで、とりあえずは安心して煙を吹く。

 

 

「あの、三浦先輩」

 

 

「何?」

 

 

「煙草、ちょっとだけもらってみて良いですか?」

 

 

 単なる煙草への好奇心でないことは明白で、しかも同じのをヒキオが吸っているのも知っていたため理由も明白だった。

 私は指に挟んでいた煙草をいろはに渡し、隣から見守る。ぎこちなく人差し指と中指で挟んでいる様子はまるで初めて吸うときの私みたいだった。

 

 

「これをそのまま吸ったらいいんですか?」

 

 

「そう。あんまり吸いすぎたらむせるから注意ね」

 

 

 はい、と小さく返事して煙草を吸う。途端、いろははむせ返り煙草を口から離した。

 

 

「げほげほっ、げほっ。……うー、ダメですこれ。わたし吸えません」

 

 

 涙ぐみながら私に煙草を返す。この涙は戦略的な涙じゃなく本当の涙であることは容易にわかった。

 

 

「これタール量凄いらしいしダメな人はダメでしょ。あんま気にすんなし」

 

 

「ちなみに三浦先輩は最初吸えましたか?」

 

 

「まあ一応は。確か吸えてた気がする」

 

 

「……三浦先輩相手だったら素直に諦めもつくんですけど」

 

 

 不意にいろはが変なことを呟く。相手とはこの場合ヒキオと付き合う人だろう。もしくはヒキオを狙ってる人かな。

 

 

「あーしとヒキオじゃ釣り合わないっしょ」

 

 

「まあ世間的に見たら援交とか思われそうですけど。でも聞く限りだと三浦先輩達って超仲良しなんですよね?それこそ2年かけて作り上げた奉仕部の仲を1年弱で」

 

 

 確かにそう考えると私が似合うというのも頷けはする。客観的に見てそうではないと断じるには状況証拠が残りすぎている。

 

 

「わたしって一応奉仕部とかなり仲良くしてたじゃないですか。だから多分他のみなさんより感じることがあってですね」

 

 

 いろはの顔は羨望や納得、それに疑惑の入り交じった難しい感情を表していた。

 

 

「奉仕部って3人で初めて出来上がる絆って感じなんですよ。だからあの作り上げた理想を壊すのはもったいないというか……。だからそういうのを抜きに二人で仲良くなった三浦先輩が相応しいと感じないでもない、みたいな」

 

 

 まあわたしなら結衣先輩と同じ状況を選ぶと思いますけど。いろははそう付け加えた。

 

 

「あんまり言いたくないですけど、先輩方って本当に運命の赤い糸で結ばれてるんじゃないか、なんて思うんですよね。だってあの先輩ですよ?あの人が1年で打ち解けるなんて普通だったら考えられないじゃないですか。それも高校生の頃は嫌いではあれど好きでは決してなかったような人と」

 

 

 高校生の頃は確かにどちらかというと嫌いな方だった。感情は伝播するもので、恐らくヒキオも同じように思っていたのだろう。

 

 

 けど。

 

 

「……うん。言われてみたらそうかもね。でもヒキオは結衣を選んだ。仮に運命……、なんか言うの恥ずいけどさ、そういうのがあーしらにあったとして。必ずしもそれを成就させなきゃダメってことはないっしょ?それが大人ってことなんじゃないの」

 

 

「……なるほどです。わたしと運命の捉え方が違うからこんな感じなんですね」

 

 

「捉え方?」

 

 

 いろはが示す抽象的な言葉を私はすぐに理解できず、ついオウム返しをしてしまう。煙草を消し携帯灰皿に入れ、続きを待った。

 

 

「わたし的には、運命っていうのは結婚するまでが運命なのかなー、と思いまして。三浦先輩のはあらかじめ相手が決まっていて、それに対するお膳立てもいっぱいあるけど付き合うとかまでは自由ってことですよね?」

 

 

「まあ大方はそうだし」

 

 

 最後が若干違うけど、説明はしない。それはこの流れにとって不必要であり言うだけ無駄だ。

 

 

 私はヒキオと繋がっているかもしれないけど、ヒキオは結衣と繋がっているのかもしれない。いろはの言う私の運命は双方が繋がっていることが保障されているけど、私の言う運命は一方通行もありえるということ。その場合に子どもみたく私を優先させるのはあまりにも身勝手、まして結衣のような一途な子に対してはなおさらだ。

 

 

「わたしは振られてしまいましたけど、三浦先輩も後悔のないようにした方がいいですよ」

 

 

 実感のこもった忠告は耳が痛いもので、逃げるように川へ目を向けた。一定の速さで流れる川は全く滞らず、私もあんな感じですらすら過ごせたらなあ、なんて思いが去来した。

 

 

「じゃあ、さようなら。()()

 

 

 そう言っていろはは駅の方へと歩き出した。いつものような快活さは背中からは見えないが、今日出会ったときのような陰鬱さもまた背中からは見えなかった。

 

 

 最後に言い残した“先輩”。いろはがそう呼ぶ相手は1人しかおらず、しかし状況からすると私以外いろはの先輩はその場にいないのでその先輩は必然的に私になる。

 しかしその2つとれる意味をどちらか選択することは無意味で、むしろどちらの意味でも言ったのだと理解するのに時間はかからなかった。

 

 

 遠くで雷が鳴る。見ていなかったため稲光は見えなかったが、恐らくあの黒雲のある場所で落ちたのだろう。私の上に待つ空は鰯雲を並べた綺麗な空であり、そのミスマッチ具合に私は酷い違和感を覚えたのだった。

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

「きゃっ!」

 

 

 ピシャン!と雷鳴が轟く。突然の音に由比ヶ浜は組んでいた腕の力を強めて縮こまる。不意に胸を押し付けられる形になるが、不思議と前のように慌ててしまうことはなかった。

 

 

「ねえヒッキー、ここ晴れてない?なんで雷鳴ったの?」

 

 

「正面見ろよ。黒い雲あるだろ」

 

 

「あ、ホントだ。後ろにはないの?」

 

 

 言われて振り向くが、そっちは多少の雲を残して晴れている。雲量は3くらいか、なんて考えているとまたも雷が鳴った。蒼天を仰いでいるにも関わらず雷が聞こえる。これが青天の霹靂ってやつか。成り立ちは知らねえけど状況だけ見るとまさに読んで字のごとくといった慣用句だろう。

 

 

「ねえヒッキー。そろそろ腕組むのはやめて手を繋ぎ……うわあっ!?」

 

 

 3度目の雷鳴。毎度毎度律儀に反応する由比ヶ浜に苦笑を覚える。この調子だと数時間後には一雨来そうだな。

 

 

「どっか入るか」

 

 

 このままだと由比ヶ浜が可哀想であり、善意で提案する。

 

 

「あ、えっと、手……。……うん。どっか入ろっか」

 

 

 気付くと由比ヶ浜は俺と組んでいた腕を離していた。歩きやすくなるためこちらとしては楽だが、一々報告して組ませるなんて意味のわからないことはするべきじゃないだろうということでそのまま歩く。遅れてついてくる由比ヶ浜の歩くペースへ落とし、隣に並ぶ。由比ヶ浜は少し暗い顔をしていたが、俺には心配する言葉もどう言えば良いかわからなかった。

 

 

 

 

 

「じゃあまたね、ヒッキー」

 

 

「おう」

 

 

 6時頃になって俺達は解散した。なんでも由比ヶ浜が間違えてバイトのシフトを入れてしまったようで、これからバイトのため夜ご飯も食べずに別れたというわけである。

 

 昼からとはいえ流石に疲れた。普段こうして出歩くことがないため、何時間も歩くのは来るものがある。彼女なんて出来たことがないためどうやって接したら良いかもわからないので、もしかしたらそういった面の心労もあるかもしれない。ともかく今さら動く気にはなれず、家に帰って飯を作るのも億劫だ。

 

 どこかに入って食べてから帰ろう。そう思い良さげな店を探すが惹かれるものは見当たらない。まだ日は暮れかけといったところなのにどの店も待っている人がいるので余計に適当なところで待とうとは思えない。

 

 

 仕方なく夕暮れ時に歩く。夕日に照らされているのは俺だけじゃないが、スポットライトを当てられている感覚に陥った。

 

 そのまま歩くこと数分。懐かしい店を発見した。

 

 

(合コンの、三浦と出会った居酒屋か)

 

 

 あの時の(といってもせいぜい1年前だが)外観と殆ど変わらず、割りと大きめの店構えに少し古びた扉が目を引く。外から見る限りだと待っている人はおらず、久しぶりであったり待っている人がいないからと適当な理由をつけて中に入る。本来の理由は今の俺には不適切。考えてはいけない。

 

 中もやはり変わっておらず、外観に反して小綺麗な内装は清潔な印象を与える。

 

 

「いらっしゃいませ。何名様でしょうか」

 

 

 すぐに店員がこちらへやってきて人数を問う。1人だと伝えるとなぜだか少し悩みだした。

 

 

「ちょっと失礼しますね」

 

 

 いきなりそう言って店の奥へと消えていく。すみませんって何に対してだよ。待たせるんならせめて理由くらいはだな……、と独りでぼやいていると件の店員はすぐに戻ってきた。

 

 

「すみません、お待たせしてしまいました」

 

 

「いえ」

 

 

「それでご案内なのですが、生憎席が埋まっておりまして。相席という形でならすぐにでもご案内できるのですが」

 

 

 相席。その言葉を聞いてわかりやすく俺の心臓は跳ねた。徐々に加速していく鼓動の理由は1つで、しかしこれも考えてはいけない類のものだった。

 

 

 普通に考えてあいつがいる可能性なんて0に等しい。たまたまこの時間にここへ入り、たまたま1人席が埋まっていて複数席に案内され、たまたま俺が誰よりも早く三浦のところへ相席を勧められる。常識的に考えてあり得るわけがない。

 

 

 ──だが、そんな“ありえない”を何度も手繰ったのが俺と三浦だった。何かに促された気がしたのは、恐らくたまたまじゃないのだろう。

 

 

 相席を許可したのは、恐らく期待していたからか。普段なら絶対に断るところを曲げたのは、だからとしか考えられない。

 店員に案内された場所は奇しくもあの席で、忘れもしない扉に懐かしさを感じた。

 

 

「では」

 

 

 そう言って店員はどこかへ行った。俺は1人扉の前で立ち尽くしていたが、逸る鼓動を押さえつけて中へ入る。

 

 

 

 

 

「……ふふっ、やっぱヒキオじゃん。久しぶり」

 

 

「久しぶり。……俺もそんな気はしてたんだけどな」

 

 

 

 

 

 三浦の柔らかい笑みに、俺はらしくもない笑顔を浮かべて席につく。テーブルの上には砂肝しか置かれておらず、三浦の顔色からもわかる通りまだアルコールは頼んでいないようだ。

 

 

「とりあえず生2つ頼むよ。ヒキオもそれで良いよね」

 

 

「おう」

 

 

 呼び出しボタンを押し、三浦はやって来た店員に手際よく頼む。それだけだったので店員はすぐに消え、また俺と三浦だけの空間に戻った。

 

 

「そういやヒキオ、今日結衣とデートしてたらしいじゃん」

 

 

 にやにやしながら聞く三浦は意地の悪そうな顔をしていた。誰かに見られていたのだろうか。もしくは由比ヶ浜が三浦に話していたかだが……、まあそれはないだろう。

 

 

「まあな」

 

 

「もしかして付き合ってることあんま周りに言ってないの?」

 

 

「由比ヶ浜と話した結果そうすることにした。……特に雪ノ下なんかは、なんというか、シビアな感じだろ」

 

 

「おお、ヒキオがシビア使うんだ。なんか意外」

 

 

「それくらいは常識の範囲内だろ」

 

 

 本当は由比ヶ浜が話していたのを使っただけです。そんなことはおくびにも出さず、会話を続ける。

 

 

 と、その瞬間一際大きな雷鳴が轟き一気に部屋が暗転した。

 

 

「……おお、停電とかガチじゃん」

 

 

「こういう時って女はビビるもんじゃねえのか」

 

 

「あーしがそんなことしたらむしろヒキオがビビるっしょ」

 

 

 ごもっともで。ドアを開けて店内から外を覗き見ると、いつの間にか豪雨がアスファルトを叩いていた。持っていない傘に思いを馳せつつ、部屋へ戻る。

 

 

「雨降ってた?」

 

 

「かなり。お前傘持ってるか?」

 

 

「あーしの女子力舐めんなし」

 

 

 自慢げにカバンから折り畳み傘を取りだし、見せつけるように突き出す。口紅のような赤色をした折り畳み傘は三浦に似合っていた。

 

 

「帰りにまだ降ってたら入れてくれ。んで近い俺んちに……」

 

 

 一泊していけとは言えなかった。前までならいざ知らず、今の俺には彼女がいる。そんなことをするのは由比ヶ浜にとって失礼だろう。

 

 

「ま、すぐやむでしょ。やまなかったらまたその時考えるし」

 

 

 あっけらかんとそう言う。会話がなくなると、途端に聞こえてくる雨音になぜ今まで気付かなかったのだろうかと不思議に思う。時折鳴り響く雷鳴はその雨音と調和しており、間違っても青天の霹靂なんて言葉は頭に浮かばなかった。

 

 

 

 

 

 

 






昨日夜に自転車に乗ろうと思ったんですよ。それで自転車を見ると、なんとサドルがキラキラしていまして。(これはもしかしてペロペロ的なあれか?ニヤリ)と思いサドルを指でつーっとやるとなんと手に白いのがつきました。「えっ?!マジで!?」とよく見てみると単に氷が張っていただけでした。ネタ思考やったのがマジで起きるとかなりビビる、という無駄極まりない話でした。

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