ハイスクールD×D 2人の竜戦騎   作:バグパイプ

115 / 174
お疲れ様です、バグパイプです。

連投ですが、ここで期待の追加人員が到着します。どんな連中のなのかはお楽しみに。

それでは、どうぞ。


第102話 到着した混沌

 そんなこんなと駄弁っていたら階下の方から結構な人数の足音が近づいてきた。

 

 そしてコンコンとドアをノックする音が聞こえ、その音にトリーが応えてドアを開け放つ。

 

「どぉも~っ! 荷物が着ました!」

 

「荷物を注文した覚えはねえ」

 

 部屋に入ってきた面々の先頭の女性が敬礼しながらも気勢良い声を上げるが、その声を俺が一刀両断に切り伏せる。

 

「何を言ってるんですか貴女は。本部から派遣されました補充部隊3個小隊及び補充要員、現着しました」

 

 戦闘の女性の横から金髪の優男が部隊の到着を報告してきた。俺はそれに対して敬礼で答える。

 

「現着確認承認。異世界支部へようこそ、我々は君達を歓迎する」

 

「歓迎する、だって~っ! ウケる~っ」

 

 俺が場を締めている所をミッテルトがクスクス笑う。支部長の仕事をバカにすんなよ、真面目にやってるんだぞ。

 

「先ずは私、南極隊隊長の南極一三(なんごくひとみ)以下南極隊六名、現着しました!」

 

「南極隊六名、現着を確認」

 

 先頭の女性が姿勢を正して再度敬礼を取り、俺はそれを復唱して承諾する。南極?どこかで聞いたような?

 

 俺は聞き覚えのある名前に首を傾げながら記憶を辿るが出てこない。すると彼女はおもむろに許可を取りに来た。

 

「支部長、黒コートとか脱いでも良いですか?」

 

「ん? ああ、コート掛けは」

 

 俺は不意の要求に対して何の疑問も感じずに素直にコート掛けの位置を教えると、彼女はコート掛けに近づき、おもむろにコートを脱いだ。

 

 コートの中からまろび出たのは黒いサスペンダーと黒革のホットパンツ、そしてニーハイの編み上げブーツだ。しかも彼女はそれまで脱ぎ去り、奇麗で染み一つ無い見事な肌色オンリーを露にした。スベスベな肌が目に眩しい。

 

「うんっ! 解放感!」

 

 解放感じゃねえよ! ブラジャー! どこに行きやがった! おパンツ! トンズラこいてんじゃねえ! 謎の光! 仕事しろ! 謎のコウモリが過労死するだろ! 

 

 ……って!?

 

「思い出した! ダークネスの裸サスペンダー!」

 

 そうだ! ヤツはダークネスの中でも悪名高い露出狂の爆弾魔、『ハレンチダイナマイト』南極一三!

 

 場所を問わずに脱ぎだし、どこからともなく爆弾を取り出しては次々と目標を爆散させる凶悪犯。全裸と油断してたら爆殺されると知られた危険人物。その脱ぎたがりが無ければ幹部入りも見えていた爆薬関係の凄腕だ。だが何の種族なのかは知らない。

 

 俺の指摘を聞いた連中は目を丸くして驚く。

 

「……裸?」

 

「……サスペンダー?」

 

「……ヤバくね?」

 

 三人組が束になって俺に駆け寄り、目を開いてみたり熱を測ったりと疑ってくる。

 

「瞳孔に問題はなさそうだな」

 

「熱も平熱そうね」

 

「トチ狂ってねえっしょ?」

 

「はっ倒すぞ、テメェ等」

 

 俺の頭を心配する三人に怒鳴りつけた俺は、すぐにアイツの事に気づいて顔を向けた。

 

 ファッションデザイナーと露出狂、服を盛る奴と脱ぐ奴、あの二人はまごう事無く天敵とも言えるだろう。

 

 視線の先に居るトリーは、なぜか何食わぬ顔で南極に質問を投げた。

 

「カケカケのおケツは……」

 

「好きにすれば良いじゃない? おケツとか言うのには興味ないから」

 

 互いの言い分を交わし、そのまま固い握手が交わされた。納得してるのかどうかは見ていて分からない。

 

「同盟締ケツ」

 

「協定じゃないの?」

 

「ケツを締めてどうする」

 

 2人の言葉に俺は思わず突っ込みを入れる。俺の目の前で俺のケツを議論するな。そして南極は服を着ろよ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。