ハイスクールD×D 2人の竜戦騎   作:バグパイプ

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お疲れ様です、バグパイプです。

新たにやってきた部隊長さん達を連れてカケカケはオカ研へとあいさつに行くのだが、問題は山積みだった。

あと、ユニークアクセス3万アクセス、有難う御座います!

 それではどうぞ。


第106話 可愛い部下に服着せろ

 時渡 SIDE

 

 遠路はるばるやってきた補充要員達はあの後で軽く歓迎会をして早めに休んでもらった。日頃の疲れは癒してナンボ、翌日に持ち越してはいけない。

 

 という事で翌朝。大まかな予定としては午前中は現状の業務説明。一言で終わるものを事細かく説明するわけだ。もしかしたらこの人間界からこの次元の他の世界へと渡るための境界線が見つかるかもしれないし。午後に入ったら駒王学園に赴き、リアス達グレモリー陣営に追加された隊長達を紹介しておく事にした。連絡員は顔見知りの方が何かと都合が良いモンだ。

 

 そういうわけで放課後の駒王学園旧校舎、オカルト研究部部室では異様な空気が漂っていた。おかしいな、出かける前に連絡して問題が起きないように注意を払ったつもりなんだが、お釣りでもきたのか?

 

 南国にはちゃんと服を着るように指導したし、クリスティーには言葉を選んで発言するように申し付けたし、三人組には他の隊長たちのフォローを頼んで予防線を張ったはずなんだけどな。今の南国はあの黒コートの下に胸元に横スリットの入った二ットワンピースを着ている。コートを開いた上での確認だから背中がどうなってるのかは知らない。

 

 ……トトリンには困ったモンだ。ヤツはあざとく空色のスモッグと着て行こうとしていやがった。俺が事案に連行されたらどうするつもりだ。黄色い帽子もマズくねえか?

 

 そしてトリー、その蕎麦の木箱は何の真似だ?

 

 旧校舎に入ってオカルト研究部部室のドアをノックして入室した俺達を待っていたのは、ソファでくつろぐ面々と、仁王立ちに立っているリアスとその前に正座させられているイッセーだった。なんか小猫のイッセーを見る視線が厳しいのは何だろうか。

 

「……何があったんだ?」

 

「ええ、どうやら小猫のクラスの着替えをイッセーが覗いていた様なの」

 

 俺がこの状況の説明を求めるとリアス・グレモリーが簡潔に答える。小猫というのはイッセーの後輩で今も厳しい視線を彼に向けているリアスの下僕であるグレモリー眷属の塔城小猫の事だ。小柄な体格でオカ研のマスコットとして知られている。

 

 まあ、部長でありグレモリー眷属を従えているリアスとしては激怒する案件だろうな。分からなくも無い。

 

「……イッセー先輩の行動力には驚かされます」

 

「驚いてる素振りが端すら見えないのはどうだろうな」

 

「まぁ、あのくらいの年頃でしたらそういう事の一つぐらいは」

 

 俺のツッコミに対してイッセーへのフォローとばかりに朱乃が口を開く。グレモリー眷属のまとめ役とも言える副部長の姫島朱乃はおっとりとした性格ながらもウチの副司令にその手の可能性を見出されてしまった危険な女でリアスの同級生だ。

 

「僕としてはそう言うのはもう少し隠した方が良いと思うんだけどね」

 

 苦笑しながらやさしく諭すのはオカ研の美形、木場優斗だ。優男だがオカ研の主戦力としての地位をイッセーに追われ始めているのが困りものだが。

 

「イッセーさん、そんなに女の子の裸が見たいのでしたら」

 

「そいつはダメだ、もっと自分を大事にしろ」

 

 アーシアがイッセーの性癖に対して自分で良ければと身を差し出そうとするが、それを俺が止める。このアーシア・アルジェントは最近ダークネスのスカウトを受けて幹部入りしたがその自覚は皆無に等しい。オカ研でも元聖女としての清廉潔白ぶりを暴走させてイッセーに尽くしてしまうのはどうだろうか。

 

「うう、どうしてこんな事になったのやら」

 

「自業自得でしょ」

 

イッセーが正座のまま後悔に駆られているのに対してリアスはそっけなく窘める。オカ研期待の次期主戦力にしてダークネスの幹部になった兵藤一誠。持ち前のスケベが良くも悪くも作用して問題を起こす事で知られている。

 

「それにしても時渡さん、そちらの方々が電話で言ってた補充に来た方達なのかしら」

 

「ああ、そうだな」

 

 俺はリアスの声を聞いて補充要員の事を紹介する。そして一通り説明を終えた所で南極が動き出した。

 

「ねえ、コート掛けとかあるかな?」

 

「あ、はい、こっちですよ」

 

 南極の問いかけにアーシアが反応してコート掛けへと案内する。コート掛けの所に着いた南極はその場でおもむろにコートを脱いだ。

 

「きゃあっ!」

 

 それを見たアーシアから悲鳴が上がり、俺達は一斉に彼女を見た時、予想だにしてなかった光景がそこにあった。

 

 あのここ近年でニットの派生として進化を遂げた新型『童貞殺し』の異名を持つニットワンピース、背中がザックリと消失した危険物が南極の体を覆っていて、後ろ姿はまさに上下の紐しかない。モロに紐パンも無かった。胸元の横スリットは囮だったのかよ。

 

 オイッ!下着は何処に逝った! 謎の光! 仕事しやがれ! 謎のコウモリ死んじまうだろ!

 

「……これも脱ぎたい」

 

「ダメー」

 

 自分のニットの胸元を摘まみながら追加パージを要求する南極をトリーが阻む。校内という公共の場での露出は禁止だぞ、南極。

 

 俺が悪いのか!? 

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