ハイスクールD×D 2人の竜戦騎   作:バグパイプ

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お久しぶりです、バグパイプです。

 まだ特訓に行けてないのがもどかしいですが、グレモリー眷属と合流しないと始まらないという事で。

 それではどうぞ。


第126話 修行の道も基本から

 

 

 朝の食卓でコウモリハブとメカマングースの……、いや違う、朝のの騒ぎを抜け出して終わって無いんだけど、とにかく俺達一行は駒王学園旧校舎そばまでやってきた。

 

「まさか地下に駐車場が完備されてたとは」

 

「してない方がおかしいだろうが。まがいなりにも支部なのだぞ?」

 

 出かけ際にクリスティ達が地下の方へと降りていくモンだから思わず見に行ったら、ちゃっかり駐車場が完備されてた。大型車が20台は停められる十分なスペースを有して。

 

 それで今、俺達特訓教官ズはマイクロバスに乗車している。悪ふざけでコンボイで乗り付けてやろうかと思ったけど道路事情と非常識の両方で怒られた。トレーラー部分が長すぎたんだよ、大きい道路じゃないと曲がり切れないんだよ。俺が運転してるのが不思議か? 大丈夫、数年前のマフィアの規模調査の前に大型特殊免許を取ってきたから。何ならキャタピラ付きや危険物取扱免許込みでタンクローリーまで運転してみせるぞ。さすがに宇宙飛行士の免許は持ってないから月面作業車は運転出来ないけどな。

 

 何気にウチの指令が宇宙飛行士の免許持ってて宇宙船やら月面作業車の操縦までやったと言うのには卒倒したよ。何かの映画の撮影に協力したとか何とかでちゃっかり月面の写真まで持ってるんだよ。その写真を見せられて3日も寝込んだよ、俺。だってハ〇ー彗星が遠くに写ってるんだよ?

 

 そして俺達組織の一行は駒王学園旧校舎の前へと乗り付けた。そこではすでにリアス達オカ研メンバー6人が揃い踏みで待っていた。

 

「……まさかマイクロバスで来るなんて思ってもみなかったわ」

 

「俺も暇って訳じゃねえから専属トレーナーを用意してみたんだけどな」

 

 リアスは開口一番に俺達に呆れた声を披露してきた。まあ、転移魔法で一瞬にして現地に着くと言われてもこういう偽装工作ぐらいはしておかないとね、世間が怪しんでくるんだよ。

 

「まぁ、いいわよ。何とでもなるから」

 

「だから私の声真似をしないでちょうだい」

 

「偽装工作じゃなくても、一つに纏めて転移する分には捗ると思わないかな?」

 

 呆れるリアスに対して問題丸投げの俺よりもトリーが頭の良い所を披露してきた。

 

 しかしそれもリアスが台無しにしてくれる。

 

「魔法陣の大きさを変えれば十分転移できるわよ、まったく」

 

 ……まぁ、何となくそうなんだろうなぐらいには思ってたから衝撃を受けなかった。

 

「そういやぁ、食糧とかはそっちの分だけだろ? こっちの分は全部こっち持ちで構わねえぞ。何なら全部こっち持ちでも構わねえ」

 

 リバーサル先輩が俺を無視して盛大な事をぶちまける。支部の金でやるんじゃ無いよね?

 

「そういう事なら甘えようかしら」

 

「安心しろ、全部俺の財布から出るからよ。味も俺に任せるってんなら保証してやるぜ?」

 

 さすがはリバーサル先輩、味に関してはそこらの料理人も裸足で逃げる程の腕前だ。栄養学どころか格闘家用の栄養学さえも網羅してるって話だし。

 

 栄養学は俺も出来ないわけじゃないけどついでみたいな腕だからな。

 

「これでようやく出発っすね」

 

 イッセーが待ってましたとばかりに声を張り上げる。コイツ、能天気な声からして何か大事な事を忘れてるみたいだな。

 

 おしっ! 悩ませてやる!

 

「そうだなイッセー、ようやく10日間の合宿が始まるな」

 

「はいっ!」

 

「夜だけじゃなくて、特訓後にもシャワーの時間ってヤツが有るよな」

 

「……へっ?」

 

 俺の唐突な指摘を受けてイッセーのヤツが間抜けな顔を晒す。俺と似たようなスケベ男の思考回路なんてものは手に取る様に解る。しかし、そこが落とし穴だ。

 

「だが鉄壁防御の搭城やマクレノリス先輩はとにかく、グレモリーや姫島なんかはガードが緩そうに思えないか?」

 

「なっ、何を、言って……」

 

「アーシアやジャベリン先輩なんかは間違えましたと突撃しても受け止めてくれそうに思えないか?」

 

 俺の唆す声に踊らされて思わず生唾を呑むイッセーが居る。

 

 でも同じく制圧部隊も揃っていた。

 

「時渡にイッセー、やれば最後……分かるよな?」

 

「しれっと逆さ吊りにしといてやるぜ? おまけでアーシアを置いといてやろうか?」

 

 真面目なバゼルザーク先輩と邪魔者には容赦の無いリバーサル先輩が俺達の背後でニヤニヤと嗤っている。

 

 俺達2人はあまりの恐怖にジャンピング土下座した。

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