ハイスクールD×D 2人の竜戦騎   作:バグパイプ

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お疲れ様です、バグパイプです。

 番外編もお膳立てが整う所で、話のオチが見えてしまう恐怖と戦ってます。

南極の正体はまだ先延ばしで。

 それではどうぞ。


第2話 18禁? ここには未成年は居ません

 昼食会場に向かう前の段取りを残らず終えて、俺と南極は駒王学園旧校舎の屋上へとやってきた。南極の方は早速とばかりに脱ぎだして露出する解放感をしみじみ感じていたけど。

 

 ここから会場の設営が始まるわけだ。

 

 最初に敷物の赤じゅうたんを敷いてその上に木製の長テーブルを設置、その上にテーブルの大きさに合わせたテーブルクロスを敷いてお皿を乗せる。南極が何か言ってる気がするけど気がするだけだな。

 

 そんでもってアンアンうるさい声を無視しながら料理を盛りつけ、小鉢やら箸やら調味料を用意する、と。ん? 南極? 今でも手伝ってくれてるよ?

 

 もう少しで完成と言う所で赤い光を放つ魔方陣が二つも出現し、そこからライザーともう1人、さわやかな笑顔を見せる優男が姿を現した。多分優男の方が司令の言っていた接待相手何だろう。

 

「よう、来てやったぜ?」

 

「お招きにあずかり、光栄に思うよ」

 

「おう、ライザー。……とそちらさんはどなたでしょうか?」

 

「んっ? お前が呼んだんじゃ無いのか? 魔王様がお前の組織に呼ばれたって言うから連れて来たんだけどな」

 

 俺はライザーの横の、見覚えのない男の事を彼の問いかける。すると彼を無視して問題の当人が自己紹介を始めてくれた。

 

「これは申し訳なかったね。僕はサーゼクス・ルシファー、魔王の一人をさせてもらっているよ。でも、この場は非公式だからね、僕には会っていないという事にしてくれると助かるよ」

 

「ああ、そういう事か。司令から聞いてます。今日はお越し頂けて光栄に存じます」

 

 サーゼクスと名乗った優男の言葉に俺は確信を持って頷く。確かにこんな所にお偉いさんが来ておエロい事をしてたら大事必至だ。少なく見ても国際問題と何かを引き換えにした裏取引をしないと事が収まらないだろう。言うのもなんだが、俺にはそこまでの権限が、サーゼクスと言う男のせいで無くなった。彼に相当する権限持ちと言ったらウチの組織には司令と副司令しか居ないんだよ。

 

「それにしてもここまで秘密尽くしで来させられたんだ、俺様達を満足させるだけの物を用意してあるんだろうな?」

 

「任せてくれ、俺の手配に抜かりは無いぜ」

 

 ライザーの疑いの眼差しに対して俺は即座に持っている料理士免許と衛生管理士免許、イベントプランナーの資格証明書などを見せびらかしてみせる。フグ調理師免許は生憎と持って無いんだ、繊細過ぎて手に負えないから。

 

「ということで、コイツを用意させてもらったわけだ!」

 

 俺はそう言って2人を料理のあるテーブルへと振り向かせ、自慢げに胸を張って見せる。そのテーブルの上には見事に盛られた刺身やローストビーフやらの盛り合わせと、その下で顔を火照らせながらも笑みを絶やさない『全裸の』南極の姿が在った。いわゆる日本が生んだ究極の料理『女体盛り』ってやつだ。『青少年保護育成条例』? この場には学生さんは居ませんが? 18禁? 本会場には大人しか居ませんぜ? 学校の屋上でやるな? ここでやるから滾るんだよ?

 

 公共の場? 知るかボケェ!

 

「なるほど、これが有るからこそ眷属を連れて来れないわけか」

 

「当たり前だろ? 顰蹙どころの騒ぎじゃ済まないぜ?」

 

「確かにこれは異文化交流だね。異世界交流でもあるのだけれど」

 

 3者3様の意見を口にしながら俺達はテーブルに着き、箸を手に取る。全裸の上に食材を盛りつけた南極はどこからどうなるんだろうと興奮が隠しきれないほど顔が赤い。

 

「どこだかの国じゃあその昔、ピーナッツバターだか何かを女の体に塗って舐めたって話はあったと思うんだが」

 

「その発展型かも知れないな。正史に残っているものとしては、こういう事をやらかしてとっ捕まった、どっかのお偉いさんが居たらしいってな話が俺の世界の日本に有るぞ?」

 

「さすがにこれを公式の場でされては困りものだね。非公式の場で幸いしたよ」

 

 俺の話にサーゼクスが胸を撫で下ろす。こういうのもなんだが、ここに居る男連中は全員、何らかの危険を排除して駆けつけた連中だ。この事が知れただけでも命が危うい。特に俺は支部長の椅子よりもそこに乗せるおケツが大変。

 

「とにかく親善のための昼食会としゃれこもうぜ」

 

「ふむ、そういう催しと言うのも乙なのかもしれないね」

 

「そういう事か、俺様も楽しませてもらうとするか」

 

 3人のそれぞれ言葉を聞いて南極が目を潤ませる。

 

「そんな、愉しむだなんて……嬉しい♪」

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