ハイスクールD×D 2人の竜戦騎   作:バグパイプ

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お疲れ様です、バグパイプです。

いよいよ南極の悪さも佳境へと突入し、イッセーの修行も大変な事になっていきます。

多分、次回は年が明けてからになると思います。

それではどうぞ、良いお年を。


第136話 乙女の戦いはかくも業の深い熾烈なものと

 

 

 ぜい肉をあげたいとのたまうリアスに対して真正直に南極がぜい肉を要求したことに、要求された本人が戸惑いだす。

 

「ええ?」

 

「くれるぜい肉ってどこなのよ、リアスちゃん」

 

 南極はそう言ってリアスに飛びつく。そしてあからさまに目につく、彼女の双乳を要望者の両手が持ちあげる。指が柔肌に埋まり、持ち上げる双乳の頂は持ち主の顔に触れんばかりに近づいて行く。

 

 俺達覗き見班はイッセーが鼻血を吹き過ぎて出血多量の重体に陥り、木場は顔を背けている様だけど目が反らしきれていない。俺はと言うとイッセーに人工血液の輸血をしながらあの光景をじっくり堪能している。でも意識をそっちに向けきれないのは木の上から落ちるかもしれないから平衡感覚の調整に手間取ってるだけだと思う。

 

「な、南極さん、ど、どこを触って……」

 

「ウエストの方にぜい肉が見えないから探してるんだよリアスちゃん! おっぱいの方に無いならこっちかなぁ?」

 

 顔を真っ赤に染めながら周知に悶えるリアスに対して南極は彼女が言っていた『要らないぜい肉』を探して次の場所へと手を伸ばす。

 

「あ、あれが男を魅了するおっぱいなんですか」

 

「ええ、そうよ。あのハリと艶ともっちり加減、女の私でも妬けちゃうわね。ああいうおっぱいを目指すのよ。成長期なんだから十分目指せるわね」

 

 なんか部外者面で小猫とマクレノリス先輩がにこやかにおっぱい談義をしているけど、それが妙にほほえましい。ちなみにアーシアは南極がリアスの胸を揉みしだいた時にその刺激的な光景に圧倒されて気絶している。勿論マクレノリス先輩が既に処置して退避させた。

 

 え? 俺達男連中の言位置はどこかと言うと後3メートルほどの位置に居る。業を煮やしたジャベリン先輩に蹴り押されて樹上を移動させられたんだよ。下手すりゃマクレノリス先輩の知覚圏内なんだよ、恐いだろ。

 

 マクレノリス先輩に見つかったら、もれなくバゼルザーク先輩のお仕置きまで付いてくるんだぜ?

 

 ブバッ!

 

 よそ見をしていた俺の横でイッセーが再び緊急事態に陥る。今度は何を見た! なぜ俺に言わねえ!

 

 思わずそう思いながら露天風呂へと死線を戻すと、南極はここかとばかりにリアスの下腹をわしづかみにして揉み始めていた。待てお前! そこを揉みこんでんじゃねえ! そこを蹂躙するのはイッセーの役目だろ! 俺はハリセンのハリケーンを喰らいたくはない!

 

 さすがの柔肌だけあって揉めば揉んだだけの盛り上がりと指の沈む様を披露してくれる。さすがにそれ以上はマズいとリアスも彼女の手を掴んで制止を図るがいかんせん、彼女の方が腕力握力共に上だ。ビニール風船の握力なんてたかが知れてるはずなのに、それ以上の力を発揮してくれている。それどころか揉みこんでいる握力の余波でイッセーのヤツが再び出血多量になりかけてる。輸血中なのに出血多量になるのはどういう事なんだよ!

 

 その時、何かを尻目に捕らえながらジャベリン先輩が呟いた。

 

「チッ、もう気づいたのかい」

 

 彼女はそう言ってから俺達に向き直り、退避命令を下した。

 

「全員、ここから逃げな。手が回ったよ」

 

 先輩の言葉に俺達は青ざめ、ここが危険地帯と化した事を認識した。ここに来るって事は残ったダークネス幹部の男性3人、バゼルザーク先輩かリバーサル先輩、ザクトベリガ先輩だ。しかしザクトベリガ先輩はこういう事に理解のある方で動きはしないはずだ。

 

 そうなると露天風呂守衛はどちらか片方のはず、本陣を手薄にする愚かな手段はバゼルザーク先輩が許さないから……。今の内にあの青春の一幕を撮影せねば!

 

「こういうこったな」

 

 俺の背後に現れ、向けられた声はリバーサル先輩のものだった。そして近くに居るはずのジャベリン先輩は当の昔に逃げていた。

 

「……いつの間に?」

 

 俺は全く気付いてなかったよ? だって輸血の点滴を樹にぶら下げてビデオカメラを出した所だったから。怖い思いをしててもあの映像は録画必至だよね? まさぐってる最中だし。

 

 ……本番されたら困るけど。

 

 俺の態度に何を感じたのか、リバーサル先輩が眉を吊り上げて俺を威嚇してきた。

 

「良い、度胸してるじゃねえかぁ? 時渡よぉ?」

 

「スンマセン、今取り込み中なんで」

 

「あの絵面をか?」

 

「ハイ」

 

 ……あ。

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