ハイスクールD×D 2人の竜戦騎   作:バグパイプ

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お久しぶりです、バグパイプです。

 前回投稿の後に右手の人差し指を怪我して出費つが遅れてました、済みません。

 話は前回の後、カケカケに待っていたのは何か。

 それでは、どうぞ。


第139話 幹部様がお怒りです

「……言っておいたよなぁ? テメェの真面目な態度は報告しとくってよぉ?」

 

「……ハイ」

 

 今俺は、南極と一緒に部屋を出てリビングに到着した矢先にリバーサル先輩どころか、ポーラさん達未成年組を除く幹部連中の前で土下座をさせられてます、それも全裸で。隣にはジャベリン先輩が同じく全裸で土下座させられている。

 

 あれ? 幹部達の横に並んでる釣り目の金髪ポニーテールのゴスロリはミッテルト? 何で居るの?

 

「夜も夜という事で短時間かつ静穏に済ませるつもりではいるが、覚悟は良いか?」

 

 バゼルザーク先輩が俺に向かって物凄い圧を掛けてくる。いや、分かるんだよ、その圧を掛ける理由も俺が全面的に悪いって事も。今の俺はガマの油売りのガマガエル。

 

「まぁ、男だから覗きたいのも問題なのだけれど、女の貴女がそれをけしかけるのも問題じゃないかしら?」

 

 マクレノリス先輩はそう言ってジャベリン先輩を見下ろす。

 

「短時間で済ませる為とは言っても、これは酷くねえ?」

 

「構うな。2人の自業自得だ」

 

 ザクトベリガ先輩が酌量の余地を求めるがバゼルザーク先輩が取り合わない。何しろ妻の全裸を見られたのだ、殺されないだけマシなぐらいだ。

 

「マッパの土下座ってさ、組織の伝統芸?」

 

「いや、ダークネスとしてのけじめを執るためのものだ。心底反省させねば示しが付かん事をしたのだからな」

 

 いくらか面白がってるフシを見せるミッテルトの問いかけにバゼルザーク先輩が苦々しく答える。早々反省しないのが犯罪者だからね、このくらいしないと反省なんてものは警察から睨まれたぐらいに笑い飛ばすんだよ。

 

 そんな俺とジャベリン先輩の沈黙とバゼルザーク先輩の睨みが数分続いた後、不意に緊迫した空気がほどけた。

 

「……仕方あるまい、今後は注意する事でこの場を終えるとしよう」

 

「「ハッ!」」

 

 審判者の慈悲に対して俺達は感謝の声を放つ。本当に感謝だ、もしかしたら殺されるとさえ思ってたからな。デュラハンと言う種族の追跡能力の恐ろしさは呪いレベルとも言われているからな。怨念振りまいて疾駆するんだよ、下手に追跡されると地獄まで追いかけて来るとさえ云われている。副司令の有り難いお言葉だよ。

 

「分かったのなら2人は服を着ろ。これからこの先の特訓に関する会議を始める。問題点のリストを纏めておいた」

 

 バゼルザーク先輩は俺達2人に服を着る様に言うと、そのままテーブルの方へと向かう。それを見た他の幹部達もそのままリビングのソファなどに着席する。その着席を見てこの場の支配者はおもむろに封印球から紙の束を取り出した。

 

「これがあの小娘達の今日だけで挙がってきた問題点だ。将であるグレモリーでさえ眷属に甘く、戦略の重要度を味方の安全に割り振る所が有る。それと己の力に過信して自衛の手段を疎かにしている。また精神的な沸点が低いのも問題だ」

 

 バゼルザークの指摘に他の幹部からは言葉が無かった。多分、明日から叩き直しでもするんだろう。

 

「続いて姫島か、この者はマクレノリスの精神鑑定から後付けで悪魔の因子が見つかった。潜行したところでドーナシークと似た因子とアーシアに似た因子が見つかったそうだ」

 

「ええ、その因子から堕天使としての能力も行使出来る筈なのだけれど、本人が行使を拒否しているわ。多分、血縁関係で問題を抱えているみたいなの。でもそこの所の壁が邪魔で覗けなかったわ」

 

 バゼルザーク先輩の言葉を引き継いでマクレノリス先輩が問題点を説明してくれる。この問題は時間が掛かるから放置しそうな感じだ。

 

「次に木場か、大きな問題は無さそうなのだが?」

 

「いや、やっこさんは他の連中に気付かせない様に振舞ってるが、ありゃあ神聖なモンに恨みが有るみてぇだ。だけどよぅ、その神聖なモンの幽霊ってのがソイツに絡んでるんだよ。心配そうな面してよぉ」

 

 リバーサル先輩はそう言ってお手上げと言わんばかりに肩を竦めてみせる。死神職系の職種は往々にして幽霊の類が見えるというのは副司令からも聞いてたけど、先輩から聞かされるとなおさらに実感が湧く。

 

「今回の件には幽霊は関係ねえだろうからコッチはほったらかしで構わねえだろ?」

 

「已む無しだな」

 

 バゼルザーク先輩もリバーサル先輩の判断には賛同する。そして問題は一番の荷物となるアーシアに及んだ。

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