ハイスクールD×D 2人の竜戦騎   作:バグパイプ

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あ疲れ様です、バグパイプです。

さて、リアス達との特訓を切り上げて異世界支部へと戻ったカケカケ達は、ここで何を始めるのかというと……何となくネタバレしてもおかしくないけど。

 それではどうぞ。


第155話 本部と一緒に「どうしてこうなる!」

 特訓の件については後払いの契約にしていたから、出来高報酬を受け取るだけで話としては片付いた。もっとも、ダークネス幹部達の功績が大きくてそっちに結構な額を持って行かれてしまったが。

 

 そうこうして俺達組織組は異世界支部に戻って本部と連絡を取ろうと回線を開いた。

 

『どわはははっ! 時渡、お前のおねしょ……』

 

 ブツン!

 

 俺は第一声を聞かされてる途中で回線を閉じてしまった、思わず。

 

「おねショタ?」

 

「多分違うぞ?」

 

 首を斜めに傾けながら言葉の補完をする南極に対して俺は思わずツッコミを入れる。そしてすぐに回線を開き直した。

 

『……やるじゃねえか時渡。ボケの最中に回線を閉じるなんざ』

 

「副司令からも度が過ぎたらやれと言われてますから」

 

 俺が悔しがる司令に対して思わず副司令の事を口にすると、彼はその口に何やら笑みを浮かべてきた。

 

『ホォ……、なら『アレ』は良いお仕置きになるって事か』

 

 司令の浮かべている意味深な笑みと『アレ』という単語に、俺の背筋に寒いものが走った。まさかここで越権行為の事を持ち出してくるか!

 

 いや待て! 良いお仕置きって言葉が引っかかる。俺はまだ司令からの仕置きを受けてるとは言えないからな。幹部連中からの仕置きを受けたとは言っても。

 

「何かあったんすか?」

 

『ああ、ちょいとばかし副司令に面倒臭い除霊仕事を頼んでいてな』

 

 副司令に除霊の依頼を出したという司令の顔になぜか、いまだに笑みが浮かんでいる。そこから察するに、妙な仕事を頼んだ気配は判るのだけど。

 

「もしかして出るんすか?」

 

 俺はそれとなく自分の胸の前に両手を垂らし、幽霊の存在をアピールしてみる。しかし返ってきた反応はそんなものが見事に吹き飛ぶほどの怪奇だった。

 

『ああ、出るんだよ、コレがクルンと』

 

「待てコラ!」

 

 司令はそう言って胸元を両手で隠す素振りを見せてはその手でクルンと一周回して見せた。その様はまさに『おっぱい』に関係した面倒事なんだと言いたげに。いや、副司令の除霊仕事という所からして多分……呪いの類だろう。

 

「どうしてそうなるんだよ!?」

 

『仕方ないだろ、その温泉地である女性が胸の無い事を苦に身投げして怨霊と化したんだよ。俺は悪くねえ』

 

 俺に向かって無実吐露をする司令は、不意に背筋を跳ね上げたと次の瞬間に横へと飛び、司令の飛んだ方ぬ向かってそれに続く様に副司令の蹴り足が流れていくのを見てしまった。

 

『……フム、相変わらずの速い逃げ足で、狩り甲斐が有りますね』

 

『おおうっ!? ぶち切れモードとは戴けねえ話だな、副司令』

 

 通信画面の向こうで嫌な風切り音と共に二人の男の会話が流れていく。なのに物がぶつかる音は一つも上らないのは凄まじいと言うか何と言うか。

 

「やはり司令と副司令は互角止まりか」

 

 バゼルザーク先輩はその光景を横で見ながらけだるげなため息をつく。もしかして娯楽と勘違いしてる?

 

「ああ、あれだけの速さについて行ける副司令ってのもスゲェもんだ」

 

「そっすね、あれだけの早さについて行けるおっぱいも凄いモンすよ」

 

 所狭しと逃げ回る司令に対して何を振り回しているのか、副司令の得物が画面に映らないのも凄い。そしてその副司令の胸板にしがみ付いて離れずに『バインバイン』と揺れ続けるおっぱいもおっぱいだ。

 

「にしても、何手こずってやがんだ? 副司令の野郎。そんくれぇのモン、テメェならその日の内にブッコ抜いてバッサリ切り飛ばせるだろ?」

 

 リバーサル先輩が何故か忌々しげな表情を浮かべながら副司令の醜態に愚痴を漏らす。まあ双方ともに元死神職だった職歴から思う所が有るのだろうなとは思う。先輩の方は賞金稼ぎで副司令はそのさらに上の死神職だったとかで。

 

 ……というか、呪いって引き抜いて切れるの?

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