2097年3月24日
終業式だった昨日。通常の学生なら式が終わって自由となるだろうが、俺、司波兄妹、水波、そして雫はそうならなかった。
今日開催の沖縄海戦犠牲者供養式典に出席するため、すぐに沖縄へと立たなければいけなかった俺たち。一応、今日の出発でも間に合う航空便はあるが、今日慌ただしくなるよりはというのもあるし、予期せぬ事態が起こった場合も考え、満場一致で昨日出発する事となった。
それで、空港へ向かうまでは、何事もなかった。空港へと向かうべく、荷物を取りにそれぞれの家に帰った俺たちだが、問題なく空港で再集合する。
問題となったのは、空港で集合した、人数である。
「……真由美さんが何でここに?」
なんと、集合場所に真由美の姿があったのだ。
「あの、その……。十六夜くんと沖縄に行って来いって、狸親父が……。妹たちも乗り気で、知らぬ間に荷物纏められてて、航空券の予約までされてて……」
しどろもどろと言うか、半分泣きそうに縮こまっている真由美。どうやら、俺に彼女を同行させるという弘一の策に、彼女は見事嵌まってしまったらしい。気付いた時には遅く、真由美に退路はなかったようだ。
まぁ、強硬姿勢での辞退はできただろうが、俺に好意を持つ真由美がこの機を逃すとも思えない。それでも、罪悪感があって、事ここに至って泣きそうになっているのだろう。
(それにしても、さすがは弘一と言うべきか。俺が供養式典に出席する事は公表されていたとはいえ、まさかそこに真由美を送り込んでくるとは。俺も、雫との良好な関係を示す好機だと思ったが、それはあっちも同じだったという訳だ)
奇しくも似た発想に至った弘一に、俺は内心舌を巻いていた。
前述の通り、俺と似たような発想であるため、邪険にしづらいというのもなかなか舌を巻くところだ。
「えーと、とりあえずだな……。さすがに彼女をこのまま送り返すっていうのはどうかと思うし、ここで別れたところで供養式典とパーティーで会うんだから、もういっそこのまま一緒に行っても良いと思うんだが……」
俺の中では真由美の合流に問題ないが、司波兄妹にとって部外者、雫にとって酷い言い方をすれば恋敵となる存在が合流する事に、俺は彼彼女らへ伺いを立てた。水波と周妃は従者然として控えているので、伺いを立てる対象から外している。
司波兄妹はともかくとして、雫は難色を示すくらいするだろうと思っていたのだが、結果は全員異論なし。邪険にする事も、憐れんで仕方なくといった様子になる事もなく、3人は真由美を迎え入れる。もちろん、従者然とする水波と周妃も。
ただ深雪には、『後でちょっと話し合いましょうね』と凍てつく波動を俺に向けられた。
実の父親が後妻とよろしくやっているのもあって、深雪はそれに類似した俺の二股状態に思うところがあるのだろう。
俺は色々覚悟しつつ、今は目先の用事を済ませようと、飛行機に乗り込むのだった。
ちなみに、真由美の座席が俺たちと近かったのは、完全な偶然という事にした。
そんな色々あったのが昨日の事。空の旅を終えたその夜はホテルでゆっくり体を休めて、今日の午後一番。
俺、司波兄妹、雫は供養式典へと参加する。雫までが四葉家一行名義で、真由美は別枠、七草家の遣いとしての出席だったので、座る席は離れている。
それはそれとして。四葉家一行であるこっちは、真夜付きのはずの葉山が段取りをきちんと把握して共有してくれたし、必要な物も者も全て手配してくれていた。
なので、本当に四葉家一行は四葉が手配した案内役に指示するままに、どっしりと構えていれば良いだけだったのである。水波と周妃は従者らしく、俺たちの後ろで静かに控えている。
最早居ても居なくても関係ないような俺たちだったが、供養式典運営の方々からは持て成されていた。まぁ、四葉が手配した者たちの手伝いが、運営の助けに大分なったからだろうが。
とかく、その手伝いも含め、十師族がこの供養式典を重視していたと示す役目は、しっかり果たす。真由美が出席したのもあって、四葉以外もしっかり重視している事を示せただろう。その点だけは、弘一のファインプレーと言えるかもしれない。
何にせよ、そうして沖縄に来た表向きの理由を熟しつつ、俺は仕事の方へと取り掛かっていく。
「仕事も込みというか、そっちが本命の旅行だったのね……」
「まぁ、そういう事です」
「行ってらっしゃい、十六夜さん」
「わ、私からも。……行ってらっしゃい、十六夜くん」
「はい、行ってきます」
さすがに雫と真由美を関わらせる事はできないので、2人とは一旦別行動だ。
まるで夫妻の朝が如く、俺は雫と真由美に送り出されるのだった。妻が2人居るような状況に『夫妻の朝が如く』という比喩が適切かは知らないが。
余談だが、俺たちと真由美が泊まるホテルは同じだったのだが、偶然という事にした。何処から情報が漏れたのかなんて、調べるのが面倒なのである。飛行機の座席と宿泊予定のホテルなら、そこまで気にすべき漏洩でもないのだし。
俺、深雪、水波は達也に連れられ、国防陸軍
国防軍の目の前にあるだけあって、軍人や要人がひっそり会談する場を備えているらしい。そこで、独立魔装大隊と打ち合わせをする予定となっていた。
そのレストランにはどうやら達也の知人が居たらしく、入店時に少し引き止められて談笑する。その知人は
思い返してみれば、原作知識にもそんな人物が居たような記憶があった。
俺自身は桧垣との面識がなく、達也から紹介を受けた。『あ、あの『四葉』か……』などと顔を引きつらせていた桧垣だったが、『俺も『四葉』だ』と達也が言ったところで、『そう言えばそうだったか……。じゃあ、そんな気負う必要もないな』と桧垣は態度を軟化させている。
そうして少し談笑した後、桧垣は引き止めすぎたと反省しつつ、レストランの奥へ行くよう、俺たちに指示する。
体面上オフとなっている桧垣だったが、実は俺たちを秘密の会談場所に案内する仕事を請け負っていたようだ。
俺たちは桧垣の指示通り奥へ進む。そうする事で、初見では扉と見抜く事ができない、壁に溶け込んだそれの目の前に辿り着いた。
「司波達也です」
そのカモフラージュされた扉を達也がノックし、中へと声をかけた。
それに応じるように鍵が開く音がし、扉が開く。まず顔を見せたのは、独立魔装大隊の隊員である真田だった。
「……、よく来てくれた。さぁ、入って」
真田は俺たち全員を一瞥してから、中へと招く。水波が初見だったのもあるが、達也と独立魔装大隊に密接な繋がりがない事を装うため、全員の顔を照合するフリをしたのだろう。
とかく、そういう念入りな偽装に付き合った後、達也を先頭として扉を潜る。
ここで、俺たちは予想外の人物が腰を落ち着けている事に動揺した。俺は顔を顰め、達也は一瞬硬直する程度に留めたが、深雪は動揺の声を抑えるために両手で口を塞ぐ程のモノだ。
その人物とは、横浜事変で、日本魔法協会関東支部に攻め込んだ、
「……、風間中佐、真田少佐。今回はよろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしく頼む」
達也は
どちらも
「風間中佐殿。失礼ですが、彼らは……」
「大亜連合軍の
「中佐殿、俺は失礼を承知の上で訊いたのです。そんな上辺の言葉を聞きたかった訳ではありません」
風間は彼が何者かを答えたが、そんな事は俺も知っていた。協力関係などという事は状況的に一目瞭然なのだ。だから、俺はもっと深い部分を聞いたつもりだった。風間たちが言いづらいのも承知で。
思った通り、風間は俺を睨むくらい言いづらそうにする。だからか、俺の意図を汲み取って答えたのは、
「我々は、まだ傷も癒えないうちに戦いへ望む愚か者ではない。今回騒ぎを起こそうとしているのは、我が国民ではない愚か者だ」
俺としては、実に好感を持てる言い切りだった。不都合な身内を非国民と切り捨てているのも、『傷も癒えないうちに』と、野心を燻らせているのも。
「腹を割って話してくれて、ありがとうございます。ここで『我々にはもう戦う意思はない』などと嘯くようでしたら、俺はさっさと家に帰るところでした。……改めて、失礼しました」
俺は
その事を態度で示すように、会談の席に着く。
風間からは事を荒立てるなと訴えるようにまだ睨まれ、
「……君たちも、納得したなら席に着いてくれ」
風間が少しだけ疲れを滲ませながら、司波兄妹に着席を求めた。司波兄妹はすんなりと、求められるままに着席する。水波は従者として、深雪の斜め後ろに控えたままだ。
「早速だが、現状を報告しよう」
全員が効く姿勢となったところで、風間の口から現状が語られる。
沖縄本島に侵入してきた工作員に大きな動きがない事。
現在確認されている工作員は6名、内、大亜連の脱走兵が3名、日本人が2名、オーストラリア人が1名という事。
さりげなく日本人が含まれている事に、俺は思わず苦笑した。十中八九、日本側の講和条約反対派である。何処にでもそういう連中は居る。日本も例外ではない。
そんな身内の恥に苦みを覚えている俺と違い、達也はオーストラリア人が含まれている事を訝しんでいた。
それもそのはず。オーストラリアは現在、事実上の鎖国状態なのである。2045年に第三次世界大戦が勃発してから徐々に出入国及び税関の審査を厳しくしていっており、また、国内での外国人犯罪には厳罰を降す、人的・物的交流をほぼ禁止しているような状態にまで抑圧しているからだ。
だから、オーストラリア人の高官どころか、オーストラリア人の観光客すらオーストラリア国外で見る事は滅多になくなっている。
そういう事情があるため、達也はそのオーストラリア人について詮索したのだ。
出てきた情報は以下の通り。
パスポートによればオーストラリア人。出発地はオーストラリアのシドニー空港。
名前はジェームズ・ジャクソン。年齢は40歳。職業はジャーナリスト。
入国の目的は観光。それを示すように娘連れ。
娘の実在を証明するため、那覇空港の監視カメラで撮られたのだろう静止画をタブレット端末に表示された。
そこに映っているのは、髭面の男性と、麦わら帽子を被った、12・3歳程の少女である。
「……十六夜はどう思う」
静止画を数秒観察した後に、達也は俺の意見を求めてきた。
「……オーストラリアが関与してきた事についてか、この少女についてか。どっちから聞きたい?」
「……オーストラリア関与の方から聞こう」
達也が聞きたい方は少女の方だったようだが、オーストラリアの関与についても関心があるようで、そちらを先にするよう促してくる。
「じゃあ、そっちから。……端的な話、オーストラリアも日本の騒がしさを無視できなくなったんだと思う。良くも悪くも、日本は最近騒がしい。『横浜事変』や『灼熱のハロウィン』は、鎖国してても聞こえてくる話題だろう。特に、『灼熱のハロウィン』、戦略級魔法を実戦投入したあの出来事は無視できない。何せ、あれのおかげで世界中が戦略級魔法の有用性を再認識したんだからね」
俺はオーストラリアが関与してきた理由として『灼熱のハロウィン』を上げた。
撃った側である風間たちと、撃たれた側である
改めて指摘するんじゃないと、少しばかり責められているような気がしてくるが、俺は気にせず続ける。
「目的は、最上が大亜連合と日本の共倒れ、最低でもどちらかへの大打撃ってところか。両国とも危険視すべき戦略級魔法を持ってるからな。それで、その目的は講和条約を撤廃させれば、いますぐにでも達成でき得る。なら、狙わない訳はない」
何故大亜連と日本の問題にオーストラリアが首を突っ込んできたかと言えば、そういう目的なのである。
両国に戦争を再開させれば、どう足掻いたってどっちも疲弊する。ある種、オーストラリアは漁夫の利を狙ってきている訳だ。さすがに、大亜連と日本の戦争が終わった瞬間に攻めてくる、というのはやってくる可能性が低いと思うが。
「目的は分かりやすいから無問題だが。問題になってくるのは、誰が背中を押したか、だ」
俺は誰もが分かり切っている以上の推測だけに留めず、皆の感心を得るために1つの疑念を垂らす。
「『誰が背中を押したか』?」
「ここで、この作戦に踏み切ったのがオーストラリア自体だったら何の問題もないんだ。だが、俺は今まで不干渉を貫いてきたオーストラリアの重い腰を、誰かが上げさせたんじゃないかと思ってる」
達也は、そして他もオーストラリア自身が介入に踏み切ったと思っていたらしい。俺の言葉に、皆が耳を傾けていた。
「では、君は何処がそうさせたと推測する?」
そう質問したのは、風間である。
「イギリス、だったら面白いと思いませんか?」
俺はそう、不敵な笑みを浮かべると共に答えた。
根拠なんて1つもない、一笑に伏されても文句言えない推測だ。正直、俺自身もここら辺の原作知識は曖昧で、胸を張って言える推測ではなかった。ただ、イギリスの戦略級魔法師、ウィリアム・マクロードがこの件に関与していた事だけは覚えている。
そして、原作知識は当然根拠として上げないが、他の根拠も1つたりとて上げないその推測に、皆が視線を下げた。彼らは皆、一笑に伏せないどころか、確度の高い懸念材料だと読み取ってしまったのだ。
それもそのはず。オーストラリアはイギリスの植民地だった歴史があるし、独立してからもイギリスに友好的な態度を取っていた。
しかも、事実上の鎖国状態となってからも、イギリスと縁を切るなんて一言も言っていないのである。まぁ、それは何処の国に対しても、だが。そもそもオーストラリア自身は鎖国とは言っていないのだし。
ただ、風間や真田、達也、そして
事実上の鎖国状態は、イギリスと縁を切った演技なのではないかと。密かに協力関係を形成しているのではないかと。
「思案中のところ、申し訳ありませんが。少女についての話に移ってもよろしいですか?」
「……構わない。続けてくれ」
達也への応答だった俺の意見はここに居る皆が聞く形になったので、俺は一応皆に話を続ける許可を要求する。代表して許可するのは、皆の顔を見回した風間だった。
俺も一応皆の顔を見回して、否はないようなのを視認したので、話を続ける。
「少女の方ですが、戦力、あるいは密偵かと。彼女が意図的に幼い容姿にされているのか、普通に見た目通りの年齢か。どちらなのかは分かりませんが、どっちにしろ、今作戦に使う特殊な魔法の行使者ではないかと」
「特殊な魔法?」
「戦力としてなら、暗殺か破壊工作に特化した魔法。密偵としてなら、情報共有に特化した魔法。もしかしたらどっちも、という可能性もあるかもしれません。破壊工作が成功したら御の字。失敗して捕まえられても、幼い容姿だから殺処分されず、そのまま敵に捕らえられたまま情報を盗み続ける、とか。まぁとりあえず言える事は、今作戦でこの少女にしか務められない仕事があるのでしょう」
少女についての原作知識を用いつつ、俺は少女についての推測を風間たちに語って聞かせた。その語りを聞いた皆が小さく唸っている。
「……大変参考になった、十六夜君。君が指摘した可能性を念頭に置いた上で対応する事としよう」
俺が今まで積み上げた功績を知っているためか、風間は俺の推測を確度の高い情報として真に受けていた。まぁ、実際原作知識を用いた推測なので、確度はある程度保証されているが。
とかく、俺が推測を語り終えたところで、情報共有に戻る。
敵の目標が西果新島の破壊である事は、風間も
しかし、敵に未だ動きがないため、敵の情報が得られない。これでは動くに動けないという訳だ。
「新たな動きがあり次第、連絡しよう」
「その時は俺へ連絡してください。今回、十六夜と深雪は敵の注意を引いてもらう役です」
「……そうか、承った」
有無を言わさぬような態度の達也。風間はそんな達也の態度に意外感を抱いて眉根を寄せたが、すぐに表情を正し、追及はしなかった。
今作戦において、
「事が起こるまで英気を養ってくれ。……少佐、彼らをホテルまで送って差し上げろ」
これもまた協力者という体裁を整えるため、風間は俺たちを捌けさせようとしていた。真田を護衛に付けるのも、俺たちの力量を知らないという欺瞞工作のためか。
その意図を汲み取ってか、真田は無言で敬礼してから、俺たちを連れ出す。俺たちも意図を汲み取って、真田と仲良く会話するなんて事はせず、黙ってホテルまで送られるのだった。
ホテルに着いたところで、真田は任務を終えたとばかりに一礼してさっさと去ろうとしていたのだが、俺はそこで彼を少し引き止める。
「真田さん、少しお聞きしたいのですが……」
「……君が聞きたい事か。興味があるな」
「秘密を聞き出したりはしませんよ。ただ、貴方たちがどれ程
興味を抱いて聞いたはずの真田が、俺の言葉を受けて目を鋭くする。
「……君は彼らを信用していたようだったが」
「念のため、ですよ。貴方たちが彼らを信用していない、信用できない部分があるとなったら、俺も態度を改めなければなりません」
原作では
「……彼らは
ホテルのロビーであるため、真田は言葉を選んで開示した。どうやら、
大亜連の講和条約賛成派と反対派による対立は、茶番ではないようだ。少なくとも、今作戦においては。
「ありがとうございます。それだけ聞ければ充分です」
「そうか……。では、私は仕事に戻らせてもらうよ」
「ええ。お仕事、頑張ってくださいね」
俺が笑顔で真田を送れば、真田は少し苦笑を浮かべたから踵を返す。もしかしたら、食えない相手というレッテルを張られたかもしれない。
しかし、俺はそのレッテルを気にせず放置した。俺自身は、独立魔装大隊を今後そんなに頼る気はないのだ。敵に回したくもないが。
とかく、今日の仕事が終わった俺は、司波兄妹と共に英気を養うのだった。
「あの、十六夜くん……。なんか、白人の子供が、中国語喋ってる男たちに攫われそうになってて、はんぞーくんたちと一緒に撃退しちゃったんだけど……。その、十六夜くんたちの仕事に悪影響とか、与えてない……?」
「……」
ひっそり真由美たち留守番組が原作イベントに交ざってしまった事へ、少し頭を痛めながら。
桧垣ジョセフ:原作の追憶編にて登場しているし、今作でもちゃんと原作通りに達也と会っていた人物。那覇基地所属の国防陸軍軍曹であり、独立魔装大隊の面々よりは知名度がないがために特殊な任務に就いていても目立たず、達也の知人。おまけに国防軍が秘密の会談場所として用いているレストランオーナーの友人という事で、達也をその秘密の会談場所へと案内する任務を請け負っていた。表向きはオフであるが、しっかり給料は出ている。
十六夜に対する認識は、あの『四葉』かつ達也の弟。故に侮れないし敵に回さない方が良い相手とする一方、達也の弟と敵対するつもりは微塵もないので、警戒を全くしていない。
『彼らは
『白人の子供が、中国語喋ってる男たちに攫われそうになってて~』:ジェームズ・ジャクソン(偽名)の娘という事になっているジャズ(偽名)。少なくともジェームズの方はオーストラリア工作員と考えている大亜軍が、その娘(仮)を捕らえて尋問するなり人質にするなりしようとした訳だが。そこに中条、服部、桐原、壬生、沢木、五十里、千代田の第一高卒業生7人が介入。大亜軍に少女が襲われていると思った彼女らは、ジャスミンを助ける方向で動いた。
というのが原作イベントであり、大筋は本作でも変わりない。ただし、そこに真由美と雫、周妃も介入したのであった。
閲覧、感謝します。
次回の更新は、6月25日の予定です。