魔法科高校の編輯人   作:霓霞霖

93 / 179
第九十三話 大捕り物の事前準備

2097年2月6日

 

 十師族当主たちと自爆テロ対応の話し合いを経て、次の日。

 

〈今回の犯行は我々十師族を標的とした自爆テロでした。なのに、彼らは我々に攻撃を仕掛けるのではなく、卑劣にも罪なき人々を傷付けようとしたのです。十師族はこの犯行を許す事ができません。断じて、です〉

 

 その話し合いを終えてすぐ、その日の夕方には記者会見が催され、俺と克人、七草智一が登壇していた。

 

〈この私、四葉十六夜もまたそのような悪行を許す事ができず、悪行に走ったテロリストへの憤慨を抑えられません。よって、四葉十六夜は此度のテロリストを追跡し、処断する事を表明いたします〉

 

 画面に映された俺は力強く悪を糾弾し、正義の味方たらんとしていた。隣に並ぶ克人と智一も、それに同調するように覇気を漲らせている。

 

〈志を同じくしてくれた彼ら、そして立場を同じくする仲間たちと共に、必ずや平穏脅かす怨敵を打ち滅ぼす事。そして、皆様の平穏を守る事。この四葉十六夜が約束します〉

 

 まるで英雄かのような物言いと立ち振る舞い。烈が台本を作って繰り広げられた茶番である。だが、その様子はまさに迫真の演技であると、俺は改めて自身を省みた。やっぱり前世で役者でも目指すんだったな、と。

 

 とかく、そんな感じで放映が締め括られる記者会見。テレビ放映はもちろん、ネットニュースで動画が公開されているし、いつでも見る事のできる映像である。

 

「で、なんでその映像をわざわざ見せに来たんだ?」

 

「かっこよかったから」

 

 ただ、その映像を雫から見せられるとは誰が予想できるだろうか。しかも、第一高の保健室で携帯端末の画面を押し付けられる形で。

 ちなみに、何故保健室に俺がいるのか明記しておくと、保健室登校がまだ続いているからである。おまけに、以前の四葉関連にこの記者会見も合わさった訳だ。忌避感や好奇心、畏敬の念が綯い交ぜになったプシオンを浴びせられている俺は、もうしばらくは教室で授業を受けられそうにない。

 

「第一高のみんなも、十六夜さんの事を快く思ってる。報道でも、好意的に捉えてるところが多いよ」

 

「と言っても、全てではないと言うか、見えている表層だけだろう?」

 

 原作より被害を抑えたために、世間では俺を褒め称える動きが出ている。雫はその好意的な者たちに視線が取られているようだ。

 しかし、当然と言えば当然だが、全員が好意的という訳ではない。報道機関によっては、『魔法師同士の抗争に一般市民が巻き込まれた』と、煽りたてるところもある。それに、そうして好悪を明確にしているのは少数で、大多数の報道・政治家は様子見を決め込んでいる。

 ま、未だ世論がどっちに傾くか分からない状況だ。むしろ、様子見に回るのは賢いと言えよう。

 

 そんな考えても詮無い世論について頭を回していたところ、保健室の扉が開かれる。

 

「し、失礼します」

 

「ん?ああ、七宝さん。もしかして、見舞いに来てくれたのかい?」

 

 妙に固い七宝琢磨は保健室の扉を潜ると、真っすぐに俺のベッドへと歩み寄ってきた。

 どうでもいい事だが、七宝琢磨の父である七宝拓巳とも面識を得てしまったため、七宝琢磨を今後どう呼ぼうかちょっと悩んでいる。まぁ、内心では『琢磨』と呼ぶが。

 

「い、いえ……。見舞いというか、お礼を言いたくて……」

 

「お礼?」

 

「……、はい。四葉殿が、家の、七宝家の十師族入りを推薦してくれたと。その……、ありがとうございました!」

 

 琢磨にお礼を言われるような事をした覚えはなかったが、どうやら七宝家の十師族入りの件らしい。彼は俺が真夜に何か具申したと思っているのか。

 おぼろげな記憶だが、確か原作でもそんな思い込みをしていたような気がする。だとすると、お礼を言う対象が達也から俺に代わっているのだが。大した乖離ではないだろう。

 

「俺は何もしていないよ、七宝さん。七宝家が十師族に加入できたのは、偏に七宝家現当主の努力によるモノだ」

 

「でも、親父はそんな大きな功績はないし……」

 

「目立つ功績がないだけだろうし、逆に、大きな失敗もない。君の父君は着実かつ堅実に事を成してきたんだろうね。……いいかい、七宝さん。それが、『気高く飢える』、その1つだよ」

 

「気高く、飢える……っ」

 

 俺が琢磨している誤解の訂正と拓巳が積み上げてきた功績の評価をすれば、琢磨は目から鱗が落ちたようだった。

 以前琢磨に贈った『飢えなきゃ勝てない。気高く飢えなくては』という『ジョジョ』の名言を混ぜる事によって、自身の父がしてきた行いの正しさに気付いたのだろう。

 

「……そうだ、『一番の近道は遠回りだった』。……親父は、その事を知ってたんだ。……ありがとうございます、四葉先輩!俺、大事な事に気付けました!俺も父を見習い、気高く飢えて、遠回りをしようと思います!」

 

 俺は何もしてないと訂正したはずなのに、琢磨は何故だかまた頭を下げた。彼の中で俺の株が無駄に上がってしまったらしい。

 後、なんか『一番の近道は遠回りだった』と、『ジョジョ』の名言に被るフレーズを呟いているが。もしかして、彼は本当に『ジョジョ』の第七部・『スティール・ボール・ラン』を読んだのか。

 何はともあれ、俺は彼にただ微笑みを返す。さらなる訂正も本当に読んだのか訊くのも面倒なのだ。

 そんな俺の内心を知らず、琢磨は自分のすべき事を見つけたように足早にこの場を後にしようとするのだった。最後、保健室の外で再度俺に振り返って一礼をしながら。

 

 

 

 時は過ぎてお昼休み。持って来ていた弁当を保健室でつつき終えた頃。保健室に、多くの来客が来た。

 

「本当、嫌になってしまいます。テロリストというのはあれ程まで明け透けな嘘を吐くのですね」

 

「全くだよ。四葉先輩がとっくにテロリストも魔法師だって公表してるんだから、嘘だってすぐバレるの分からないかなぁ」

 

 悪態を吐いているのが来客の内2人、泉美と香澄。

 彼女ら2人はテロリストの犯行声明が報道されていた事をわざわざ報告しに来てくれた。食堂の大型ディスプレイで報道が映し出される程、その犯行声明は無駄に堂々と公開されたらしい。

 しかし、その犯行声明で『今回のテロは魔法師排斥運動である』と謳っていたようだが、彼女たちはその矛盾点を見つけていたのだ。

 それもそのはず。俺は昨日の記者会見の時点で、テロリストが何らかの魔法を使っていたと明かしている。つまり、自爆役か彼らを操った存在かが魔法師だったと明らかになっている。烈もその事を証言してくれているので、それが事実だと皆は信じているはずだ。まぁ、証言者である烈も魔法師であるため、魔法師の肩を持って嘘の証言をしたとも捉えられなくはないが。

 

(先手を打たれているにも拘らず、ジードがそういう犯行声明を出したのは、そうと考えさせる材料を増やすためか)

 

 魔法師排斥運動を謳っている今回のテロが魔法師による犯行であるという矛盾。泉美たちも見つけたその矛盾を、ジードが見逃すはずはない。

 つまりその矛盾はジードが意図的に残したモノで、烈が魔法師の肩を持った可能性を大きくするためモノと考えられる。如何に薄い可能性とは言え、この声明のせいでその可能性を追う人間は多少増えてしまう訳だ。

 

(これで、俺たち十師族は是が非でもジードを捕まえなくちゃいけなくなったな)

 

 テロリストが魔法師だった事を、世間にはっきりと示さねばならない。故に、ジードの身柄を世間に見せ付ける必要がある。元よりそのつもりであったが。

 

「十六夜、叔母……、母上からお前に協力するように言われてるが。何をすれば良い」

 

 来客の内1人、達也が犯行声明については横に置き、今後についての話を切り出した。

 

「とりあえず、十文字家と七草家、その両家とどう連携するかを今夜十文字家宅で詰める。達也もそこへ付いてきてくれ」

 

 原作に沿う事もかねて、達也にはジード捜索に協力してもらう予定である。それ故、ジード捜索グループへと巻き込んだ。

 達也は異論なく、ただ頷きを返す。

 

「僕たちにも、協力できる事はある?」

 

「何でも言って。力になるから」

 

「幹比古さんたちは学内で警戒を呼び掛けてくれ。嘘だらけの犯行声明だったが、あれに乗じて魔法師排斥運動が活発になるかもしれない。学外も、できる限り警戒してほしい。希望者を募って、しばらく学校近辺を見回りさせるのも良いかもな」

 

 幹比古と雫にはジード捜索グループに巻き込まず、周辺警戒を頼み込んだ。後顧の憂いを断つため、無駄な諍いで余力を割かれないようにするため、万全の備えをしておきたいのだ。もはや微かな記憶だが、原作では第一高近辺で何か騒ぎが起こったような気もするし、それは予防ないし被害軽微にしたい。

 頼まれた幹比古と雫は、もっと直接的な協力がしたかったようで浮かない表情である。だが、俺の考えは分かっているようで、小さく「分かった」と承諾してくれた。

 

「警戒の呼びかけとか、生徒会がやった方がスムーズじゃないかなぁ」

 

「そうね。警戒の呼び掛けと希望者募集は、生徒会が協力しましょう。風紀委員の2人には実働役を買ってもらえないかしら」

 

「うん。見回りは風紀委員の領分だから喜んで」

 

「近辺警戒は確かに古式魔法師である僕の得意分野だから、しっかり務めを果たさせてもらうよ」

 

 生徒会の権力が役に立つだろうとほのかや深雪が立ち上がり、雫と幹比古は彼女の申し出を受けて手を取り合う。

 

「おっし。じゃあ俺は見回り役を買わせてもらうぜ」

 

「アンタにはそれくらいしかできなそうだしね」

 

「なんだとぉ!お前も人の事言え……、いってぇ!蹴るんじゃねぇよ!」

 

「ちょっと、2人ともぉ……」

 

 微妙に痴話喧嘩しつつ、レオとエリカは募集予定の見回り役を希望する。美月は2人をなだめる役だ。

 これで大分、第一高近辺は安全だろう。

 

「みんな、ありがとう。これで心置きなく、敵を追い立てられるよ」

 

 俺は頭を下げ、心から彼らに感謝した。

 

「……十六夜に追い立てられるってのは、敵にちょっと同情するぜ」

 

「……それは、そうね」

 

 何故だかレオとエリカが敵を可哀想に思う言葉で、この集団に笑みがこぼれるのだった。

 

 

 

 時は過ぎ、夜。俺は予定通り、十文字家の屋敷へ訪れていた。もちろん、達也は俺に同伴している。

 少し大きめな現代風建築、その門柱に備え付けられた呼び鈴を鳴らす。そうすれば、使用人ではなく、克人本人が俺たちを出迎えた。

 

「よく来てくれた。上がってくれ」

 

 克人らしく一切の談笑を省き、俺たちに声をかけたらすぐに踵を返す。俺たちはその事を特に気にせず、多分達也も克人らしいと思いながら、黙って克人の後ろを付いて行った。

 連れられた先は応接間。そこには、俺たちより先についていた来客が、すでに腰を落ち着けていた。

 

「こんばんは、達也くん。そ、それと、十六夜くん。時間通りね」

 

 落ち着けていたはずの腰が俺を見るや否や収まりが悪そうになる真由美。無理はないだろう。この前俺に告白をして、それっきりだ。

 俺も内心、サシで会う前にこういう機会が得られて安堵している。半ばフるような事をしておいて、次会った時に何事もなかったかの如く話すのは、さすがの俺も無理である。

 

 とりあえず、達也と真由美が久しぶりの再会として言葉を交わし、克人が皆へ席に座るよう促す。

 頃合いを見てか、克人の母が客への持て成しとして粗茶を振る舞い、すぐに退室していった。その詫び寂びすら感じられる所作に達也が言及していたが、気恥ずかしく思った克人がこれをスルーするという小さなお笑いポイントがあったが、割愛する。

 

「改めて確認する。テロリスト捜索について、十師族は七草智一殿と俺、それぞれのグループで捜索に当たる事が決定している。……司波も俺のグループに協力してくれるという事で、間違いないか」

 

「以前と同じよう、『司波』と呼び捨ててもらって構いません。深雪と正式に結婚するまで、俺は司波のままですので。……それで、協力については間違いありません。母上から協力するように言われています」

 

 克人の確認に達也はまず一瞬どう呼ぼうか迷っていた克人に答えを提示しつつ、達也は克人の捜索グループに入るという認識が正しい事をしっかりと明言した。

 

「ちょっと疑問だったのだけど。どうしてわざわざグループを別けたのかしら?共同で良かったと思うのだけど」

 

「テロの被害は最小限に抑えられたとはいえ、敵は俺たちの目を潜り抜け、テロを実行できている。しかも、四葉が動いていなければ、そもそも被害を抑える事ができていなかっただろう状態だった」

 

「……家が何か遠ざけられる事をしたんじゃなくて、あくまで敵を警戒して捜索の手を増やしただけなのね」

 

「……そうだ」

 

 どうやら真由美は自身の父が何かやらかしたと疑っていたようだが、克人が表向きの理由を語る事で、真由美はその疑いが杞憂であると理解した。微妙に克人の肯定が遅かったが。

 やはり、克人は裏向きの理由として、やらかした弘一と一旦距離を置きたかったのだろう。

 

「捜索の手を増やした訳ですが、完全に分断させるのは問題があると思います。七草のグループと情報共有はすべきかと」

 

 俺は真由美が克人の態度に違和感を覚える前に、思考すべき別の議題を提示する。

 

「ああ、俺もそう考えていた。だからこの場に七草を呼んでいる」

 

 俺の意図を知ってか知らずか、克人はその議題へ即座に取り組む。そして、何故この場に真由美が呼ばれているのかという話へ繋げた。

 ジード捜索について話し合うなら、別グループではあるが七草智一を呼ぶべきだろう。そんな疑問を、達也は抱いていたはずだ。俺は原作知識でだいたい察している。

 

「私に連絡係をしてほしいって事ね」

 

「そういう事だ。智一殿が捜索状況を伏せるとは思っていないが、他家の人間に対し、秘匿技術や秘密の情報網などで得た情報は共有しづらいだろう。情報の性質から、それを得た手段を推測でき得るからな」

 

「その手段が推測できないよう、私が噛み砕いて情報を共有すると。……地味に難しいわね」

 

 真由美は自身が任されるだろう役職を読み取り、その役職の難しさも読み取った。

 情報というのは正確さが重要だ。多少の齟齬があるだけで、両者に認識のズレを生んでしまう事がある。真由美の仕事は、そのズレが生じないようにしながら、七草家の極秘情報を伏せなければいけないのだ。

 例えるなら、洋ゲーの日本語翻訳か。直訳はもっての外で、全部意訳しなくてはいけないが、海外Fワードやスラングを暴力的な表現に意訳するのも避けなければいけない、というところか。ちょっと違う気がするが。

 

「私以外できそうにない事だし、絶対に必要な役よね……。分かったわ、引き受けましょう」

 

「助かる」

 

 真由美は難しさを正しく認識した上で、その役を請け負った。克人も難しい役を任せた自覚はあるようで、真摯にも頭を下げている。

 

「これで七草グループと連絡は取れるようになりましたけど。こっちはどう動きます?」

 

「……総責任者を担っているのに不甲斐ない話、十文字家は情報取集を不得手にしている。よって、正直に言えば、敵捜索を目的とした集団のリーダーに、俺は向いていない」

 

 俺が次の議題として、具体的な行動をどうするかを上げた。そうすれば、克人は総責任者でありながら、指揮権を放棄するような話を切り出す。

 

「そこでだ。四葉、お前にこちらの指揮を頼みたい」

 

 指揮者に向いてないと自己評価している克人が、俺に白羽の矢を立てた。

 

「実際、今回のテロリストに関して、最も情報を早く掴んだのはお前だ。誰よりも早く情報を掴める者こそ、一刻も早く判断を降さねばならないリーダーに向いているだろう」

 

 克人は俺を指揮者に推薦する理由と評価を語った。

 その評価について真由美は特に気にしていなかったが、達也の方は眉間が微動しているのが見えた。『最も情報を早く掴んだ事』、つまり、真夜よりも情報の取得が早かった事について、達也は気になったのだろう。

 真夜より早かったのは周妃のおかげであると、説明したのはこの場において克人だけだ。後で、達也にも説明しなければいけないか。周妃の正体について、その表向きのモノとは言え隠してきたが、これ以上は無理だろう。

 

「了解しました。リーダー役、引き受けましょう」

 

「すまない、助かる」

 

 周妃を達也に明かす事と、その他面倒事も鑑みた上で、俺は克人の頼みを聞き入れた。克人は真由美にしたように、俺へも頭を下げる。

 

「さて、行動方針ですが。とりあえず、情報収集は俺が引き受けます。克人さんも言っていた通り、俺が最も早く情報を掴めるでしょう。俺個人の情報網と、母上のモノもありますからね。なので、皆さんは俺が情報を掴めるまで、基本自由行動で良いかと」

 

「うむ……。定期的な連絡はすべきではないだろうか。細々とした情報まで随時連絡では、気を張り続けなければいけなくなる」

 

 指揮権とさらには情報収集まで任せてしまった手前、申し訳なく思っているのか、克人は意見の提示を率先して行っていた。

 

「そうですね、できる限り毎日すべきでしょう。……相手のハッキング力も懸念事項とすると、ネット回線を通じたやり取りは避けたいですね」

 

「なら、十六夜の自宅で直接顔を合わせれば良いんじゃないか?あそこなら、セキュリティは万全で盗聴・盗撮の危険性がほとんどない。第一高や魔法大学からそんなに距離もないだろう」

 

「それが一番良さそうか……。皆さんはどうでしょう」

 

 達也の出した案を採用するべく、俺は克人と真由美の意見も聞く。

 

「問題ない。四葉の自宅は知っているし、言う通り、大した距離ではない」

 

「私なんかはお隣さんだから、むしろ有り難いわ」

 

 2人からの賛成も得られ、これで集合場所は俺の家で可決される。

 

「ありがとうございます。では、今後、基本的に集合場所は俺の家で。原則的に毎日集合で、そうですね……。とりあえず、明日は各自自由。明後日に、18時半が良いかな?俺の家に集合でお願いします。明後日以降の集合時間は、都度話し合いましょう」

 

 明後日がこのグループ初の集合にしようと述べれば、皆は異論なく一様に頷いた。

 こうして、ジード捜索班克人グループの方針が大まかに決まるのだった。




気高く飢えて遠回りしていた父を見習った琢磨:原作であったのように小和村真紀へ助力を請うという、遠回りだが着実な手を打つ事になるが、それはまた別の話。

最近賑やかな保健室:養護教諭は色々と諦めており、間違っても四葉の秘密を聞かないよう、最近は保健室をよく空けている。カウンセラー(小野遥)は全く逆の姿勢で、何かトンデモ情報が得られないかと息を潜めている。もちろん、本作主人公はその事を把握しており、盗み聞きされている前提で構えている。

 閲覧、感謝します。

※今月から月2更新を再開します。皆様、お待たせしました。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。