あっだぶんだぶんですお久しぶりです。
命令
大本営本部→トラック泊地司令部
新型深海棲艦殲滅作戦
当作戦ニ参加セヨ。
トラック泊地所属
特務駆逐艦
シラネ
ハタカゼ
ニ隻ニツイテハ、横須賀艦隊ト合流シダイ作戦ヲ開始セヨ。
「あの、提督」
「この『特務駆逐艦』とは…? 」
「あぁ、流石に上には『護衛艦』じゃ伝わらないと思ってな。武装も主砲は127mmだから『特務駆逐艦』にしたんだよ」
「なるほど…では、ボク達はこの作戦に参加すればいいのですか? 」
「の、前にちょっとばかし記録を取りたい。上からの指示でもあるし、私も実際に君たちの戦闘力を見たい」
なるほどぉ…、と、納得する2人。実際、この2人の実力は未知数であり、救出した際も戦闘終了まじかだったということもあり、兵装、能力、対応力を測りたいのだ。
「「ナルホドォ…」」ニマァ( ≖ᴗ≖)
「お、お手柔らかに頼むぞ2人とも…? 」
〜場所は変わって演習海域〜
「それじゃあしらねから、主砲射撃を行ってくれ」
「了解です」
艤装をつけて演習海域(と言っても港内)に降り立つ2人。
艤装の形や性能はもはや原型を残しておらず、別物と言ってもいいほどである。
しらねは主砲である73式127mm速射砲を筏の上に立てられたいイ級を模した的に向ける。
「目標、イ級!距離3500!主砲射撃よーい!」
シラネ妖精:\( `•ω•´ )/
「ってー!! 」
ドンッ!!
「だんちゃーく…今っ!! 」
ビシッ!!
「……」
「あ…」
「……ん? 」
しらねの1番砲塔から放たれた127mm弾は、
「…えっと、しらね? 」
「oh…いつもの癖が……」
海自時代の名残でもある『的の端を狙う』射撃。お金が無いため、1個の的を大切に使うためにこういう撃ち方をするそう……。
「しらね…今はもう海自じゃねえぜ…」
「分かってるって!!次弾発射ァ!!! 」ヤケクソ
ドンッ!!
ヒュルルルルルル……
バスッ!!
「しゃぁっ!! 」
「次弾命中確認、諸元そのまま」
ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!
「命中」
「即応弾撃ち終わり、射撃終了」
「全弾命中…か」
「恐ろしいほど精確ですね…」
しらねの射撃を見て絶句する提督と大淀。横で観測していたはたかぜはドヤ顔をして2人を見つめていた。
「次は、対空射撃なのだが…」
「まぁ、得意分野的にはたかぜ、お前の出番だろ? 」
「仕方ないなぁ〜やってやんよ〜」
はたかぜが前にでて、73式5インチ砲からオート・メラーラ127mm速射砲に換装された主砲を空へと向ける。
「今回の目標は10機、内5機をミサイルで、3機を主砲で、2機をCIWS?で迎撃して欲しい」
「りょーかいです」
固定されたFCSー3を起動し、対空目標を捜索・探知する。距離25000、イルミネータを指向して目標をロックする。
「目標1〜5番、SM-1で対処。6〜8番を主砲で対処、残りをCIWSで叩き落とす。OKか妖精さんズ? 」
ハタカゼ妖精:( ̄^ ̄ゞ
「SMー1初弾装填!! 」
ガシャッ!
ハタカゼ妖精:( ー̀дー́)و
「発射ァ!! 」
轟、という音と共にロケットブースターが点火、凄まじい白煙を吐き出す。
初弾発射後、次弾が間髪入れずに装填され、目標空域に対し指向、同じく発射する。
「あのーしらね?はたかぜの姿が見えないんだけど…大丈夫なの? 」
「大丈夫です。平常運転です」
「そ、そうなんだ……」
同じ作業を3回繰り返したはたかぜは、白の噴煙で見えなくなっていた。
最終弾を発射し終える頃、初弾のSMー1が目標である無人の零戦を捕捉、勢いよく突っ込んでいく。
「初弾命中まで残り10秒…5、、4、3、2、マークインターセプト!! 」
「「おぉ…」」
水平線の上空で黒い爆煙が5つ連続的に発生する。それを見た提督と大淀が驚きの声を上げる。
「……最終弾命中を確認。次目標より主砲で対処!1番、2番砲塔指向!弾種VT!射撃ょーい…撃ちぃ方はじめぇ!! 」
ドン!ドン!ドン!!
ヒュルルルルルル……
ドンッドンドンッ……
VT信管が作動し、機体直前で爆発する。爆発した127mm弾はその破片をまき散らし、目標である零戦を木っ端微塵に吹き飛ばす。
「射撃速度とこの精度…尋常じゃありませんね…」
「あぁ、これをほかの艦娘にも搭載出来たら…」
「多分、無理でしょうけど、搭載出来たらどれだけの艦娘が救われるか…」
既に思考が追いついていない二人を置いて、試験を続行するはたかぜ。次は最後の盾、CIWSでの射撃である。
「目標、我に近づく不明機2機!!CIWSにて対処!!CIWS、AAWオート!! 」
はたかぜの号令に従い、搭載された2基のCIWSがレーダーで目標を捕える。
目標までの距離を算出し、目標の進行方向を予測、未来位置に弾が到達するよう射角を弾き出す。
一瞬の内にこれらの計算を終えたCIWSは、射撃を開始する。
ウィンッ
キュルルルルルルル
ヴァァァァァァァァァァァァッ!!!!!
空に光線を描きながら飛翔した20mmタングステン弾は、一瞬の内に零戦を蜂の巣にし、撃墜した。
「「……」」
「ていと…って固まってらァ」
「しゃーなし。だって毎分4000発だぞ?夢みたいなもんだろ」
それから少しして、復活した提督と大淀興奮気味に2人に詰寄る。
「い、今のはなんだ!?対空機銃なのか!? 」
「あれほんとに機関砲ですか!?明らかに発射音が異常でしたよね!? 」
「ボクらの中ではコレがふつーです」
「いやこれが普通て」
「なんなら30mmで毎分3000発近いやつもいます」
「「 」」
「また固まったやんけしらね」
「知るか」
はたかぜから文句言われるけどコレについちゃーどしよーもねーだろ。つーかなんか工廠の方からピンク髪の人が全力で走ってきてるけどムシムシ。なんかあの人に捕まったら終わりな希ガス!!
「ねぇはたかぜ?なんか工廠の方から全力疾走してきてる人がいるんだけど…」
「あれは…誰だ?ピンク髪の人…頭ピンク? 」
「頭ピンクてお前…失礼だろはたかぜ」
「いや実際頭ピンクやん」
「うんてかこの会話マジで脳死してね? 」
「それな」
その脳死した会話の話題になってたピンク頭の人は海へとダイナミックダイブしてこっちに来てるんだけどね。目が血走ってるしなんがすげー鼻息が荒いから余計に怖いんですけど。
「ちょぉぉぁっとそこのおふたりさぁぁぁあん!!?? 」
「あっやべっ助走つけすぎた」
「はたかぜがーど」 サッ
「えっちょしらっぎゃぁぁぁぁぁあ!!?? 」
ドンガラガッシャーン…
「はたかぜR.I.P」
「し、死んどらんわクソが…」ガクッ
ピンク頭の人が減速せずに突っ込んできたからはたかぜを犠牲に回避したんだけど…はたかぜ大丈夫かな?そういや
※明石:満載排水量11036㌧ はたかぜ:満載排水量5900㌧
「あぁー!だだだだだ大丈夫ですか!?…い、息してない!?ちょっとー!?起きてくださいよー!? 」
「いやそんなにガクガクしたら」
「カヒュッ」( ´ ཫ ` )
「「あっ 」」
「で?なんか言う事ありますか明石? 」(ニッコリ)
「すみませんでした」
あれから、現実逃避から帰ってきた提督と大淀さんに手伝ってもらい、はたかぜを医務室へと緊急搬送。ピンク頭の人こと明石さんは現在進行形で執務室にて正座で大淀さんにぶち怒られてます。
ちなみに提督とボクは巻き込まれたくないので、隅っこでこっそりお茶飲んでます。
「大体貴女はいっつもそうですよね?確かに、新しい技術や武器等に目がないことは重々知ってますけど、その度に自重するように行ってますよね? 」(ニッコリ)
「いやもうおっしゃる通りでごさいますです…」
「あとこの子達の
「はい…」
「今回のはたかぜさんの艤装にかかった資材の量、聞きます?ききますよねぇ?」(ニッコリ)
「…ハイ」
「各資材1000近いんですよ?確かに中破くらいの損傷はしてましたよ?ええ。ですがはたかぜさんは駆逐艦なんですよ?しかも装甲なんて無いのですよ?なのに各資材1000近くもかかるんですよ?これがどういうことか分かってますよね?」(ニッコリ)
「モウシッカリト…」
「ましてや貴女は工作船、傷ついた艤装を治す側なのですよ?なんで派手にぶっ壊してるんですか? 」(ニッコリ)
「申し訳ございませんでしたー!!!!だからその笑顔をやめてよ大淀ぉぉぉ…っ!! 」
「大淀さんって…怒ったらああなんるですか提督? 」
「あぁ。怖いだろ?うちの秘書艦」
「ですね……」
ズズズ…
「提督、この茶菓子美味しいですね」モグモグ
「だろ?本国から取り寄せたやつなんだよ。私の地元のヤツ」
「はぇ〜こんなのもあるんですね〜」
「結構色んなもん取り寄せてるから今度来た時にでも出してやるよ」
「本当ですか、ありがとうございます」
よっしゃ甘味にありつける!なんか聞いた話じゃ甘味処『間宮』って言うところがあるらしいんだけど、まだこの基地の中歩き回ってないからどこに何があるか分からないんだよな〜。
「あ、提督。自分そろそろ出ていっても大丈夫です? 」
「お前はこの地獄を私一人で止めろと言うんだな? 」
「……無理ッスね、了解っス」
早く終わんねーかなこの地獄。
「そう言えばしらねさん? 」(ニッコリ)
「ヒュッ!? 」
「貴方、はたかぜさんを盾にしましたね? 」(ニッコリ)
「ナ、ナンノコトカワカラナイナーデス…」
「貴方もこっちに来なさい。お説教です」(ニッコリ)
「ハイ…」
すっ、と明石さんにアイコンタクトを送る。
おいゴラァ何見てんだ明石さんよぉ?元はと言えば貴女のせいでしょうがァ?(ガン飛ばし)
ごめんね新人くん☆付き合って☆(´>ω∂`)
ぶっ〇ころす
隠せてないよ新人くん…
ちな、提督はと言うと
「スーッ…今日も、平和だなぁ……」
現実逃避をしてました。まる。
〜はたかぜside〜
「……知らないことも無い天井だ」
何があったんだっけ……
えっと確か港で実力試験をしてて、全部撃ち落として、んで提督たちが固まって……
「ってあんにゃろぉぉぉぉぉ!!! 」
「クソしらねぇぇぇ!! 」
「今度会ったら全力で飛鳥文化アタックしてやる…っ!! 」
っふぅ…叫んだらなんか逆に落ち着いたわ。やっぱ叫ぶのってストレス発散になるんだなー。
「いつつ…あのピンク頭の人絶対オレより体重重いだろ…あんな経験ねぇぞ全く…」
「よっこいせ…傷は…ねぇな。うん知ってた」
なんか傍らに『高速修復材』って書いてあるバケツが転がってるんだけど知らないったら知らない。
「さて、とりあえず執務室に向かうか?ある程度場所わかるし、復活したってことも伝えなきゃ」
「えっと確か医務室を出て右に…」
ガラッ
「んで階段をおりて…」テクテク
えーと、確かこっちに行ったら━━━
「えっ…? 」
「ん?なんだ、見ない顔ね。どうしたの? 」
「えっあっ…え? 」
「えっと…大丈夫?どこか打ったの? 」
「あっ……」
ぽんっ、と頭に置かれるその白い手袋に包まれた手。知っているその声。滅茶苦茶頑張って周回してドロップした…
「矢矧…」
「えっ?な、なんで私の名前を知ってるの?初対面よね? 」
「………っあ、いやなんでもないです」
もう薄れてきていた前世の
「大丈夫?ってなんで泣いてるの!?ほんとに大丈夫!? 」
「いや…ははは…」
嬉しい気持ちと、もう戻れないとこまで来ていたのだと思い知った気持ちがごっちゃになって、何が何だか分からない。分からないからこそ何故か涙が出る。分からない…分からないよ…。
「ちょっと!もう!能代姉ぇ!能代姉ぇちょっと来て! 」
「あぁもうどうしたのよ矢矧…ってどうしたのよその子? 」
「なんか私を見るなり泣き出しちゃって…」
「えぇ…その子初対面なの? 」
「うん…。でも、こんな子見たことない」
「うーん、多分新しく来た子でしょ。とりあえず、食堂に連れていきましょ」
「了解。じゃ、行きましょう? 」
※はたかぜの身長は150cm。両脇に身長160以上の阿賀野型。あとはモウワカルネ?
後日談(青葉がはたかぜに沈めれるまで数秒前)
「あれは…なんかちょっとえっっっっ!な感じでした! 」ワレアオバ
「〇ね」ジヒハナイハタカゼ
「ちょっ!?はたかぜ!?ハープーンははんそk」チュドーン