幻の戦艦~大和型戦艦五番艦[甲斐]推参!~   作:疾風改

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 今回更新が遅れてしまい、すいませんでした。
 え?遅れた理由?ちょっと体調が悪かっただけです、ええ、誓って艦これやアズールレーン、モンハン3ndとかを楽しんでいたわけでは無いですよ(自爆)。

今回駄文要注意です 


第十話 旗艦拝命(強制)

 あの後、武蔵姉と食堂に行くと入るなり紀伊がハルを誘拐し、大和姉と信濃姉の所で愛でているだけで、特に異常は無かった。

 あ、紀伊は笑顔の武蔵姉に頭を何時もより強めにニギニギされていた。

 

 姉妹愛(物理)の巻き添えを喰わないために、離れた所に座っていると、隣に見知った顔が座ってきた。

 「久しぶりね、甲斐」

 「ああ、元気そうだな、矢矧」

 隣に座ってきたのは、軽巡の矢矧だった。

 「明日、通達があると思うけど、演習を近海でやるから準備しておいてね」

 「わかった。」

 食事を早く終わらせ、しばらく矢矧と話していたら、クイクイと袖が引っ張られたのでそっちを見ると、ハルがクシャクシャの頭で、目にうっすらと涙を溜めて俺を上目遣いで見ていた。

 「お兄ちゃん、いなくなってた」

 「あ~悪い、武蔵姉達の巻き添えが嫌で逃げたんだ。ごめんな?」

 謝ると同時に髪を整えるように撫でると、嬉しそうに目を細めていた。

 「甲斐、この子が提督の言っていた深海棲艦か?」

 「ああ、ハルっていうんだ」

 「なるほどね、ハルちゃん?初めまして、私は軽巡の矢矧よ。よろしくね」

 「……わたし、ハル。よろしく……です」

 矢矧が手を差し出すと、ハルも恐る恐るだが、矢矧の手を握り返していた。

 ハルは姉さん達の方で食事を終わらせていたらしく、矢矧の膝の上でお茶をチビチビと呑んでいた。

 

 

 矢矧と話していたら、何時の間にかハルは矢矧の胸を枕に寝ていた。

 「ハルは寝ちまったか」

 「甲斐の部屋で寝かしますか?」

 「冗談、武蔵姉か信濃姉に任せるよ。あの二人なら安心出来るからな」

 「私が持って行きましょうか?」

 「いや、俺が持って行くよ。話し相手有難うな」

 「どう致しまして、明日はよろしくね」

 矢矧にお礼を言ってからハルを受け取り武蔵姉の部屋に向かった。

 「む?甲斐、ハルは寝てしまったのか」

 「え?」

 横から声を掛けられそっちを向くと、武蔵姉がハンカチで手を拭きながら歩いてきていた。

 「ああ、武蔵姉の部屋で預かって貰おうと思って行くところだったんだ」

 「タイミングが良かったな。じゃぁ預かろう」

 「ん、よろしくな」

 武蔵姉にハルを渡し軽くハルを撫でてから、部屋に戻った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 布団に入って直ぐに寝たと思ったら、俺はまた戦艦甲斐の上に立っていた。

 「どうしたんだ?甲斐」

 「……あの深海棲艦を何故救った?」

 甲斐の目は何時もとは違い、怒気に溢れていた。

 「俺の気持ちも共有できるのなら、分かるだろ?」

 「……見捨てれない、助けたい…じゃろ?」

 「分かってるじゃないか。確かに、アイツは深海棲艦だ。だけど、敵意無き敵は敵に在らず。雷……響の妹の艦長だった、工藤俊作さんの言葉だ」

 「……武士道の一つかのぅ」

 「俺は、敵意の無い相手は殺らない。コレが俺の意志だ」

 「はっはっはっは!!」

 甲斐は突然大声を上げて笑い出した、。

 「何だよ、一体」

 「……いやはや、主は、我が思っている以上の懐の広さじゃ。おまけに、兄と呼ばせる豪胆さ、感服じゃわ」

 「……気に入ってくれて結構なことだ」

 「主は期待以上じゃな。明日、いや、もうすぐか……演習とやらを頑張るがよい」

 「ありがとよ、甲斐」

 俺がお礼を言ったら、視界が白く染まり意識を無くした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

  「朝か……ん?」

 また布団が不自然に膨らんでいて紀伊だなと思いながら布団を捲ると、ハルが俺に抱き付いて寝ていた。

 「………これは、予想外だったな」

 どうしようかと悩んでいたら、ハルが目を覚ました。

 「……お兄ちゃん、おはよ」

 「おう、おはよ。武蔵姉の部屋で寝てたんじゃ無かったか?」

 「………お兄ちゃんとが良い」

 嬉しい言葉と共にギュッとハルが抱き付いてきた。

 「……そろそろ武蔵姉がくるn――」

 「甲斐!!!ハルが居ないんだ!!!」

 バンッ!と扉を勢いよく開け焦った表情の武蔵姉が入って来た。

 「ひゃぅ!」

 大きな音と声にビックリしたのか、ハルは俺の背中に隠れた。

 「武蔵姉、ハルならここに居るよ。ハル、黙って出て来てごめんなさいは?」

 「……武蔵お姉ちゃん、ごめんなさい」

 「心配するから一言言ってからにしてくれよ?」

 「……はい」

 ハルは俺の背中からヒョコッと顔を出し、武蔵姉に謝り、武蔵姉はそんなハルの頭を優しく撫でていた。

 

 

 朝のちょっとしたドタバタが終わり、俺達は三人で朝食に向かった。

 「お兄ちゃん、わたし、あるいたほうが、いい?」

 ハルは周りをキョロキョロ見渡してから俺に聞いてきた。

 「…………え?」

 俺はハルの言葉をいまいち理解出来ずに疑問系で返事をしていた。

 ハルの足は見た目には在るように見えず、足の代わりに、口の付いた浮き輪?みたいなのがあるだけだからだ。

 「ハルよ、歩くことが出来るのか?」

 「……ん」

 そう言いながらハルは足に付いていたのを消した。

 そこには、白いスラッとした細い足が在った。

 「ね?歩ける…よ?」

 「……そうだな」

 「ほう、すごいな」

 ハルの姿は、セーラー服を改造したような半袖の服に、それに合わせた膝くらいまでしか無いスカートの姿だった。つまりめっちゃ可愛ええ(語彙力不足)。

 

ーーーーーーーーーーーーー食事シーンはカット!ーーーーーーーーーーーーー

 

 朝飯が終わった後、俺は館内放送で執務室に呼ばれたからハルを武蔵姉に任せて食堂からそのまま執務室に向かった。

 「戦艦甲斐だ、入るが良いか?」

 ノックしながら聞くと、扉の向こうから提督の声がした。

 「失礼する……大所帯ですね」

 執務室に入ると、其所には矢矧、青葉、浜風、磯風、天城さんの五人が居て、俺はその一番端に並び提督の前に立った。

 「甲斐君は、この子達と一緒に私の友達が居るショートランドの提督の子達と演習して貰うわ。演習後はショートランド泊地に資材を分けに行ってあげてね」

 「なる程、了解した。泊まりになると考えた方が良いか?」

 「そうなるわね。五百キロの距離だけど、演習後は流石にキツいと思うから」

 「了解。旗艦は天城さんか?それとも、矢矧か青葉か?」

 旗艦の確認をしたら提督がニヤリと微笑んだ、コレ嫌な予感する奴だ。

 「今回の旗艦は貴方よ甲斐君」

 「」




 第十話お読み頂き有難う御座います。
 先週(11/11)の話ですが、皆さんはポッキーの日に何を食べましたか?私は山の人間ですので、きのこの山を二箱食べました。
 
 はい、今回のアンケートはちょっと趣向が変わります、居るか分かりませんが、ショートランド泊地の提督の方、出して欲しいと嫁艦と他五艦書いてほしいです。
 ご協力お願いします。


 ご意見、ご感想等お待ちしております。


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