幻の戦艦~大和型戦艦五番艦[甲斐]推参!~   作:疾風改

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 遅くなってしまい申し訳ありませんでした!
 言い訳ですが、出張が金土と入っていて出来なかったんです。許して下さい何でも(ry

 さて、質問と意見がありましたが、その返しは後書きで。

 評価バーが……黄色になっている…だと……!?(ホント評価有難う御座います)

 艦これAC…初めて初のイベント……めっちゃ楽しみ!

では、十一話どぞ


第十一話 いざ、演習へ

 提督の言葉に思わずポカーンとしてしまったが、気を取り直して、反論してみた。

「正気か提督?俺はまだ艦息になって日が浅い。艦娘として経験ある天城さんか青葉、矢矧の方が良いと思うが」

 そう言ったら、提督は資料を一つ取り出しそれを確認するように見ながら、言ってきた。

 「大丈夫だと思うわよ?甲斐君はこっちに来る途中に戦闘指揮をとっていたと報告受けてるし、天城から貰った戦闘詳報を見る限り、指揮能力は十分あると判断したから旗艦を任命したのよ」

 何時の間に戦闘詳報をとっていたのかチラッと天城さんを見るとニコニコと微笑みを返してきた。

 「……分かりました、旗艦拝命します」

 「うん、それじゃ一〇三〇(ヒトマルサンマル)にショートランド泊地に向け出立し物質の護衛並び彼方の艦隊と演習を指示します。質問はありますか?」

 演習に対して情報が無かったから手を挙げた。

 「一つだけ良いか?」

 「はい、甲斐君」

 「相手の編成を教えて欲しいんだが、大丈夫か?」

 「詳しい内容は知らないけど、戦艦二、空母二、重巡一、駆逐一の空母機動部隊よ」

 「了解、それじゃ……皆、この後〇九三〇(マルキュウサンマル)から、出撃ドックで装備の詳細教えて欲しい」

 提督の言葉に頷き、チラッと時計を見ると〇九〇〇(マルキュウマルマル)で五人に指示を出した。

 「「「「「了解」」」」」

 俺の指示を受けて皆はそれぞれ執務室を出た。

 

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 執務室から準備をしようと、工廠に向かう廊下を歩いていると反対側から、信濃姉とハルがこっちに向かって来ていた。

 「あ、お兄、ちゃん」

 「あら、本当ね」

 「おはよ、信濃姉。ハルはさっきぶりだな」

 「ん」

 「おはよう、甲斐」

 二人に近付くと、ハルは自然に俺のお腹に抱き付いてきた。

 ハルの頭を撫でながら、演習の事を思い出した。

 「そうだ、ハル。俺は今日と明日ここを留守にするから、信濃姉と武蔵姉の言うことをちゃんと聞くんだぞ?」

 「…お兄ちゃん、どこか、行くの?」

 「ああ、ショートランド泊地までな」

 そう言ったらハルは俺の服をギュッと握ってきた。

 「わ、わたしも、いく」

 「…悪ぃがそれは駄目だ。言うことを聞かないと、明日には帰って来れないかもな?」

 「……武蔵お姉ちゃんと、信濃お姉ちゃんと、待ってる」

 半ば脅し紛いな事を言うとハルは慌てたようにしていた。

 「信濃姉そういうことだから頼むわ。武蔵姉にも言っといて」

 「ふふふ、分かったわ。演習頑張ってね」

 「お兄ちゃん、がんばって」

 「おう、ありがとな。んじゃ、準備があるから行って来るわ」

 「ハルちゃん、武蔵姉様の所に行きましょ?」

 「……うん。お兄ちゃん、行って、らっしゃい」

 「頼むな信濃姉。おう、行って来るな」

 ハルの頭を一撫でして工廠に向かった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 自分の装備の最終確認をしていたら、時間になったらしく五人が集まってきた。

 「甲斐さん、皆さん集まりましたよ」

 「有難うございます。じゃぁ、天城さんから教えて貰っても良いですか?」

 「分かりました。今回、相手側に空母が二人居るみたいなので、烈風隊を四機小隊十二部隊(四八機)と天山三機小隊六部隊(十八機)と彩雲三機にしてあります」

 天城さんの後に続いて青葉が一歩前に出て装備を言ってくれた。

 「青葉たちは基本の装備ですね。主砲に高角砲、機銃、魚雷、矢矧さん達は爆雷も装備しています」

 報告を貰って不備が無いか各人最終チェックをして貰っていると、輸送船の妖精さんがやって来て、準備OKなのか (`・ω・´)b としていて、時計を確認すると、一〇一五(ヒトマルイチゴウ)で少し早いが、提督に確認してOKが出たから、出立することにした。

 「それじゃぁ、抜錨。ショートランド泊地に向け出航!」

 「「「「「了解!!」」」」」

 俺を先頭に海に出て、輸送船の速度に合わせてショートランドに向かった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 鎮守府から暫く行った所で陣形を輸送船を挟むような形の複縦陣に変更した。

 右翼には青葉、矢矧、浜風、左翼に俺、天城さん、磯風の布陣で航行し、俺達の頭上を天城さんの烈風隊が一部隊直援として上がっていた。

 「天城さん、ショートランドからの出迎えってあるんですか?」

 後ろに居る天城さんに振り返りながら質問をしてみた。

 「はい、艦隊は来ないみたいですが、直援機を十二機迎えにくれるようです。輸送船は演習実施海域に到達後ショートランドの直援隊に護衛して貰う予定です」

 「有難う御座います。それじゃ、天城さん彩雲を航路上に飛ばして下さい。矢矧と青葉も飛ばしてくれ、出迎えを見逃すわけにはいけないから」

 「「「了解」」」

 俺が五機、天城さんから三機、青葉と矢矧から二機の十機で前方の索敵をして貰った。

 

 「矢矧一番機から入電。『ショートランド泊地ヨリ、出迎エノ直援機ヲ視認。此ヨリ艦隊二帰投ス』とのことです」

 「了解だ。青葉、矢矧は艦載機を収納、天城さんは彩雲をそのまま航路上で索敵を」

 「了解しました」

 俺も艦載機(零観)を呼び戻した。

 

 俺が全機収納したとき、艦隊の上を矢矧の水上機と、バンク(主翼を上下に振る仕草)しながら飛んできたショートランドの零式艦上戦闘機五二型の十二機が変態を君で飛んでいた。

 『我、ショートランド泊地所属第一直援隊、此ヨリ貴艦隊ノ直援二入ル、深海共ノ機銃一発タリトモ艦隊二向ケサセヌ』

 隊長機らしい機体から無線が入ってきて、なんとも頼りがいのある事を言ってくれたから、コッチからも無線で応答した。

 「直援感謝する、空の護りはお任せする。我が艦隊の機銃要員は休ませることにしよう」

 こう無線を返したら、隊長機とその小隊の列機が艦隊上空で宙返りをしていた。

 「ふふふ、気の良さそうな妖精さん達ですね」

 「ええ、頼もしいですよ」

 頭上の編隊を見ながら、演習を行う海域まで向かった。

 




 十一話お読み下さりありがとうございます。
 着々とUAが増えていて嬉しいながらも緊張(プレッシャー)で震えながら書いております。
 お気に入りをして下さった63名の方々有難う御座います(感謝…!!圧倒的感謝…!!)
 
 ではご意見と質問を返していきます。

 ・Q1,海の距離の単位は海里では?

  A,前回の話ではラバウルからショートランドまでの距離のことですので、Kmで合っております。
    海里は、海上の点と点を結ぶを結んだ距離のことですので……。

 ・Q2,信濃は戦艦のまま通すのですか?

  A,せっかく史実があるので、空母にはしたいかなーと思ってます。
    ですが、今すぐに改装するわけではありませんので、ご安心下さい。
 
 ご意見、ご感想、ご質問等お待ちしております。
 
 さて、演習艦隊どうしようかなぁ……。
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