幻の戦艦~大和型戦艦五番艦[甲斐]推参!~   作:疾風改

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 アンケートの結果最初に絡ませたのは青葉にしました。


お気に入りをしてくれてる人が増えてる……(白目)
嬉しいです、嬉しいですけど……プレッシャーがガがガガ……


第五話 姉妹と再開と取材……?

~~~~~武蔵Side~~~~~

 

「甲斐?それに信濃と紀伊だと?……ふふふ、そういう事か……歓迎するぞ。信濃、紀伊、甲斐ようこそラバウル鎮守府へ」

 まさか此方に来る艦娘が私達の姉弟とは思ってもいなかったな。

 「ふふふ……楽しくなりそうだな」

 「何が楽しみなんですか?」

 「おっと、声に出ていたか?」

 「はい!バッチリ聞きましたよ!!」

 心の中だけで話していたと思ったら、隣に居た青葉に聞かれていたとは思わなかったな。

 「私と大和の妹達が来るんだ。楽しみに思うのも仕方ないだろ?」

 「なるほど!では到着したら早速取材を受けてもらいましょう!!」

 「………余り強引にはしてやらないでくれよ?」

 「ええ、分かってますとも!」

 口では自制しているように見えたが、顔は今にでも突撃していきたいと思わせるような感じで、心の中で妹と弟に謝罪をした。

 

~~~~~武蔵SideEnd~~~~~

 

 「……っ!?………??」

 武蔵姉と無線を交わし終えて少ししたら何故か背筋がゾクッと震えた。

 「甲斐さん?どうかしましたか?」

 「いや……何でもない」

 周囲に敵が居るのかと思い電探を起動させたが気のせいだった見たいだ。

 「そうですか?あ、武蔵さん達が見えてきましたよ」

 浜風が指をさす方を見ると、武蔵姉が微笑みながら主砲を一基動かしていた。

 「(礼砲か?)一番主砲空砲込め」

 妖精さんに指示をしたら一番主砲に重さを感じゆっくり最大仰角で方を上に向けた。

 「甲斐?何をしてるんですか?」

 「ん……ちょっと武蔵姉に挨拶をね」

 信濃姉は「なるほど」と微笑みながら納得していた。

 ふと、武蔵姉を見ると、一番砲を上に向け腹に響く轟音を立てて空砲を撃っていた。

 「礼砲に応じます、第一主砲一番砲用意……撃てぇ!!」

 武蔵姉よりも大きな爆音を立て空砲を撃ってから皆を見ると、磯風を除く全員が耳を塞いでいた。

 「……大丈夫か?」

 「やはり、耳を塞いでも凄い音ですね」

 「うむ、心地良い音だ。やはり五十一糎砲は伊達ではないな!!」

 磯風は何故か恍惚の表情を浮かべていた。

 そして、武蔵姉との礼砲のやり取りを終わらせてラバウル出迎え艦隊と合流した。

 「護送艦隊天城以下、磯風、浜風の三名帰投しました」

 「ご苦労だった。そして……」

 俺達は信濃姉を先頭にしてその後ろに紀伊と並んで敬礼をした。

 「新造艦艇、信濃以下二名、ラバウル鎮守府に着任致しました。」

 「先程も話したが、歓迎するぞ。信濃、紀伊、甲斐……ようこそラバウル鎮守府に!」

 「武蔵お姉ちゃん!!」

 我慢できないと言わんばかりに、紀伊は武蔵姉の胸に飛び込むように抱き付いていた。

 「おっと…全く、甘えん坊になったものだな?」

 武蔵姉は優しく微笑みながら、紀伊の頭を撫でていた。

 「お久しぶりです、武蔵姉様。」

 「そうだな。随分綺麗になっているじゃないか?」

 「あ、有難う御座います…///」

 「ふふふ、そして……」

 信濃姉を弄って満足したのか微笑んだまま俺を見ていた。

 「久しぶり…かな?」

 「そうだな。まさか弟が増えていたとは思わなかったがな?」

 ニヤニヤした表情をしているからからかわれていると分かった。

 「……俺もからかい好きの姉が居るとは思わなかったよ」

 せめてもの抵抗で毒づいてやると、武蔵姉は楽しそうに笑っていた。

 「ふふふ……言うではないか?甲斐よ」

 「せめてもの抵抗だよ」

 「全く、生意気な弟だな……っと、そろそろ離れろ紀伊」

 「は~い」

 「さて…天城、磯風達と輸送船の荷物をドッグに運んでくれ。三人は私に付いてきてくれ。」

 「「「「「「了解」」」」」」

 「青葉達は天城の手伝いをしてやってくれ」

 「え?取材h――」

 「………」(←鋭い目つき)

 「分かりました……」

 武蔵姉は青葉を一瞬で深海棲艦も殺せるような鋭い目で睨んだだけで黙らせていた。

 「如何した甲斐?何か言いたげだが?」

 「……いや……何でもねぇよ」

 「そうか?ならば付いてこい」

 俺達着任組は武蔵姉に着いていった。

 

 

 ………途中までは。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~~~~~綾垣奏衣Side~~~~~

 

午前中のお仕事を終わらせて、今日秘書艦をしてくれている大和と武蔵が作ってくれたカステラでお茶をしていたら、執務室の扉をノックする音がしたので、大和にでてもらった。

 「あ、今日は確か新規着任の娘が来るんだった……」

 しかも迎えに出ているのは武蔵でこんな事をしているうのがバレたら確実に怒られるわね……。

 急いで私は来客用のテーブルから執務机に戻った。

 「提督よ新たなる戦力が三隻着任した……ぞ」

 テーブルの上を見た武蔵の目つきが変わり私を真っ直ぐ射貫いた。

 「提督、後で説教だからな」

 「……あ、う……はい……」

 武蔵は腕を組みながら二人の艦娘を連れて私の前にたった……二人?

 「ねえ、武蔵」

 「なんだ?説教はまけないぞ。」

 「そうじゃなくて、二人しか居ないわよ?」

 「なに?」

 武蔵は振り返ると強く手を握っていた。

 「紀伊、甲斐は何処に行った?」

 「え、えーと……青葉ちゃんがいきなり曲がり角から現れて、甲斐の手を掴んで走って行った……よ?」

 「そうか……大和、二人を頼むぞ?」

 「え、ええ」

 大和は武蔵の威圧に少し震えながら頷いていた、私も怖いから気持ちは分かるよ!

 「提督、少し席を離れるぞ」

 「う、うん。行ってらっしゃい」

 武蔵は早歩きで部屋を出て行った。

 『青葉の馬鹿は何処に行ったあぁぁぁぁ!!!!!』

 鎮守府中に聞こえるんじゃないかと思えるくらい大きな声を出して走って聞くのが目に浮かんだ。

 「…………(青葉、超逃げて…!)」

 青葉の無事を祈りながら置いてけぼりにされている二人に目を向けた。

 「えっと、初めまして。私はこの鎮守府で提督をしています。綾垣奏衣と言います。よろしくね?」

 「あ、初めまして。大和型戦艦三番艦の信濃と申します。今度こそ最後まで護ります」

 「同じく大和型戦艦四番艦の紀伊だよ。私が来たからもう大丈夫だよ!」

 「大和の姉妹なのね、良かったわね大和」

 「はい!」

 「それじゃあ、武蔵がもう一人の娘を連れてくるまでお茶をしましょうか」

 親睦を深めるために二人を誘って四人でお茶とカステラを楽しんだ。

 

~~~~~綾垣奏衣SideEnd~~~~~

 

 

 武蔵姉について行ってたと思ったら、俺は何時の間にか食堂で駆逐艦娘に囲まれていて、目の前には青葉が居た。

 「……なんでこうなったんだ?」

 「どうしましたか?甲斐さん」

 何故か俺の膝に座っている雪風の頭を撫でて「何でもない」と答えておいた。序でに、俺が座っている椅子の右には時津風、左には天津風が居て俺の服をしっかり握り俺にピッタリくっつくように座っていた。

 「それよりも、お久しぶりですねぇ、甲斐さん。」

 「ああ、最後は呉だったか……お互いに」

 青葉は大破して座礁しながらも浮き砲台として呉を護ってくれていてその時に良く話をしていた。

 「では早速取材――『青葉の馬鹿は何処に行ったあぁぁぁぁ!!!!』をさせて頂きますね」

 「そのままスルーしただと!?」

 武蔵姉の怒りの叫びをも気にしていないよう……あ、額に冷や汗かいてる。

 「む、武蔵さんが来るまでに取材をしたいんで……ご協力下さい……」(震え声)

 「わ、分かった」

 青葉の質問は簡単でそこまで深いのは無かった。

 「では最後n―――」

 「見付けたぞ……青葉ぁ」

 「ご、ご協力有難う御座いましたあぁぁぁぁ!!!!!」

 青葉は凄まじい速度で窓から飛び出して逃げた。

 「青葉あぁぁぁぁ!!!逃がさんぞ!!!」

 武蔵姉も同じように窓から飛び出し逃げる青葉を追いかけていった。

 「お二人とも早いですね!」

 「ああ、そうだな……」

 雪風を撫でて現実逃避をしていたら、鳳翔さんがお茶とお饅頭を持ってきてくれた。

 「有難う御座います」

 「いえいえ、賑やかな所ですから。直ぐ慣れますよ」

 「そうですね」

 鳳翔さんも昔話したことがある人でよく世話を焼いて貰っていた。

 「それより、提督にはご挨拶しましたか?」

 「しようと思ったら青葉に連れてこられました。」 

 「あらあら、なら私が執務室まで案内しますね」

 「有難う御座います」

 手早く饅頭とお茶を腹に入れて、眠っている二人を雪風に任せて鳳翔さんに付いて執務室に向かった。

 

 

 「提督、失礼致します」

 扉をノックして部屋に入ると、紅茶の香りと、バターの甘い香りが漂っていた。

 「あら、いらっしゃい鳳翔さん……其方の男の人は?」

 どうやらこの人は俺が艦息とは気が付いていないようだったから、佇まいを整えて敬礼した。

 「此方の鎮守府に新規着任した、大和型戦艦五番艦甲斐だ。今度こそ皆を護り抜く」

 俺が挨拶すると提督は明らかに驚いた表情をしていた。

 「え?男性?あれ?でも艦娘って…あれ?」

 「提督、挨拶が……」

 鳳翔さんの言葉で提督は落ち着いたようだった。

 「この鎮守府の提督をしています。綾垣奏衣です……本当に男の人?」

 「……証拠、見せましょうか?」

 袴を抑えてる紐に手をかけながら言うと提督は顔を真っ赤にして固まり姉たちも固まっていた。

 「うぇ……///!?」

 「冗談ですy――」(バシッ!

 いきなり背後から頭をそれなりの強さで殴られ頭を押さえながら振り向くと、ボロボロになった青葉を担いだ武蔵姉が居た。

 「甲斐、提督は純情なんだからそういうからかい方をするな」

 「りょうかい…所で……青葉生きてる?」

 「少しお灸を据えただけだ。直ぐに生き返る」

 「……そうか。えっと、提督、さっきはからかってゴメンね?」

 「え!?だ、大丈夫気にしてないから!?」

 取り敢えず仲直り?出来てその後姉さん達のお茶会に鳳翔さんと一緒に混ざってお茶を貰った。

 

 

 因みに青葉は、武蔵姉が言ったとおりすぐ目覚めて俺達と一緒にお茶をした。




お読み下さり有難う御座います。
Bluetoothのキーボードを買ってから執筆が捗ります。(更新が早くなるとは言ってない)

此処でアンケートをば、次回メインに書いて欲しい艦娘は誰でしょうか?

1,響
2,雷
3,古鷹
4,由良
5,雪風
6,瑞鳳

以上の六人の中から一人お選び下さい。(活動報告の方にも書くので、そちらにお答え下さい)

ご意見、ご要望、ご指摘、ご感想、お待ちしております。
また次回お会い致しましょう。
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