幻の戦艦~大和型戦艦五番艦[甲斐]推参!~   作:疾風改

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PV1955、本当に有難う御座います!!
そして、アンケートにご協力して頂いた方々も有難う御座います!!!
アンケートの結果、雪風をメインに書いた積もりです!

さで、次はどうしようかな……(緊張によるポンポンの痛さに耐えつつ)


第六話 和やかな日常

 提督から今日と明日はゆっくりするように言われ、青葉から寮に案内して貰うように言われ、いざ行こうとしたら大和姉がふと思い付いたかのように呟いた。

 「甲斐って男の子だけど……お風呂ってどうするの?後、お部屋も……」

 「……あ、そうだった」

 「提督よ、大和が言わなかったら誰かと一緒の部屋にしていただろ?」

 「はい…あ、謝るからアイアンクローは止めて」

 武蔵姉の手から逃げるようにして俺の背中に回った。

 「だが、ホントに部屋と風呂。俺はどうしたら良いんだ?」

 俺の質問に困ったように眉をひそめていた、可愛い。

 「えっと、取り敢えず……武蔵、手の空いてる子に寮の角の部屋を片付けさせるように指示して!」

 「仕方ないな……」

 武蔵姉は溜息をつきながら部屋を出て行った。

 信濃姉と紀伊は先に青葉に連れられて部屋に向かって行っていた。

 「……俺は何をしていたら良い?」

 やることが無いのは暇なので聞いてみると、「特にないかな?」と言われて、暇決定した。

 「では提督、私は御夕飯の用意をしに行きますね。」

 「うん、よろしくね、鳳翔さん♪」

 「ふふふ、はい」

 提督のウインクに鳳翔さんは微笑んでいた。

 「ああ、そうだ。鳳翔さん付いて行って良い?」

 「ええ、構いませんよ。駆逐艦娘の子が居たら遊びに付き合ってあげて下さいね?」

 「了解です」

 鳳翔さんに続いて提督室を出た。

 

 

 鳳翔さんに先に食堂に入って貰おうと扉を開けt―――

 「甲斐さーん!!」

 「グボァ!?」

 扉を開けた瞬間内臓を突き上げて来る衝撃が腹を襲ってきて、背後に吹き飛ばされそのまま仰向けに倒れた。

 「甲斐さん!?それと……雪風ちゃん?」

 鳳翔さんの声が聞こえたが、今は激痛を耐えるのに精一杯だった。

 「甲斐さんやっと帰ってきました!」

 聞き覚えのある声で涙で潤む目で腹に衝撃を与えてきた犯人を見ると、キラキラした瞳で俺を見ている雪風が居た。

 「……雪風?」

 「はいっ!」

 「突撃するのは、危ないからもうしたら駄目だからな?」

 「そうなんですか?」

 「うん、約束できるな?」

 「はいっ!」

 元気な声で返事をした雪風の頭を優しく撫でながら倒れていた身体を起こすと、鳳翔さんが慌てるようにやって来た。

 「甲斐さん大丈夫ですか?」

 「一応……戦艦なんで」

 額に脂汗を滲ませながらも微笑むと、鳳翔さんはほっとした表情になっていた。

 「さて、雪風」

 「はい、何でしょうか?」

 「せっかくだから、鎮守府を案内してくれるか?」

 「はいっ!あ、天津風ちゃんと時津風ちゃんも誘っても良いですか?」

 「良いぞ。人数は多い方が楽しいからな」

 「はいっ!分かりました」

 雪風は走って食堂に戻っていった。

 「あの子達のことお願いしますね」

 鳳翔さんが微笑みながらまだ座っている俺に手を差し出してくれて、その手を取って立ち上がった

 「分かってますよ」

 お尻に付いた砂を払っていると、雪風が天津風と時津風を連れてやって来た。

 「良いのかしら?私たちも着いていって?」

 「ああ、問題ないさ」

 「じゃあ、早速行こー」

 「行きましょうー」

 雪風と時津風に手を掴まれて鎮守府案内に向かった。

 「あ!待ちなさいよ!」

 先に歩き出した俺達を追うように天津風が追ってきて俺の着物の裾を控え目に摘まんでいた。可愛い(可愛い)。

 雪風の案内で最初は工廠にやって来た。

 「着きました!」

 「此処が工廠ですよ!」

 「明石さんと夕張さんがほぼ担当しているのよ」

 雪風、時津風、天津風の順番に説明をしてくれていると、工廠に入る扉が開き、中から桃色の髪と緑色の髪の女性が出て来た。

…………つなぎの袖を腰に巻いてタンクトップの姿で。

 勿論直ぐに目を逸らした。

 「ん?あら、雪風ちゃん達どうしたのかしら?あと、そちらの男性は?」

 「何で目を逸らしてるのかしら?」

 「……自分の姿を見てみると良い」

 「「あ……」」

 俺の指摘に初めて気が付いた様でゴソゴソと布の擦れる音が聞こえ、音が止むと声がかけられた。

 「えっと、初めまして。私は工作艦の明石よ。それでこっちは……」

 「実験用軽巡洋艦の夕張よ。貴方の名前は?」

 「ああ、大和型戦艦五番艦甲斐だ。今日この鎮守府にやって来た。よろしく頼む」

 名前を名乗ると明石と夕張は目をギラギラさせていた。

 「「貴方の艤装見せて!!!」」

 凄い剣幕で思わず引いてしまった。

 「えっと、今は案内して貰っている途中だからまた今度な」

 「絶対だからね!」

 「待ってるわよ!」

 二人に苦笑いを返していたら雪風に手を引かれた。

 「次行きましょう!」

 「そうだな行くk――」

 『陽炎型駆逐艦九番艦時津風、同型艦十番艦天津風。遠征の時間だ。速やかに二番ドッグに集合せよ』

 「「あ……」」

 「忘れてたみたいだな?」

 からかうと二人は顔を赤くしていた。

 「ははは、まぁこれから居るんだ。また話せるさ」

 優しく頭を撫でてやると、時津風は嬉しそうに、天津風は照れ臭そうにしていた。

 二人と別れ、雪風と手を繫いで鎮守府を回った。甘味処、居酒屋、酒保、お風呂場、ドッグを回り、歩き疲れた雪風と一緒に桟橋から足を出してプラプラしながら、夕焼けで海が赤く染まって綺麗だった。

 「……」

 「~~~♪」

 雪風は自然に俺の膝の上に乗り、鼻歌を歌うほどご機嫌だった。

 「…ま、いっか」

 雪風の頭に手を乗せて優しく撫でていると、背後から足音がして振り返ると、武蔵姉が来た。

 「何処に行ったかと思ったぞ?」

 「ゴメン、雪風に鎮守府を案内して貰ったんだ」

 「あ、武蔵さん!」

 雪風は俺の膝から降りて武蔵姉の手を引いて俺の横に座った。

 「全く雪風には敵わないな」

 「……そうだな」

 俺、雪風、武蔵姉の順番に横一列で座り、他愛ない話をしていたら、武蔵姉は思い出したかのように手を打った。

 「甲斐、お前の部屋が用意できた。荷物も既に運んであるから荷出ししてこい。」

 「わかった。だけど、部屋の場所分からないぞ?」

 「雪風、甲斐を寮の二階の角の部屋に案内してやってくれるか?」

 「分かりました!雪風にお任せ下さい!」

 「頼むな雪風。んじゃ、行ってくるよ」

 「ああ、終わったら食堂に来てくれ。夕飯の序でにお前達の紹介をする」

 「りょーかい」

 俺が立ち上がると雪風は自然に俺の手を握ってきた。

 「行くか?」

 「はい!」

 雪風と桟橋を後にしているとボソッと後ろから声がした。

 「……まるで親子だな」

 内容までは分からなかったが、おそらくだが褒められては居ないだろう。

 

 

 寮に入ると、他の艦娘が俺をジロジロ見ていた。

 「……(ロリコンだと思われていませんように)」

 心の中で強く願っていると、やっと自分の部屋に到着した。

 「着きました!さぁ、早く荷出しを終わらせちゃいましょう!」

 「手伝い有難うな」

 雪風と部屋に入ると、何故か浜風と磯風が荷出しを始めていた。

 「甲斐さん、遅かったじゃ無いか。」

 「荷出し、ほとんど終わりましたよ。後は、その…///」

 浜風は一つの中くらいの段ボール箱をチラチラ見ながら顔を赤らめていた。

 「「………??」」

 俺と雪風は何のことか分からずに首を傾げていると、磯風がその段ボールを開けて中から何かを取りだした。

「この段ボールにはこれが入っていたんだ。何処に仕舞えば良いか分からないから置いておいたんだ」

 磯風が取り出したのは俺の下着だった。

 なるほど、これは困るな。俺も逆の立場なら困るもん。

 「ああ、そういうことか、やっとくから磯風はそっちの刀掛けを組み立てておいてくれるか?」

 「わかった。浜風手伝って……どうした浜風?」

 「……///」(プルプル)

 「浜風ちゃん、前が見えません!」

 浜風がいつの間にか俺も横に来て雪風の目を塞いで顔を真っ赤にしてプルプルと震えていた。

 「磯風ぇ///何で平気何ですか!?その…男の人の…し、下着を…///」

 「?それがどうしたんだ?」

 磯風と浜風の言い合い(?)を聞き流しながら自分の下着をタンスに仕舞って、磯風が組み立ててくれた刀掛けに刀を飾り、その近くに槍も飾って片付けが完了した。

 

 




はいっ!如何でしたか?メインに書くと言いながら、これが作者の限界です。
世界中の皆!オラに文章力を分けてくれ!ヽ(`Д´)/

さて、アンケートをば。
次回メイン(笑)にして欲しい艦娘は誰でしょうか?
1,わかしも(若葉、初霜)
2,天龍田(天龍、龍田)
3,第六駆逐隊(暁、響、雷、電)
4,ふるたかこ(古鷹、加古)
今回はこの方々でよろしくお願いします。
毎度のごとく活動報告で集計させて頂きます。
アンケート集計来なかったらボクが絶望します。控え目に言って【この世界からエロが無くなる】位の絶望ですねwww。

ご意見、ご感想、ご指摘、よろしくお願いします。
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