幻の戦艦~大和型戦艦五番艦[甲斐]推参!~   作:疾風改

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作者「小説情報どうなってるんやろ?」(´・д・)y-~

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作者「」( Д )y \_ ポロッ
※マジでタバコ落としかけました※


第七話 歓迎会(1)

 片付けを終わらせ、浜風がどこからか持ってきていたお茶を飲んでゆっくりしていた。

 「ん~…」

 「どうしました?」

 「いや、汗ばんだから着替えようと思ってな……まぁ、居ても良いが」

 そう言いながら着物を留めている帯を緩めようとしたら、浜風は顔を一瞬で真っ赤にさせていた。

 「磯風、雪風姉さん行きますよ!!」

 「お、おい?」

 「甲斐さん、また後で会いましょう」

 浜風に手を掴まれて磯風と雪風は部屋から去って行った。

 「彼処まで焦らなくても良いのにな」

 浜風の狼狽えように思い出し笑いを浮かべ帯を緩めて上だけはだけて襦袢を脱ぎ汗を軽く拭いて新しい襦袢に着替えて、ふと思い出した。

 「そういえば……風呂はどうなんだろ……」

 このまま汗は拭くだけだったら嫌だな。

 服を整え畳に座ると、不意に眠気が襲いかかってきた。

 「あ~…少しだけ……寝るか」

 来る途中の戦闘で疲労していたのか壁に背を預けたら直ぐに瞼が重くなって、それに抗わず眠りに着いた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「ん~?あれ?」

 寝ていたはずなのだがふと目を開けると船の甲板上に立っていた。

 「甲斐の上か」

 『そのとうりじゃ、先の戦闘は見事じゃったな。』

 「それはどーも、早速俺を呼んで、どうしたんだ?」

 『いや……いいにくいんじゃが……』

 甲斐はポリポリと頬を掻きながら少し照れ臭そうにしていた。

 「遠慮は要らねぇよ?」

 『うむ……ならば、酒を飲みたいと思ってな。』

 「……は?」

 甲斐の言葉に思わず、間抜けな声で返事をしてしまっていた。

 「いや、どうしてだ?」

 『我は進水式も済ませぬまま生を閉じた。だが一度…我の上で技師の物等が酒盛りをしてな。ふとした時に我に零したのじゃ』

 昔のことを語る甲斐はなんだか嬉しそうで微笑ましかった。

 『その時に感じた酒の味が忘れられなくての……不躾ながら頼んでいるのじゃ』

 甲斐の目はいつも通り真っ直ぐだった。

 「わかったよ。だが、俺は酒を飲んだことがねぇから、弱くても文句言うなよ?」

 『うむ、感謝するぞ』

 俺は此処であることが気になった。

 「俺が飲んでも酒の味は分かる物なのか?」

 『うむ、主と我は魂で繋がって一心同体なのじゃ。故に先の戦闘の高揚も感じるし、主の食べた物の味もしっかりと分かるのじゃ』

 「便利なのか、不便なのか……」

 苦笑いをして頭を掻いていると、甲斐はふと顔を上げた。

 『どうやら向こうに主を呼びに来た者が居るようじゃ。』

 「なら、帰らねぇとな。まぁ、また来るわ」

 『うむ、待っておるぞ』

 

 

 「ん……ん?」

 「やっと起きた」

 目を覚まし前を見ると、背中まである銀髪に、黒い帽子を斜めに被り、無表情な顔で俺をのぞき込んでいる響が居た……何故か俺の膝に座った状態で。

 

~~~~~響Side~~~~~

 

 私の名前は響、その活躍ぶり(ニコ〇コ動画等)からフリーダム響の異名があるよ。

 私は鳳翔さんのお手伝いで新しく着任した三人の歓迎会の準備をしていたんだ。

 もうすぐ出来るところで私は何時の間にか食堂に来ていた武蔵さんに呼ばれたよ。

 「なんだい?私は今鳳翔さんが作った料理の味見役で忙しいんだけど」

 正直に言ったら武蔵さんにそこそこ強い力で叩かれた。

 「~~~っ!?」(カリスマブレイクで頭を押さえている)

 「響、甲斐を呼んできてくれるな?」

 「はい……」

 まだジンジンする頭を撫でながら、甲斐さんがいる寮に向かった。

 「甲斐さん、入って良いかな?」

 扉をノックしたが、部屋からは何も反応が帰ってこなかったよ。

 「……?甲斐さん?入るよ?」

 扉には鍵が掛かっておらず、そのまま開いた。

 「お邪魔するよ?」

 扉の端からチラリと中を覗くと甲斐さんは座って壁に背を預けて寝ていた。

 「全く、こんな美少女が来たのに寝ているなんて、それに、久しぶりに合うのに連れないんじゃ無いかな?」

 聞かれているハズ無いのに思わず呟いてしまっていた。やっぱり、あの時私は寂しかったのかな。

 部屋に入り扉を閉めてゆっくり甲斐さんに近づき軽く身体を揺すってみた。

 「甲斐さん、起きて」

 「……………………」

 「起きないね……よいしょ」

 思わず甲斐さんの膝の上に乗ってしまっていた。

 「ここまでしても起きないんだね……意外と強情なのかな?」

 ジーッと甲斐さんの顔を眺めていたらやっと目を覚ました。

 「ん……ん?」

 「やっと起きた」

 「……ひびき?」

 寝起きだからかな?少し舌足らずになってるね。

 「うん、武蔵さんに甲斐さんを呼んできてって言われたんだ」

 甲斐さんは「そうか」と言って私の脇の下に手を入れてどかしてきた。

 「なにをするんだい?」

 少しくすぐったかったのを我慢して文句を言ったよ。

 「立つのに邪魔になるだろ?にしても……あの時以来だな。いまは……寂しそうな顔はしてないな。」

 「っ!?」

 寂しいと思っていたのを知っていたのかのように、甲斐さんは私の頭を優しく撫でてきた。

 「……流石にこれは恥ずかしいな///」

 自分の顔が赤くなっているのが分かる位に熱くなってきた。

 「も、もう撫でるのは良いから///早く食堂に行かないと武蔵さんに怒られちゃうよ?」

 「それは恐ろしいな、行くか」

 「うん」

 甲斐さんは笑いながら出口の方に歩いて行ったから私も追いかけるように、甲斐さんに着いていった。

 甲斐さん、В следующий раз я буду защищать вас……。

 

~~~~~響SideEnd~~~~~

 

 呼びに来てくれた響と一緒に食堂に向かっていると、信濃姉が響と同じ帽子を被った黒髪の子と手を繫いで歩いていた。

 「……響」

 「なんだい?」

 「手、繫いでやろうか?」

 「えっ?ちょっ!?///」

 響の返事を待たずに手を取ってやると元々白い肌が面白いくらいに赤く染まっていた。

 「おーい、信濃姉」

 「?あら、甲斐。それに、響さん?どうしました?」

 「……何でもないよ」

 響は信濃姉から顔を背け帽子で顔を隠していた。

 「えーっと君は初めましてかな?俺は大和型戦艦の五番艦、甲斐だ。」

 「私は暁型一番艦の暁よ!一人前のれでぃとして扱ってよね!」

 「そうか、よろしくな、暁」

 帽子を取って信濃姉に渡してから頭を撫でてやった。

 「うん、よろしく……って頭撫でないでよ、もう子供じゃないのよ!」

 「そうだな、悪い悪い」

 言いながら撫で続けてやると途中から文句を言わなくなり顔を見てみた。

 「…………♪♪」

 どうやら嬉しいみたいでニコニコしていた。

 「あ、信濃お姉ちゃん!甲斐~!」

 「……!」

 「お?」

 暁は俺の手から逃げて信濃姉の後ろに隠れていた。

 声のする方を見たら紀伊が暁、響と似た服を着ている雰囲気の似ている二人を抱きかかえながらやって来た。

 「……響」

 「なんだい?あ、抱えなくて良いからね?」

 「………」

 先手を打たれ、なんとなく響の頭を少し乱暴に撫でてやった。

 「えっ、なんで!?」

 文句を聞かず撫で続けてやったら紀伊が直ぐ側まで来ていた。

 「甲斐、響さんの髪が非道いことになってるから止めてあげなさい?」

 信濃姉の言葉で撫でるのを止めると、響の髪はクシャクシャになっていたから、謝罪の意味を込めて整えるように髪を撫でた。

 「全く、女の子の髪は命の次に大事なんだよ?」

 「悪かったって。紀伊、そっちの二人は?」

 「私は暁型駆逐艦三番艦の雷(いかづち)よ!雷(かみなり)じゃないわよ!」

 「暁型駆逐艦四番艦の電です。どうぞよろしくお願いします。」

 「戦艦甲斐だ。非常に不本意だが紀伊の弟だよろしくな」

 一旦響を撫でる手を止めて紀伊が抱えている二人をなでた。

 「ええ!分からないことがあったら私を頼って良いのよ!」

 「はわわわ///」

 雷は嬉しそうに撫でられていて、電は少し恥ずかしそうだった。

 「ふふ、そろそろ行きましょう?武蔵姉様に怒られるのは嫌ですから。」

 信濃姉の言葉に頷いて、二人から手を離し、つい好奇心で響を肩車してやったら、案の定顔を真っ赤にして可愛かった。




読んで頂き有難う御座います。
いやぁ……自分のことですが、なんでこんなにUAが増えているのか…。
正直嬉しいです!!!!ホント有難う御座います!!!! 
今回はアンケート無しです!次回更新は、土曜か日曜日にはしたいなぁ…。

ご意見、ご感想、ご要望、ご指摘(優しく)、評価、よろしくお願いします!!

では、また次回にお会いしましょう!
それで……わ……。
(´・ω:;.: (´:;….::;.:. :::;.. ….。
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