東方銃憶録   作:MICRA

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今回はいつもよりグダグダです、お気を付けて
誤字脱字報告よろしくです


プレリュード

鋼鉄の鳥はそのまま紅魔館を過ぎ去った、しかしこれはどこかに結界の綻びがあるのか

はたまたゲートの様な出入り口が出来てしまったのか、どちらかは分からない

しばらくすると、腰掛けていたMARCHのエンジンが掛かった、誰も乗っていないのだが…

しかし俺は幻想郷で色んな物を見て来た、今更驚く訳…、あるよ!、意味わかんねぇよ!

冷静に考えれば配線の誤作動、もしくは付喪神か?

そんな事を考えていると運転席側のドアが開いた、乗れって事かな

運転席に乗り込むと、エンジンが停止した、自分の車ながら良く分からない

取り敢えず乗ってくれって事なのか?、さらにグローブボックスがいきなり開いた

中には手紙の様な紙切れが入っていた、幻想入りした時に間違えて車に入り込み

出られなくなったと言う悪魔からの手紙だった、何とお間抜けな

まぁこちらに危害は加えないらしいから何ら問題無い、運転の主導権は俺にあるとのこと

呼んでくれればすぐにでも迎えに来てくれるおまけ付きだ、何と便利な事でしょう

名をミアというらしい、って事は女性か、最近女の人に囲まれてますね、大半人外だけど

 

弥 『って事は貴女は車を動かせるのかな?』

 

するとまたエンジンが掛かった、動かせるってことか

 

……

 

部屋に戻るとあきつ丸が帰って来ていた、誇らしげにモーゼルを右手に持っていた

 

あ 「調整終わったであります!、で誰がこれ使うんでありますか⁈」

弥 『俺ライフル使った事ないし、咲夜さん辺りが良いんじゃないかな』

あ 「あぁ、確かに似合いそうでありますな」

弥 『呼びに行くか…、って居るし』

 

そんな話をしているとあきつ丸の後ろに咲夜が現れた、それ心臓に悪い

 

咲 「お呼びになりましたか?」

弥 『このライフル使って見てよ、暇な時で良いから』

咲 「はぁ、よく分かりませんが分かりました」

 

そして咲夜はライフルを持って消えた、あれどうなってんの?

 

弥 『にしてもあきつ丸、お前は頼りになるな』

あ 「褒めても何も出ないでありますよぉ」

弥 『その笑顔が見れて俺は十分だよ」

あ 「キザな台詞でありますな」

あ 「まぁ弥生殿なら似合うでありますが」

弥 『恥ずかしいから2度と言わない』

 

そんな話をしていると早速銃声が轟いた、咲夜さんノリノリだな

何回か撃ったあと、咲夜さんは戻って来た、目をキラキラさせながら

 

咲 「これ良いですね、貰って良いですか?」

弥 『気に入ったんですね、どうぞお使い下さい』

咲 「ありがとうございます、大切に使わせていただきます」

弥 『弾が必要なら言って下さいね』

咲 「分かりました、失礼します」

 

咲夜はお辞儀をするとまた消えてしまった、今度能力について聞いてみよ

 

……

 

あ 「そういえばK11って何馬力なんでありますか?」

弥 『純正で1300ccなら101馬力、1000ccなら60馬力しかない』

あ 「それって軽自動車レベルでありますぞ!?」

 

あきつ丸は驚いた素振りをしながらそう言った、確かに非力だもんな

 

弥 『だからSR20エンジンに積み替えたよ、おかげ様で150馬力まで上がった』

あ 「だからあれ程速いんでありますな」

弥 『まぁ他にも手を加えてるけど、またの機会に』

弥 『それにしても、何でいきなり?』

あ 「外にいた時欲しかった車があるのであります」

弥 『何が欲しかったんだ?』

あ 「MARCH turboであります」

弥 『なかなか渋いな…』

あ 「あれ格好良いでありますよなぁ」

弥 『8ビート走法の時代のか…、格好良かったな』

あ 「まぁ、85馬力しかないんでありますが」

弥 『それで俺のMARCHの馬力を聞いたって訳か』

あ 「そう言う事であります、にしても、外が騒がしいでありますな」

弥 『あっちは…、湖方面だな、見に行く?』

あ 「行くであります!」

弥 『んじゃ、行ってみよう』

 

……

 

湖に出ると妖精に遊ばれている異形の者が居た

水死体の様に白い体に巨大な球を括りつけた様な者だ

隣を見るとあきつ丸は困惑と敵対心の混ざった味わい深い顔をしていた

取り敢えず助けてやろう、妖精ってどうやって追い払うんだ?

 

弥 『あきつ丸…、MARCH乗って来て、あいつ引き摺って紅魔館まで連れてくから』

あ 「何を言っているんでありますか?、あいつは敵でありますぞ?」

弥 『え、そうなのか?、それじゃ鹵獲ってことにすれば良い』

あ 「後悔しても知らないであります、あいつはヤバイでありますよ」

 

あきつ丸に鍵を投げ渡すと吐き捨てる様にそう言った、そこまでマズい相手には見えないが

近づいて行くと妖精はすぐに逃げて行き、その相手だけになった

敵対心は無く衰弱した様子で、顔は見えないが所々に傷があった、これを殺すほど冷酷になれないな

取り敢えず台車を作りそれに乗せようとする、しかし重たい、人間が持ち上げられる重さじゃない

何かを伝えたい素振りを見せたが、話せないようで諦めていた、台車に乗らねぇ

しばらく格闘していたが諦め、あきつ丸が来るのを待つ事にした

少しするとエンジン音が響きMARCHが到着した、あきつ丸はムスッっとしている

 

あ 「本当に知らないでありますぞ…って何故台車に乗せないんでありますか?」

弥 『想像以上に重たかった、手伝ってくれ』

あ 「深海棲艦とはいえ失礼でありますぞ」

弥 『じゃあ持ち上げてみ、素晴らしいくらい重たいから』

 

するとあきつ丸はあいつを持ち上げようとして…、唸っていた

 

あ 「ぬぉぉぉぉ…、無理であります!」

弥 『仕方ない、転がそう、それで載せれば良い』

 

大玉ころがしの如く、ゴロゴロと専用の台車に乗せ、ワイヤーで縛る

 

弥 『やっと上手く行った、大変だったな』

あ 「そうでありますな、後ろのフックに繋げれば良いんでありますか?」

弥 『そう、牽引用の輪っかね』

 

あきつ丸は手際良くワイヤーを繋げると、助手席に乗り込んだ

運転席に座りDに入れ、アクセルを開ける、すると前輪が空転しながら発進した

 

あ 「…あれは深海棲艦と言って、我々艦娘の敵、と言うか人類の敵であります」

弥 『ほう、マズい物拾っちまったかな?』

弥 『だけど勝手に殺したら問題になるだろ、ここ幻想郷だし、下手な事出来ないな』

あ 「確かに、だけどこちら側に仇を成したら…」

弥 『その時は殺してやればいい』

あ 「まぁ、そうでありますな、それよりどうやって館に入れるつもりで?」

弥 『フランとか咲夜、美鈴に手伝ってもらおう』

あ 「どうやったら深海棲艦って治るのでありましょう…?」

弥 『分からない、咲夜さんに頼めば良いんじゃないかな?』

 

そんな話をしていたら紅魔館に着いた、ここから中に入れるの面倒くさい

 

……

 

深海棲艦、ワ級と言うらしい、咲夜に頼んで医務室で手当てをして貰っている

ワ級は喋れるようだが、今は衰弱して何も話してくれない、まだ敵だと思っているのかも知れない

しばらく脇に居てやったが何も喋らない、まぁ仕方がないだろう、こちらにはあきつ丸が居るし

 

あ 「奴は何か喋ったでありますか?」

弥 『いいや?、全然話してくれないよ』

あ 「まぁ、あちらからしたら敵地でありますからね」

弥 『しばらく治るまでは咲夜に任せよう、咲夜なら大丈夫だろう』

あ 「仕方ないでありますな…、部屋に戻りましょう、弥生殿」

弥 『俺は物置きを見に…』

あ 「戻りましょう、や・よ・い・殿?」

弥 『はい…』

 

その後長ったらしいお説教をくらったのはまた別のお話




コラボは次回に持ち越しです
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