東方銃憶録   作:MICRA

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またグダっちゃった、お気を付けて、多分当分グダリます
誤字脱字の報告よろしくです


日常の中の非日常

あきつ丸の耳の痛い説教が終わり、一息ついた所にパチュリーが来た

 

パ 「侵入者がトラップにかかったわ、見に行きましょう」

弥 『私達よりレミリアさん達の方が見に行くべきでは?』

パ 「もう行ってるのよ、ささ、ついて来て」

 

パチュリーに着いて行くと地下室に着いた、扉の隣にレミリアが目を瞑って腕を組んでいた

 

レ 「…弥生、気を付けろ、奴は何を考えているか分からない」

弥 『分かりました、あきつ丸、ここで待っていて』

あ 「了解であります、必ず戻って来て下さい」

 

そうして俺は重い扉を開けた、中は黴臭く蝋燭の灯りで薄暗い、牢屋を見ると所々に血が付いている

重苦しい雰囲気の室内を進んでいくと、牢屋の一角に飛行服を着た同世代の男が居た

足があらぬ方向に曲がっているが、表情は貼り付けた様な薄ら笑いだった

寒気のする気味の悪い表情だった、まるで痛みを感じていない様な

近くには不恰好なハンドガンが落ちており、すぐにでも届く位置にあった

腰のモーゼルに手を掛けつつ話しかけてみる、最悪撃ち殺せば良いな

弥 『あの、貴方は?』

? 「ここは…どこですか?」

弥 『紅魔館の牢屋です、私は弥生、人間だった者です』

? 「?、俺は如月空です、日本海軍の提督やってます」

 

昔知り合いにそんな名前の奴が居たな、ここまで痛い奴じゃなかったが

 

弥 『まぁ、あとは咲夜さんに聞いて下さい、それじゃ』

空 「え?、ちょっ、待っ」

 

ツカツカと俺は黴臭い牢屋から出た、もうここに用は無い

 

……

 

MARCHの下に潜りながらあきつ丸に聞いてみる、タイロッドが曲がってるんだけど…

 

弥 『なぁ、如月空提督って知ってるか?』

あ 「知らないであります、そもそもクソ海軍の事など…、興味無いでありますよ」

弥 『じゃああいつどうすりゃ良いんだ、紫にでもどうにかしてもらうか』

 

するとあきつ丸の隣に裂け目が出来、中から紫が出て来た

 

紫 「呼んだかしら?、後何をしてるの?」

弥 『流石に話が早いですね、車の様子を見てました』

 

そう言いながら俺はMARCHから這い出て、ウマを外しジャッキを下げた

ミアはやりたい事が分かってるのかボンネットのロックを外してくれた、気の利く車だな

 

弥 『迷い込んだ人間が居るんです、どうやって外に返せば良いのかなって』

 

ボンネットを開けるとエンジンがかかった、特にこっちには問題無さそうだ

 

紫 「あぁ、前飛行機で入って来ちゃった人達ね、すぐにでも返すつもりよ」

弥 『ついでに外の世界からMARCH用のタイロッド買って来て下さい』

 

別に勝手に治るし、俺も能力で作れるんだけど、にしても何故曲がった?

 

紫 「自分でいけば良いじゃない」

弥 『幻想郷から出れないでしょ』

紫 「仕方ないわね、自由に行き来出来る扉作ってあげるわよ」

弥 『そんな事して大丈夫なんですか?』

紫 「以外と抜け道があるものよ、世界って」

 

そう言って紫はスキマに消えて行った、抜け道ってどんなのなんでしょうね

 

……

 

しばらくの間暇していると、咲夜が客人を連れて来た、人の形をした可愛らしいなにかだ

妖精と言うらしいが、幻想郷の妖精とは種類が違うのか?

 

? 「ここに空って名前の人来てませんか?」

 

咲夜に目配せすると、言って良い頷かれたので質問に答えた

 

弥 『いますよ、今は地下の牢屋です』

? 「あの人、何かしたんですか?」

咲 「この館に不法侵入、これだけで充分ですよね」

? 「おっしゃる通りです、うちの提督がすみません」

咲 「次は無いと思って下さい、2度も許す程甘くはありませんよ」

 

咲夜はにっこりと微笑みながらそう言った、セリフと表情が合ってない

 

? 「分かりました、きつ〜く言っておきます」

 

咲夜について行き、牢獄の提督の元に案内する、未だに奴の足の向きは変わっていない

銃は取り上げられたのか無くなっていた、薄ら笑いは変わっていない

 

? 「提督!、迷惑掛けてないで帰りますよ」

空 「え、俺への心配は?、足の骨折れてるんだけど」

? 「知らないですよ、勝手に出撃して怪我しても」

空 「マジか…、酷くねぇ?」

弥 『茶番は他所でやって下さい』

? 「あ、すいません、それはそうと、どうやって帰れば良いんですか?」

弥 『紫っていう人が貴方達に接触する筈です、その人について行って下さい』

? 「分かりました、うちの提督が迷惑掛けてすいません」

? 「ほんの気持ちですが、うちの鎮守府の電話番号です」

 

妖精と言われた人から紙が渡された、ウチ電話あったっけな

 

? 「それでは、ご迷惑をおかけしました」

 

そうして提督は連れて行かれた、凄い雑に扱われてんな

 

……

 

咲夜から銃が渡された、例の提督が持っていたものだ、咲夜さん返し忘れたのかよ

あきつ丸に聞くとこれは九四式拳銃と言うもので、第二次世界大戦時連合軍側に

スーサイド・ナンブと言われたらしい、俗に言う自殺拳銃ってやつか

 

あ 「それで、どこで手に入れたんでありますか?」

弥 『あぁ、例の提督が忘れてったらしい、今度返しに行くかな』

あ 「そこまでしてやる必要は無いと思うでありますよ」

弥 『ついでにって話さ、外に行くゲートも作ってくれるらしいし』

あ 「そういう事でありますが、その時はお供するでありますよ」

弥 『よろしく頼むよ、日本は変わってそうだしね』

あ 「住みづらくなりましたよ、深海棲艦のせいで」

弥 『それは大変そうだ、まぁお買い物するぶんには攻撃されんだろう』

あ 「陸地に居る分には安全でありますよ、余程の事が無い限り」

弥 『その時点で不安だわ、また何かに巻き込まれるかもな…』

あ 「なんかあったんでありますか?」

弥 『然るべき時に話すよ、思い出したくも無いんだ』

 

ラクーン事件、とでも言うのかな、俺にはトラウまだ

 

あ 「分かったであります、にしても、全く手入れされてないでありますな、この九四式」

弥 『分解の跡はあるんだけどなぁ』

あ 「やはり海軍、低俗であります」

弥 『まぁ、そう言ってやるな、恐らく使わないんだろう』

あ 「整備してやらないと九四式が不憫であります」

 

そうしてあきつ丸は手際よく九四式を分解していく、最早プロの域だな

まだ新しい様で埃などは溜まっていなかった、これなら油吹くだけで良さそうだ

 

あ 「数回しか撃って無いであります、状態は良いでありますな」

弥 『へぇ、よく分かるな』

あ 「陸軍たる者、この程度分からなければ話にならないであります」

 

しばらくは九四式をいじっていた、あきつ丸ならなんでも出来そうだ




相方の方も読んであげて下さいね 《艦これ刀憶録》
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