東方銃憶録   作:MICRA

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新しい試みがあります、誤字脱字報告よろしくお願いします


妹宅にて

結局フィガロの家で1日過ごした、この年頃にしては珍しく家がデカい事から

軍人は儲かると言う事を再認識させられ正直腹が立っている

外見はもろ洋館で内装は紅魔館を地味にした様なイメージだ、まぁそれでも派手だが

壁には盾やら劔やらが架かっていて物々しい雰囲気を放っている、この内装はどうなの?

フィガロの部屋に入ると机の上には色々乗っていた、タイプライターやら蝋燭立て等が

その中には日記も混ざっていた、あいつ日記書いているんだな

ページを捲ると陸軍の行事やらあきつ丸捜索の進展、北方海域でのレーダーの誤作動など

業務的な事が書かれていた、大半が分かりません

 

そんな中3日前の事が書かれたページに差し掛かった、前半部分はあきつ丸についてだが

後半は全て俺の事で(お兄様に近づく女共は皆殺し)的な事書いてある

まぁ想定どうりだ、しかしまた物騒な事考えてるな

 

弥 『………、逃げるか』

 

景気付けにそう呟き日記を置いた

扉を開け部屋を出ると、後ろからチャキリと金属がぶつかる音が響いた

そして直ぐ足音が近づいて来てすぐ背後で止まった

 

フ 「どこに行かれるのですか?、お兄様」

 

俺が動けないでいると左肩に顎を乗せて来た、右側のこめかみには銃口だが

 

弥 『………』

フ 「何故いつも答えてくれないんですか、また私を置いてどこかへ行ってしまうんですか」

フ 「許しませんよ、2度と私から離れられないようにしてあげますから」

 

首元にチクリと痛みが走ると俺の意識は朦朧とし、間も無く闇に堕ちた

 

……

 

目が醒めると牢屋と言うか、檻のような所に入れられており

モーゼルや短剣、懐中時計に至るまで金属製の物は全て取り上げられていた、ブーツ以外は

 

フ 「目が醒めましたか、そこの居心地はどうです?」

弥 『…良い訳無いだろ』

フ 「フフ、すぐに慣れますよ」

フ 「それじゃ仕事に行って来るので、そこで良い子にしていて下さい」

 

そう言ってフィガロは外に出て行ってしまった、出ないとキツイな、ここ狭い

 

フ 「檻から出ようとしたらお仕置きですからね」

 

扉の隙間から顔を出したフィガロに念押しされた、足掻くだけ無駄か

取り敢えず檻をガタガタしていたが、ビクともしないしどうしようもない、泣けるぜ

 

……

 

取り敢えず横になって待っていると、30分位でフィガロが戻って来た

ブーツからデリンジャーを取り出しこめかみに当てる、流石にブーツまで見なかったか

 

フ 「お兄様、良い子にしてましたか…!」

 

フィガロがこちらを見ると、顔を白くして焦りだした

 

弥 『ここから出せ、じゃなきゃ俺はここで死ぬ』

フ 「その銃どこから?、全て取り上げたはず!」

弥 『今度はブーツまで調べるんだな、毎回お前は詰めが甘いんだよ』

フ 「…死ぬ度胸なんて無いでしょう、早く銃を渡して下さい」

弥 『それはどうかな…?』

 

そう言って俺は撃鉄を起こした、ハッタリじゃない事を示さねばな

数秒の睨み合いの末、フィガロは諦めた様にこう言った

 

フ 「はぁ、仕方ありません、出すからその銃を仕舞って下さい」

 

そうして牢の扉が開いた、満を辞して外に出れるわけだ

 

弥 『お前に会うたび俺はどこかに閉じ込められるんだよ』

フ 「お兄様が逃げない様にですよ、すぐ逃げようとしますから、貴方は」

 

フィガロは呆れた様にそう言った、俺は囚人じゃ無いんだから良いだろ別に

 

弥 『俺は自由が好きなの、だから軍人にならなかったんだから』

フ 「そうでしたね、外を出歩く事を認めましょう…」

フ 「ただ条件があります、私以外の女に近付かないで下さい、じゃなきゃ…」

 

そう言ってフィガロはこちらにルガーを向け微笑みそして引き金を引いた

弾は頬を掠め壁にめり込んだ、殺す気かよ

 

……

 

フィガロに連れられまた陸軍省に来た、あきつ丸はどうしてるかなぁ

数ヶ月ずっと一緒に居たからか少し気になって居る、まぁ死にはしないだろうが

あきつ丸の時と同じ様にフィガロが隣に居ると注目を集める、あきつ丸の時と違う気がするが

それもそのはず、隣に居るフィガロの服装はフード付きのマントにペストマスクだからだ

そう言う俺も黒のロングコートではあるが隣のインパクト強過ぎだろ、俺が陰に隠れてるんですけど

 

フ 「どうしたんですか、考え込んで」

弥 『いや、お前ファッション個性的過ぎないか?』

フ 「日に焼けたく無いんですよ」

 

ペストまスクを外しながらフィガロはそう言った、何処と無く不機嫌な様だ

 

弥 『そう言う物なの?、よく分からんわ』

フ 「お兄様は良いですよね、日に焼けなくて」

 

フィガロの言い方は少し恨めしそうだった、兄妹でここまで体質違うのは何故だろう?

 

弥 『健康的に見えて良いよなお前、病的って言われるぞ俺』

 

俺がそう言うとペストマスクを着け直し、スタスタと先に行ってしまった

 

弥 『ちょっと待っ…、行っちまったよあいつ…』

 

一人取り残された俺は最早為す術なく、近くにあったベンチに座った

 

暫く座って辺りを見渡して居ると…、あきつ丸が一杯居る、少し顔の造形が違うが

これが噂のドッペルゲンガーかなぁ、一箇所に集まり過ぎだけどな

まぁいっか、そう思い自販機で買ったコーラを飲みながらボーッとして居た

 




フィガロのキャラがブレブレ
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