東方銃憶録   作:MICRA

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とある日常.2

特に何もない日が数日ある、今日も何も無い予定だ

車が帰って来ないから全然走りにも行けないし、Figaro借りてまで走りに行く気ないし

そこら辺歩き回っても視線が不愉快だから必然的に部屋に引き篭もる事になってる

っていうか夜中しか外に出ないから最近陽の光見てないんだけど…、まぁいつもと変わらんね

フランはこっちで出来た友達と遊び行っちゃったし、まぁ楽しそうで何よりだよ

そういえばフランがこっちじゃ能力が使えないって愚痴ってたな、俺は使えるのに不思議

この部屋にある本も全部読んじゃったし、流石に暇って訳だ

 

弥 『なぁフィガロ、暇なんだけど』

フ 「最近それしか言ってないですね、遊んであげたい所ですが仕事を終わらせなきゃなので」

弥 『風呂でしかこの部屋から出てない、後お手洗い』

フ 「知らないです」

 

そう言ってフィガロは仕事に戻ってしまった、肝心な時に構ってくれない娘ですこと

 

と言う事で部屋から出て来た、MARCHの進行状況を見に行こう

そう思い廊下を歩いていると紙人形が落ちていた、だいたい2、3枚

なんじゃこりゃと思い拾い上げてみるが特に不思議な事は無かった

誰か陰陽師でも居るのか?、それじゃ俺は祓われる側に居るな

 

? 「ちょいちょいちょい、そこの君ぃ、それウチのなんやけど!」

 

後ろを振り向くと赤い服にサンバイザーをつけた少女が居た、関西の人?

 

弥 『ん?、あぁ、ごめんなさいね』

 

俺は謝ってその紙人形を返した、すると彼女は俺の顔を覗き込んで来、そして首を傾げた

 

? 「君、誰?」

弥 『弥生って名前です』

? 「…あぁ!、あのあきつ丸の隣に居た人やな!」

? 「そういえばあきつ丸は?」

弥 『今は陸軍省でメンテナンス中ですね、改装するとか何とか』

? 「ふーん、そうなんやな」

弥 『それはそうと貴女は誰?』

? 「ああ、自己紹介がまだやったか、ウチは龍驤や、よろしゅうな!」

弥 『えぇ、よろしくお願いしますね』

 

フレンドリーな人だなぁ、やっぱり関西の人?

 

……

 

龍驤と話していると中々楽しげな人と言う事が分かった、ノリも良い

ただ所々遠い目をしていたのが気になる、ここの鎮守府は過去に闇のある人が集まるらしいしそう言う事だろう

まぁ過去を聞くのなんて野暮ってなもんだし聞かないでおこう

 

龍 「それでさ、元々何処に行くつもりだったん?」

弥 『明石さんに車を預けていまして、進行状況を見に行こうかなと』

龍 「じゃあウチもついて行ってええか?」

弥 『どうぞ?、そんな楽しい物でもないと思いますけどね』

 

俺がそう言うと龍驤は俺の手を引きながらこう言った

 

龍 「早く行こう!、時は金なりや!」

 

そう言った彼女はグイグイと俺は引っ張って行った、元気な子だね

 

龍驤に手を引かれ来たのは工房の様な部屋、その真ん中には内装をすっかり外されたMARCHが置いてある

車内を覗き込むと内装が外された車内にはコードが張り巡らされており、収拾がつくのか疑問な程の量になっている

 

龍 「凄い量やな、なにをしようとしてるんや?」

弥 『パソコン積もうとしてるんですよ、私もここまでとは思いませんでしたが…』

龍 「パソコンなぁ、あんまウチそう言うの分からへんわ」

弥 『メカ音痴でらっしゃるんですか?』

龍 「そんなもんや、あ、明石来たで!」

 

そう言うと龍驤は明石の元に走って行った、明石さんバーナー持って来たけど何に使うの

 

明 「あ、弥生さん、車ならまだまだ出来ませんよ?、色々発注してる所です」

弥 『あ、はい、分かりました』

明 「PC本体はG3ベースの物で良いですか?、嫌なら他の物もありますけど」

弥 『それで良いです、元々その予定でしたから』

明 「じゃあそれで行きますね!、もうちょっと待ってて下さい!」

弥 『費用はどうしましょう?、いくらぐらいになる予定ですか?』

明 「その心配はしなくて良いですよ、提督に請求しときますから」

 

ああ、可哀想な提督、あいつならいっか

 

弥 『じゃあよろしくお願いしますね』

 

そう言ってMARCHの方に戻って行くと龍驤がボンネットを開けていた、何見てんの?

 

弥 『気になる事でもありました?』

龍 「いや、外見がゴツいからエンジンもかと思ったんや、中身も中々ゴツいの積んでんやな」

龍 「ウチは摩耶と同期なんや、あいつ口を開くと車の話やからな」

龍 「嫌でも覚えるっつーの!、まぁ、悪い奴やないから仲良くしてやってや」

弥 『えぇ、こっちで車の話出来るのあきつ丸と摩耶さんだけですから』

龍 「ウチも聞いてやるで?、聞いて欲しければやけど」

弥 『ふふっ、ありがとうございますね』

 

そんな会話をしながら、俺たちは工房を後にした

 

……

 

龍 「それはそうと敬語辞めてくれない?、堅苦しいんやけど」

弥 『言っておきますけど私とても口が悪いですよ?、だから敬語なんです』

龍 「かまへんかまへん!、ウチの周り口悪いのばっかりやから」

弥 『そうですか…、これで良いか?』

龍 「うん、肩の力が抜けたわ!」

弥 『そっか、そりゃ良かったよ』

 

恐らく信用できる人がまた増えた、まぁ人間不信な訳じゃないんだけどな




日常回多すぎて題名ネタ切れですたい
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