永夜異変の始まり
フ 「おはようございます、お兄様」
朝起きると目の前にフィガロが居た、顔近ぇよ
昨日は加賀さんと走ってあの後すぐに寝たんだったな、やる事無かったし
にしても良く寝たんだな、夕方ぐらいに寝たのに翌朝って…
フ 「早く布団から出て下さい、今日出発でしょう?」
弥 『ん?、ああ、そうだったな』
弥 『フランは準備出来てるか?』
フ 「今駆逐艦に挨拶に行ってます」
弥 『子供ってすぐに仲良くなるよな」
フ 「そうですね、まぁ例外も居ますが…」
弥 『幼い頃のお前な、ずっと俺にくっ付いて来やがって』
フ 「あの頃からお兄様が好きだったんですよ」
弥 『はいはい、それはそうとお前は準備出来たのか?』
フ 「全て車の中に」
弥 『じゃあ行こうか』
幻想郷に帰る為、知り合いに挨拶に行く事にした
……
…
挨拶を終わらせいよいよ帰る事にした、今は車で峠を上がっている、時刻は午前11時だ
広場に着きガレージを開けると中は歪んだ景色が広がっている
フ 「話には聞いていましたが…、これはどうなっているんですか?」
弥 『知らない、時空を歪ませてるんじゃないか?』
フ 「どうやって?」
弥 『知らない』
フ 「…大丈夫なんですか?」
弥 『多分』
フ 「不安なんですが…」
弥 『大丈夫だと思うんだけどなぁ、こっちに来れたし、なぁフラン?』
フ 「大丈夫だよ!、多分…」
弥 『ただここ通ると車体が凍り付くから気をつける様に、幌開けると多分死ぬな』
フ 「どう言う事なんですかそれ、後フランは多分って付けるのやめて」
弥 『まぁとりあえず行きましょう』
俺はそう言って車に乗り込んだ、フランは助手席である
バックミラー越しにフィガロを見ると幌が閉まってるかしきりに確認した後車に乗り込んだ
二台連なる様にゲートを潜ると三度のソニックブームの破裂音がしフロントシールドが凍り付いき、
エンジンが急速に冷やされたためエンジンが止まった
直ぐにギアをNに入れつつブレーキを掛け停車した、やっぱり凍り付いたか
フランにアイコンタクトして頷いた後、満を辞してドアを開ける事にした、心無しか外が暗い
バリバリと氷が割れる音がしドアが開いた、空を見ると夜の空である…?、意味が分からない
取り敢えずフィガロの元に行きドアノブに手を掛けた
弥 『っつめてぇぇえ‼︎』
フ 「何!、大丈夫⁉︎」
弥 『取り敢えず大丈夫だ…、手が冷たくなった』
俺が冷たさに手を痛めているとパキパキと氷が割れフィガロが出て来た
フ 「お兄様!、大丈夫ですか⁉︎」
弥 『手が痛い…、カイロ持ってない?』
フ 「残念ながら…、私が温めましょうか?」
弥 『やめとく…、それより空が暗いのが問題さね』
フ 「そのうえあの月偽物だよ、妖力を感じないし」
弥 『ちょっと何言ってるのか分からない』
フ 「今超イラッときた!、て言うか分かんないの?」
弥 『妖怪じゃないんで、何も分かりません』
フ 「そ、取り敢えず紅魔館に帰りましょ?、お姉様達に聞くのが一番早いわ」
フランはそう言って一足先に氷が溶けかけているMARCHに乗り込んだ
フ 「だいたい分かりましたが、紅魔館って何処ですか?」
弥 『今から行くから付いて来てくれ、エンジン掛かるか?』
フ 「エンジンならGC13に換装してあるんで大丈夫でしょう、多分」
弥 『何を根拠に言ってるか分からないけど…、まぁ付いて来てくれ』
フ 「心配しなくてもどこまでも付いて行くつもりです」
弥 『そうかい…、好きにしてくれ』
フィガロと別れ車に乗り込んだ、セルを2、3回回すとエンジンが掛かりフロアが揺れ出した
ハザードをつけ合図を後ろに送ると後ろから2回パッシングして来た、出発だ
……
…
2台連なって走っているとかバックミラーに空飛ぶ魔法使いが現れた、魔理沙か
並走して来た魔理沙は窓を下げろと合図を送って来た、なんだなんだ
パワーウインドのボタンを押し窓を下げる、少し氷が残っているのか動きが悪い
魔 「よう!、おかえりだぜ!」
弥 『ん、ただいま』
魔 「見れば分かると思うが今異変解決中だ!、どんな異変が知りたいだろ?」
弥 『もちろん、どんな異変だ?』
魔 「夜が終わらない!」
弥 『は?』
魔 「夜が終わらないんだよ!、月も偽物らしい!」
魔 「今は迷いの竹林に行く事になってる!、あっちで霊夢達とも合流する予定だ!」
魔 「お前も来るだろ?」
弥 『了解!、しばらくしたら合流する!』
魔 「分かった!、早く来ないと解決しちまうからな!」
そう言って魔理沙は人里方面に飛んで行った、あっちに迷いの竹林があるのね
紅魔館に帰ると珍しく美鈴が起きていた、まぁ異変の最中だからか
紅 「あぁ、弥生さん!、お久しぶりです!」
紅 「それに妹様!、外界はどうでした?」
フ 「楽しかったよ!、友達も出来たし!」
紅 「それは何よりです!、それはそうと後ろの車は何ですか?、弥生さん」
弥 『俺の妹です、愛想が悪いですがご勘弁を』
紅 「妹さん居たんですね、それじゃあ中にお入り下さい」
美鈴がそう言うと、大層大きな門が音を立てて開いた、久々の紅魔館だ
合唱大会めんどい