東方銃憶録   作:MICRA

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お久しぶりです、新生活でゴタゴタして投稿が遅れていました
誤字の報告よろしくです!!


波乱の予感

地底に来て早1週間が過ぎた、慣れて来たとこである

そろそろ地底の主、悟り妖怪の所にでも行きますかね

と、言うのも手紙が届いちゃったからだ、だいぶ丁寧な文だった

要約すれば挨拶をしたいがこっちから行けないから来てくれって話

流石に挨拶した方が良いだろう、主って位だから強そうだし

って事で今、地霊殿の目の前にいる、紅魔館に負けず劣らずデカイな

 

あ 「うわぁ、大きな御屋敷でありますなぁ…」

フ 「私達の実家よりデカい…」

 

しかしまぁ大きい、ベルが無いけどどうすれば良いのかね

勝手に入る訳にも行かないし、ねぇ…

 

フ 「お兄様、何してるんです?、早く行きましょうよ」

弥 「えっと、君には遠慮とか常識とかが無い訳?」

フ 「遠慮してても先に進めないし、何よりベルが無いのが悪いんですよ」

弥 「自分勝手な話ですこと、じゃ、行きますかね」

 

フィガロの言い分にも一理あるって事で、中に入ってみることにした

 

……

 

中に入って周りを見るとまぁ、幻想的な建物だ

ステンドグラスから透ける光がまた綺麗だが、何故か少し不気味なイメージがある

室内は外に比べ暖かいが暖炉などがある訳ではない、エアコンも無いのにどうしてるのかしら

 

あ 「えっと、ここ動物園でありましたっけ?」

 

何故あきつ丸がそう言って居るのか、答えは簡単だ、本当に動物園レベルの動物がそこらを闊歩しているから

いやね?、幻想郷は不思議な現象が多いよ?、ただこれは対応に困るよ

虎とか普通にいるし、檻に入ってないと凄い迫力だなぁ、襲われそうで怖いなぁ…

そんなこんなでだいぶ進んで来たが…、未だに人もしくは人に近い者に出会ってない

いるのは動物だけ、まだ妖怪では無い様で一言も喋らない、敵対心が無いと言うより無関心の方が正解の様だ

 

?「ニャーン」

ふと足元を見るとこれ見よがしに足元に猫が擦り寄ってきた、尻尾が二股な事から妖怪の様

所々赤色の毛が混じっている事からも普通の猫ではない事が分かる、ま、それ以外は普通の黒猫だけど

 

あ 「人懐っこい猫でありますなぁ、よしよし」

? 「ニャー」

 

あきつ丸が黒猫の頭を撫でている、まぁマイペースさはいつも通りだ

フィガロはフィガロで撫でに行っているし、まぁ女の子らしくて良いんじゃない?

 

? 「ニャニャ」

 

黒猫はそう言うとあきつ丸とフィガロの手を擦り抜け廊下の角に消えたが、すぐに頭を出してこちらを見ている

付いて来いと言っている様だ、取り敢えずナビが来てくれて助かったぜ

 

フ 「付いて来い…、と言っているようですがどうします?」

弥 「付いて行くしか無くないか?、このままだと迷うだろこの広さ」

フ 「そうですね……?」

 

その瞬間、廊下にピープ音が鳴り響いた、フィガロ愛用の衛星電話からだ

フィガロは慌てた様にそれを取り出すとオタオタしながらボタンを押した

 

フ 「あっ、こちら中島です、あ、少佐さん、どうしました?」

あ 「ここ衛星電話通じるんでありますね…」

弥 「だな…」

 

さっきまで薄く微笑んでいたフィガロの顔が強張った、少し冷や汗が出る程に

 

フ 「はい、やはりでしたか、引き続き調査をよろしく頼みますよ」

あ 「どうしたんでありますか?」

フ 「幌筵泊地…、やはりでした」

フ 「現在地下施設を調査中ですが…、凄惨を極めた状態です」

あ 「あぁ、あそこは少し前から…」

 

勝手に話が進んでいる訳だが、まぁ俺には関係無いしまぁいいか

なんか不穏な言葉ばかり聞こえるがまぁ、触らぬ神に祟りなしだしな

 

フ 「所々異形化した遺体が発見されているようです、しかも多数」

弥 「ッちょっとフィガロ、詳しく聞きたい」

フ 「お兄様いきなりどうしたんですか、まぁ良いです、何を聞きたいんです?」

 

流石にそれは気になるぜおい、あそこで見たのとは違うと良いが…

 

弥 「具体的にどんな異形だ?」

フ 「変なお兄様…、舌が長く爪が発達していて、目は退化した様な」

フ 「体はまるで皮を剥いだ様に筋繊維が剥き出しらしいです」

弥 「そうか…」

 

やっぱあそこで見た奴と同じだ、ラクーンシティで見たあの化け物…

忌々しい皮を剥ぎ取った鶏の様な姿、舌と爪が発達しているのもあいつと同じ

 

弥 「リッカー…、何故日本国内に…」

フ 「リッカー?、舐める者ですか…」

弥 「現地の者に伝えろ、奴が生きていたら躊躇わず引き金を引け、死にたくなければな、と」

 

俺がそう言うと、二人は小首を傾げていた、まぁ意味が分からなくても仕方ない

今はもう存在しない滅びし街の記憶だからな、滅菌作戦で何も残ってないだろうし

 

弥 「まぁその話は後だ、今は猫について行こうぜ」

フ 「…まぁ、そうですね」

 

俺は強引に話を終わらせた、まだこいつらに話す程整理が出来てないからな

 

……

 

黒猫について行くとある大きな扉に突き当たった、主人がいるのかしら

大きな扉は軋みを上げつつ開き、中に黒猫が擦り抜ける入り込んだ

俺らも後に続くとそこには…

 

? 「あぁ、お燐、ご苦労様」

 

さっきの黒猫、名はお燐と言うらしい、今は飼い主と思われる少女の膝の上に乗っている

 

? 「お待ちしておりました、私が地霊殿の主、古明地さとりです」

 

フランやレミリアと同じくらいの背丈をした桃色の髪をした少女がいた

優しげに微笑むその顔は、まるで全てを見透かしているような穏やかな顔だった




久々過ぎてまだ掴みきれてないなぁ
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