北国エリア
コーティング作業が終わったドラえもんたちは北国エリアへと向かい、街の中を移動していた。
「ぴ~!ぴ~!ぴ~!」
「ビート、そんなに先に行ったら危ないよ~!」
先に飛んでいくビートを見ながらドラえもんは心配そうに言う。
「なんで嬉しがっているのかしら?」
「故郷に似ているからじゃないのか?リングマンの話からするとアイツも北国出身だったそうだからな。ここは正確にはアイツの故郷ではないが・・・・・」
ゼロはビートを見ながら少しばかり罪悪感を感じる。ビートもリングマン同様ワイリーの被害者に等しい。もし、ワイリーが彼らの生みの親であるコサック博士を強制させなければ兄弟でもあるコサックナンバーズが粛清されることがなかったのかもしれない。そう思うと無邪気に飛び回っているビートに申し訳ない思いが湧いてくる。当のビートは久しぶりの故郷に来たと勘違いしているのかもしれない。
「・・・・アイツには悪いことをしてしまったな・・・・。」
「ゼロ・・・・」
「わかっているさ。俺がどうこうできる問題じゃないってことぐらいは。だが、ここまでのことをして未だに動き続けているジジイのことが許せないんだ。・・・・・・俺の目の前に現れたら必ず・・・・・」
21XX年 ハンターベース
「レーザー研究所に行ってみたが最深部は藻抜けの殻だった。更に施設の自爆装置が作動していて危うくみんな揃いに揃って吹き飛ぶかと・・・・・・」
ジャイアンたちがタートロイドを連れてハンターベースに戻って間もない頃、既にレーザー研究所からジャイロマン達が既に帰投しており、事の次第をシグナスに報告していた。
「ふむ・・・となるとゲイトは最早自分が出るしかないと本腰を上げだしたと読むべきだな。」
「だが、潜伏先はどうやって見つける?ナイトメアの影響が一番強いエリアはあらかた調べてみたが見つからなかったぞ?」
ジャイロマンは首をかしげながら言う。実際、調べた8つのエリアはナイトメアの影響で索敵すら困難な場所だった。にもかかわらずゲイトの研究所はどこにもなかった。
「いや、ゲイトは研究者としてのプライドは高い。エックスたちに自分の制作したレプリロイドのほとんどがやられたんだ。おそらく向こうから直接こちらに何か仕掛けてくるだろう。現にエックスも治療中だ。」
「要は待つということか。確かに手掛かりなく動くのはいいとは言えないが・・・・・」
「そう言えばクリスタルマンはどうした?ここには来ていないようだが?」
話をしている中、シグナスはこの場にクリスタルマンがいないことに気が付く。
「あぁ、アイツなら冷凍されていた女性の部屋へ行ったよ。博士の話ではそろそろ目が覚めるから何か食べやすいものを出すようにって。」
ハンターベース 無菌室
エックスたちにより南極から回収されたカプセルは中の女性の免疫力の低下による感染症防止のために無菌室で解放され、すぐさま解凍作業が行われた。
ドップラーの推測ではカプセルの状態からおそらく100年近く前のものだということでおそらく女性はその当時の人間だと思われる。
女性は解凍後、すぐにベッドで寝かされ自然に意識が戻るまで安静にされた。
「・・・・・・・・」
女性はゆっくりと目を開けた。目の前には見知らぬ天井が広がっており、横にやると機器を確認して自分の容態を確認しているドップラーとライフセーバーたちの姿が見えた。
「・・・・こ・・・・こ・・・・は・・・・・」
彼女が口を開くとドップラーは彼女の方を向いた。
「目が覚めたかね?」
「あなた・・・は・・・・・」
体を起こそうとする彼女であったがコールドスリープの影響により体力が著しく低下しており思うように動けなかった。
「無理して動かんでもいい。私はドップラー、他の者は君の体調を管理しているライフセーバーたちだ。」
女性の警戒を解こうとドップラーは物腰柔らかに話す。彼女はおどおどしながらも彼の目を見る。
「・・・・貴方はロボットですか?」
「如何にも私はロボットだよ。この時代ではレプリロイドと呼ばれているのが一般だがね。君は南極で発見された冷凍カプセルの中で眠っていたんだ。それでここで解凍処置を行い、今に至る。」
「・・・・あのドップラーさん、今何年ですか?」
「21XX年だ。」
ドップラーの話を聞いて女性は難色を示す。
「50年後に目覚める予定にしていたのに・・・・・コールドスリープ中に機器にエラーでも起きたのかしら?それともお父様が・・・・」
「私も詳しい事情についてはわからん。君は何の目的で眠っていたのかもね。君の名前は覚えているかね?」
女性は、少し悩んでいたが少なくともドップラーは信用に値すると考え語ることにした。
「はい、私はカリン・・・・・・・」
「食事をお届けに来ました~!!」
彼女が言いかけた直後、部屋に食事を運んできたクリスタルマンが入ってきた。突然の大声に患者がおびえると思いライフセーバーたちは慌てて注意をする。
「今、患者が目を覚ましたばかりです。あまり、大きな声を出さないでください。」
「ん?あぁ、それはすまなかった。」
クリスタルマンはそう言うと食事の盆を持って女性の方へと近づいていくが女性の方は唖然とした表情をしていた。
「いやはや、長い間眠ってて碌に食事もできなかっただろ。これは俺がバイトしていた先のおばあちゃん直伝のおじやで・・・・・」
「どうして・・・・・」
「ん?」
「どうしてアンタがここにいるのよ!!」
「うおっ!?」
女性が突如自分に掴みかかったことにクリスタルマンは驚く。その様子にドップラーたちは驚きを隠せなかった。
「お、落ち着きなさい、君!」
「離して!」
ライフセーバーたちに取り押さえられながらも女性はまるで親の敵かのようにクリスタルマンを睨む。当のクリスタルマンは一体何が起こったのかさっぱりの顔だった。
「お、俺が何をしたというんだ!?確かに金髪女性におじやを出すのはおかしいかもしれないけどちゃんと口に合うように溶かしたチーズとトマトソースも持ってきたんだぞ!?イタリアン風にできるようにしたんだぞ!?」
「アンタたちのせいでダイブマンたちが破壊されたのよ!なんでワイリーロボのアンタがここにいるのよ!!」
「ワイリーロボ?」
女性の言葉にドップラーはふとあることに気づく。
クリスタルマンがワイリーナンバーズなのはイレギュラーハンターにおいても一部にしか知れ渡っていない。にも拘わらず彼女はそのことを知っており、更に面識まである。
「ぬうぅ・・・・・・俺がワイリーロボだからってそこまで言うことはないじゃないか!大体なんで俺のことを知っているんだ!?」
「知っているも何も百年前にアンタのところの博士が私を誘拐して人質にしたでしょうが!!しかもルーラーズの戦いのときも会っているし!!」
「誘拐?人質?」
妙なワードにクリスタルマンは改めて女性の方を見る。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっ!」
何かを思い出したかのようにクリスタルマンは手をポン!っと叩く。
「思い出した!お前はコサックのところの一人娘!!」
「カリンカよ!カリンカ・ミハイロヴナ・コサック!!九歳の時にアンタたちの生みの親に攫われて人質にされたミハイル・セルゲイビッチ・コサックの娘よ!!!ハア、ハア・・・・・・」
カリンカは息を切らしながらベッドに座り直す。
「・・・・・・なんで・・・・・・なんで・・・・アンタがここにいるのよ・・・・・もしかして・・・・・」
「おい、どうしたクリスタル!!」
「なんだなんだ?」
そこへジャイロマン達とジャイアン・スネ夫が慌ただしく入ってきた。
「どうしたんだ!?カプセルの中の女性が実は凶暴な肉食エイリアンで・・・・・・」
「う・・・・・そ・・・・・・?」
「ん?」
彼らの姿を見るなりカリンカの表情は絶望に染まっていた。
「あら?どうしたの、あの人。急に顔色悪くなっちゃって?」
「腹の具合でも悪くなったのか?」
「ワイリーロボがこんなに・・・・・・もしかして私はワイリーが世界征服した世界に来てしまったというの?これじゃあ・・・・・・・・・これじゃあ私は何のために・・・・・・」
身震いするカリンカに対して全員が何を言えばいいのか困惑する。
「・・・・ふう、すまないが尋問室でカウセリングしているマイマインを呼び出してくれ。この場にみんな集まったところで混乱が増すばかりだ。」
そういうとライフセーバーの一人が急いで部屋を出て行く。
「博士、この人が一体誰なのか分かったんですか?」
部屋を出て行こうとするスネ夫は去り際に聞く。
「彼女の名はカリンカ・ミハイロヴナ・コサック。まだ詳しいことはわからないがどうやらDr.ワイリーとは何か関係があるらしい。」
「カリンカだって!?あのロックマン4のっ!?」
ドップラーの言葉にスネ夫は思わず飛び上がった。
北国エリア 渓谷
「雪嵐がひどくなってきたな。」
ゼロは博物館を目指しながら天候の悪さを感じずにはいられなかった。ここに来てから作業ロボットや展示用に作られたマンモスロボットを撃退してきたが進むにつれて天候が悪化してきているのだ。
「ぴ~~~~~~!」
先ほどまで先頭を飛んでいたビートも風が強くなったことで飛ぶことができず、ドラえもんの頭の上で必死にくっ付いていた。
「ゼロ、嵐はひどくなっていく一方よ。」
「一刻も早くツンドラマンの居場所へと付かないと大変なことになるぞ。コーティングをしたとはいえ時間が経過すれば効力も薄くなっていくし・・・・・」
四人は、氷の足場へとたどり着く。足場はバラバラに別れており、風の影響で足を滑らせたらひとたまりもない。
「ドラミ、ここはさすがに危ないから僕の背中に乗って。」
「うん。」
「ビートも離れちゃだめだよ。」
「ぴっ!」
ドラえもんはパワーギアを発動させ、ダッシュで勢いをつけると足場から飛び、次の足場へと移動して行く。
「俺たちも続くぞ。」
「うん。」
ゼロとアイリスもエアダッシュで足場を飛び越え始める。
だが、次の足場に飛び移ろうとした瞬間、ジャンプ中のゼロの足に何かが命中する。
「何ッ!?」
右足を見てみるとその部位のみ凍り付いており、バランスを崩したゼロはそのまま谷間へと落ちていく。
「ゼロ!?」
「「ゼロさん!?」」
「ぴっ!?」
しかし、ゼロに続いてアイリスも飛んできた巨大な氷塊にぶつかってしまう。
「キャッ!?」
「「アイリスさん!!」」
ドラえもんはストライクチェーンで助けようとするが二人は谷底へと落ちてしまい、どうすることもできなかった。
「落ちちゃった・・・・どうしよう・・・・・」
「あの二人のことだから大丈夫だとは思うけど・・・・・僕たちはツンドラマンを捕まえてこの嵐を止めよう!そうしないと助かってても凍り付いちゃうし。」
心配するドラミに対してドラえもんは苦しそうな表情をしながらも彼女の手を引いてその場から離れていく。
「うおぉおおおおおおお!!」
「きゃああああああああ!!」
落ちたゼロとアイリスは谷底に向かって落下している中どうにか勢いを弱めようと策を練る。
「このままだと二人揃ってお陀仏だ。」
ゼロはビームサーベルを引き抜いて氷壁に突き刺す。ビームの熱で氷は氷解し、落下速度が一気に緩やかになる。
「後はアイリスの方だ。」
ゼロは慎重に手を伸ばして落ちてくるアイリスの片手をキャッチし、そのまま自分の方へと寄せる。
「ゼロ!?」
「くっ!」
彼女を受け止めた衝撃で落下速度は一時的に速くなったが途中で緩やかになって行った。
「・・・・・・ふう、何とか地面に衝突は避けられたな。」
「ありがとう、ゼロ。」
とは言っても上に上ることは不可能なため、二人はそのままビームで氷が解けていくのに任せてゆっくりと下へと降りていく。
「それにしても、さっきのは一体何なのかしら?」
「そうだな、俺が落ちた時に足に付いた氷は明らかに俺を狙っていたように見えた。おそらく、何者かが俺たちを分断するために仕掛けたのかもしれないな。」
「私たちを?」
「あぁ。だが、俺が見る限りは犯人はこの下から攻撃したように感じられた。これは無事に合流できるかどうか・・・・・」
二人はしばらく、氷の壁を滑り落ち続ける。
「サーベルのエネルギーが無くなってきたな・・・・今はバスターがあるから武器が無くなる心配はないが」
「リングさんから予備バッテリーを預かっているわ。地面に付いたら充電しましょう。」
さらに下へと降りていくとそこには氷の鍾乳洞が広がっていた。地面の近くにまで落ちるとゼロはサーベルを壁から抜き、アイリスを抱えながら着地した。
「谷底は氷の鍾乳洞だったのか。」
「綺麗ね。」
神秘的な光景に見とれる二人。
ところがそこへ無数の氷塊が二人に向かって飛んでくる。
「ん!伏せろ!」
「えっ!?」
ゼロと共に地面に伏せたアイリスは真上を飛んでいく氷塊を見て驚く。飛んで行った束の間ゼロはバスターを展開し、飛んできた方へと発砲する。
「・・・・・・・そこか!」
ゼロは気配を察知してチャージショットを放った。すると氷壁が崩れ、そこから巨大な影が見えてきた。
「ちっ!背後に回って捻り潰してやろうと思ったのに!!」
巨大な影は肩の巨大な氷の角を飛ばして二人を攻撃する。二人はすぐに応戦しようとするが背後から何かが高速で通り過ぎ、二人を突き飛ばした。
「うおっ!?」
「きゃっ!?」
「カァ~クワッワッワッワッ!!俺様の不意打ちすら避けられないとは弱くなったなゼロ!!」
聞き覚えのある声にゼロは目を丸くする。しかし、視界が悪いため姿を確認することができない。
「アイリス、照明弾を撃ってくれ!」
「えぇ!」
アイリスは照明弾をバスターに装填して打ち上げる。すると周囲はたちまち眩い光に包まれ、相手の全貌が明らかになった。
「お前たちは!?」
「クワァ~!!急に明かりを灯すな!まぶしくて何も見えないクワっ!!」
「目が~!!目が~!!」
「そんな・・・・・・」
二人は動揺を隠せなかった。
目の前にいる相手は自分たちが知っているレプリロイドであり、既にこの世にいないはずの者だ。
一人はかつてゼロと同じイレギュラーハンターに所属し、最初のシグマの反乱で死亡したアイシー・ペンギーゴ。
もう一人は、現在再編中のレプリフォース陸軍所属、元はイレギュラーとして処分されかけたところをジェネラルに助けられ以降はレプリフォースとして活動しながらもドラえもんによって爆死したフロスト・キバトドス。
「ペンギーゴ!お前・・・・・最初のシグマとの戦いでエックスに倒されたんじゃないのか!」
「クワァ~!!!!そのことについては言うな!!俺様の黒歴史だ!!」
「グヘッヘッヘッ・・・・確かライドアーマーにぶつかって死んだんだったなクソペンギン。」
「ぬうっ!?お前だってタヌキを相手に自分から嵌って基地の爆発で死んだんじゃねえか!!このデブセイウチ!!」
「何ッ!?」
ゼロとアイリスを目の前にしながらも二人は喧嘩を始める。だが、生きている二人を見てアイリスは戸惑いを隠せなかった。
「兄さんたちはあの大戦で死んだはずなのに・・・・どうして・・・・・・・」
「ん!?・・・・そう言えばそこの女はあのカーネルの妹だったな。兄貴が死んだ後は今度はその男に付いて行ったか。情けねえもんだな!!」
「・・・・・・」
「貴様、アイリスに対してなんてことを!!」
「事実じゃねえか。レプリフォースのオペレーターの分際でイレギュラーハンターに保護されたからと言って尻尾を振りながら裏切って、俺を含める兵士をみんな殺しやがった。それどころかジェネラル様も死んじまいやがった。要はそいつのおかげでレプリフォースその物が潰されちまったんだよ!!」
アイリスに対してキバトドスは、しかめっ面で言う。
「俺は馬鹿だけどよぉ・・・・・・助けてくれたジェネラル様には感謝していたんだぜ?イレギュラー認定されて処分されかけてた俺を助けてくれただけじゃなく、俺を士官としてレプリフォースに入れてくれたんだからよ。だが、あれだけの規模を誇っていたレプリフォースもあの様だ。ジェネラル様も所詮はその程度だったってわけだ。」
「・・・・・・・」
「それに比べて今の俺のついているところの博士はいいもんだぜ?役割さえしていれば何をしたって文句言わねんだからさ。この世界のレプリロイド共は雑魚ばっかりで楽勝だったぜ。要は力の強い奴に付かなきゃ意味がねえってわけだ!お前の兄貴もそれを誤ってくたばったんだ。ざまあねえな!!」
「・・・・私だけじゃなく、レプリフォースや亡くなった兄さんのことまで馬鹿にするなんて。」
アイリスは、歯を噛みしめながらビームサーベルを引き抜く。
「アイリス。」
「ゼロ、止めないで。彼は兄さんとレプリフォースのことを侮辱した。許すわけには・・・・・」
「わかっている。だが、相手は俺たちと同じ二人だ。バスターは使えるがセイバーを通じてのラーニング技が使えない。それに向こうの実力が以前のままだとは言い切れない。落ち着いて二人で倒すんだ。」
「ゼロ・・・・・」
ゼロに指摘されてアイリスは、自分の中に湧き上がっていた怒りの感情を抑え、落ち着きを取り戻す。
「キバトドスは巨体な上にダメージが通りにくい。ペンギーゴに関してもパワーがない分スピードで補っている。油断するな。」
「わかったわ。」
二人は、サーベルとバスターを持ち、臨戦態勢へ入る。
タイムパトロール本部
「これは・・・・・・・このコードでもないか。」
リングマンはパソコンで端末のパスワードの解除に時間をかけていた。持ち主が何の意図でビートに持たせたかはわからない。それでも何かを伝えようとしているのは確かだった。
「この端末の情報に何かが隠されているのは確かなんだ。だが、問題は途中からパスワードが何を合わせても合わないということだ。参ったな・・・・・・・」
頭を抱えているリングマンだったがそこへ電話が鳴った。
「ん?こんなときに電話か。」
彼は気持ちを切り替えて電話を取る。
「はい、こちらタイムパトロール・・・・えっ?はい、リングマンとは私のことですが・・・・・・・・えっ?見せたいものがある?お時間の方は・・・・・はい・・・・・はい、わかりました。すぐにそちらに向かいますので。はい、では失礼します。」
彼は電話を切るとトレンチコートを羽織り、自分のすぐ脇で絵を描いているリングを見る。
「リング、パパはちょっと出かける用事ができたからしばらく部屋を空けるからお留守番を頼んだよ。お腹空いたときはそこの電話で持ってきてもらえるようになっているから。いい子にしているんだよ?」
「うん。パパ、いってらっしゃーい!」
リングが手を振りながら見送るのを見届けるとリングマンはすぐに車に乗り、指定された場所へと向かう。
「ロボット・ノーズワーキング社・・・・・確かツンドラマンが製造された会社で、彼がロボット学校卒業後は不正疑惑で一時休業となっていたが・・・・・・・・何故私を?」
あばよ平成、よろしく令和!
そして、ロックマンも新時代へ!
X6編後に展開予定の劇場版編で次のうちどれがいいと思いますか?(飽くまで現在投票の中で二票以上入っているものの中での取り決めです)
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ネジ巻き都市
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雲の王国
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鉄人兵団(現段階ではリメイク版)
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ロボット王国
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