中々書き進まんのです(*- -)(*_ _)ペコリ
時間は少し遡ってタイムパトロール本部近くにある広場
そこは人工芝で覆われた公園で少し離れたところではサッカー場があり、都市部の学生たちの試合が定期的に行われる。そんな広場に一つの屋台が建っていた。
「一号!4番目の客に頼まれたダークとんこつとチャーシュー麺できたぞ!」
「はいはい!」
「2号!6番目の客のチャーハンと餃子セット!!」
「了解!」
そこではダークマン達が休みを利用して訪れる客にラーメンを振舞っている姿があった。普段は商店街の店でしかやらないが「知名度向上」と「新作のお試し試食」も兼ねて休日と祝日のみこの広場で屋台を行うことにしていた。普通の店舗では行列ができて店に入る前に諦めてしまう客も多いため、このように広い所で営業してもらえるのはありがたいことだった。
「あの店か。」
そんな彼らの元へゼロたちが昼食を取りに来た。幸い昼間の第一のピークが通り過ぎたことで屋台に並んでいる客はひと段落していた。
「おい、すまない。」
「へい、いらっしゃい!!」
ゼロが声をかけると4号が四人の方へと顔を向ける。その顔を見てゼロは一瞬眉にしわを寄せた。
「ん?」
「Darkメン出張屋台へようこそ!ご注文はお決まりですか?」
「えっと・・・・・」
ドラえもんがメニュー表を見て考えている中、ゼロは4号たちを見て何か違和感を感じた。
「じゃあ、私は・・・・ゼロ?」
「・・・・・・(何だろうか?コイツ等、妙にハンターベースにいた兄弟たちと雰囲気が似ているような気が)」
「ゼロ?」
「ん?」
アイリスに声をかけられてゼロは我に返る。
「どうしたの?」
「いや・・・少し考え事だ(流石にコイツ等も兄弟ということはないか。リングマンといい、ツンドラマンといいこの世界にこれたのは偶然なんだからな。俺の考えすぎか)。」
「当店のおすすめはダブルDarkセット!通常のダークラーメンにスパイスの効いた肉あんが詰まった餃子に炒飯!ちなみにラーメンは種類を選べますよ。」
「そうだな・・・・じゃあ、このセットでみそで頼む。」
「毎度!」
4号は、早速準備を始める。
「出来上がったら持って行きますんでその辺のテーブルで座って待っててください。」
「「は~い。」」
「ぴ~?」
ドラえもんの頭の上に乗っていたビートは一瞬、4号の後姿を見て何か思い出しかけたような顔をする。
「ぴぃ・・・・・」
「「「あぁ、忙しい忙しい!!」」」
しかし、当のダークマン達は気づいていなかったため、ビートもそのままドラえもんたちの元へと飛んで行った。
???
「・・・・・何故か・・・・・まあ、偶々その場で乗り合わせちまったからっていう感じかな?」
ちょうど同じ頃、リングマンの質問に対してスカルマンは頭を軽く掻きながら答えた。
「偶々だと?」
「俺はな、この世界に来てそんなに長くないんだよ。なにしろ、100年以上もあのカプセルでコサックの研究所で眠っていたんだからな。アイツが兄弟だってわかったのは今回の騒動が始まった後だ。だから、止めるも何もできなかったのさ。」
「・・・・・・・」
「相変わらず頭が固い奴だな・・・・」
スカルマンは緊迫した表情のまま立ちすくんでいるリングマンを見ながら胸部装甲を開いてあるものを出し、放り投げる。
「おっ!?」
リングマンは一瞬爆弾ではないかとビビったがよく見ると今ではもう目にすることはない懐かしいE缶だった。
「これは・・・・・・・」
「座れよ。別に俺は兄弟喧嘩しに来たんじゃねえからな。」
スカルマンもE缶を手に取りしゃがみ込んで缶の蓋を開ける。
「・・・・」
「おいおい、まさか液体爆薬でも仕込んでいると思ってんのか?中身は当時のまんまだよ。」
二人はしゃがんでE缶の中身を飲み始めた。
中身は本当に自分たちが飲んでいたものと変わっておらず、体の隅々にエネルギーが満ち溢れ、緊張感が若干ほぐれた。
「・・・・懐かしいな。」
「俺はあんまり飲んだことがなかったがな。」
少し落ち着くとリングマンは改めてスカルマンの顔を見て質問する。
「スカルマン・・・・・お前、一体どうやってこの世界に来たんだ?ビートもそうだ。私たちが追われていた時少なくともライト博士やロックマンたちと行動していたはずだ。なのになぜ・・・・」
「・・・・俺とビートは博士の研究所跡地で回収されたんだ。話によればビートは俺のカプセルのすぐそばで機能を停止していたという。多分、ロックマンたちと別れて博士とお嬢さんのところへ帰りたかったんだろうな。体のあちこちが錆びついててあそこまできれいにするのに一苦労だったそうだ。」
「・・・・お前とビートを回収したのが今回の事件の主犯なのか?」
リングマンの言葉にスカルマンは少しの間沈黙する。
「・・・・なあ、リングマン。お前は・・・・今の人間を信じられるか?」
「なに?」
「・・・・復活させた奴から俺が眠った後の世界の話を聞いた。ワイリーの奴がいなくなった後も世界は何も変わらなかった。お前たちを襲ったロボット狩り、それからしばらくして始まったレプリロイド同士の戦い・・・・・・全部、身勝手な人間たちによって引き寄せられたようなもんだ。」
「・・・・・・」
「俺はよぉ・・・・・博士にもう俺みたいな存在を作らないでくれって頼んだんだ。宇宙のロボットの件は仕方がなかったがな。だが、世界は・・・・何も変わらなかった。心を持ったロボットを狩らせて、滅ぼし・・・・・すべて忘れて・・・・・博士は今まで何のために研究してきたんだろうな?」
「確かに俺はあの世界の経験で人間が憎かった。一方的に危険分子として決めつけられ、兄弟を皆殺しにされた。今でも思い出すと手の震えが止まらなくなる・・・・だが、この世界の人間たちは俺のことを救ってくれた。俺を認め、仲間として受け入れてくれたんだ。この世界に着いたおかげで新しい家族を持つこともできた。この世界には博士とライト博士が願い続けていたロボットと人間の共存が実現した世界でもあるんだ。だから・・・・二人が夢にまで見た世界を守りたい。」
リングマンが感慨深い表情をしながら言うのを見てスカルマンは複雑そうに見えた。
「・・・・・確かにここには博士たちが求めていた世界がある。だが、もうすぐで終わっちまう。」
「今からでも止められるはずだ!!」
「それはどうかな?お前のところにいるタヌキがドラパンの元へ行っちまったら『究極のマシン』が完成しちまう。」
「究極のマシン?なんだそれは?」
リングマンは首をかしげる。
「そのマシンは、無限のエネルギーを集める装置なんだがそのマシンに『シグマウィルス』、『七枚の親友テレカ』を合わせることで完全な形となる。」
「シグマウィルス・・・・ゼロが言っていたウィルスか。」
「お前もあのウィルスの作用を聞いているだろう?普通はただ狂わせることしかできないウィルスだが親友テレカのパワーによってその要素を浄化し、一種の洗脳ウィルスへと作り変えるんだ。そして、遠い所でも会話できる親友テレカの能力を駆使して、ウィルスを世界中のロボットへ伝染させることですべてのロボットを奴隷へと作り変える。」
「世界中のロボットを奴隷にだと?」
スカルマンの話を聞きながらリングマンは表情を険しくする。対するスカルマンは一つの端末を彼に渡す。
「これは?」
「そいつはそのマシンの洗脳から逃れられる唯一のワクチンプログラムだ。お前の家族とツンドラマンを含めて四回使うことができる。それでおまえらだけで生き残れ、奴の方にはお前たちに手を出さないよう俺から言っておく。」
「スカルマン・・・・」
スカルマンは立ち上がり、リングマンに背を見せてその場から離れていく。
「あのメッセージの忠告がどういう意味か分かったか?お前がこれ以上この件に関わればタイムパトロールの構成員であることに目を付けられて助けようがなくなる。だから、この件にこれ以上首を突っ込むな。今の家族が大事だと思うなら尚更な。」
「・・・・・それはできない。」
「ん?」
リングマンの言葉を聞いてスカルマンは振り向く。
「確かにエリカもリングも私の大事な家族だ。・・・・・・博士もお嬢様も・・・・・死んだブライトたちも・・・・・・お前だってそうだ。でも、家族だけ助かったところで支配されてしまった世界で今までのように生きて行けるか?リングの・・・・・あの子の笑顔も失ってしまうのかもしれない。私にとって・・・・・・家族が心から笑うことができるこの世界も大事なんだ!!」
「・・・・・・」
「スカルマン・・・頼む、私たちに力を貸してくれ。この世界を・・・・・・博士たちが望んでいた未来のために。」
リングマンは頭を下げながら頼み込む。そんな彼の様子を見てスカルマンはフウとため息をついた。
「・・・・フン、一応嫁と子供にプログラムはインストールしておけ。後はアイツらの動き次第だ。」
「スカルマン!!」
「ツンドラマンのことに関してはすまなかったな。俺もそろそろ帰らねえと怪しまれるんでな。じゃあな。」
リングマンが呼び止めようとしたもののスカルマンは転送装置でその場から消えた。
アチモフ城 外
「ドラリーニョさん!!」
ミミミは黄金像にされてしまったドラリーニョに駆け寄る。彼を黄金像に変えたドラえもんは笑いながらその化けの皮を自ら剥ぎ、ドラパンの姿へと戻った。
「ナ~ハッハッハッハッハッ!!やはり、物忘れが激しいようだなドラリーニョ。ドラメッドにあれほど使うなと言われていた親友テレカを仲間のピンチのためとはいえ、あっさり使ってしまうとは・・・・・」
「違う!」
ドラパンを相手にミミミは泣きながら言う。
「ドラリーニョさんは最初からあなたの変装を見破っていたわ!私がドラパンさんのことを信じてって頼んだから・・・・貴方のことを信じてこの道具を使ったのに・・・・う、うっ・・・・・」
「ミ、ミミミ・・・・・・・」
ミミミの言っていることは正しかった。
現にドラパンはドラリーニョにとって身近な人物に二回も化け、彼女に関しても最初は変装しているのではと疑うほど警戒していた。その上で捕まっているはずのドラえもんが不自然にこの現場に唐突に表れた。流石のドラリーニョでも一目でドラパンの変装だと見抜ける。
それでも彼は、ミミミの言葉を信じて親友テレカを使うことを決意してくれたのだ。
「私のせいで・・・・・私が捕まったりしなかったら・・・・・・」
「すまない、ミミミ・・・・・・だが、私にできるのは・・・」
「ドラパン!!」
「!?」
後方から聞こえた声にドラパンは振り向く。そこには先ほどまで塔の下で気を失っていたはずのドラメッドの姿があった。
「ドラメッド!?もう目を覚ましていたのか!?」
「よくも・・・・よくもドラリーニョを!!吾輩、怒ったであ~る!!!」
ドラメッドが叫ぶと同時に彼を中心に煙が噴き出す。その煙は瞬時に広がり、ドラパンたちをも包み込もうとしていた。
「こいつは・・・・・いかん!!」
何が起こるかを察した彼は、ミミミとドラリーニョを担いで飛び立つ。
「ヌオォオオオオオオオオオオオ!!!」
彼らが飛び立った後、塔の上では十倍以上に巨大化したドラメッドの姿が見えた。
『ドラパン!!待つであ~る!!!』
巨大ドラメッドは塔から降り、自分たちが歩いた迷路を破壊しながら逃げて行くドラパンを追いかける。
「うひぃ~!!なんなんだあれっ!?」
『うぅうにょおぉおおおおおおおおおおお!!!』
巨大ドラメッドの追跡はまるで怪獣映画の如く、浮遊島の地形を破壊しながら下の方へと向かう。もし、島の重力コントロール装置が働いていなかったらドラメッドはたちまち地上へと落下していただろう。当の本人はそんな事お構いなしにドラパンを追う。
いつまでも続くであろう追跡劇に見えたが運の悪いことにドラメッドはあちこちにあった人工湖の存在を忘れていた。そして、後先考えずにドラパンだけしか見ていなかったこともあり、彼は人工湖の中に入ってしまった。
『ぬぉぉおおおおおお・・・・・ん?』
足元に違和感があり、下を見た時はもう手遅れ。ドラメッドの下半身は人工湖にどっぷりと浸かっていた。
『ぬわぁああぁああ~~!?み、水であ~る!?』
ドラメッドはたちまち縮小し、湖の中へと姿を消して行った。
「チョベリバ・・・・・・・」
運がよかったとばかりにドラパンは湖に沈んでいくドラメッドの姿を見ながら飛び去って行くのであった。
21XX年 ハンターベース
「そう。つまり、貴方たちの世界では私もお父様もみんなゲームの中の存在なのね。」
「うん、まあそんなところかな?でも、正直言ってびっくりしたよ。100年前の人がコールドスリープで今まで眠っていたなんて・・・・・」
体が大分万全になったカリンカはハンターベースの大広間でスネ夫たちと会話をしていた。
「本当は50年前に目を覚ますようにセットしていたのよ。でも、何らかのトラブルでシステムがエラーして目を覚まさなかったの。」
「俺、びっくりしたな。ロックマン4の時は9歳だったカリンカさんとこんな形で会うことになるなんてよ。」
「びっくりするのは私の方よ。エックス君が元は人間で貴方たちの仲間だなんて・・・・・・お父様が聞いたらどんな反応をするのやら・・・・・・」
「皆さん~!」
会話をしている最中にパレットがやってきた。
「あっ、パレットちゃん。どうしたんだよ?」
「エイリア先輩から大事な話があるそうです。さっき、レイヤーがトレーニング中のエックスさんたちの方へ知らせに行ったので皆さんも一緒にお願いします。」
「大事な話?」
「もしかして、のび太さんたちが回収したあの玉のことかしら?」
ジャイアンたちが言っている中、カリンカはパレットに聞く。
「私も一緒に聞いても構わないかしら?」
「いいですよ。」
一同は、大広間を後にした。
次回はエックスも出せるといいけど・・・・・・・
E缶ってXの時代ではなくなっちゃったのかはわからないけどゼロシリーズだと本当になさそう。
X6編後に展開予定の劇場版編で次のうちどれがいいと思いますか?(飽くまで現在投票の中で二票以上入っているものの中での取り決めです)
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ネジ巻き都市
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雲の王国
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鉄人兵団(現段階ではリメイク版)
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ロボット王国
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