ドラえもん のび太の転生ロックマンX   作:赤バンブル

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今月、最初の話。

モチベを徐々に上げて投稿ペースを上げたい・・・くう!


Dr.アチモフの謎

アチモフ城 内部

 

「ぐ・・・・・ぐう・・・・・・」

 

爆発の後、ドラパンは所々焦げ焦げになりながら床に落ちる。

 

「観念するんだ!ドラパン!」

 

ドラえもんはキンキンになってしまったビートを抱えながらドラパンと対峙する。

 

「ぬぬぬぬ・・・・・・・」

 

ドラパンはキンキンステッキを杖代わりにして起き上がるとドラえもんたちを睨みつける。

 

「ぬう・・・・まだだ・・・・・・私が倒れない以上まだ勝ったことにはならない・・・・・・・」

 

「往生際が悪いぞ。大人しくキッドたちを解放しろ。そして、潔く罪を償え。」

 

ゼロはサーベルを戻してバスターを向ける。それでもドラパンは引き下がる様子はない。

 

「そうはいかん!私にも私のプライドというものがある!」

 

「どうして・・・・どうしてそこまでこだわるの?」

 

アイリスはそんなドラパンの姿を見て言う。

 

「貴方はそこまでして世界を自分のものにしたいの?道具を使って・・・・同じロボットたちを操って・・・・」

 

「そんなことはどうでもいい!!私は・・・・・」

 

「ドラパンさん!」

 

そこへ部屋に引き下がらせたはずのミミミが走ってきた。彼女はバスターを向けられているドラパンを構うかのようにドラえもんたちの前に出て彼を庇った。

 

「貴方は?」

 

突然のミミミの登場にドラミはバスターを下ろす。

 

「ミミミ!何故来た!?部屋で大人しくしてくれと・・・・・」

 

ドラパンは慌ててミミミを下がらせようとするが彼女はもうこれ以上見ていられないとばかりに言い続ける。

 

「お願いです!彼は本当はこんなことをする人じゃないんです!私のせいで・・・・・・」

 

「私のせい?一体どういうことだ?」

 

「何でもない何でもない何でもな~~~い!!」

 

ドラパンは大声を上げながら叫んでいると今度は大きな衝撃が一同を驚かせた。

 

「な、なんだっ!?」

 

「じ、地震!?」

 

「いや、ここは空の上だ。地震なんて起こるはずがない。」

 

すると後ろの壁に罅が入り始める。

 

「何か来るぞ!」

 

ゼロたちは急いで壁の方から離れる。すると壁を突き破って巨大化したドラメッドが単眼ロボットたちを吹き飛ばしながら現れた。

 

「「ゴジ~ッ!?」」

 

『ウぉおおおお~!!!』

 

「ど、ドラメッド!?そんな馬鹿な!?」

 

「ドラメッド!!」

 

『ん?』

 

巨大ドラメッドは、足元にいるドラえもんたちを見る。

 

『ドラえもん!?無事だったんであるか?』

 

「僕たちもついさっきここに来たんだ。」

 

『ついさっき?お主もドラパンにキンキンにされたはずでは・・・・・・まさか、お主ドラパンの分身ではないであるよな?』

 

ドラリーニョが騙されてキンキンされたと勘違いしていることもあってドラメッドは少しばかりドラえもんを怪しむ。

 

「ひどいなぁ・・・・・・僕は本物だよ。」

 

『すまん。ちょっと色々あったから・・・・・だが、その前にドラパン!吾輩、もうお主に対して何の慈悲もかけないであ~る!!』

 

ドラえもんに謝った後、ドラメッドはドラパンの方を睨みつけ、ドラえもんズの親友テレカの光が集結している球体のマシンの存在に気づく。

 

『あれがお主の企みの正体か!こんなものぶっ壊すである!!』

 

「やっちゃえ、ドラメッド!!」

 

ドラえもんの声と共にドラメッドは巨大な拳を振り下ろそうとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

『待つっしょ!』

 

「「「「『!?』」」」」

 

突然の声に一同は振り向く。

 

よく見ると室内の高台の方に二つの人影が見える。

 

『それは無限のパワーを集める「アチモフマシン」。』

 

ライトが当たると一方の人影の姿が明らかになり、独特の髪型をした老人だった。

 

「このワシ、Dr.アチモフが24年と10か月24日もかけて作ったものをそう簡単に壊されては困るっしょ。」

 

Dr.アチモフと名乗る老人が如何にも悪人ですと言った感じで言うがすぐに後ろの人影に突っ込まれる。

 

「パパ、正確には29年と11か月27日よ。」

 

「黙るっしょ、ベルカナ!?細かいことはいちいち突っ込まなくていいっしょ!!」

 

「何っ!?」

 

その名前を聞いてゼロは思わず驚く。

 

「べ、ベルカナって・・・・まさか・・・・」

 

ドラえもんは唖然とした表情でアチモフの後ろに立っていた人影をよく見る。

 

それはかつてエックスに代わって初めて戦ったイレイズ事件の首謀者、はたまたシグマの仲間であったベルカナ本人だった。

 

しかも彼女の足元には先ほど自分たちと戦った末、逃げて空から真っ逆さまに落ちて行ったはずのミニイエローデビルがひょっこりと顔を出している。

 

「あら、坊やたちお久しぶりね~。タヌちゃんも元気そうで。」

 

「だから、僕はタヌキじゃないってばっ!!」

 

ベルカナは、驚いている一同を見て楽しんでいるかのように言う。

 

「お前はドラえもんに倒されたんじゃないのか?それ以前にどうしてこの世界に来ている?」

 

「倒されたも何も大怪我だったわよ、ダイちゃんが回収しに来てくれなかったらあのまま溶解炉逝きだったわ。それに来ているっていうのは逆よ?私があの世界に行ったのよ。」

 

「そ、それって・・・・・・・もしかして、その人が貴方を作ったというの?」

 

色々衝撃的な内容を聞きながらもアイリスは警戒しながら言う。

 

「そうよ、私もダイちゃんもパパがお兄様をベースに作ったの。そして、私があの世界の技術を手に入れるために送られてシグマに付いたってわけ。わかる?」

 

「・・・・要はそのジジイがお前を仕向けてシグマを通じてイレギュラーたちをこの世界に連れてきたというわけか。」

 

ゼロたちが困惑しながらもなんとなく理解できた。

 

ベルカナは、そのダイちゃんなる弟と共に目の前にいるDr.アチモフにより作られたレプリロイドで、彼女がシグマに付いてイレイズ事件を起こしたのはイレギュラーのデータなどを回収するためだった。ガレスも恐らくその一環で作られたのだろう。

 

そして、経緯は不明だがVAVAを含める死亡したはずのイレギュラーたちをこの世界で再生させ、今回の事件を引き起こした。

 

尤も彼女の言う『お兄様』とは何者なのかは不明だが。

 

「アチモフマシン・・・・・何に使う気である?」

 

「世界征服に決まっとるっしょ!」

 

「世界征服!?」

 

「・・・・・俺のところのジジイと目的は同じというわけか。」

 

ドラメッドの質問に対して堂々と答えたアチモフに対してゼロは苦虫を食い潰したかのように言う。

 

「どんなに遠くにいても相手とテレパシーを交わせる『親友テレカ』のパワー!そして、あらゆるロボットのプログラムを一瞬で書き換えることができる『シグマウィルス』を使って世界中のロボット共を洗脳し、我々の奴隷にしてやるっしょ!」

 

「お前がこの世界に『シグマウィルス』を持ち込んだのか!それがどれだけ恐ろしい代物なのかわかっているのか!?」

 

シグマウィルスという言葉を聞いてゼロは思わず叫ぶ。

 

シグマウィルスの恐ろしさは自分の世界で十分過ぎるほど見てきた。

 

一般のレプリロイドを凶悪なイレギュラーへと作り変え、その治療法を探していたドップラーを一時的にとはいえ洗脳し、更には自分たちの世界を幾度もなく恐怖に陥れた凶悪な悪性コンピュータウィルス。その根絶は自分たちの世界ですら無理に等しい。

 

この世界にあってはならない存在なのだ。

 

それをアチモフは利用しようというのだ。

 

「もちろんわかっているっしょ。我々が使う『シグマウィルス』はダイナモがシグマから拡散して弱体化したもの。それだけではロボットを操るのは無理っしょ。だが、無限のパワーを引き出す『親友テレカ』から発する穢れの無い純粋なエネルギーを使うことで『シグマウィルス』特有のイレギュラー化を含める害悪な要素を取り払うこと、すべてのロボットが私の為すがまま動く洗脳ウィルスとして作り変える。そして、それをこのアチモフマシンで全世界に拡散すれば・・・・・世界はあっという間に私の物っしょ!」

 

「あっ、ちなみに私やダイちゃんたちは対象外よ。」

 

『ブモ』

 

アチモフが自分の世界征服計画を言うとドラメッドは厳しい表情で右拳をさらに一回り巨大化させる。

 

『決めた。絶対にぶっ壊すである。』

 

「えっ!?」

 

『ブモッ!?』

 

「や、やっ、やめるっしょっ!?」

 

マシンを壊そうとするドラメッドを見るなりアチモフ一同は慌てる。

 

そりゃあ、29年と11か月27日もかけて作ったマシンを壊されるのだから慌てるのも仕方ないが。

 

「こりゃドラパン!早くこのデクの坊を片付けるっしょ!!」

 

「えっ?」

 

ドラえもんたちとの戦闘でのダメージが残っているドラパンに対して、アチモフはすぐに巨大化しているドラメッドを止めるように命令する。ドラパンはすぐにキンキンステッキを使おうとするが、そばにいるミミミを見てすぐに躊躇ってしまう。

 

「ドラパンさん、お願いもうやめて。」

 

「くっ・・・・・・」

 

「こりゃぁ、ドラパン!私の命令を無視する気っしょ!?」

 

アチモフは苛立ちながら言うがその隙を突いてゼロは空円舞を使ってアチモフの目の前にまで迫る。

 

「ムムッ!?」

 

「その前にお前を拘束すればすぐに片付くことだ!」

 

ゼロはバスターを展開してマシンを破壊するためにチャージを開始する。

 

「ベルカナ、すぐにコイツの動きを止めるっしょ!?」

 

「無理よ~!!この杖、まだ修理中だもん~。」

 

「なんですぐに直しておかないっしょ!?」

 

「だって~~~パパがあれやれ、これやれって私の時間あんまりくれなかったんだもん~。」

 

駄々っ子のように言うベルカナに困り果てるアチモフを他所に、ゼロはチャージショットをマシンに向けて放つ。

 

「これでお前の野望も終わりだ!!」

 

「ま、待っ・・・・・・やめるっしょっ~~~~~~~~~!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時空間 ワイリー戦艦内

 

「ドクター、早速ゼロの反応をキャッチしましたぞ。」

 

時空間の中を移動するワイリー戦艦のブリッジでシグマは反応を確認しながら報告する。

 

「いいぞ、待って居れよゼロ。我が最高傑作よ。」

 

ワイリーは初めての時間旅行ということもあって淹れておいた紅茶を飲もうとする。ところがティーカップの中は既に空だった。

 

「ん?もう飲み干してしまっておったか。シャードマン、お茶のおかわりじゃ。」

 

ワイリーに言われるとシャドーマンは無言で次の紅茶を彼の愛用の恐竜の絵柄のティーカップに注ぐ。

 

「しかし、ゼロたちは大丈夫なのでしょうか?断片的に探知できたものでは戦闘を行っていたようですが。」

 

「ふむ・・・・確かに向こうの世界の戦力は未知数じゃからのう。それにワシのダブルギアのデータを持って行った以上・・・・おそらく改造・・・いや、改悪して使っておるかもしれん。」

 

シャドーマンの疑問に対してワイリーは推測を交えながら答える。

 

確かに自分の作り出したゼロはワイリーナンバーズの集大成とも言える最高傑作であり、自分の時代の軍隊を相手にしても勝てると言い張れる自信がある。だが、シグマとの戦闘で大破寸前のダメージの影響で不具合が起きているかもしれない。しかも、カウンターハンター事件時に新造したボディーと共に渡った追加武装のビームサーベルはドップラーの反乱で破損、デッドコピーでありながらもラーニングシステムと相性が良かったZセイバーもエックスの手に渡っていた。

 

つまり、あの映像に写っていたゼロはかなり弱体化してしまっている可能性が高い。

 

「・・・・・・会ったら直ぐにでも手直ししてやりたいが、まずはコイツを渡した方がいいかもしれん。」

 

ワイリーは、小さめのアタッシュケースを開きながら呟く。

 

「それは?」

 

「お前には関係ないわシグマ。それよりもゼロの反応を見失うでないぞ。」

 

「冷たいですなぁ・・・・」

 

やや不満ではあるもののシグマはゼロの反応を見失わないように集中する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22世紀 アチモフ城 中心部

 

 

ガンッ!

 

「なにっ!?」

 

発射されたバスターの光弾はマシンに命中する寸前で別方向から飛んできた光弾に相殺されてしまった。

 

「一体誰が・・・・・」

 

ゼロは飛んできた方を見ると目を大きく見開く。それは下にいたアイリスたちも同じだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゼ・・・・・・ゼロが二人?」

 

アイリスは自分たちの目の前でバスターを展開しているブラックゼロを見て唖然としていた。

 

カラーリングを除けばゼロと瓜二つで肩のアーマーの「Z」はアチモフを象徴する「A」へと変更されている。

 

「やるねぇ、兄貴。あんな命中寸前のバスターの弾を防いじまうなんてな。」

 

その後ろではダイナモがナイトメアソウル入りのカプセルを持ちながら見ていた。

 

「どういうことなの!?ゼロさんが二人いるなんて!?」

 

ドラミは二人を見比べながら混乱しかける。対するゼロはしばらく困惑していたもののすぐに彼が以前破壊したコピーだと気づく。

 

「・・・・・まさか、お前はあの時俺が破壊したはずのコピーか?」

 

「人を勝手にコピー呼ばわりするなオリジナル。」

 

ブラックゼロはセイバーを引き抜いて二段ジャンプをし、ゼロに斬りかかる。

 

「ゼロ!」

 

「「ゼロさん!!」」 

 

「おっと、悪いけどアンタらの相手は俺だよ。」

 

援護に行こうとするドラえもんたちを阻むようにダイナモはトリックショットで攻撃を仕掛ける。

 

「邪魔しないでよ!」

 

「そうも言ってられないんだよね。こちとら計画のためにコツコツやって来てたんだからさ。兄貴が相手をしている間は俺の遊び相手にでもなってくれよ。気楽にさ。」

 

ダイナモはそう言うと拳にエネルギーを収束させて床に打ち付ける。

 

「アースゲイザー!!」

 

ビームの柱が幾本も発生し、ドラえもんたちは回避するが巨体であるドラメッドには直撃する。

 

『ヌオッ!?』

 

ドラメッドは勢いのあまりに転ぶ。ドラえもんとドラミは特殊武器を切り替え、ダイナモのに向かって放つ。

 

「マグネットミサイル!!」

 

「クラッシュボム!」

 

「おっと。」

 

兄妹の攻撃をダイナモは軽々とジャンプで避ける。目の前にはサーベルを展開したアイリスが待ち構えていた。

 

「マジでかよ。」

 

「ハアァ!!」

 

アイリスの攻撃をDブレードで防御し、装備されているもう一刀で彼女を斬ろうとする。

 

「悪いけど足を一本もらうぜ!」

 

「・・・・・」

 

しかし、アイリスは左手に滅閃光を撃つ要領でエネルギーを収束させることでブレードのエネルギー刃を中和し、ダメージを受けることを防ぐ。

 

「えっ!?」

 

「今よ!」

 

アイリスが下がった瞬間、ドラえもんとドラミが次の攻撃の準備をしていた。

 

「やばっ・・・・・・・」

 

「パワーギアチェインブラスト!!」

 

「エアーシューター!!」

 

二人の攻撃に対してダイナモは避ける暇すら与えられず受けそうになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

21XX年 ハンターベース

 

ハンターベースの外で待機しているビッグエディーの前でエックスは、各面子の最終確認をしていた。その現場には出発を見送るシグナスたちの姿も見える。

 

「これから俺たちは未知の領域へと踏み込もうとしている。行き先では既に敵が待ち構えているかもしれない。最悪な場合ここに帰って来る者が誰一人いないかもしれない。時間旅行というのはそれだけの危険なことだ。」

 

エックスは各メンバーを見ながら言う。

 

「出発前、これが最後のチャンスだ。この中でこの話を聞いても俺と一緒について来てくれる者は一歩前に出てくれ。ここで引き返しても何も言わない。ついて来てくれる者はいるか?」

 

その言葉を聞くと各メンバーは一歩前に出る。どうやら残る者は誰もいないようだ。それを確認するとエックスは

 

「ありがとう。これよりDr.ワイリーの追跡を開始する!!総員、直ちに乗船せよ!!」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

17部隊は駆け足でビッグエディーへと乗り込んでいく。それにジャイアン、スネ夫、静香、ロールにカリンカも続いて行く。

 

「シグナス。」

 

「うん。こちらは我々で何とかする。エックスもマーティも気を付けてな。」

 

「あぁ。」

 

「ハンターベースは我々アルバイターが責任をもって守る!安心して行ってくれ!!」

 

ジャイロマンはアルバイター代表として手を強く握った。

 

「頼むよ。」

 

「うん!」

 

「お兄ちゃ~ん!!」

 

「エックス、アタシたちも早く乗るわよ!」

 

「わかった!」

 

玉美を抱えたマーティに言われ、エックスは敬礼をしてビッグエディーの中へと入る。

 

中では隊員たちが各配置に着き、準備を整えていた。

 

「出力安定。」

 

「精密機器に異常なし!」

 

「システム、正常!」

 

「まもなく時空間へのゲート、開きます!」

 

ビッグエディーのブースターが点火し、機体は上昇する。上空には時空間へと繋がるゲートが開き、機体は中へと入って行く。

 

「時空間へ突入します!」

 

「進路再確認、目標ポイント指定。座標をセットします!」

 

ビッグエディーは時空間へと突入し、目標座標を頼りに航行を開始する。

 

「進路の確認を怠るな!航行開始!目標、パラレルワールドの22世紀!!」

 

かくしてエックスたちの追走劇が開始された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22世紀 アチモフ城 中心部

 

「・・・・・・・あれ?」

 

直撃したと思い目を伏せていたダイナモは、自身に何のダメージも受けていないことに気づいて前を見る。

 

目の前にはドクロの形をしたバリア発生装置が彼の周囲を覆って防御膜を張っていたのだ。

 

「なんだあれは!?」

 

自分たちの攻撃を防ぎ切ったバリアを見てドラえもんは唖然とする。

 

「あ、あれって・・・・・・・」

 

ドラミはダイナモの背後を見て目を丸くする。

 

「さっきから派手な爆発音が聞こえたかと思ったら・・・・・こんなことになっていたとはな。」

 

そこにはスカルバリアを展開していたスカルマン、まるで仲間のようについて来ているリングマンの姿があった。




最近、ドラえもんの映画あまり見ていないな・・・・・今の子供はしずかちゃんのシャワーシーンとかNGなんだろうか。

X6編後に展開予定の劇場版編で次のうちどれがいいと思いますか?(飽くまで現在投票の中で二票以上入っているものの中での取り決めです)

  • ネジ巻き都市
  • 雲の王国
  • 鉄人兵団(現段階ではリメイク版)
  • ロボット王国
  • このままX7編へ

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